ミュージックバード

ジャズ喫茶「いーぐる」後藤さんのラジオ番組

ジャズ喫茶「いーぐる」マスター後藤雅洋さんのラジオ番組が4月から始まります。
ラジオと言っても衛星放送ラジオ「ミュージックバード」。
有料放送なのであまりリスナーがいないのがたまにきず(笑)。

私は昨年PCM放送が終了したのをきっかけに解約しちゃいました。
後藤さんの番組が始まるなら聴きたいけれどもう再加入はしない予定。
聴けないのが残念です(涙)。

ミュージックバードに興味がある方はこちら⇒「ミュージックバード」

後藤さんの番組タイトルは『いーぐる後藤の“ザ・ジャズ・セミナー”』
番組内容については後藤さんのブログ参照 : 「ミュージック・バード番組予告」
放送時間は、毎週火曜日 22:00 ~ 23:00  [再放送] 毎週土曜日 9:00 ~ 10:00

内容を見ると、後藤さんがこれまで著書に書かれていたようなことを
音源とともに解説していこうという趣向のようです。
面白そうですね。

さて、ちょっとマイオーディオの話題を。
7年くらい前に作った真空管プリアンプを引っ張り出して聴いてみました。

P92

上に乗っている小型のやつです。
サブシステム用に遊びで作ったので音質は二の次。
中身もかなり大雑把に作ってあります。
部品も高価な物は使っていません。
真空管12AU7のPG帰還1段アンプです。
ライン入力専用。

P93

上の写真のようにメインシステムにつなぎました。
スピーカーに耳を近づけるとホワイトノイズが極わずか出ています。
鳴らしてみたらなかなか良い感じです。
最近すっかり廉価耳になってしまった私(笑)。
これでも特に大きな不満はありません。
ちょっと柔らかい感じかな。
ほのかな色気がいい感じです。

保管しておくだけではもったいないのでしばらく使うことにしました。
ちょろちょろ遊ぶのがオーディオ趣味の醍醐味。

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ミュージックバードのPCM放送終了。

本日0時、ミュージックバードのPCM放送が終了しました。
リスナーになって3年弱、色々楽しい思いをさせてもらいました。
ありがとうございました。

放送自体はミュージックバードのもう一つのサービス。
スペースディーヴァで継続されます。
チャンネルは最大156チャンネルあります。
有線放送の衛星放送バージョンという感じです。

私はこの機会にミュージックバードのリスナーはやめます。
ラジオを聴く時間なんて実はそれほどないんですよね。
もう充分楽しみました。
ラジオを聴いていた時間は別なことに充てます。

ミュージックバード加入のきっかけは、
高野雲 さんの番組「快楽ジャズ通信」を聴きたかったからです。
ジャズ友になってしばらくしたら、番組を持つことになったというのでビックリ。
で、これは聴かねばなるまいということになったわけです。
寺島靖国さんの「PCMジャズ喫茶」も聴きたかったですしね。

「快楽ジャズ通信」は全回(2年間)聴き、このブログに全回分レポート。
レポートは詳しいものから簡潔なものまで色々あります。
最初の頃は録音して聴き直して、詳しくレポートした回もありました。
でも途中からはだいたい要領が掴めたので、
必ず聴きながらレポートを書くようになりました。
ライブ感重視ですね(笑)。
聴き漏らしとかあってもそれで良しとしました。
緊張感もあたけれど、番組中1時間、集中して聴くことができました。
途中から再放送もあったのでほとんど録音せずに済みました。

1年でレポートをやめようと思ったのに、100回目でやめようと思ったのに、
結局最後まで全う。
コンプリート・レポートとあいなりました。
面白い体験でした。
私のブログの「カテゴリー」の「ラジオ快楽ジャズ通信、2、3」
クリックしていただければ、アーカイブが読めます。

私は番組に2度ゲスト出演させていただきました。
「パット・メセニー特集」と「上原ひろみ特集」です。
まさか公共電波に私の声がのることになろうとは!
面白い体験でした。
相手が雲さん(2度目はtommyさんも)だったので楽しい収録でした。
その他色々ありました。イベントなどなど。
ミュージックバードの受信料。
これだけでも充分元はとらせていただきました(笑)。

番組レポートということでは「PCMジャズ喫茶」も何回かやりました。
山中千尋さんがゲスト出演した回なんかは超詳細レポート。
この番組は録音してポーズ&巻き戻ししつつ聴き直し。
おかげでリモコンのポーズボタンの接触不良まで発生する始末(笑)。
一旦スイッチオンするとトコトンやってしまう私の性分が炸裂してしまいました。

「PCMジャズ喫茶」をレポートするのも面白かったです。
ミュージシャンや業界関係者が来た時が特に面白かったです。
ただこちらは2時間番組ですから大変。
番組を聴きながらメモ紙にメモをとり、後で思い出しながらレポートを書きました。
私のブログの「カテゴリー」の「寺島靖国のPCMジャズ喫茶」
クリックしていただければ、アーカイブが読めます。
最近はさすがに聴き飽き気味であまり聴きませんでした。

他には新譜をかける「ブランニューCD」が有効でした。
番組で聴いて買うことにしたCDが何枚もあります。
逆にこれは買わないということで散財も防げました(笑)。
故油井正一さんの番組「アスペクト・イン・ジャズ」も楽しみでしたが、
ジャズマン何人かの特集をひたすらリピート放送(涙)。

「MOONKSTYLE」、「Special Works」、「プロファウンドリー・ブルー」
「オール・アバウト・リバーサイド」、「美加のNice'N'Easyタイム」
などなど、楽しませてもらいました。

クロス・カルチャー・チャンネルでは「谷村有美のそれなりに+」をよく聴きました。
「クロスオーバー・ナイト」ではアキコグレーズさんや松本茜さんがゲスト出演。
こちらはたまに聴きました。

あとはB.G.M.でロック・チャンネルやクラシック・チャンネルも少々。
さすがに歌謡&演歌チャンネルは聴かなかったですね~。
10チャンネルもあったのに聴くのはもっぱらジャズ・チャンネル。
もったいないと言えばもったいないけれど、結局時間がないのです。

ということで、さようなら!
お世話になりました。m(_ _)m
受信チューナーと専用アンテナがゴミになりました(笑)。

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行方均さんの「プロファウンドリー・ブルー」をツイート。

いよいよ花粉症が・・・、私の症状は軽いのですが、それでも憂鬱。
いやな季節になってきました。

衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」の番組「プロファウンドリー・ブルー」をツイートしてみました。この番組のパーソナリティーは行方均さん。今日のゲストは先週に引き続きジャズ喫茶「いーぐる」マスター後藤雅洋さんでした。

いつものとおり番組を聴きながらのお気楽ツイート、内容の一部に過ぎませんので、軽い気持ちでご覧下さいませ。

以下ツイート。ちなみに私は”jazzikki”でツイートしてます。

衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」の番組「プロファウンドリー・ブルー」。パソナリティーは行方均さん。ゲストはジャズ喫茶「いーぐる」マスターの後藤雅洋さん。後藤さんの近著『ジャズ耳の鍛え方』にまつわるトークの後編です。

ジャズ耳練習法:ブラインド・テスト。曲はジョニー・グりフィンの『ブローイング・セッション』から《今宵の君は》。リー・モーガンのラッパの後のモブレーとコルトレーンの聴き分けがポイント。

この演奏、とにかく急速調で吹きまくる凄さですね。後藤さん曰く「名盤中の名盤。メンバーがいいですよねー。」モブレーとコルトレーンの聴き分け、注意して聴けばわかる。

後藤さんも最初に聴いた時は一人が吹いていると思ったとか。最初はトランペットとトロンボーンがわからなかったと行方さん。アルトとテナーがわからなかったと後藤さん。

「最初、聴き分けは修行みたいなんだけれど、聴き分けができるようになると、理由はわからないけれど好きになる。」と後藤さん。この辺りについて後藤さんと行方さんのうだうだトーク(笑)。

で、ここで1曲。ジョニー・グリフィンのワン・ホーンで、『イントロデューシング』から《イッツ・オールライト・ウィズ・ミー》。さっきのと合わせて聴けばグリフィンの特徴が分かってきます。

「凄いですよね~。やっぱり名演ですよね。」と後藤さん。おっしゃるとおりです。ここでグリフィンとコルトレーンの速さの違いにまつわるトーク。

で、コルトレーンの速い演奏。『ソウルトレーン』から《ロシアの子守唄》。「コルトレーンはフレージングがメカニカルですね。途中チラッと装飾が入ったりします。」私の意見。

同じ楽器なんですが音色が違うんです。コルトレーンはアルトっぽい音。音色も極めたコルトレーン。インパルスの萌芽がある。とお二人。

ハンク・モブレーさんの登場。「この人は速い人と一緒にやると無理してやる。そのけなげな精神、せつなさが好きなんですよ。」と後藤さん(笑)。次はモブレーの『ロール・コール』からタイトル曲。勢いよく吹くハバードとモブレーがいかに渡り合うかお聴き下さい。ケリーのピアノも良いです。

このアルバムには思い入れがある。ジャズ喫茶を始めた頃の100枚の中にあったそうです。どこがかっこいいか?ブレイキーの派手なドラムとハバードのソロ。リーダーが分かっていなかったけれど、そのうちモブレーいいじゃない?となったそう。

最初、ブレイキーとハバードに埋もれていたモブレーが浮かび上がる。その面白さと思い出から今日かけたそう。聴き分けがジャズの奥座敷へのきっかけになる。モブレーの繊細な良さが分かるとジャズが面白くなってくる。

「後藤さんと話していると面白い。ず~っと話していたい。」と行方さん。今日のラストは最初にかけた『ブローイング・セッション』から《オール・ザ・シングス・ユー・アー》。以上ラジオ実況ツイートでした。ご清聴ありがとうございました。m(_ _)m

ツイートはここまで。

今回はちょっと回りくどいトークもありましたがそこはご愛敬(笑)。

詳しくはこちらを読んで下さいませ。m(_ _)m

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行方均さんの番組「プロファウンドリー・ブルー」をツイート。

衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」の番組「プロファウンドリー・ブルー」をツイートしてみました。この番組のパーソナリティーは行方均さん。今日のゲストはジャズ喫茶「いーぐる」マスター後藤雅洋さんでした。

いつものとおり番組を聴きながらのお気楽ツイート、内容の一部に過ぎませんので、軽い気持ちでご覧下さいませ。

以下ツイート。ちなみに私は”jazzikki”でツイートしてます。

衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」の「プロファウンドリー・ブルー」(パーソナリティー:行方均さん)のゲストはジャズ喫茶「いーぐる」店主の後藤雅洋さん。『ジャズ耳の鍛え方』の話とか諸々。

後藤さんにとっての「ブルーノートのこれだ!」は、フレディ・ハバードの『オープン・セサミ』からタイトル曲。テナーのティナ・ブルックスも聴きどころ。

行方さんによると、『オープン・セサミ』と同時期に出た同メンバーのティナ・ブルックスの『トゥルー・ブルー』があり、ティナのソロの出来の良いほうを『オープン・セサミ』のほうに収録したんじゃないかという気もするとか。

『ジャズ耳の鍛え方』の話へ。行方さんによると、ジャズ書は入門書しかないが、この本は入門書でもあるけれど入門書以上。画期的。ゴルフでいえば「スコア100UPの方法」みたいなものだとか。

ゴルフは大昔やったけれどやめた。体質に合わない。イライラするからやめたんだとか(笑)。(後藤さん談)

ジャズは個性の音楽。それをあらわしている曲。『ルイ・アームストロング・プレイズ・W.C.ハンディ』から《セントルイス・ブルース》。

ジャズは完成系がない音楽。クラシックはある意味100点を目指すが、ジャズは勝手に問題を解いていて、問題も作っちゃうところもある。なんて会話が、面白い。

続いてやっぱり、チャーリー・パーカーの話へ。「アドリブは個性を出すためでもあり、さらにスリルのためでもある。コード進行によるアドリブというルールを作って深刻なゲームをやる。才能も差も露骨に出ちゃう。」と後藤さん。「さすが体育会系。勝ち負けに拘る。」と行方さん。

「コード進行によるアドリブ。楽しくないと広がらない。面白そうだから俺もやってみようという人達がたくさん出てきたから、後のモダンジャズの歴史がある。」と行方さん。今日のお二人のトークはいいな~。

で、かけた曲はチャーリー・パーカー&ディジー・ガレスピーの《ディジー・アットモスフィア》。スリリングな演奏です。

「今の演奏はスリリングだと偉そうなことを言っているが、最初はわからなかった。スリリングだと思うようになったのは、何度も聴いたから。難しいとか言ってないで、聴けばいいんですよ。」と後藤さん。

パーカーは天才の音楽、ジャズはそれだけじゃなく、より個性や味を重視する人達がいて、それがむしろ主流。ということで、やっぱりきましたマクリーン(笑)。『スイング・スワング・スインギン』から《レッツ・フェイス・ザ・ミュージック・アンド・ダンス》。「いい曲です。」と後藤さん。

マクリーン。「こういうところを逃してしまうと、もったいない。楽しくない。」とお二人。ジャズの名曲についての話へ。名曲/名演。微妙なニュアンスの話なので詳細は書きません。

「後藤さんの本はジャズ喫茶という空間の論理化ですね。」と行方さん。「いいこと言いますね。」と後藤さん。ラストの曲はマイルスの『カインド・オブ・ブルー』から《ソー・ホワット》。今日はここまで、番組は来週へと続きます。

ツイートはここまで。

ジャズ界の酸いも甘いも噛み分けたお二人なので、サクサク進む会話にも色々なニュアンスが込められていて面白かったです。

ミュージックバード、リスナーが少ないのは残念。有料だから仕方ないですね。

同じくミュージックバードの番組、寺島靖国さんの「PCMジャズ喫茶」には入院していた岩波洋三さんが復帰。2か月入院していたんだそうです。肺に水が溜まって入院し、検査をしたら悪性のリンパ腫だったとか。抗がん剤治療もしたそうです。

退院と番組復帰おめでとうございます。

がん治療をしながらも番組に復帰し、新譜CDを買ってきて番組に望むというから、その心意気には頭が下がります。岩波さんがいないとやっぱり番組が盛り上がらないです。あまり無理をせず頑張ってほしいと思います。

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フルート奏者Miyaさんがゲスト出演した番組レポ

早くも1日おき更新を破ってますね。まっ、いいか(笑)。

不定期企画。ラジオ番組を聴いてツイッター・レポート。
今回は音楽専門・衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」のcross cultureチャンネル、「クロスオーバー・ナイト」です。ゲストはフルート奏者のMiyaさんです。

以下はツイッターでのつぶやきです。

衛星デジタルラジオ「ミュージックバード」の番組「クロスオーバーナイト」。今日のゲストはジャズ・フルート奏者のMiyaさん。昨年イギリスへ音楽留学して帰ってきたので、イギリスの音楽事情を聞かせてくれるそうです。

Miyaさんは凄く美人なのにツンとしたところがなく、ほんわかした雰囲気なのが好きです。

イギリスではあまり飲まなかったそうです。音楽留学は3カ月。イギリス80日のあと、パリとベルリンも行ったそうです。

最近のロンドンは面白く、国際都市という雰囲気だそうです。インド・パキスタンの方や地中海の方が多いんだとか。

古い教会で最新の現代音楽の実験とかやっているのが、面白いとか。今回現代音楽の勉強に行ったそうで、あちらで聴くと自然に感じるそうです。で一度そういう中で聴いたら現代音楽の聴き方の謎が解けたそうです。

かけた曲の1曲目はむこうでお世話になった方のフリー・ジャズというか現代音楽というか。自作バンブー・フルート?のソロ&パーカッション演奏。う~む、アートじゃ。

即興演奏(インプロ)。ロンドンには即興演奏のシーンがあるそうで、インプロ・ミュージシャンも多いとか。クリエイティブで活発なシーンだそうですよ。

インプロのこつは?「オープンでいること」だそうです。音楽にも色々な質感があり、日本の食における繊細多角な味覚を持っている感覚で、音にも接すれば良いとか。聴くときにも繊細多角な感覚が生かせるのではないかとのことです。

次にかけるのはロンドン・インプロバイズド・オーケストラの曲。色々なシーンの即興ができる人が集まっているそうです。メンバーが代わる代わる指揮をして、合図でいくつか決まりがあるそう。それによって演奏が進行するとか。ルールは何となくジョーン・ゾーンの「コブラ」的ですね。

音響系の繊細なフリー・インプロビゼーション。こういうのって好きな人には堪らないものがあるんでしょうが、一般的には聴かれないんですよね。聴く方にもコツやセンスが必要です。

このオーケストラの良いところは生にこだわること。音の色彩感を楽しめるそうです。力ずくでドアを叩く感じではなく、自然に楽しめるそうです。

Miyaさんは東京インプロバイズド・オーケストラを作りたいとか(笑)。日本人の感覚を生かしたサウンドにしたいそうです。「壮大な夢が膨らんで楽しい。」とMiyaさん。

イギリスの方は意外と日本に詳しく親日だそうです。

イギリスと日本は結構多くの共通項があるとか。感覚も日本人に近い奥ゆかしさみたいなものがあるようです。

次はMiyaさんの新録。向こうで出会ったピアニスト、ジャズなんだけれど凄い広い見識のある方と、Miyaさんのデュオ。ピアノはおどろおどろしさとスペイシーさが融合してますね。Miyaさんのフルートは”和”ですな~。途中からメロディーが現れ、それが何となくミンガス的に聴こえる?

《オレンジ・ワズ・ザ・カラー・オブ・ハー・ドレス~》のようなんですよね。

テーマー・トーク。テーマは”旅”。今年はスガダイローさんとのトランサイトで奄美大島群島ツアーがあるとか。他に特別な場所へ行ってインプロするのをやりたいそうです。撮影も始めているらしいです。”コネクティング・プレイス”というプロジェクトとのこと。

次にかける曲はピープル・バンドの《パート1》。1969年の演奏。有名なフリー・ジャズ・バンドらしいです。フリー・ジャズに詳しい方なら分かるのではないでしょうか?私はこっち方面にはいまいち明るくないのです。

奄美大島群島は誤りでした。奄美群島ですね。ごめんなさい。トランサイト・グロー・ツアー。東京と奄美群島をつなぎたいという企画らしいです。”トランサイト・グロー・ツアーに行こう”というツアーもあるそうですよ。スガダイローさんとの音楽にやりがいを感じているので凄く楽しみだそうです。

与論島の民族音楽が面白くて好きで、今回のツアーのきっかけになったみたいです。島によって独特の音楽があり、そこにしかないものと音楽したいと思っているそうです。詳しいことはMiyaさんのホームページで

Miyaさんのホーム・ページ、しばらく見なかったのですが、デザインが変わりましたね。

ラストの曲はMiyaさんのサード・アルバム『オリエンタル・サン』から《リバース》でした。今日のMiyaさんの話はワクワク感が満載。聞いていてこちらもワクワクする感じでした。

と、こんな感じです。

説明しきれていないところもありますが、後から追加説明はしません。
ライブ感を大事にするということで、よろしく!

Miyaさんのホーム・ページの「Connecting Places」をクリックすると、映像がいくつかありますが、その中の「Paris 2」が面白いです。Miyaさんがフルートを吹いていると、犬がやってきて吠えまくってます(笑)。犬はフルートの音が嫌いなのかな~。

Miyaさんのロンドン日記がYouTubeにたくさんUPされていました。
ここにも1個だけUPします。

クリエイティブなアートです。

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残念なお知らせが届きました。

先週末、ミュージックバードから残念なお知らせが届きました。

「超高音質PCM放送」2011年(来年)7月で終了してしまいます。

1年後終了というのは地上波アナログ放送と同じですね。

ミュージックバードのホームページにも掲載されています。
PCM放送サービス終了のお知らせ

とは言え、ミュージックバードには多チャンネル放送「SPACE DiVA」もあり、

こちらでは同番組が受信できるので、今の番組はそのまま聴けます。

でもね~。売りの”超高音質”がなくなってしまいます。

普通の音質になっちゃうのです。残念っ!

まっ、まだ1年後の話ですから当分は今のまま楽しめますよ。

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ブルーノートの行方均さんの番組が始まりました。

音楽専門・衛星デジタラルラジオ・ミュージックバードから

宣伝費をいただいているわけではありませんが(笑)、

今春から始まった新番組を紹介します。

「プロファウンドリー・ブルー」

パーソナリティは、レコード・プロデューサーの行方均さん。

ジャズ・レーベル:ブルーノートを”深~く”楽しむ番組とのこと。

ちなみに番組タイトルになっている《プロファウンドリー・ブルー》はブルーノート初期(1941年)のヒット曲で、エレキ・ギターの開祖チャーリー・クリスチャンが生ギターを弾く室内楽ジャズの名演だそう。

行方さんは「高野 雲の快楽ジャズ通信」

寺島靖国の「PCMジャズ喫茶」にゲスト出演していました。

その時の私のレポートは以下。

行方さんのジャズ入門も強烈です。
今日の行方さんはノリノリでした。

ゲスト出演では言い足りなかったんでしょうね(笑)。

とうとう番組を持ってしまったんです。

「All About Riverside」というリバーサイド・レーベルの番組もあったので、

「リバーサイドがあってなんでブルーノートがないんだ!」と奮起したのかも?

番組放送時間は、毎週土曜日日曜日(再放送)の13:00~14:00

ミュージックバードのJAZZチャンネルで放送しています。

今日の放送は「青い名曲PART2~ブルーノート4000番台篇」

渋いタイトル&内容の番組でした。選曲も激渋!

トークは必要最低限。曲をかけるのを主体にした番組です。

放送を聴いてみたい方は ミュージックバード からお申し込みできます。

今これを書くためにミュージックバードのホームページを調べていたら、

「ソングリスト」があることに気づきました。

その日かける曲が全て掲載されていたんですね!

これからは利用させていただきます。

とはいっても、曲名/演奏者/CD番号 しか表記されていないので、

アルバム名がなくて不便です。

CD番号記載があるのは、クラシック流儀なんでしょうね。

クラシックの場合、アルバム名は皆同じになってしまいますから。

ミュージックバードがクラシック主体で構成されたことがわかります。

でも、ジャズ/ロック/ポップスはアルバム名で探すのが普通。

誠に不便なのです!

パーソナリティーの中には、「演奏者名」のところに「演奏者名(アルバム名)」と、

気の効いた表記方法をする方もいます。

こういう方は尊敬しますね。

ちょっとした工夫と手間でリスナーへのサービスが向上するわけです。

ミュージックバードは”CS(顧客満足度)”って考えないんでしょうかね?

こういう地道な努力をしないとリスナーは増えないと思うのですが。

と、敢えて苦言を提しておきます。

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MOONKSTYLEを聴いていたら

ミュージックバードのTHE JAZZチャンネルに「MOONKSTYLE」という番組があります。ジャズ鑑賞集団MOONKSとサポート・メンバーがパーソナリティーを務める番組ですMOONKSは吉祥寺方面から有名になった方達ですよね。

私はこの番組を結構聴いています。私が知らないようなマニアックなジャズ・ミュージシャンを次々と紹介してくれるからです。まあ、私はMOONKSを全面的に認めているわけではないので、「あ~あっ。」な選曲があったりして苦笑してしまう時もあります(笑)。

最近、この番組でミュージシャンのゲストを続けて呼んだので、どうしちゃったんだろうと思っていました。この1年くらいでミュージシャンを呼んだことがあったかどうかだったので、新展開なのかと思ったのです。
で、そのゲストとは?
トーマス・エンコSAYAKAでした。

スイングジャーナル8月号をパラパラとめくっていたら、この2人が並んだ広告があるじゃないですか?よく見ると最近できた「Blue in Green」レーベルの広告。この2人はこのレーベルから最近CDを発売していたのですね。

はは~ん、なるほど。宣伝のために番組にゲスト出演したんですね~(笑)。それにしても珍しくゲストを呼ぶなんて、MONNKSとBlue in Greenレーベルの関係やいかに?

トーマス・エンコはいかにもヨーロッパ系のピアノ・トリオ。「只今私の興味の対象ではあまりせんので、ごめんなさい。」でした(笑)。もちろん、この手のヨーロッパ・ピアノ・トリオ好きにはおすすめできるものだと思いますよ。

SAYAKAはキューバで修行を積んだジャズ・バイオリニストということで、このアルバムではキューバ音楽やラテンを中心にやっているようでした。堅いことを言わなければなかなか好感を持てる演奏をしていました。とは言うものの買うかと言われれば?バイオリニストのお決まり(笑)?チック・コリアの《スペイン》もやっていますね。この曲は寺井尚子の演奏が結構好きです。SAYAKAはポスト寺井尚子になれるのか?乞うご期待(笑)!

P97 MOONKSと言えばこれについても一言言っておきたいのです。この本「幻のCD廃盤/レア盤コレクション」のおかげでディスクユニオンや石丸電気はどれほど儲けたのでしょう(笑)?

私は廃盤/レア盤CDを買わないことにしているのですが、お店で見ると万越えのCDがあったりしてビックリします。一時期に比べれば最近は落着いてきたようですが、ひどい時がありましたね。

ここに掲載されているCDは、私が昔買ったものもいくつか掲載されていて、店頭の価格を見ると「そこまで出す価値はないと思うんだけどなぁ。」というのもありました。そして、持っていないものは再発CDを買うのですが、これまた個人的な評価ではハズレだったものがいくつかあります。

余談ですが、「ジャズ選曲指南」のアルバムを蒐集していたときに、上記の本には載っていませんが、バルネ・ウィランの『ワイルド・ドッグ・オブ・ザ・ルエンゾリ』とかサヒブ・シハブの『サヒブズ・ジャズ・パーティ』とか『パー・”テキサス”・ヨハンソン』が高値中古CDだったのでちょっと困りました。今は後の2枚は再発されています。

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オレのはらわたをエグっておくれ!

昨日は、秋葉原で公開録音を見たミュージック・バードの「Brand-new CD 田中伊佐資のジャズ・サウンド大爆発!オレのはらわたをエグっておくれ」の放送日でした。公開録音のタイトルは「~ハイスペックCDの魅力~ミューザック音源で聴く、迫力のHQCDサウンド!」です。

実のところ私はこの時間にあまりラジオを聴いていないのです。この放送のことはすっかり忘れていて、昨日はたまたまラジオのスイッチを入れたら、この放送じゃありませんか。どうにか聴き逃さずにすみました。

公開録音の模様は、拙ブログの
http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/cat15843551/index.html
を参照願います。

オーディオをやっている人はわかると思いますが、ミュージック・バードがどんなに高音質の放送だと言っても、CDやレコードで直に聴くのと比べると鮮度が落ちるんですよね。なので、ラジオでは音の良さの全てを伝えきれません。

P14 最初は再発されたサヒブ・シハブ『サヒブズ・ジャズ・パーティ』と旧CDとの聴き比べです。聴き比べといっても最初の1分程度。基本的には再発CDを聴かせるものです。まあ確かに変化はあるのですが、私にとってはどうでも良いレベルの差でした。ちなみに私は最近オーディオ的に音を突き詰めていないので、そういう感想になっちゃうのです。

私が持っているのは徳間ジャパンから出たCD。このアルバムは例の後藤さん著「ジャズ選曲指南」の中の1枚で、手頃な価格で入手するのに苦労しました。ジャケットがヤニで薄汚れているCDなのでそれほど高価ではありませんでした。私的にはこれで十分です。ただこれ、曲順がちょっと違うんですよね。

次は高音質のマスター・テープがみつかったアイリーン・クラール『エンジェル・アイズ~ライヴ・イン・トーキョー完全版』。これも旧CDと聴き比べです。これはマスターが違っているためかかなり差がありました。私は音質うんぬんより、クラール(ダイアナではありませんアイリーンね)の軽快でドライブ感のある歌が気に入っているので、これは買いたいと思いました。21曲入り。

アイリーンはこのライブの翌年に乳がんでなくなったのだとか、このライブの時も控え室では辛そうだったらしいのですが、一旦ステージに立てばそんな姿は見せなかったとのこと。う~ん、プロ根性。なかなか感動的なお話です。

続いて田中さんがこのCDを聴いて、昔のCDはすぐに売ってしまったという1枚(笑)。ウォルター・ビショップJr.『スピーク・ロウ』。ここから聴き比べはなしです。ミューザックの方によると、この盤をマスタリングする前に非常にコンディションの良いオリジナル盤を聴くことができたそうで、マスタリング・エンジニアにも聴いてもらってその音にできるだけ近づけたとのことでした。オリジナル盤は非常に素直な音だったそうです。

私が持っているのは、ジャズを聴き始めて数年後の25年くらい前に買った徳間ジャパンのレコードです。放送とレコードを聴き比べたら、CDのほうがベースはよく出ていました。レコードの場合はプレーヤー、カートリッジ、フォノイコライザーなど音を左右する要素がたくさんあるので、一概には言えないのですが・・・。私はレコードから買い換えるつもりはありません。レコードの温もりが良いのです(笑)。ちなみに私は同じ曲が2曲づつ続くのが苦手です。

最後はデイブ・ベイリー『バッシュ!』。これは人気盤という声もあるらしいのですが、私はかかった1曲を聴く限りでは普通の出来だと思いました。田中さんによればジャズの空気感が凄く良く録れているとのことでした。私には残念ながらラジオではそこまで聴き取れませんでした。

途中HQCDを開発したメモリーテックの方が技術的な説明をしましたがここでは割愛。ちなみにこれまでかけた音源は全てミューザックから出たHQCD。公開録音では総額1,000万円越えの超高級オーディオで試聴しました。

放送はここまで、次回5月15日に後半の分を放送するそうです。

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アスペクト・イン・ジャズ

今日もミュージックバード・ネタです(笑)。
「ザ・ジャズ」チャンネルの毎週水曜日22:00~23:00
油井正一さんの「アズペクト・イン・ジャズ」です。
昔この番組をラジオに録音していた人のテープをもとにして放送しています。
油井さんの往年の名調子を聴くことができます。

私がジャズを聴き始めた頃、油井さんはお元気でしたので、
評論や本を読んで参考にしていました。
油井さん著「ベスト・レコード・コレクション・ジャズ」
私の最愛のジャズ・ガイドブックであることはしつこく何度も書いています(笑)。
その油井さんの番組が聴けるのだから嬉しい限りです。
ミュージックバードに加入した理由のひとつでもあります。

今日は「チック・コリア特集」の3回目でした。
チック・コリアといえば、私が一番多くレコードとCDを持っているジャズ・ピアニスト。
『スリー・カルテッツ』『ナウ・ヒー・シングス・ナウ・ヒー・ソブス』を聴いて好きになり、
マイルス、ウェザー・リポートに次いで入れ込んだ人なのです。
とは言いつつも、実は賛否のわかれるサークルは1枚も持っていません。
そして、今はもうあまり興味はありません(笑)。
あっ、でも最近の『ファイヴ・ピース・バンド・ライブ』は気になってます。
ミュージックバードで聴いたら、ケニー・ギャレットが結構良いのでした。

さて油井さんはチック・コリアをどのように紹介してくれたのでしょう。
ちなみに3回目なのでリターン・トゥ・フォーエバー以降の70年代です。

まずは『リターン・トゥ・フォーエバー』から《サムタイム・アゴー~ラ・フィエスタ》
長尺曲をカットなしでかけました。
このアルバムが出た時は衝撃的だったと言ってますね。やっぱり。
残念ながら今となっては当時の衝撃を理解することはできません。
「このアルバムをポピュラー・ミュージックだと言う人がいるが違う。
マイルスが『ビッチェズ・ブリュー』でやったことを分かりやすく展開した。」
という旨のことを言っていました。
さすが油井さんはわかってらっしゃる(笑)。

その後は
やぱりこのデュオははずせない『クリスタル・サイレンス』からタイトル曲
『妖精』から《レノーレ》。このアルバムって今じゃあまり紹介されませんよね。
第2期リターン・トゥ・フォーエバーは『浪漫の騎士』からタイトル曲
この曲はロックしていなくて、メローでエレガントな凝った構成の曲。
最後は『マイ・スパニッシュ・ハート』から《ラヴ・キャッスル》

番組中、チックはラテンの血を引くと何度も言っていますので、
《クリスタル・サイレンス》以外は、ラテン・フレーバーという切り口から、
曲のつながりを意識してこういう選曲になったのだろうと思います。
この時期のもろロックな演奏を選曲していないところはなるほどなのです。

P157 久々に『妖精』を引っぱり出して聴いてみました。
A面1曲目《イムプス・ウェルカム》
インド・エスニック・フレーバーな曲(笑)。
番組でかっけた《レノーレ》を聴いて思ったのですが、
これってエレクトリック・バンド『アイ・オブ・ザ・ビホルダー』
辺りのサウンドと基本は変わっていないんですよね。
これがチック・サウンドで、ず~っと変わらないのです。

意外な発見!ドラムスはスティーブ・ガットなのですがなかなか快演なのです。
A面ラスト《世界を見つめて》なんかは、ガットのテクニカル・ドラミング全開です。
それにしてもなんて壮大なタイトル。さすがはチック(笑)。
今改めて思ったのですが、ガットのドラムは「パタパタ」してるな~。
「パタパタ」はスネアとバスドラを叩くタイミングにあるわけですが、
このパタパタが4ビートには合わない場合が往々にしてあります。
横揺れのスイングにはならないのです。

定番ジャズ番組を聴いても、そこから今の私なりの発見があったりするところが
なかなか面白いのであります。

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