レコードプレーヤー探訪

レコードプレーヤー探訪 KP-F7

モーターが見たくて入手しました。
トリオのKP-F7。
ヤフオクで1000円落札。

アンプKA-900、チューナーKA-800、スピーカーLS-100などと
組み合わせたシスコンのレコードプレーヤー。
単品販売もしています。

私の記憶では、この頃のトリオは凄く勢いがあり人気もありました。
KA-800とLS-100はかなりお気に入りでした。
ちなみに当時私が買ったアンプはその下のKA-7Xです。
安いけれどオーディオ評論家の評判が良かったんでw。

外観はそこそこのジャンク品。

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このデザイン、
トリオの最高峰レコードプレーヤーL-07Dをどことなく匂わせています。
フルオート機としては当時トリオで最も高かったので力が入っています。

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トーンアームは当時人気だったローマスストレートアーム。
複合構造で高剛性とうたっています。
アームベースはなくそれらしき形状の筐体一体型。
筐体は樹脂系レジン材で重くて硬いので剛性はあります。

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オルトフォンのOEMカートリッジF15O MkⅡが付属。
「150」ではなく「15O」(末尾はOEMの「O」)。

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プラッターは慣性質量が330kg・cm2と大きくトリオらしいです。
慣性とクォーツのダブルロック。
ただあまり重くなると軸受が大変なので外周の厚い部分は中空。

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筐体がレジン材なのが分かります。
サイドのウッド調の部分はプラスチックに木目印刷。
この辺りは中級機なりと言えそうです。

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底板は薄めですが、筐体がしっかりしていて、
脚は筐体にねじ止めされているので全体の剛性には影響なでしょう。
トーンアームの下部だけプレス鉄板なのは、
トーンアームメカが出っ張っているからです。
シールド効果もあるのでしょう。

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コンピューター制御フルオート機なので、基板がたくさんあります。

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トーンアーム駆動は専用モーターで行い、アーム上下はソレノイド駆動。
非接触式エンド検出で、メカはそれほど複雑ではありません。

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トーンアーム制御基板。
左中央辺りのICがトリオ独自開発のマイクロプロセッサー。
ICにはテキサスインストルメント(TI)のロゴがあるので、
設計はトリオ、製造はTIなのでしょう。
I/Oがトランジスタで構成されているのは時代を感じさせます。

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モーター制御と電源周りの基板はこんな感じ。

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モーターはコアレススロットレスの扁平モーター。
後程詳しく説明します。

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回転制御基板は適度にIC化されています。

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電源は+21V、-21V、+20V、+15Vの4電源になっています。
モーター駆動±21Vは簡易安定化されておらず、
簡易安定化された+15Vはトーンアーム制御系の電源。

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電源トランスはゴムで浮かして取付けています。
リモコンを接続できるDIN端子が付いています。

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電源スイッチはプッシュスイッチですがメカとして使用。
電源の入り切りはマイクロスイッチになっています。
AC100V耐圧で電流を多く流せる小型プッシュスイッチがなかったのか。
マイコン系統の電流がそれなりに多くなっていますので。

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クォーツロック時に点灯するランプが電球というのも時代を感じさせます。

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筐体は硬くしっかりしています。
トーンアーム支点とターンテーブル支点をリブで一体化と言っていますが、
大したリブではありません。これではギミックレベル。

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例によってモーター制御系統のみ外しました。
これらでレコードプレーヤーを再構築します。

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いつものお遊び。モーターは問題なく回ります。

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モーターの軸受部分はBSBM材で周りを包んで強化。
コイルが厚いのでトルクはそれなりに大きいと思います。

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コイルが偏った配置になっています。

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写真上方の丸い部分がFGなのですがこの形状は見覚えがあります。
以前紹介したオンキョーやサンスイの20極30スロットモーターと同じです。
このモーターはそれらと同じメーカーのものと考えられます。

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プラッターの裏側を見るとこれもどこかで見覚えがあります。

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トリオのKP-F605 MkⅡと同じ型番です。共用品ですね。
こちらは回転数調整用のストロボパターンがあります。

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ストロボパターンのところを良く見ると。
KP-F7は丸い突起。

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KP-F605 MkⅡの方は、黒色塗料を吹いた後で、
突起の頭をスライスして反射面を形成。
ストロボ加工の仕方が分かって面白いですよね。

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KP-F7は当時の流行りと技術を取り入れて上手くまとめていると思います。
まあ私の趣味には合わないので、これを使いたいとは思いませんが。

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レコードプレーヤー探訪 AUP-8000

久しぶりのこのネタ。珍品紹介です。
新日本電気NECのAUP-8000。
昔はNECもオーディオ製品を作っていました。
オーディオブランド名はDianGo。
こういう珍品が好きですw。

以前兄弟機AUP-7000を紹介しました。

http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-b9dac0.html

ネット上で紹介されていないから興味が湧いたのですが、
使えそうなカートリッジが付いていたので、
レコードプレーヤーがゴミだったとしても元が取れます。
ヤフオクで1円落札。送料のみで買えたことになります。

それほど汚れはありませんでした。

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木目調でないとヤフオクでは人気がありません。
グレーは落ち着いた色調で私は良いと思います。

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これが使えそうなというか。
問題なく使えたカートリッジ。
オーディオテクニカのAT10dの元なのか廉価版なのか。
針とカンチレバーが無傷なのは針カバーがあったからでしょう。

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モーターの方も問題なく回転しました。
弟機AUP-7000との違いはサイズ違いでした。
こちらは一回り大きい 490mm×410mm。

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これは見覚えがあるようなモーターですよ。

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ACサーボモーターなのでプラッターは軽く、
外周を厚くして慣性質量をかせぐこともしていません。
内周のでっぱりはベルトドライブのベルトをかけるところ。
ベルトドライブと共用のプラッターなのです。
AUP-7000(ダイレクトドライブ)のプラッターとも共用。

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トーンアームベースはプラスチック。
廉価系のトーンアームです。
アームベース周りはAUP-7000と類似。
ただしキャビネットが大きい分トーンアームは長くなっています。

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脚は底板に直付けで、高さ調整機構なし。

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底板は安っぽい材質で薄め。

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電源トランスレスのACサーボモーター。
マニュアル機なので中身スカスカ。

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モーター周辺の配線。AC100Vが直接配線されています。

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このモーターは他に何度も紹介しているFUJIYA ELECT製。
外形からするとLUXMAN のPD282と類似のものです。

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回転制御基板。AUP-7000と同じ型式の基板です。

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トーンアーム下の配線周りのシールドはスカスカ。

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掃除をしたらすっかりきれいになりました。
ゴムシートは汚れがとれなかったので、
オーレックスのものを載せてあります。

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問題なく使えます。普通に聴くには十分な性能です。
こういうシックなデザイン、私は好きです。

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モーター乗せ替えのベースにしようと思ったけれど、
私のオーディオラックに載せるには奥行が長く、
このまま誰かに使ってもらった方が良いと思いハードオフへ。
カートリッジとヘッドシェルはなしで、
そこそこの値がついたので儲かりましたw!

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レコードプレーヤー探訪 DJ-2500SQ

ターンテーブルシートに埃がつかないようにするための
STANTONのスリップマット目当てで購入。
KIKUTANIのDJ-2500SQです。
ハードオフのジャンクで¥550。

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ダストカバーは載せるだけのもの。
DJ用ですからね。
外観はそれほど悪くありません。
フェルト製のスリップマット。現在使用中。

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トーンアームはこの手のレコードプレーヤーの定番で
テクニクスタイプ。
高さ調整もできます。

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プラッターの縁が高くなっています。

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モーターのローターが丸見えです。
こうなっているのは理由があります。
この筐体がベルトドライブにも使えるように設計されているのが
見て取れます。

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プラッターはペラペラで超軽量。
形状からするとベルトドライブと共用です。

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軽量過ぎてモーター軸に挿しただけでは、
プラッターが空回りするんでしょうね。
そうならないように、モーターのローターに穴が2個開いていて、
プラッター裏の2個の突起が挿せるようになっています。

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こんな軽量プラッターにするのは弱いトルクのモーターで
立ち上がりを速くするためでしょうけれど、
慣性質量がほとんどないので、手で押さえればすぐに停止します。
プラッターが回り続けようとする力が弱いのです。
使用するうえでは、
テクニクス本家の重いプラッターの感触とは異なるはずです。

裏返してみると電源コードが下から刺さるようになっています。

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底板を外そうとしたら軽く外せないのでなぜかと思ったら、
この錘のせいでメチャクチャ重かったのです。
ヘルスメーターで計ったら4.2kgもありました。
クラブの大音量でハウリングしないために必要なのでしょう。
この重量増方法が一番安上がりなのかも。

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脚はプラスチックですがしっかりしたものです。
テクニクスのレコードプレーヤーと互換性があるかもしれません。

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中身はモーターと回転制御基板が目立ちます。

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扁平モーターでした。
パイオニア系列のものか?
モーター駆動ICなどが載る基板と一体化しています。

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回転制御基板は裏に表面実装ICが実装されています。
たぶんこの手のICが表面実装用しかないか、
DIP ICより安いのでこうなっているのでしょう。

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表にはスライドフェダー、トランジスタ、抵抗、コンデンサーなどが
実装されています。

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針を乗せる辺りを照らすライトがポップアップする機構です。
ランプのON/OFFはマイクロスイッチを使用。

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ストロボライトはLEDになっています。
ちなみにこのライトはクォーツロックと同期していません。
同期しているとスライドフェダーでピッチを変えた時に、
ストロボが流れないからでしょう。

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電源トランスはゴムで浮かせて取付けて防振しています。

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トーンアーム取付け部を下から見ると機能がコンパクトに
まとめられているのが分かります。

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モーター単体を見るとローターは意外と大きいです。

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駆動コイルが6個あるのでトルクが強いほうではないかと思います。
ローター外周の磁石は回転数検出用。
モーター軸は細いけれどプラッターが超軽量なので問題なし。

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軸受周りはガッチリしているけれど、軸受部の周りは開いています。
これってフルオートのトーンアームの駆動ギヤを取付けるための
名残だと思います。
他のレコードプレーヤーと共用の部品なのでしょう。

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モーター取付け部の支持プラスチックは心もとない作り。
何度も書きますけれど超軽量プラーターなのでこの程度で十分。

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筐体はリブがたくさんある複雑形状。
これを作る精密金型は高いでしょうね。
この筐体をいくつ作ったら元がとれるやら。

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こんなところにも錘が取付けてあります。
リング状のものは鉄製です。
モーターの開口が大きいので補強にもなっていると思います。

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トーンアームのベースはプラスチックです。
下に鉄板のリングが取付けられているのは、
トーンアーム高さ調整機構の動きを保証するための補強か。

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この手のレコードプレーヤーを使ってみる気はないので
ばらばらに分解。
いつものように回転部のみでプラッターを回して遊びました。
モーターは問題なく回転しています。

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DJ用レコードプレーヤーをばらしてみると、
色々な工夫があって面白いです。

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JL-B37Rの修理

またヤフオクで落札してしまいました。
ビクターJL-B37R(¥1.100)。
ビクターのレコードプレーヤーが好きですよね~w。

ダストカバーなしです。
汚れは少ない方です。
ターンテーブルシートは劣化していて使えません。
回転が不安定です。

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このプレーヤーは一度紹介しているので詳細は省略します。
中身はこんな感じ。

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回転が不安定ということで、
まずは回転数調整ボリュームへ接点復活剤を吹きかけてみましたが、
直りません。
次はというと回転数切替用マイクロスイッチの接触不良。
写真の上のマイクロスイッチが回転数切替用で、
下のマイクロスイッチが電源入/切用。
ノブを回すと2個のスイッチが同時にON/OFFするようになっています。

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秋月電子の通販で購入したマイクロスイッチに交換します。
ただし端子の位置が異なるため、
ベースのプラスチックに端子が当たってそのままでは取付不可。
ですのでベースの一部を切り取って取付けました。
マイクロスイッチの接触不良は結構あるので要注意。

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マイクロスイッチの交換でも回転は安定しませんでした。

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ということで制御基板の半固定ボリュームを新品に交換して、
一部のトランジスタも交換。
日本無線のオペアンプ4588DBも新品の4588DDに交換。
4588DDは若松通商で購入。

ところで修理というと、
電解コンデンサーの交換という安易な発想になりがちですが、
私の修理経験では液漏れしていたり頭が膨らんでいたりしなければ、
電解コンデンサはまず大丈夫です。
それよりトランジスタが壊れている可能性のほうが高いです。
汎用トランジスタ(2SC1815とか)なら1個10円か20円なので、
電解コンデンサを意味のない銘柄品に替えるよりずっと安上がりです。

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それでも回転不安定はおさまらず、
結局VR804を右いっぱいに回したら安定したのでそれで良しとしました。
ストロボを見た感じでは、
このモーターと回転数制御回路はなかなか安定しています。

ということで今回は使用することにしました。
手がかかったやつほど手元に残したくなります。
オーディオラックにセットしてしばらく使っていました。
ちなみにダストカバーはジャンク落札して保管していた
KP-7300から外したものを取付けました。
この肉厚ダストカバーはビクター純正品より質が良いです。

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私はこのレコードプレーヤーが気に入っています。

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レコードプレーヤー探訪 JL-B41Ⅱ

ご無沙汰しております。
ブログを書くのが面倒なのでなかなか更新できません。
この連休中に何回かアップします。

2度目の登場。
ビクターJL-B41Ⅱです。
前の物はトーンアームが壊れていたので、
今回は壊れていないものを入手。
ヤフオクでジャンク¥1,100。

それほど汚れていません。
以前紹介したのはアルペンオーク仕上げでしたが、
今回のものはホワイトスプルース仕上げです。

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キャビネット側面にテープの残骸がありましたが、
これはきれいにはがせました。

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このトーンアーム特有のバランスウェイトの垂れは少ないほうでした。
このトーンアームだけ外して、
レコードプレーヤー再構築に使うことも考えたのですが・・・。

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2度目なので細かい紹介はしません。
JL-B31と同じACサーボモーターです。
電源トランスレスなので、
コンセントからの電源でモーターを直接回します。

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もともと汚れ少な目でしたが、
お掃除したらすっかりきれいになりました。

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メンテナンスは速度調整ボリュームの接点復活剤処理くらい。
問題なくレコードを聴けます。
良いプレーヤーだと思います。

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こうなるとバラスのはもったいないです。
ヤフオク再出品は面倒なのでハードオフへ。
そこそこの値がついたので、ほんの少し儲かりましたw。

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レコードプレーヤー探訪 KP-7300

20年ほど前にトリオのKP-7300を入手したことがあったのですが、
少し使用してヤフオクで売ってしまいました。
その時は詳しく見ていなかったので、
レコードプレーヤー探訪記事用に入手しました。
ヤフオクの¥1,210ジャンクです。

ダストカバーにシールが貼ってあり、ネームプレートがありません。
KP-7300のネームプレートは両面粘着テープで貼ってあるので、
経時劣化で位置がずれてしまったり、外れてしまったりします。

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ゴムシートは比較的きれいでストロボスコープも剥がれがありません。
キャビネットに貼ってあるシートは角が少し捲れたりしています。

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プラッターの円周部分に擦れた跡があるのは、
輸送時の振動などで瞬間的に強い力が加わり、
モーター軸が傾いたり曲がったりして、
プラッター端がキャビネットにぶつかったということです。
軸は弾性変形なのでプラッターがキャビネットに擦れ続けることはありません。
こうならないように重いプラッターは外して輸送すべきです。

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トーンアームはしっかりした良いものですが、
個人的にはインサイドフォースキャンセラーがないのがN.G.です。

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モーターなどが収まっている部分に厚めで重い鉄板の底板があり、
トーンアーム下部は例のMC材の錘が貼り付けてあります。
モーターのトルク変動でキャビネットが水平回転するのを抑えるための錘。

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脚は主に垂直に弾性を持つようになっています。
取付けネジはM6で長さが長くなっています。

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キャビネットの中はモーターと回転制御基板と電源回路だけなのでシンプル。

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電源トランスは防振ゴムで浮くようになっています。

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制御回路はシンプル。

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モータートルクを大きくするにはコイルに電流をたくさん流す必要があり、
駆動するトランジスタは大きいものが3個ついています。
放熱のためにトランジスタはアルミ板に取付けてあります。

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モーターと電源回路基板。
モーターケースは鉄板で軸受も厚い鉄板です。
電源フューズが付いていないのは安全上問題があります。
フューズホルダーを付けるパターンがあるのになぜだろう。
モーター起動時に突入電量が多くてフューズが切れやすく、
それでフューズを入れられなかったのかも?
ちなみにソニーのレコードプレーヤーもほとんど電源フューズがないです。

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モーターはしっかりしたアルミダイカストのベースを介して
キャビネットに取付けられています。

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モーターケースは浅いカップ形状。

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30スロットのステーターが緻密でカッコイイ。
ケースの中に制御回路はなし。

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ローターは厚めの鉄板でプラッターが重いので軸はかなり太いです。

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似たような構造のKP-M350のモーターと比較してみました。
軸受の穴径がかなり違うことが分かります。
左:KP-M350、右:KP-7300

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プラッターは重量2.6kgで慣性質量は440kg・cm2。
外周が厚いだけでなく平たい部分も厚めです。

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回転数が不安定なので速度調整ボリュームに接点復活剤を
かけようとしましたが密閉構造なのでそのまま。
速度切替スイッチの押し方によっては回転しないこともあるので、
これはもうスイッチの接触不良が疑われました。
電源ON/OFFと回転数切替が一体化したスイッチは、
2段重ねのマイクロスイッチになっています。
上が速度切替用で下が電源ON/OFF用です。

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右側の速度切替スイッチが接触不良です。

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他のレコードプレーヤーから外した接触抵抗に問題ないものに交換。

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オヤイデのストロボパターンにネオンランプを当てて回転数を確認。
スイッチ交換で正常に安定して回転するようになりました。
モータートルクは1.1kgなのでプラッターが定速回転になるまで
時間がかかります。

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しっかり作られたレコードプレーヤーであることを再認識。
私はシンプルなデザインも好きです。
ラックに載せてしばらく使ってみました。

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実はKP-7300をもう1台安く落札してネームプレートを移植しました。
トーンアームにインサイドフォースキャンセラーがあればなぁ~。

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良いレコードプレーヤーだと思います。
しばらく使った後、ハードオフへ売りました。
そこそこの値で売れたのでニンマリ。

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レコードプレーヤー探訪 YP-D5

モーターというか回転制御基板が見たくて入手。
ヤマハのYP-D5、ヤフオクジャンクで1100円です。
このレコードプレーヤーは意外と落札価格が高いのですが、
私には理由が良く分かりません。

ジャンクなので外観は悪いです。
赤色の45回転アダプターがかわいいw。

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独特なデザインです。
手前のアルミパネルがモダンな雰囲気ではありますが、
全体としてはどこか垢ぬけないデザインだと思います。
細いトーンアームは当時人気の軽針圧カートリッジ対応。

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オートリターン機能付き。フルオートではありません。
トーンアームの駆動力はモーター軸から得ています。
レコードのエンド検出はメカ式。

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トーンアームは独特なデザインで、
その後のP-XXXシリーズのレコードプレーヤーへつながるもの。
アームパイプに取付けたサブウェイトをスライドさせて、
針圧をかける方式です。

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高さ調整できます。
上下動をガイドする丸棒にアーム可動部を固定する方式は、
ヤマハレコードプレーヤーお得意の方式。
これはその丸棒が細めなので強度的に不安ではありますが、
トーンアーム本体が超軽量なのでこれで良いのでしょう。
ベース部分はプラスチック。

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底板にゴム脚を直付けしていて高さ調整不可。

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その底板は薄くて安っぽいもの。

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中身は比較的スッキリしています。
オートリターンはメカ式なので、
電気回路はモーターの回転制御のみ。
メカ部は薄めの鉄板に組まれています。

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モーターは扁平タイプで、
ビクターのQL-A2、QL-F4と同じです。

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この回転制御基板が見たかったのです。
ビクターはモーター駆動トランジスタがディスクリートでしたが、
こちらはIC化されています。
部品数が少ないので信頼性は向上します。

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トーンアームコード接続部のシールドケースは小型。
赤色のマイクロスイッチはモーター回転ON/OFF用。
ですのでトーンアームを動かすとプラッターが回転します。

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縦型ラグ板ではなくプリント基板を介してアームコードへ接続。
これは分解中の写真なのでマイクロスイッチは取り外し済み。

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電源トランスはキャビネット上面から吊るして取付け。
メカ部を取付けた鉄板はアースに接続しています。

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防振ゴムを介して取り付けられています。

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掃除して使う気にもなれないので分解中。
手前のアルミパネルはしっかりしたもので、
そこにスイッチが取付けてあります。
「PLAY」と「CUT」はメカスイッチなので、
機構を押すための丸棒しかありません。

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メカはシンプルになっています。
鉄板にプラスチックを射出成型して機構を形成しています。
写真右下の四角穴部分をスイッチの丸棒で押すことにより、
動作するようになっています。

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筐体の他の部分は適度な厚さの板なので必要強度はあるでしょう。

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トーンアーム支持部は全てプラスチックで構成。
そのため非常に軽量に作られていて「華奢」そのもの。
私はこういうプラスチッキーなトーンアームが嫌いです。
アームパイプだけは金属です。

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アルミダイキャストのように見せかけたプラスチック。
ヤマハのレコードプレーヤーはこういうところで手抜き。

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電気パーツ(モーター以外)はこれだけしかありません。
合理的な設計は好きです。

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電源スイッチはランプ部分が別の機構になっています。
当時のヤマハアイコンの正方形自照スイッチ。

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このモーターは前述のとおりビクターQL-A2、QL-F4と同じもの。
ローターマグネットとステーターコイルはそこそこ大きいので、
トルクはそれなりにあると思います。

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この独特形状のプラッターを使ってみたくて入手したところもあります。
外周部は薄く、半円柱で慣性質量を少しかせいでいます。
外から見ると重そうですが、肉厚がないので軽量1kgです。
またアルミダイカストの成型精度が悪いように見えます。

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恒例、モーターだけで回してみました。
クォーツロックなので回転は安定しています。
モーターと制御基板を接続するコネクタが接触不良ぎみ。
悪条件保管で劣化したものと思います。
モーター駆動ICに放熱器がないためか、かなり熱くなります。
ここまで熱いと寿命が気になります。

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このモーターでレコードプレーヤーを再構築するかは不明。
部品一式は保管しています。

最後にYP-D5を解剖してみての感想。
私にとっては魅力的なレコードプレーヤーではありませんでした。
このレコードプレーヤーのどこが良いのだろうか?

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レコードプレーヤー探訪 QL-F55

これもまたモーターが見たくて入手。
ビクターのQL-F55、ヤフオクでジャンクを1000円落札。

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ダストカバーの蝶番が1個ありません。
はなからこれを使う気はないのでO.K.。
ばらして中を見て、モーターが使えそうなら使ってみるか
というところです。

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ゴムシートの表面はレコードが滑らないように独特な仕上げ。
この頃流行りのローマスストレートパイプのトーンアームは
見るからに華奢です。

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ダストカバーの蝶番が1個ないのといい加減な梱包のせいで、
トーンアームは輸送中に根元からポッキリ折れてしまっていました。
ご覧のとおり根元がプラスチックなのでこうなります。
普及品はここがプラスチック製の場合が多いです。
トーンアームを支える部分がプラスチックだと使う気になりません。

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プラッターを外すとこんな感じです。
外周が薄いプラッターしか取付けられません。

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薄くて外周も厚くない軽量プラッターです。
ダブルサーボクォーツ制御なのでプラッターの慣性質量に頼る必要なし。
ということなのでしょう。
しかしレコードを乗せるベースとしては頼りないです。

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クォーツロックを外せばピッチ調整可能。

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ピッチの変化を示すアナログチックなメーターはチープなメカ式w。

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底板は鉄板なのでそこそこ剛性はあります。
まあこれはハウリング対策の重量増が大きな目的。
脚は外してあります。脚の写真は撮り忘れました。

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脚はこの底板ではなく強度不足なプラスチックキャビネットへ取付け。
底板には脚を取付ける部分を通す穴が開いています。
鉄板とは言え比較的フラットな形状なので剛性は低めだと思います。

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フルオートメ式の割に中は余裕があります。
筐体は薄めのプラスチック製なのでリブがあっても剛性は低いです。

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フルオートメカは意外とコンパクトにまとまっています。
それほど複雑ではなさそうです。

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このモーターが見たかったのです。
お決まりのチープな扁平モーターでした。
扁平モーターは軸受けに磁石の吸引力もかかるので、
軸受け底部がプラスチック製のものは敬遠したいです。
モーターの回転制御基板はモーターと一体化しています。

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電源トランスは防振ゴムを挟んで取付けてあります。

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モーターと電気部品を取り除いた筐体は複雑な形状。
射出成型するための金型が高いので、量産しないと元がとれません。

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電気回路はモーターを回すだけなので部品構成はシンプル。
これもマイクロスイッチで電源をON/OFF。

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回転数制御基板はIC化により部品数は少ないです。
前の記事で紹介したヤマハP-650と同じICがあります。

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モーターコイルは薄いので回転トルクは多くないでしょう。

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ローターマグネット下の基板にFGのくし形パターンがあります。
ローターの軸は太めでなので剛性は高いでしょう。

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さて、いつものようにモーターだけでプラッターを回して遊びました。
オーレックスSR-355(前に解体して保管していたもの)のプラッターを乗せ
(篏合部は合う)、30分くらい回したらモーターが回転しなくなりました。
プラッターが重いので駆動ICが過負荷で壊れたのか、
コイルが焼き切れたのかは不明。
ジ・エンドです!

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全てガレキとして捨てました。
定価¥49800なりのレコードプレーヤーです。
簡単にレコードを聴きたい人向け。
今こうして見ると、この価格帯に技術的な能書きは不要だと思います。

さて、ここでモーター考察。
下の写真は左から本機、ヤマハP-650、オーレックスSR-Q55。
モーターベースの形状、制御回路構成、基板一体化有無などの違いこそあれ、
同じ型式「TK-MF1 94V-1」と記載があります。
軸受の太さも同じくらいで、ローターの形状も似ていました。
同時期に保有しておらず写真比較なので断言はできないですが。

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また下の写真は本機(上)とヤマハP-650(下)の回転制御基板です。
基板型式は「MDC-944G」と「MDC-944B」で、レビジョン違いのみ。
どちらもモーター駆動ICはVC5021で、クォーツ制御ICはVC4046です。
「VC」ってビクター製ってことなのか?
本機はダブルサーボということなので、
MSH4001RS周辺の部品がその回路と予想。

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こうやって比較してみると、モーターは1社で製造していて、
納入するメーカーによってカスタマイズしていたらしいことが分かります。
モーターを作っていたのは、
日本サーボ(現ニデックアドバンスドモーター)と考えるのが妥当か?
当時の普及レコードプレーヤー製造の状況が見えてきて面白いです。

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レコードプレーヤー探訪 P-650

これもモーターが見たくて入手したレコードプレーヤー。
ヤフオクジャンクで1,000円。
外観はまあまあです。
ダストカバーを閉めたまま操作できるボタン配列になっています。

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ダストカバーの蝶番がありませんが
これを修理して使う気はないので問題なし。
出力コードは細めです。

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ターンテーブルマットには放射状のスリットが入っています。
奥3分の1ほどが1段高くなった独特形状のキャビネットは、
この頃のヤマハレコードプレーヤーのアイコンでもあります。

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プラッターが収まるところの形状から、
プラッターの外周が薄いことが分かります。

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トーンアームの駆動力はモーターから得るタイプです。
レコードエンド検出はメカ式。

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トーンアームはこの頃流行りのストレートローマスタイプ。
私はこういう華奢な作りのトーンアームが嫌いです。
茶色の汚れは置いてあった輪ゴムが熱で溶けた跡か?

パイプホルダーを大型にして視点から30mmを2重構造にしたらしいですが、
そのホルダー部分(垂直に可動する部分)がプラスチック製では、
説得力がないように私は思います。

ヤマハの普及価格レコードプレーヤーはここがプラスチック製のものが、
多いように見えます。
なのでプラスチック嫌いの私はヤマハレコードプレーヤーを使う気になりません。

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トーンアームパイプ上のサブウェイとで針圧を印加します。

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バランスウェイトの中は中空で軽量になっています。
当時はローマスMM型カートリッジが主流で、
このレコードプレーヤーで重いMCカートリッジを使う人を
想定していないためこれで良いのです。

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底板にゴム脚を直付け。
この小型ゴム脚でハウリングマージンが向上するか疑問です。
向上とは言っても微々たるものなのでしょう。

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底板は薄めのプラスチック製で、リブがあっても剛性は高くないでしょう。

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フルオート機なのでメカはありますが意外とスカスカ。
キャビネットはBMC材らしいですがそれほど厚くないし、
剛性は高くなさそうに見えます。

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見たかったモーターはこの頃主流の扁平小型モーター。
回転制御基板と一体型ではあるけれど、
前の記事で紹介したSR-Q55と同系列のものに見えます。

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回転制御基板はIC化により部品は少なく、
モーター駆動部はパワーIC化されています。

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複雑で繊細そうなフルオートメカは鉄板の上に組んであり、
モーターもその鉄板に取付けてあります。
キャビネット直取付けの場合、
外力や経時劣化などでキャビネットがゆがむと、
メカが動かかなくなってしまうのでこうしてあると思います。
また鉄板にフルオートメカを組んでからキャビネットに取付ければ、
組み立ての効率が良くなります。

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主電源のON/OFFは電源トランス近くのマイクロスイッチで行っています。

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電源トランスはきちんと防振ゴムで取付けていて、
出力コードはプリント基板を介して取付けています。

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プラッターは高さが高くて、外周は厚くなっていません。
コギングがないモーターということですし、
重くて慣性質量が大きいと小型モーターの負担になるだけなので
これで良いのです。

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ローターを外してみました。
軸は太めなので安心感があります。
プリント基板のコイル配線色の日本語表記とかに
SR-Q55のモーターと類似点があります。
このモーターも日本サーボ製なんでしょうかね?

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モーターコイルは薄いので回転トルクはさほどないでしょう。

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いつものとおりモーターの電気系を外しました。
このモーターでレコードプレーヤーを再構築する気はありません。

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P-650は定価¥49800なりのレコードプレーヤーです。
当時の実売価格は4万円台前半くらいだったと思うので、
オーディオにも一応興味があります程度の人向けとしては合格点か?

前に自作レコードプレーヤーにサンスイレコードプレーヤーのプラッタを
取付けてみたと書きました。これです。

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それに今回のヤマハレコードプレーヤーのプラッターを換装しました。
ストロボパターンはないので、ストロボライトは撤去。
実はこれもやってみたかったのです。

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このレコードプレーヤーはこれで落ち着きそうです。

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レコードプレーヤー探訪 SR-Q55

自分で言うのも何ですが、
私は好奇心の塊なのでとにかく色々なものが見てみたいです。

今回はオーレックスのSR-Q55が餌食となりました。
ネット上に情報はあまり上がっていないと思います。
ヤフオクで1円落札。

はっきり言って超汚いです。
悪環境に保管されていたことは間違いありません。
ダストカバーは再利用不可。
ソニーのカートリッジとヘッドシェルが付いていたので、
それをヤフオクで売れば送料の半分くらいにはなるでしょう。

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クォーツロック・フルオートプレーヤーです。
プラッターの外周に1ヶ所レコードサイズ検出用の突起があります。

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メカ式レコードサイズ検出ってどうなんでしょうね。
まあこのレコードプレーヤーを買う人は利便性重視でしょうから
これで良いと思います。

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トーンアームの駆動力はモーターの軸から取るタイプ。
右端の白いレバーとプラッターの突起でレコードサイズを検出。

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プラッターは軽量でペラペラ。

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トーンアームの支持部はプラスチック。
フルオートメカにコストがかかる中級機なのでこの辺りは当然の選択。

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底板は薄い板で、安っぽいゴム脚が直に取付けてあります。

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この板、何という名前なのでしょうか。
昔のテレビ(ブラウン管使用)の裏板とかに使われていたアレです。
強度は低いです。

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キャビネットは薄いプラスチック。
リブで強化していますが剛性は低いです。

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複雑なフルオートメカは鉄板上に組まれています。
この状態で中身は良く見えません。
これを組み立てるにはかなりの工数がかかるでしょうけれど、
人件費が安かった頃の日本では安く組み立てられたのでしょう。

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アームケーブルの接続にはプリント基板を使用。

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電源トランスはきちんとゴムを介して取付けて防振しています。

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いつものことですが、このモーターが気になっていました。
右側に強度を補う鉄板が共締めされています。
やはり鉄板モーターは強度不足ということか。
軸受部がプラスチックというのが気になります。

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この頃主力の扁平マグネットの小さめのモーター。

P108_20240728133101

モーターはボスを介してフルオートメカの鉄板に取付けいます。

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モーターのローターを外してみました。
軽量プラッターの割には軸が太めです。
ローター磁石の一部に焦げたような跡があるのが気になります。

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クォーツロックの回転制御基板。
クォーツ制御部は東芝のカスタムICになっています。
モーター駆動はディスクリートのトランジスタです。

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フルオートメカボードを裏返してみました。
複雑な機構になっています。
こんなの今日本で組み立てたらコスト爆上がりですw。
レコードエンドの検出はフォトセンサーになっています。

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またまたやっています。
モーター駆動の電気回路部分を取り出しました。

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きちんと回ってロックがかかります。

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このモーターを使ってレコードプレーヤーを
再構築する気持ちにはなりませんでした。
結局壊してガレキとなりました。

リバースエンジニアリング?
ただ壊しただけですw。

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