ポップ・ロック・アルバム紹介

エイミー・ワインハウスのアルバムを聴いて

早速エイミー・ワインハウスの『バック・トゥ・ブラック』を入手しました。エイミーには申し訳ないのですが中古品です。聴いて新たに気付いたことがあります。

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ところでこのジャケットの左下にある「PALENTAL ADVISORY」マークは「親への勧告 - 露骨な内容」という意味らしいですね。「暴力的な内容」「性的な内容」「麻薬等犯罪に繋がる内容」など露骨な表現をしているとこのマークが貼られてしまうのです。ヒップホップのアルバムにはほとんどこれが付いています。

それはさておき、新たに気付いたこととは。

このアルバム、私にとってはとにかく懐かしいサウンド満載なわけですが、《Wake Up Alone》のサウンドを聴いていたら、荒井(松任谷)由実のアルバム『ひこうき雲』が浮かんできました。(ユーミンの曲は著作権侵害になるためYouTubeにほとんど上がっていないので、比較のためにここに貼れないのが残念。)

この曲のギターのトレモロの感じは《きっと言える》とかに近い雰囲気ですし、サウンドの陰った感じは《曇り空》や《空と海の輝きに向けて》辺りに近い雰囲気を持っています。

で、ちょっと考えてみると、当時イギリスに憧れていたユーミンとアメリカンサウンドにドップリ嵌っていたキャラメル・ママ(ティン・パン・アレー)のバッキングという組み合わせが、イギリス人エイミーと古き佳きアメリカンサウンドを基にしたサウンドの組み合わせと同じ構図だということに気付きました。

やっぱりこういうところが私のツボなのだと改めて納得しました。

それから前記事で紹介した《You Know I'm No Good》。ビートの感じがヒップホップに繋がると書いたのですが、アルバム最後にオマケトラックとしてラップ入りバージョンが入っていました。これです。

やっぱりヒップホップを意識して作っていたのだと分かりました。このグルーヴ、かなりカッコいいですよね。

ヒップホップ繋がりでいけば《He Can Only Hold Her》のヒップホップ調ビートもかなり私のツボです。

サウンド全体の懐かしい感じも凄く気に入っています。ギターのフレージングは『ひこうき雲』の鈴木茂にも似た雰囲気です。

エイミーとユーミンのアルバム、約30年の時を経ているにも関わらず共通項が浮かび上がってくるところがとても面白いです。まあ少々こじつけ感はありますがご容赦願います。

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エイミー・ワインハウスが気に入りました。

忘れていたけれど今日は東京JAZZだったけ?と勘違いしてFM-NHKを聴くことにしたら(PM4:30頃)、東京JAZZは来週9/5~9/7だったんですね。ラジオからは違う番組が流れてきました。久しぶりにそのままFMを聴き流していると、PM5:00から加藤ミリヤがパーソナリティーの「ミューズノート」が始まりました。

しばらく内容”ボーッ”と聴き流していたらすごく好みの歌がかかったのです。この時点では60、70年代の歌だと思いました。そのサウンドがとても懐かしい雰囲気のものだったからです。更に聴いているとエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)とのこと。本日のミューズ(芸術の女神)はエイミー・ワインハウスだったんですね。2曲目がかかると、もう私が大好きなサウンドであることが分かりました。で、ウィキペディアでチェック。イギリスのソウルミュージック、ジャズ、R&Bのシンガーソングライターでした。しかも比較的最近の人でもう亡くなっていたという驚き。

加藤ミリヤがかける曲がもう私のツボに嵌りまくるので、加藤ミリヤとお友達になりたくなりました(笑)。まあアルバムが3枚しか出ていないので、アルバム収録曲はどれも私好みの曲で、私のツボをヒットする確率が高かっただけなのかもしれませんが。ではYouTubeから1曲貼ります。番組でもかかりました《Rehab》。これを聴いて私のハートは鷲掴みにされちゃったのです。

いいな~このサウンド。黒くてソウルフルで。何と言ってもこのコクのあるボーカルが好き。で、こういうサウンドの作りを聴くと、私には山下達郎が浮かんできます。古き佳きソウルなどを凝りに凝って現代に蘇らせるその作り込みです。プロデューサーが山下達郎的職人なのだろうと想像します。このサウンド、ソウルやジャズ好きなら頷いていただける良さだと思います。

エイミーはかなり無茶苦茶な人だったようです。私にはジャコ・パストリアスがオーバラップして見えます。こういう人物が奏でる音であったり歌であったり、醸す雰囲気に私は惹かれてしまうんでしょうね。この曲も番組でかかりました《You Know I'm No Good》

これもいい感じでしょ。ビートの感じはヒップホップとの繋がりを感じます。バリトンサックスがいい味出してますよね。こういうグルーヴが好きです。

これは番組ではかからなかったと思いますが、YouTubeから貼ります《Tears Dry On Their Own》

こういうポップな感じが好きです。これ、サビの導入部分のメロディーがシンディ・ローパーの《タイム・アフター・タイム》に似ていますよね。そこがまた私のツボです。

YouTubeにはないみたいですけれど、番組最後にかかったエイミーの曲は何となくエリカ・バドゥに似ていて、ホント、この人を聴いていると見事に私のサウンドの好みがあぶり出されてくるので、番組を聴きながら独りニンマリしてしまいました。そして番組を聴きながらツイッターで呟いてしまいました。

まずはアルバム『バック・トゥ・ブラック』を買ってみようかと思います。

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この娘がお気に入り。懲りずに行きます!

「この娘がお気に入り」というタイトルで2度記事を書きました。

1年ぶりにまた行きます!

最初の記事がこちら。
この娘がお気に入り!ワッハッハッ。

結構受けたと思うのです。

次の記事がこちら。
この娘がお気に入り。リターンズ!アホです。

こちらははずした感大。

ならばというので3度目のトライ(笑)。

今回加わったのは・・・・・・・・・・・、

福田彩乃

綾瀬はるかとかローラとか他の人があまりやらないものまねをするタレント。

皆さんご存知ですよね。

で、この顔写真が登場するわけです。

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左から

元バレーボール選手の杉山祥子
ものまねタレントの福田彩乃
NHKアナウンサーの井上あさひ
声優の中島愛
歌手のパフュームあーちゃん

杉山と井上アナの間に入れると収まりが良いと思うのですが。

いかがでございましょう。

こんなアホなことやって独り悦に入っています。

最後はやっぱり歌を貼っておきましょう。

中島愛のファーストアルバム『I love you』から《white heart rythm》

”胸キュン”度大なメロディー&アレンジが好きです。

どことなくドリカムメロディーが入ってます。分かる人には分かりますよね。

ときめく乙女心を歌った歌詞も好きです。

時期的にも今にピッタリ!

サビのファルセットが効果的な明るくメローなこれも好き《Sorairo Love Letter》

こちらは広瀬香美メロディーがチラッと出てきますよね。うんうん。

ちなみに《Raspberry Kiss》にも広瀬香美メロディーが出てきます。

声がカワイイ。

このアルバムからYouTubeにたくさんUPされています。

聴いていくうちにこのアルバムがほしくなりました。

マジで買おうかな~。

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今日も井上陽水!

適当に今日も井上陽水。
聴けば分かる陽水の格好良さ!

やっぱ何と言ってもこの曲が好きです。《断絶》。

ファンキーなアレンジと歌詞が秀逸。

前の記事で歌詞をとりあげた《東へ西へ》。このライブバージョン、最高!

こちちらもやっぱりファンキーなアレンジなのでした。

プログレが入っている《限りない欲望》も好き。

歌詞がシュール。
これを聴いて子供心に人間の本性とその怖さみたいなものを感じました。
そこが好きでした。

叙景詩がクールで秀逸な《神無月にかこまれて》

これは間奏とラストのベースとドラムのグルーヴが最高。
ここまでピアノやオルガンは全て深町純です。

私が好きなのは初期の陽水。
上記の曲を収録した2枚のアルバムの次に、
日本初のミリオンセラーアルバムを叩きだします。
1973年、私が10歳の時です。
フォークからニューミュージックへと変わり、この後荒井由美が登場します。

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井上陽水を聴いて思い出が蘇る。

相変わらずジャズを聴いているのですが、どうもジャズについて書く気になりません。ウェイン・ショーターの新譜とかも聴いているのですが、どうも心トキメキません(涙)。ということで今日は井上陽水(笑)。

P191井上陽水『陽水Ⅱセンチメンタル』です。時々レコードを買っている通販店が2月中にセールをやっていたのでつい買ってしまいました。私にとっては懐かしいレコードです。

小学校高学年の私をとりこにした陽水。当時はアイドルがいよいよい全盛期を迎えようとしていた頃で、花の中3トリオとか天地真理とか浅丘めぐみとか南沙織とかアグネス・チャンとか、普通の小学生はそういうのを聴いて喜んでいたと思うのですが、一方でちょっとませたやつらは、たぶんお兄さんやお姉さんの影響でフォークとかを聴いていたわけです。仲が凄く良かった友達はなぜか弟ばかり、なので私もしっかりフォーク方面の影響を受けてしまいました。何度か紹介しているユーミンもこの流れで聴いていました。

当時の私は友達や従兄にカセットへ録音してもらってラジカセで聴いていました。私の家には安いモジュラーステレオしかなくて、それはプレーヤーとチュナ―とアンプが一体でスピーカーだけ分離しているプラスチッキーなやつ。友達の家にあるコンポーネントステレオが羨ましくてしかたなかったです。その後聴く音楽がどんどん変わっていったので、当時のカセットテープは当然捨ててしまいました。当時陽水のどのアルバムを聴いていたかも忘れ去り、数年前に突然懐かしくなって『断絶』(陽水のファーストアルバム)だけは買いました。今回『断絶』以降の陽水のアルバムがほしくなって、これと『氷の世界』を買ったというわけです。

『断絶』については以前こちらに書きました。
自分の音楽ルーツを語っちゃおう!気まぐれ(笑)。

このアルバムを聴いて記憶がいくつか蘇ってきました。まず思い出したのが《東へ西へ》の歌詞の面白さ。彼女とのデートまでを歌った歌ですが、冒頭の「昼寝をすれば夜中に眠れないのはどういう訳だ」が強く印象づけられていました。当時「確かにそうだ。」と納得した記憶があり、こういうことを歌にしてしまう面白さに惹かれたわけです。更に「目覚し時計は母親みたいで心がかよわず」って、母親に起こされるのは心が通っていないのかという疑問?今思えば若者の反抗心みたいなものでしょう。まあ当時はそろそろ思春期の私、何となく分からないでもなかった気がします。

こんなのがあります。「電車は今日もスシヅメのびる線路が拍車をかける」、これを聴いて「都会は満員電車なんだ。」と甲府育ちの私は見知らぬ光景に思いを寄せ、なぜかそんな都会暮らしに憧れたのでした。続く「満員、いつも満員、床に倒れた老婆が笑う お情け無用のお祭り電車に呼吸を止められ」には、都会の冷たさを痛感したのでした。情けや人情がない都会(東京)ってどんな所なのか?興味は湧くばかり。

クライマックスのこの部分、これを聴くまで忘れていましたけれど、ここに強く惹かれたのだということが鮮明に蘇ってきました。「満開、花は満開、君はうれしさあまって気がふれる」、ここですよここ。「気がふれる」って狂ってしまうことです。恋人とデートするとそんなに嬉しいものなのかと、当時は何か奇異に感じていました。続く歌詞がまた面白い。「空ではカラスも負けないくらいに喜んでいるよ とまどう僕にはなんにも出来ない」と。カラスの登場が突飛で、花見の満開の花と空のカラスの対比は強烈なコントラスト。確かに戸惑って何もできないだろうと納得させられてしまいます。陽水の歌詞のセンスは素晴らしい!この部分ではバックにオーケストレーションが施され、ホルンかなんかが”パオ~ン”と鳴っているアレンジも秀逸です。

今聴いてもこれほどの歌詞が作れる人って結局あまり知りません。「南こうせつとかぐや姫」の《神田川》のいかにもなフォーク調や”戦争反対”みたいな政治的な歌詞とは一線を画す、普段を切り取る陽水の鋭い目線は好きです。フォークの押しつけがましいところが嫌いだった私も、陽水だけはなぜか聴けた理由はここらへんにあったのだと、今妙に納得しています。

《神無月にかこまれて》が好きでした。こちらは何とも風流な叙景詩。アレンジがファンキーなんですよね。間奏とラストのベースの刻みとピアノがカッコいい。私はハイハットを入れるタイミングがドツボです。「ここでハイハット開くか!」みたいなね。「青い夜の空気の中に生きてるものは 涙も見せず笑いもこらえ息をひそめて冬を待つ」。う~っ、なんじゃこのカッコ良さ!

そして私はクライマックスへと(笑)。《能古島の片思い》。30数年全く忘れていました。私はこの歌が凄く好きでした。なんなんでしょうね。このセツネーは? 情感溢れる陽水の歌い方がまたグッと来ます。涙ものです。アルバムタイトルの『センチメンタル』はこの歌のためにつけたんじゃないでしょうか? やっぱり私はこういうのが好きだったという。またまたおもい知ってしまいました(笑)。ジャズメン占いによるとパット・メセニーな私は「機械に強いロマンチスト」。全くそのとおりなのであります。

YouTubeから貼ります。歌詞があります。

ラストのニューオーリンズ風な演奏が上手く嵌ってますよね。あ~っ、陽水様、素敵過ぎます!どうだ、参ったか!余談ですが、レコードの低音のふっくらしたはずみ具合が当時の音らしくてグッド。

というわけで、ジャズを聴いても最近はこういう感動が押し寄せて来ないのです(涙)。感動すればブログもスラスラ書けます。この気持ちを君に伝えたい!

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独特な世界に引き込まれてしまった。

昨年末、ツイッターのタイムラインに流れてきた記事を読んでなるほどと思ったのと同時に、YouTubeで聴いて気に入ってしまったので買ったアルバムです。年賀状と一緒に届いたので今年最初に聴いたアルバム。

P163転校生『転校生』(2012年、EASEL)です。
「転校生」は水本夏絵のソロ・プロジェクト。

プロデューサー:塚本亮、水本夏絵
ミュージシャン:
水本夏絵:歌、シンセサイザー、
塚本亮:ピアノ、シンセサイザー、ベース、エレキギター、ドラムス(m3)
神谷恂平:ドラムス(m1,m2,m4,m7,m9)
白石尚吾:エレキギター(m1,m3,m7,m8)、アコースティックギター(m3)
市川和則:エレキギター(m4)、アコースティックギター(m4)
吉良都:チェロ(m1,m4,m5,m10)
禹貴恵:バイオリン、ビオラ(m1,m4,m5)

これにはちょっと衝撃を受けたというか。現代の女子高校生がクラスの中で疎外されている心境や、そこからくる自殺願望などが赤裸々に歌詞になっていたりするのです。そんな重い歌詞がとても上質なポップに乗せて歌われています。私とはかけ離れた世界の出来事。なのになぜかその気持ちが心に”スーッ”と入ってくるから不思議です。その繊細な感性に心を揺さぶられるのです。

私にもその傾向があるからなのでしょうか、自分が置かれた状態を客観視するその視線に共感してしまうのです。感情的に訴えかけないクールな視線ゆえ、返って説得力があるように感じます。重い歌詞をポップに歌えてしまう転校生の感性には驚かされると同時に、こういうミュージシャンが出てきていることに新しい時代の到来を感じます。

この感覚、昭和な私には井上陽水の歌に出会った時に似ています。《人生が二度あれば》、《傘がない》、《東へ西へ》、《断絶》などに、当時の若者の素な感情が歌われていました。陽水の場合、かなり感情的なのは時代性でしょう。当時小学生だった私は、今の私が転校生を見る場合とは逆に、まだ知らない大人の世界に共感できた気がしました。

『転校生』はサウンドが素敵です。まずピアノの響きが凄くクリアに録音されていて、今時ありがちなチャラチャラしたJ-POPサウンドとは一線を画しています。そんなピアノの音を聴いただけで世界に引き込まれてしまいます。他の楽器もピアノと同様に表情豊。そのため曲やアレンジはポップなのですが、大人の私が聴けるクオリティの高い深みのある音楽になっています。

歌詞の独特な世界観とクオリティの高いサウンドが一体となって私の心に響く。

さて、このアルバムを買うきっかけとなたのがこちらの記事。
「洋楽聴いてないのに聴いたかのような若者音楽ってのがあるんですヨ。」

YouTubeなどで容易に世界中の音楽にアクセスでき、結果世界中の音楽の「テイスト」みたいな部分だけは蓄積されているのかも?という推論があり、なるほどと私は納得したのでした。

しかしその後、私は別な推論が可能なのではないかと思ったのです。それはテレビでもラジオでもお店のB.G.M.でも、そこらじゅうに流れていて意識しなくとも接している現代のJ-POPが、世界中の音楽の「テイスト」を内包しているからではないかというものです。つまり今やJ-POPも豊饒な音楽なのです。

だからわざわざ洋楽を聴かなくても、J-POPを聴いていれば豊饒な音楽を作れるのではないかということです。その結果がこの『転校生』と言っても良いのではないのでしょうか?

本当に今のJ-POPは世界中の音楽の「テイスト」を内包しているのでしょうか?それの答えになるのではないか思われる記事を以前私は書いています。
こんなところに類似性を発見! サウンド・リサイクル

ちなみにユーミンの《ひこうき雲》はプロコル・ハルムの《青い影》の影響下にあります。メロディーを聴き比べてみて下さい。分かりますよね。

それにしてもこの歌が自殺について歌っていたものとは知りませんでした。これまで歌詞が意図するところがよく分からなかったのですが、そう思って聴くと確かにそうですね。なるほど、私が井上陽水と出会ったのと同じ時、荒井由美にも出会っていたのですが、こういう感性との出会いが私の音楽体験を豊かにしてきたのかもしれません。

sikoがユーミンと共演しているものもありました。転校生の水本夏絵がaikoのファンならば、これを見ているんじゃないでしょうか? ユーミン~aiko~転校生。

いい加減J-POPが獲得するに至った豊かな音楽性をきちんと認めたらどうなのかと思うのです。洋楽至上主義じゃあ今のJ-POPは語れません。まあポップス(洋楽も邦楽も)にそれほど詳しいくない私が言っていることなので信憑性は? それにしても、YouTubeってやっぱり凄い。こういうのを使えない(知らない)と音楽評論も時代遅れになりますよね。私の問題処理能力や如何に?(笑)

さて、『転校生』に戻ります。これなんかどうですか?

教室の中の疎外感、不思議なことに共感できてしまいます。

このアルバムの中で私が一番好きな曲はやっぱり《東京シティ》かな。あなたも転校生の繊細な感性に触れてみませんか?是非聴いてほしいアルバムです。

ユーミンも良いですよね。40周年記念アルバムのラストには、《ひこうき雲》と《青い影》が続けて入っていて、しかも《青い影》はユーミンとプロコル・ハルムの競演バージョンなのです。

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明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

さて、年末「転校生」が気になったのでAmazonでアルバムをチェックしたら、
「よく一緒に購入されている商品」に”パスピエ”の名がありました。
クリックして試聴してみるとこれがなかなかいい感じ。
今度はYouTubeでパスピエを検索すると何曲かアップされていました。

これなんかかなり好きです。

曲調がどんどん展開するところが痛快。
サビのメロディーがかなり好き!
過去にどこかで聴いたことがあるようなサウンドの集合体。
ポップでロッケンローなところが気に入りました。

ということで、パスピエの『onomimono』『転校生』をAmazonで”ポチッ”。

30日の深夜に注文したのが今日届きました。
まさか元旦に年賀状と一緒に配達されてくるとは!

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ということで、今年はこの2枚で始まりました。
タイプの違うこの2組。
それぞれ良いです。
色々な音楽に出会えるのは楽しいですよね。

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日本の恋と、ユーミンと。

昨日は甲府「桜座」で”だいだらぼっち”のライブを観てきたんですが、ライブレポートは次回にします。昨日は東京で上原ひろみのライブもあったようで、ツイッターのタイムラインに素晴らしいの声が多数ありました。さすがはひろみちゃん!

さて、今日の本題。

P132「松任谷由美40周年記念ベストアルバム」を買ってしまいました。最近は特にユーミンというわけではなかったのですが、NHKの「SONGS」を見たりして気になっていたところにこのアルバムがリリースされ、つい買ってしまったというわけ。

私にとってのユーミンは3期に分かれています。

第1期は私が小学5、6年の時、まだ荒井由美だった頃の出会いです。友達のお姉さんが荒井由美の『コバルト・アワー』を持っていて、当時憧れのステレオでそれを聴いたのが始まりだったと思います。私は井上陽水に嵌っていたので、荒井由美とはほどほどの付き合い(笑)。それより当時流行た私の好きな「ばんばん」の《いちご白書をもう一度》が荒井由美の作詞/作曲だという事を最近知って、やっぱりユーミンサウンドが好きだったのかと再認識しました。

で、今回のベストアルバムを聴いてもう一つ思い出しました。私、《あの日に帰りたい》が大好きだったのです。なんでこのことを忘れていたのか不思議です。このアルバムを聴いて急に記憶が蘇りました。ということでYouTubeから貼ります。

これはもう私の”せつね~”好きの典型ですね。”ピロピロピロ~ン”なエレピが最高でしょ(笑)。私、最近思うのですが、自分が好きなものってず~っと昔から一緒なのです。で、中学生になると洋楽へ。荒井由美なんて眼中にありませんでした。最初はABBA、当時大ヒットしましたからね。

そして第2期へ。私が大学生の時ですね。作詞/作曲家、呉田軽穂としてのユーミンです。松田聖子に提供した曲が好きでした。たくさんありますが《瞳はダイアモンド》《蒼いフォトグラフ》《『Rock'n Rouge》《時間の国のアリス》などが特に好きです。前2曲は私が初めて買ったアイドルのLP『カナリー』に入っていました。後2曲は最近買ったマスター・サウンド・シリーズのLP『ティンカーベル』に入っています。この2曲目当てで買ったLPです。

ラストの第3期はスキーのB.G.M.としてのユーミン。就職して「ウインタースポーツと言えばやっぱスキーでしょ。」ということでスキーを始めたのが1986年。翌年にあの映画が、そうです「私をスキーに連れてって」が爆発的にヒット!この映画の主題歌がユーミンでした。製作したホイチョイプロはここから一時代を築いたのです。寮の部屋で友達と酒を飲みながら鑑賞会したな~。バブルでした。スキー場は大混雑、リフト待ち30分くらい当たり前という時代だったのです。夜な夜な自動車やバスでスキー場へ、朝一リフトが動き出したらひたすらスキー。若かったのでパワーがありました。その時スキー場のB.G.M.としてユーミンサウンドが大ブレイクしたのです。

私も車を持つようになり、女の子を乗せたりする時(あまりなかったが、涙)のB.G.M.がJAZZじゃ引くでしょ。JAZZなんて誰も聴かないんですから。というわけでユーミンなどJ-POPなわけですよ。良く考えたら不純な動機でJ-POPを聴き始めたのでした。というわけで、CDをレンタルしてはカセットへダビング。

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今残っているカセットは9本。『コバルト・アワー』と『14番目の月』は、《コバルト・アワー》と《中央フリーウェイ》が聴きたくて後にダビングしたものです。リアルタイムでは『アラム・ア・ラ・モード』から『カトマンドゥ』まで、CDは『ドーン・パープル』1枚だけ持っています。そのカセットは処分しちゃいました。小学生の時はユーミンの歌い方はあまり好きではありませんでしたが、B.G.M.の頃にはもうとにかくたくさん聴いたのですっかり慣れてしまいました。

当時友達の一人が《海を見ていた午後》の中に歌われている山手(横浜)の「ドルフィン」へ行こうと言い出し、男ばかり4人でレストラン「ドルフィン」へ行きました。横浜SOGOがオープンして間もなかったので、SOGOへ行って話題になっていた大きな仕掛け時計を見て、ドルフィンへ行って、夜は中華街という流れ。ドルフィンのお土産に買ったマグカップの青色は今も愛用中。こいつです。

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青色のほうは印刷が薄くなってツヤがなくなってますよね。愛用中の証拠です。

とこんな具合でユーミンは私の色々な思い出とリンクしています。でも不思議と思い出のメロディーだけではないんですよね。そして特に曲やアレンジがめちゃくちゃ好きというわけでもないのですが、妙に耳に馴染んでいるのが私にとってのユーミン・サウンドなのです。

今回ベストアルバムを聴いて、曲より歌詞に惹かれるものがありました。歳をとったせいかもしれません。斬新な歌詞もありますが、基本的には微妙な恋心を描いていますよね。強く主張するのではなく、現実を受け止めて包んで生きていくしなやかで力強い女性を感じました。一言で言うなら”大和撫子(やまとなでしこ)”そのものだと思いました。ユーミンに学ぶ大和撫子学(笑)。なのでアルバム名が『日本の恋と、ユーミンと。』という大胆さですが、私は非常に上手く内容を表していると思いました。

3枚の中では2枚目が気に入っています。大好きな《あの日に帰りたい》が入っていますからね。気に入っている曲が多いのです。《青春のリグレット》は転調とかサビの感じとかかなり好きです。3枚目のラストにはユーミンが大きく影響されたというプロコル・ハルムと共演した《青い影》が入っています。その前の曲《ひこうき雲》はかなり影響下にあったということで並べて収録してあるんでしょうね。

DVDはユーミンの凄いライブパフォーマンスからピックアップした12曲65分。バブルの頃のものもあり、お金をかけたその壮大なステージはアメリカのショービジネスと何ら変わらないことが分かります。こういうのを見ると洋楽離れの理由の一端とも受け取れます。

パッケージとジャケットが素敵です。モノクロ写真と七色の文字がいいセンスなのです。ブックレットの歌詞の間に時々挟まっているユーミンのポートレート(ジャケットも)がこれまた凄く素敵なんです。溌剌としたその表情、これこそが今の日本に足りないものだと思います。ユーミンの歌を聴いて皆がこんな溌剌とした顔になれたら良いのにと思います。

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ヘッドホンで聴いて面白さが分かりました。

com-post のクロスレビューでこの人の新作が取り上げられていたので気になったのですが評判がいまいち。ではということで、やたら評判が良い前作を聴いてみました。それにしてもcom-postのクロスレビューにいちいち反応するジャズファンって私くらいでしょ(笑)。今回のアルバムを取り上げたことについては、ジャズサイドのおごりの姿勢が何となく透かして見えて私は少し不快でした。

P129フライング・ロータスCosmogramma(2010年、WARP RECORDS)です。スリーブの字が小さ過ぎる上に変な字体なので読めません。しかたなくAmazonの内容紹介を拝借。以下の青字部分。

フライング・ロータスの待望のオリジナル・アルバム『Cosmogramma』のリリースが遂に決定した! 本作には様々なアーティストが参加し、彼の注目の高さがうかがえる。中でも注目なのが必然的なコラボレーションだったと言っても過言ではないレディオヘッドのトム・ヨークだ。本作ではフライング・ロータスと共同で作曲を行い、トム自身が歌い上げた。かつてオウテカの『Confield』でそうであったように、この作品は今後のレディオヘッドのサウンドに影響を与えるのではないかと思われる程、両者の特性が惜しげもなく引き出されている!

参加ミュージシャン
トム・ヨーク(Vo:レディオヘッド)
サンダーキャット (Bass)
ローラ・ダーリントン(Vo:ロング・ロスト)
ドリアン・コンセプト (Beat Programming)
ラヴィ・コルトレーン(Sax:コルトレーンの次男)
レベッカ・ラフ(Harp:ビルド・アン・アーク等に参加)
ミゲル・アトウッド・ファーガソン (Strings:エリカ・バドゥやアウトキャスト等のアレンジ)

なるほど、全部がサンプリングや打ち込みではないようです。そうか、あのサックスがラヴィ・コルトレーンなのね。唯一ジャズを感じるサックスの曲があると思ったら、やっぱりジャズマンを使っていたという、インナー・ゾーン・オーケストラの時もそうでしたけれど、結局ジャズマンがジャズ・テイストを出しているということになるらしく、私のジャズ耳はそういう音にやたら反応してしまいます。

興味深いのは、スピーカーで普通の音量で聴いたらあんまり面白くなかったのに、ヘッドホンで聴いたら面白く聴けるということ。そういえばcom-postのクロスレビューで村井康司さんがそういうことを書かれていて、アルバムが違うとはいえ、この手の音楽の特徴なのだろうということを追体験しました。なるほどね~。脳内で音が鳴る感じが必要みたい。ヘッドホンでなければ、クラブで浴びるような音で聴いたら面白さが分かるのかもしれません。

いや~っ、オタッキーな音楽です(笑)。私にとってこれはテクノの範疇に聴こえます。コンピューター(ゲーム)ミュージックの延長という風にも聴こえます。サウンド的には色々な要素があると思いますが、音楽のコアはそういうものだろうと感じます。文化系オタク音楽。そういう意味では体育会系ヒップホップとも異質のもののように思います。よく作り込んでいるのは分かります。でもプレゼンテーションのやり方はオタク受け狙いですな。というかフライング・ロータスのオタク性がまんま音になっているのでしょう。

ではオタッキーな音楽とは何か?私には上手く説明できません。m(_ _)m 言えることといえば、これを熱く語ることは私にとってエヴァンゲリオン(アニメ)を熱く語るのと同質なもののように感じるということくらい。これも意味不明ですよね(笑)。このアルバムのAmazonカスタマーレビューを読むと、あなた方の世界観では確かにそうなんでしょうけれど、端から見るとどうも別世界。温度感に差が生じます。

こういう音楽が受けるということは、今やアメリカにもオタクがたくさんいるということなんでしょうね。日本には元々オタクがたくさんいるのでこれが受けることは十分理解できます。まっ、こんなこと言ってますが、私もエヴァンゲリオンが好きなオタクですから(笑)、これの面白さが分からないというわけではありません。だからと言って私はフライング・ロータスを賞賛して聴いていこうとも思いません。これ1枚聴けば十分かな。

そうそう、これが面白いと思ったあなた。あなたはかなりオタク気質ありですよ。com-postのフライング・ロータス新作のクロスレビューを読んで、レビューワーのオタク度を推定するのも一興(笑)。

この周辺の音楽や最近のフリージャズとオタクの濃密な関係を評論でもすれば、結構面白いんじゃないかと個人的に感じている今日この頃です。それからフリージャズはアングラ文化からオタク文化へと変わったような気がします。

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今日は「ザナドゥ」!

最近昔のロック/ポップスが懐かしいということで今日は「ザナドゥ」!
アメリカの映画です。
そのサウンドトラック・アルバム(サントラ)の話。

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1980年、オリビア・ニュートン・ジョンの主演で話題になりました。
映画の評判はあまり良くなかったみたいです。
私はこの映画を見ていません。
同じ頃の映画では「ブルース・ブラザーズ」を見ました。
映画中のR&B/ソウル・ミュージックが最高にいかしてましたね。

アメリカのミュージカル系の映画はその前後に流行ったのです。
「サタデー・ナイト・フィーバー」「グリース」「ウィズ」
「フラッシュダンス」「フットルース」とかね。
私くらいの年代の人は何かひとつくらい見たんじゃありませんか?

「ザナドゥ」の話に戻りまして、
サントラはエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)とオリビアが歌ってます。
ELOの曲はジェフ・リンが作曲し、オリビアの曲はジョン・ファラーが作曲。
ジョン・ファラーはオリビアを手掛けてきたプロデューサーです。
2人ともイギリス人。
アメリカ映画の音楽を作曲しているのがイギリス人というのが面白い。

私がこのアルバムを買った理由は、
ラジオで聴いて気に入ってはいたけれどアルバムを買うまでに至らなかった
ELOとオリビアが1枚で聴けるから。
かなり不純な理由ですよね(笑)。
当時はオーディオの為に小遣いを貯めていたので、
レコードはあまり買えませんでした(涙)。
友達からレコードを借りたり、ラジオのエアチェックをしたりがメインでした。
なのでELOとオリビアをこの1枚で済まそうという魂胆。

ELOの歌が片面、オリビアの歌が片面に割り振られています。
ELOのポップなロックも好きでしたが、
オリビアの甘くて張りがある歌声も好きでした。

今日はオリビアの5曲をYouTubeから。

《マジック》。このメローな感じは私の好みです。歌声が素敵。

《恋の予感》。せつねーメロディが最高!アメリカのエンタメっていいな~。

《ダンシン》。ジャズとロックの融合が痛快。
私にとってのジャズボーカルって当時はこんな感じでした。
マンハッタン・トランスファーとかも流行っていた頃です。

《サスペンデッド・イン・タイム》。これもせつねー。オリビアの張りのある高音最高!
う~ん、素敵な転調が!

《気の合うふたり》。共演はジーン・ケリー。いかにもアメリカですよね。

ここにあるアメリカのエンターテインメントが好きでした。
当時ジャズのエンターテインメントな部分をこのアルバムで強く意識しました。
もう32年も経ちますがそこそこ口ずさめます。

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