CD・レコード・ハント

池袋CD&レコード・フェアに行ってきました。

昨日は「池袋CD&レコード・フェア」に行ってきました。
3年くらい前から行こうと思いつつも行きそびれていました。
今回やっと行くことができました。

P35 会場は池袋駅東口にある小さな公園の隣、豊島区民センター。
日本全国から15店が出店しています。6/5,6,7の3日間開催。
午前中に雨が降っていたようですが、
私が到着した2時半頃には雨も上がっていました。
気温はそれほど高くなかったのですが結構蒸し暑かったです。

P36 この手のイベントでは手荷物(カバンなど)は入口で預けます。
会場内での万引きを考慮してのことです。
で、入口から会場をパチリッと撮りました。
人は結構いましたが身動きがとれないようなこともなく、
殺気立った感じもなくて少々拍子抜けです。
初日金曜日とか土曜日も開場間際だと混雑するのでしょうか?
私にとってはこのくらいのほうが気分が良いです。
ゴールデンウィークのディスクユニオン・ブルーノートセールの時もそうでしたが、
やっぱり不景気の影響なのでしょうか?

ではゲットしたものを紹介していきましょう。

P37_2 まずはヴィクター・ベイリー『ボトムズ・アップ』
雲さんのブログで紹介されていたやつです。
廃盤なのですが、気になっていました。
Amazonでは出品者が買い手の足元をみて高値。
¥840でした。こっちが適価だと思います(笑)。
雲さん曰く「簡単そうで難しい」。
ベース弾きは1曲目《キッズ・ロジック》を聴いて下さい。
ブレッカー、ショター、ブランフォード、ナジー、ドナルド・ハリソン、ビル・エバンスらの
サックス聴き比べができるところも面白いです。
ベイリーのファッションが結構恥ずかしいぞっ(笑)!

P39_2 続いてはレコードです。
チェット・ベイカー&アート・ペッパー
『プレイボーイズ』
日本盤で盤質A。やっと見つかりました。
「diskland JARO」の通販カタログで見つけて
注文しようとするといつも売り切れでした。

もう1枚はシダー・ウォルトン/ハンク・モブレイ・クインテット『ブレイクスルー!』
これは渋谷「JBS」で聴いて気に入った1枚。
オリジナル盤で盤質EX+ですがジャケ穴あきなので安めの価格でした。
東北沢の「EBONY SOUNDS」の出品で、他にも買いたいものがいくつかありました。
そこはグッとこらえてこの1枚のみ(笑)。
オリジナル盤特有の濃密感が堪りません!

P38実はこれが今回のハイライトだったりします(笑)。
この手のイベントでDVDを買うのは珍しいのですが、
どうしたわけかDVDを漁ってしまったのです。
マイルス『セブンティー・スリー』
販促メモが貼り付けられていて、それを読んで購入。
で、帰ってから見てぶっ飛びました(笑)。
メンバーは、マイルス、デイヴ・リーブマン、ピート・コージー、
レジー・ルーカス、マイケル・ヘンダーソン、アル・フォスター、
ムトゥメ、このメンバーのライブが見たかったんんですよ。
「かっこえ~っ!」の一言。

メイン映像は1973年11月3日のウィーンでのライブ。
中山康樹さんの「 マイルスを聴け!」によると「かなりの殺気に満ちたライブ」。
なんたってその映像が見られるのだから凄い。
極上クオリティのマスターからデジタル・リマスタリングということで、
映像と音はかなりの出来です。
マイルスは青の衣装に白のロングマフラーそして赤のトランペット!
マイルスの手の動きに注目。バンドを自在に操ります。
マイルスが吹きまくり、リーブマンが過激に迫り、コージーが暴れるという凄さ!
でも結構冷静にやっているのです。
最後はムトゥメを残して、演奏途中で挨拶もせずにメンバーが退出していきます。
これが絵になるんですよ。一体コイツら何なんでしょ(笑)?
更に、画質は落ちますが10/27のストックホルムと7/8のモントルーのライブも
入っています。

という訳で今回は以上4枚をゲット。
約2時間物色したので結構疲労しました。

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レコード・ハントその2

昨日と今日は買ってきたレコードを聴いたり、家事をしたりとのんびりモードです。
連休前の天気予報では連休中は良い天気だと言っていたような気がしますが、どうやら明日から天気は崩れるみたいですね。

さて、ジャズ友 tommyさん と連れだってのレコード・ハントの続きを書きましょう。

P198 新宿からいきなり川崎へと向かいます。山手線~京浜東北線と乗り継いで30分くらいで着きます。tommyさんにディープなレコード屋さんを紹介したくてお連れしたのが 中古レコード/CD TOPS です。私のブログには何度か登場していますよね。

TOPSは雑居ビルの3階にあるのですが、2階はクリニックというのが凄い(笑)。入口にはマリリン・モンローの水着等身大看板があり、吹き出しには「レコードはお好き?」と書いてあります(笑)。

P199 今回はお店の中の写真も撮らせてもらいました。ご覧のとおりレコードがぎっしり。天井から下がった数々の装飾品がディープです。お店にあるレコードを端からチェックしようとしたら、とんでもなく時間がかかることは間違いありません。私はいつもホームページの在庫リストをチェックしてからポイントを絞って探してきます。

P200 まずはチェックしていった1枚。ハル・シンガー『ブルー・ストンピン』。寺島靖国さん著「聴かずに死ねるか!JAZZこの一曲」に掲載されていたものです。私は寺島さんを全否定してはいませんので、念のため(笑)。ジャケットにSTATUSのシールが貼ってあるのに中身はスィングビル、溝ナシ、RVG刻印でした。帰って聴いたらA面はちょっとプチパチが気になる部分もありましたが、ジャケ裏に文字が書かれていたせいて安めの価格なのでよしとしましょう。演奏はオーソドックスなもので中間派?ピアノのレイ・ブライアントも良い感じです。

P201 私が新着コーナーを漁っていたら、tommyさんがこんなものをみつけてきてくれました。tommyさんが「高野雲の快楽ジャズ通信」「スコット・ラファロ特集」でかけたマニアックな1枚。ラファロ、ジム・ホール、ドルフィーがフリー・ジャズをやっている『ジョン・ルイス・プレゼンツ・コンテンポラリー・ミュージック ジャズ・アブストラクション』です。CDもありますが他のアルバムとのカップリング2in1CDです。tommyさんがせっかくみつけてきてくれたんですし、レコード自体見かけないので購入することにしました。オリジナル盤モノ赤/紫ラベルで値段も安め。帰って聴いたらコンディションは程々でしたが、演奏は興味深いものでした。

P202 続いてtommyさんが何やら熱心に漁っていたので近づいてみると、紙ジャケCDが手頃な価格で売っていました。ここでも「こんなのどう?」とセレクトしてくれました(笑)。シャノン・ジャクソン『ホワット・スピリット・セイ』です。tommyさんには私の好みを見抜かれています(笑)。ジャクソンのヘヴィー・グルーヴは好きですし、ジェフ・リー・ジョンソンのギターとジェームズ・カーターのサックスは買いでしょうということになりました。このお店でCDを買うのは初めてです。今まではチェックすらしたこともありませんが、tommyさんに言われて、これからはCDもチェックする気になりました(笑)。これは期待通りの内容でした。

今回はtommyさんオススメの2枚を買うことになりましたが、中古盤は一期一会、こういう買い方も良いのです。tommyさんはここでもベーシストの1枚を購入。他に紙ジャケCDを何枚か買って、息子さんなどにプレゼントするとのことでした。プレゼントするCDを買うtommyさんは素敵だと思いました。会計後、店主とtommyさんのお店「スコット・ラファロ」や店舗賃貸料の話などで盛り上がってしまいました(笑)。このお店、tommyさんにも気に入っていただけたようなので良かったです。

P1 スターバックスで一服&休憩後、今度は京浜東北線~山手線~半蔵門線と乗り継いで神田神保町へ、目指すはジャズ&レア・グルーヴ&ソウルetc.の EAST RECORD です。こちらは雑居ビルの4階。3階にはリラクゼーション・マッサージ?か何かのお店が・・・(笑)。

tommyさんが好きなカフェ渋谷JBSでかかるようなレコードがたくさんあるお店ということでお連れしました。このお店のことも前にブログに書いています。私もかなり久々の訪問です。

P2 ここにもたくさんレコードがありますが、チェックするのはジャズとジャズ・グルーヴの棚。以前tommyさんと話題になった「ブラック・ジャズ」レーベルのオリジナル盤がたくさんありました。でもどれも万越え!この手のファンには人気が高いレーベルなのです。私はCDでO.K.改めてこのお店のブラック・スピリチュアルなジャズの在庫量に驚かされることになりました。

P3 最初にセレクトした1枚はゲイリー・バーツ『ライブラ』。後藤雅洋さん著「ジャズ・レーベル完全入門」に掲載の1枚。CDもありますがレコードがほしかったのです。コンディション良好で値段も高くなかったので買い。これは意外、ブラック・スピリチュアルというよりは王道ハード・バップ路線でした。もちろん演奏内容は保証付、後藤さん推薦盤の良さはこういう手堅さにあります。

P4 私やっちゃいました。ああ恥ずかしい!のエロ・ジャケです(笑)。某レーベルのエロ・ジャケをけなしている私がこういうのを買って良いのでしょうか?いいんです!ヒューストン・パーソン『ワイルド・フラワー』。何を言ってもしょうがないジャケ買いなのですが、ビル・ハードマンのトランペットがなかなか良いです。一応VAN GERDER刻印オリジナル盤。ウィスキー片手にジャケットをボケ~ッと眺めながら、甘~い演奏を聴くのも悪くないのです(笑)。

もう1枚、グローバー・ワシントンJr.『ミスター・マジックを買うかどうか悩んだのですが、買いませんでした。でも、昨日tommyさんに渋谷ユニオンの安い日本盤をゲットしてもらっちゃいました。店主に教えてもらった渋谷ユニオンの「レア・グルーヴ・セール」に行ったtommyさんがこのレコードを見つけ、私に情報をくれて翌日ゲットしたという顛末です。さてtommyさんはといえば、3枚ほどセレクトしてその中から1枚渋いやつを買っていました(笑)。

P5 会計後に店主と話している時、棚の下の方に¥100コーナーがあるのを見つけました。日本のフュージョンが入っていました。買取盤の中にこういう売れないのが混じっているんでしょうね。ほとんど捨て値です。日本のフュージョン・レコードはトホホであります。こんなのありました。パラシュート『6カインズ・6サイジーズ』。昔聴いた記憶がちょっと残っていました。ひょっとしたら今聴けば良いかも?う~ん・・・、¥100なら許す!

さてもう1軒、高田馬場の「タイム」へ行きましょうかという話もしていたのですが、時間も押してきていましたし歩き疲れたということで、レコード・ハントはこれにておしまい。中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」へ直行して本日の〆とすることになりました。

私のレコード・ハントはこんな具合、色々なタイプのジャズを硬軟取り混ぜて、その時の気分で適当に買うのがモットーです(笑)。

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レコード・ハントその1

ゴールデンウィークということで昨日はレコード・ハントに行ってきました。今回は最近アナログを再開したジャズ友 tommyさん と一緒にお店を回ってきました。tommyさんが私のレコード・ハントに同行したいとのことだったので、ここはひとつアナログにドップリはまってもらいましょうということで、喜んでお受けしました(笑)。

まずはディスクユニオン新宿ジャズ館から開始です。ついでに不要になったCDを20枚ほど持って行って買取もしてもらいました。買取金を今回のレコード・ハントの予算に回すことは言うまでもありません。この日はいつも混雑する「ブルーノート廃盤セール」でした。毎度この日を待ちわびたレコード・マニアがたくさん集まって、目をギラギラ輝かせながら獲物を虎視眈々と狙う光景が展開されています。普通の人がこの場に入ったら結構怖いものがあると思いますよ(笑)。

さて今回は如何に?アレッ、何かいつもと違うぞ、お客さんが少なめではありませんか。それに売り場のテンションが全然低い。拍子抜けとはこのことです。まあ、私としてはこのくらいのほうが気分は良いのです。tommyさんとはここで待ち合わせることにしていました。後からやってくるtommyさんには、その異様な光景を見ての反応を期待していたのに、これじゃあね~。思惑がハズレてしまいました。5連休の初日ということもあるとは思いますが、やっぱりここにも不景気の影響が出ているのでしょう。

早速一通り見たのですが、私が買いたくなるようなコンディションほどほどで安めなものはほぼなし。壁に飾られた高額盤がいつにも増して眩しい。実はあまり期待もしていなかったので、4月29日に行われたUS廃盤セールの残りを漁ることにしました。

P194_2 そして見つけたのがこれ、ブッカー・アービン『フリーダム・ブック』。後藤雅洋さん著「ジャズ・オブ・パラダイス」で推薦している1枚。ず~っとこのレコードを探していたのですが、なかなか出ない盤なのです。コンディション「B」、イエロー・レーベル、NJ、片溝、VAN GERDER刻印で、値段も4桁なので良いかなと。最近はブルーノートよりプレスティッジを買いたい気分なのです。

P195 メインが決まったので、新着レコードの棚を見ることに。これ持っていなかったなぁ、サド・ジョーン『ザ・マグニフィセントVOL.3』。コンデションAの日本盤適価です。せっかくブルーノート廃盤セールに来たのですから、これを買っときましょう(笑)。

更に探していると、

P197 こんなのもありました。前の記事に書いたフューズ・ワンの1作目『フューズ』。私は2作目『シルク』と3作目『アイス』は持っていたのですが、これは持っていなかったのです。フュージョン・コレクターでもある私としては押さえておきたい1枚。トホホの315円(笑)。ディスクユニオンのフュージョン中古レコードは安いから堪りません。

P196 買う3枚が決まったので、『フリーダム・ブック』を試聴させてもらおうとしたら順番待ちでした。なので別な新着レコード棚も見ることに、こういうことをすると必ずまた買いたいレコードが見つかってしまうものです。やっぱり!アネット・ピーコックの『孔雀(ザ・コレクション)』。この人は前から聴いてみたかったのです。630円なら買っときましょう。

そこへtommyさん登場。なかなかグッド・タイミング。間もなく試聴の順番が回ってきて、試聴したらO.K.上記4枚をお買いあげとなりました。tommyさんもベースの棚から面白そうな1枚を見つけてきてゲット。始めはこんなところでしょう。ゴールデン・ウィークのアクセサリー・プレゼントがあるというので、「エコバッグ」をもらいました。レコードを入れられるサイズだったので早速買ったレコードを入れ、エコバッグはこの日大活躍となりました。

続きはまた明日。

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ディープなレコード屋さんTOPS

今日はジャズ喫茶「いーぐる「2008年下半期新譜特集」に行ってきました。
でもその前に、どうせ東京へ行くんだからということで、
久々に川崎の中古レコード/CD「TOPS」へ行ってレコードを買ってきました。
「TOPS」のホームページ:http://www12.plala.or.jp/RECORDSTOPS/

P89 このお店はディープです(笑)。基本はジャズ・ヴォーカルのオリジナル盤ですが、ロック、ソウル、邦楽、ムード、ワールドミュージックなども置いてあります。

お店は結構広いのですが、レコード棚の間の通路は人1人くらいが通れる程度。つまり、レコード棚だらけってことです。ジャズのレコード在庫は豊富ですよ。とにかく色々ありますから、時間にゆとりを持ってゆっくり見ることをおすすめします。きっと掘り出し物が見つかります。

P90 入口はご覧のとおり、繰り返しますがディープです(笑)。このお店に行く時、私はいつも事前にホームページのリストをチェックしています。このリストを眺めるだけでもワクワクなんです(笑)。

リストのメンテがちょっとラフなので、お店に行っても在庫がない場合があります。もちろん行くまでに売れてしまう場合だってあるでしょう。まあ、そこは固いこと言いっこなしということで(笑)。

さて、今日の私のお目当てはと言いますと、渋谷のジャズ・ブルース・ソウル喫茶「JBS」でかかりそうな黒いジャズです。やっぱりこういうのはレコードで聴きたい!

P91 まずはこれ。シダー・ウォルトン『イースタン・リベリオンⅡ』(1977年rec. TIMELESS MUSE)です。メンバーは、シダー・ウォルトン(p)、ボブ・バーグ(ts)、サム・ジョーンズ(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)です。リストでチェックしていったもので、コンディション良。

これは前に「JBS」でかけてくれました。ブログにもその時のことは書いています。ジャケトもこれと同じやつでした。TIMELESSレーベルから出たやつとはジャケットが異なっていますよね。「いーぐる」でもかかったことがあります。マイルス・グループ加入以前のボブ・バーグのブリブリ・ゴリゴリ・テナーを聴く1枚です。この頃はまだマイケル・ブレッカーにそれほど似ていないんですよね。バップ・テナーです。

P92 これは棚を漁っていて目に入った1枚。ジャズ批評No.83「ジャズ1970~90年代」にてチェックしていたものです。ジーン・アモンズ『グッドバイ』(1974年rec. Prestige)。「さよなら」のタイトルどおり、ジーン・アモンズのラスト・レコーディング・セッションです(涙)。コンディション良。

メンバーは、ジーン・アモンズ(ts)、ナット・アダレイ(cor)、ゲイリー・バーツ(as)、ケニー・ドリュー(p)、サム・ジョーンズ(b)、ルイス・ヘイズ(ds)、レイ・バレット(conga)です。どうですかこのメンバー、黒い音が聴こえてくるでしょ(笑)。「JBS」のマスター通称マルカム(ジャズ友tommyさんが名付け親)は絶対好きです。内容については説明しませんが、推して知るべしです。このアルバム、「ジャズ知られざる名盤ベスト1000」の中で後藤雅洋さんも推薦していました。今日気付きました。

以上2枚お買い上げ!今日は店主の渡辺さん(ジャズ批評誌にもちょくちょく登場します)がいました。うれしいことにたまにしか行かない私の顔を覚えていてくれて、今日も値段を少しおまけしてくれました。こういうサービスって今はなかなかないんですよね。昔にはよくあったこういう売り手と買い手の心の繋がり、いいですよね~。

これから「新譜特集」に行こうという時に、黒いジャズ・レコードを買ってしまう。
これもジャズの楽しみ方なのであります。わかっていただけますよね(笑)。

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HMVのディスカウント・セールで注文!

先日私がディスクユニオンの「通販1,000円均一セール」のことを書いたら、tommyさんからHMVでもディスカウント・セールをやっているとのコメントをいただきました。

これは見るべきだということで、早速チェックしました。1,000円、1,200円、1,500円のセールがあるのですが、ジャズも結構な枚数がありましたよ。皆さんもチェックすることをオススメします。

チェックした結果、以下の3枚を注文しました。

P74 まずは『ブライアン・ブレイド・フェローシップ』。これはブライアン・ブレイドの初リーダー作です。ジャズ批評100号「90年代のジャズ」に掲載されていたので、チェックしていた1枚。1,000円です。

昨年は同グループの『シーズンズ・オブ・チェンジズ』が出ましたが、なかなか良いアルバムでしたよね。私もブログで紹介しています。

P75 次はジョー・ヘンダーソン『イン・ジャパン』。これは一昨年末の「いーぐる連続講演」の原田正典さんによる「ジョー・ヘンダーソン特集」で聴いて気に入っていたものです。この特集についてのレポートはブログに書いています。1,200円です。

発売当時はあまり話題にならなかったアルバムのようです。このジャケットのトホホ感と日本でのライブ録音ということで、話題に上がりにくかったのかもしれません。演奏はかなりのものでした。とは言いつつも、正規の値段で買うのをためらっていたのも事実で、今回は良いタイミングでした。

P76 最後はジョン・コルトレーン『マイ・フェイバリッド・シングス:コルトレーン・アット・ニューポート』です。これは雲さんの「快楽ジャズ通信「ジョン・コルトレーン入門」の時に、これ1枚しかかけなかったアルバムです(笑)。1,200円です。

このアルバムに収録されている曲は、私も持っている『セルフレスネス』に入っているのですが、「快楽ジャズ通信」では収録曲順によって聴こえ方が違うというプレゼンがあり、凄く納得したので購入することにしました。なお、このアルバムには『セルフレスネス』に収録されていない曲も入っています。

今回の3枚なかなか有意義な買い物ができたと思っています。それから、前に紹介したマーク・ジョンソンズ・ベース・デザイアーズ『セカンド・サイト』もこのセールの対象商品なので1,200円で買えます。この機会に是非!

このセールというかHMVの注意点は、入荷に時間がかかるものがあり、ともすると「入荷に時間がかかるのでキャンセルしますか?」というメールが来ることです。まあ、その時は潔くあきらめるか、気長に待つしかないのですが。

tommyさん、情報ありがとうございました!

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気付くのが遅かった!

昨日からディスクユニオンJAZZ館のホームページ:http://diskunion.net/jazz/ で、「通販限定1000円均一セール」が開催されていました。これ、ゲリラ的に開催されるので、気付くのが遅れるとほとんど売り切れになってしまいます。私みたいに地方に住んでいる人にとっては、これが結構役立つのです。

このセール、ピアノ・トリオなんかはあっという間に売り切れになりますね。ピアノ・トリオ人気は根強いものがあるのです。まあ人気だけではなく、ピアノ・トリオなら知らないものを買っても、大きな失敗はないという面があるのですが。私の場合は、あまり人気がなさそうなロック系とかアバンギャルド系とかを買うのですが、これはハズレもありますね。皆さんはマネをしないほうが良いと思いますよ(笑)。

今回のセール、まだ「在庫あり」商品がありましたから、興味がある方は覗いて見て下さいな。ここで私がディスクユニオンの宣伝をしても何か得があるわけではありませんが、ジャズ・ファンの皆さんがいろいろな情報を共有できれば、きっとジャズ環境が豊かになるだろうという妄想のもとに宣伝しています。

今日はこれだけです(笑)。今年は緩くいきますので、よろしくネ!

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オリジナル盤買っちゃった!

オリジナル盤を買っちゃいましたよ。

もうだいぶ時間が経ってしまいましたが、渋谷のレコード屋さん「discland JARO」から届いた9月の通販リストを見てオリジナル盤を買っていたので報告します。

P18 買ったのはルネ・トーマ『ギター・グルーヴ』(1960年rec. JAZZLAND)です。溝アリのモノラル盤です。値段はそれなりに高かったですが、メンバーと演奏が良いので許せます。プチチリがちょっと気になる部分もありますが、やっぱりオリジナル盤は音が良いのでした。困ったものです(笑)。

メンバーは、ルネ・トーマ(g)、J.R.モンテローズ(ts)、ホッド・オブライエン(p)、テディ・コティック(b)、アルバート・ヒース(ds)です。なんたってJ.R.モンテローズの参加が肝です。ルネ・トーマというとちょっとマニアックなんですが、知る人ぞ知る好盤なのです。

トーマのギターは太く暖かい音でグイグイ弾いていきます。この方ベルギー生まれらしいのですが、ヨーロッパ系の繊細な感じではなくストレートで骨太です。J.R.モンテローズの力強いプレーがトーマのギターとよく合います。ホッド・オブライエンのピアノがこれまたスインギーで気持ち良いのです。

時々こういう正統派バップ・ジャスが無性に聴きたくなる私は、重いジャス中毒なのでしょう(笑)。マニアの間だけで楽しむのには惜しいアルバムです。初心者の方にも是非聴いてほしいなあ!

明日は久しぶりにジャズ喫茶「いーぐる」の連続講演「カーラ・ブレイ特集」に行こうと思っています。

それから、今月はブログを毎日更新したのですが、11月はもう少し余裕を持て更新しようと思いますので、ご了承願います。

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レコードとCDを買ってきました。(その3)

レコード・CDハンティングもいよいよ最後のお店となりました。

その前に、ディスクユニオンの吉祥寺ジャズ・クラシック館と御茶ノ水ジャス館でお店に流れていたCDを紹介しておきましょう。

まずは吉祥寺、ミシャ・メンゲルベルグ『ノー・アイディア』が流れていました。1998年発売で最近再発されたものです。ピアノ・トリオで1曲を除いてスタンダード曲を演奏しています。最初はどうということはなかったのですが、レコードを探しているうちに耳にひっかかるよになりました。そこでジャケットを確認したら上記のアルバムだったのです。ミシャらしいちょっとひねったメロディーや、時々混じるフリーなアプローチがアクセントになってなかなか良い感じでした。ミシャのピアノ・トリオは既に2枚持っているので、これを買うかどうかは微妙です。

次は御茶ノ水、ダニエル・スキャナピエコ『ライフタイム』が流れていました。スキャナピエコは最近新譜が出たハイ・ファイブの人気サックス奏者であることはご存知だと思います。相棒のファブリツィオ・ボッソtpステファノ・バティスタasも参加している今時のイタリアン・ハード・バップです。上手いし洒落た演奏ではあるんですが、もうひとつグッとくるものがないんですよね~、これ。そのうち中古品が出たら買ってもいいかなっ。

では最後に行ったお店について。そのお店は東北沢にあるEBONY SOUNDSです。前に2回行ったのですが、両日とも出張販売に出ていてお休みでした。今回は3度目の正直ってわけです。小田急線の東北沢で降りて5分くらい歩いたところにあります。

お店へ近づくと、あれっ、今日もシャッターが閉まっているような・・・。お店の前に着くと一方のシャッターは閉じられていて、もう一方のシャッターは上まで完全に上がっていない状態です。お店はやっているの?一瞬戸惑いました。上がりきっていない奥にはガラス戸があり、中を覗いて見るとお客さんがいます。なんだやっているじゃないですか。

お店に入ると小さいスペースですが、レコードはきれいに棚に並んでいました。各レコードのタグもコンディション他、ちょっとしたコメントも入っていてわかりやすいもので、好感が持てました。在庫を全部見たわけではありませんが、ブルーノートの後期ものやプレスティッジの後期ものは在庫が豊富でした。

お店でかけていたのもオルガン入りのソウル、ファンキー・ジャズなので、その方面には力を入れているようです。先にいたお客さんも若い人でしきりにそういうアルバムを探していました。店主と親しそうに話していたので常連さんだと思います。

その常連さんはプレスティッジのファンキー・ジャズを2枚ほど試聴して、店主とアルバムに関する質疑をしていたのですが、買わずに帰っちゃいました。最近の若者は割り切っていますね。私なら試聴したら何か買わずに帰ることなんてできません(笑)。若者がこういうオリジナル盤専門店で買うアルバムって、クラブでかかるようなソウル、ファンキー・ジャズなんですね~やっぱり。

私はと言うと本日2度目の遭遇、『ミルト・ジャクソン・カルテット』(プレスティッジ)が気になりました。ジャケットの傷みが激しいということで、盤質「EX」でオリジナル盤なのに¥7,350です。ひとまず目を付けておいてほかのものもチェックした後に試聴させてもらいました。

盤は目視では大きな傷はなしですが、聴かせてもらうとやっぱりプチ・ノイズが少々気になります。でも音はイイなあ~。ミルトのヴァイヴの音に芯があてまろやか~っ!シンバルも厚い鳴りです。N.Y.C.で溝あり。店主は「最初期盤ですね。ノイズは当時の盤質からすればこんなものです。」と、う~ん、でもあきらめました。このお店は盤質「EX+」なら問題なさそうですね。

P159 じゃあということで次に目を付けていたアート・ブレイキー『ジャズ・メッセージ』(インパルス)内容は前に紹介:http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_5c7a.html を試聴させてもらいました。盤質「M-」だけのことはありました。ほぼノイズなしです。モノラル盤のオレンジ・レーベルでVAN GELDER刻印あり。それにしては安い¥9,450です。不人気盤だから安いのかと思ったら、ジャケットに極小さいピン・ホールがありました。なるほどねっ、私はそんなの気にしないのでO.K.これ買いました。

帰ってからステレオ日本盤と聴き比べましたが、毎度同じ感想になってしまいます。日本盤は低音を増強していてバランス重視の音、オリジナル盤はしっかりした中域を軸にした濃い音なのです。う~ん、この差を聴いてしまうとオリジナル盤がほしくなってしまうんですよね。

さてレコードをの会計をする時にちょっと店主と話をしました。10月に池袋でやる恒例のCD&レコード・フェアーに出店するそうでチラシをくれました。「そっちでは試聴出来ないけど、よろしかったらどうぞ。」とさそっていただきました。池袋のCD&レコード・フェアは気になっていたのですがまだ行ったことはありません。今度行ってみようかなあ~。

<「またよろしくお願いします。お店が時々休みになるので、来る時には電話で確認を入れて下さい。」と言われました。私の過去の体験からなるほどと思いましたよ(笑)。この店主、オリジナル盤専門店にいがちな感じではないんですよ。なかなかハンサムで高級オーディオ店にる店員さんな感じです(笑)。このお店は気に入ったので、また行くことにします。

これにてレコード・CDハンティング終了。歩き回って疲れてので、中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」へと向かいました。ではまた明日。

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レコードとCDを買ってきました。(その2)

吉祥寺で昼食を食べたあと、久々に神田へ向かうことにしました。さて、地下鉄の神保町駅へどうやって行こうか?

私は勘違いしていました。神保町駅は東西線だと思っていたのです。それで吉祥寺駅から中央線快速で荻窪駅まで行き、そこで東西線に乗り換えることにしました。荻窪に着くとちょうど東西線の列車が発車待ちでホームに入っていたので、早速乗り込んで路線表を見ました。あれ、神保町駅がありません。

私は慌てて列車から降りて、ちょっと悩んでとりあえず中央線快速で新宿へ出ることに、そこで丸の内線に乗り換えようと思いました。新宿で地下鉄路線図を見たら、神保町駅は半蔵門線だったんですね。なんだ、東西線に乗って行き九段下駅で半蔵門線に乗り換えたら良かったんです。

しょうがないから別な方法を検討。丸の内線に乗って赤坂見付駅降りて、近くの永田町駅で半蔵門線に乗り換えることにしました。赤坂見付駅と永田町駅の間が少し離れていて時間がかかったのがたまにきずですが、なんとか神保町駅につきました。都心はJRと地下鉄を駆使すれば行きたい場所の近くまでだいたいは電車で行けるので便利ですよね。

つまらない電車話を長々としてしまいましたが、私としては書かずにいられない出来事でした(笑)。

さて神田について書店を何件か見たのですが特にほしい本はなかったので、御茶ノ水ジャズ館へ向かうことにしました。途中、久々にマーブルディス http://www.marble-disk.com/index.html を覗いて見ることにしました。場所は三省堂ビルの通りをはさんで向かい側のあたりのビルの2階のちょっと分かりづらいところにあります。

マーブルディスクはオール・ジャンルを扱う中古CD・レコード店です。お店の中は雑然と多くの商品が置かれていて、よく探せばマニアックな掘出物がきっと見つかるお店です。ジャズのレコードは奥の方の棚に少量あります。ここのジャズはほとんど日本盤ですが、ちょっと異色なものがあって面白いですよ。

P158 私はひと通りチェックして、富樫雅彦『スピリチュアル・ネイチャー』(写真)とラルフ・マクドナルド『回帰』の2枚を買いました。どちらも¥1,000でした。『回帰』は私のフージョン蒐集のために購入。

『スピリチュアル・ネイチャー』はtommyさんのベースの先生、池田芳雄さんが入っているので、安いレコードが見つかったら買おうと思っていたものです。日本的なメロディーと雰囲気が漂う繊細なフリー・ジャズです。佐藤允彦など錚々たるメンバーが参加した名盤と言えるでしょう。渡辺貞夫の吹くフルートがまるでお囃子の横笛のようだったりします。池田さんのベースは強靭そのものです。

次はディスクユニオンの御茶ノ水ジャズ館です。まず中古CDフロアーをさらっと見たら、前日のギター・セールの残り物がたくさんあて、その中からケニー・バレルの『ティン・ティン・ディオ』を見つけました。これは後藤さん著「ジャズ・オブ・パラダイス」に載っていたもので、ず~っと探していました。やっと見つけましたよ。実は「ジャズ・オブ・パラダイス」掲載アルバムのコンプリート蒐集も目指しているのですが、こちらはまだまだたくさん残っています。ra『live@blaa』はやっぱりありませんでした。

続いて中古レコードフロアーをほんとにサラッと見ました。「新着コーナー」は見ずに「ブルーノート日本盤コーナー」と「スタッフ推薦盤コーナー」だけチェックしました。収穫なしです。実はあと1軒行きたいお店があったので余計な出費を抑えていました。

新品CDのコーナーも見ました。というのはチェックしておいた新譜CDで、吉祥寺ジャズ・クラシック館にないものがあったからです。こちらにはありました。ユリ・ホーニング『ミート・ユア・デイモンズ』です。これ1枚だけ買いました。いつもならアウトレットをチェックするところなのですが、残り1軒に備えてチェックしませんでした。チェックすると買いたくなるのでこういう時は見ないに限ります。続きはまた明日。

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レコードとCDを買ってきました。(その1)

昨日は約1ヶ月ぶりに東京へ行ってレコードとCDを買って、最後に中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」でレコードを聴いて帰ってきました。久々に行ったレコード屋や初めて行ったレコード屋もありますのでご期待下さい。

まずはディスクユニオン吉祥寺ジャズ・クラシックへ行きました。お店に向かう途中、「あれっ、いつもと違う感じ」。そうなんです、ジャス・クラシック館がある路地に入る手前の東西に伸びる商店街のアーケードがなくなっていたのです。明るくなっちゃったので路地のアラが目立つ感じです。雨が降ったらそんなに広くない通りを笠をさして歩かなければならないので大変だろうなあ。

それでお店の中へ入ったら、お店の中もちょっとした配置変更がされていました。今までは入り口側の低い陳列台に話題のCDを平積みにして売っていたのですが、その陳列台がなくなっていました。その代わり入り口側新着CD棚とレコード棚との間に陳列台が置かれ、その上にはレコードの餌箱(レコードを入れてあるダンボール箱ですね)が置かれていました。

最近はレコードの方が売れているのかなあ~。CD売り場を減らしてレコード売り場を増やすなんて。私は前の配置の方が良かったなあ。ちょっとオシャレな陳列がしてあったと思うのですが、それがレコードの餌箱じゃあね~。ディスクユニオンって売り場にそこそこオシャレ感を出していたんじゃなかったの?まあいいか。

今回は新譜を買おうと思っていたのですが、やっぱり最初は新着中古レコードの餌箱からチェックしちゃうんですよね。前日やっていた「廃盤レコード」セールのレコードもかなり残っているようでした。ひと通りチェックして3枚抜き出しました。そうそうこの日は中古品10%OFFセールもやっていました。

P157 抜いた3枚は、ディック・ジョンソン『ミュージック・フォー・スウィンギン・モダーンズ』(写真)、セロニアス・モンク『モンクス・ミュージック』デューク・ピアソン『プロfヒール』です。全て後藤さん著「ジャズ・レーベル完全入門」に掲載されているものです。この本は散財を抑えるための私の重要なガイド本です。

どれも安かったのですが、『プロフィール』はジャケットが底抜けということでブルーノートにしてはかなり安かったです。いつものように全てコンディションは「A」です。

P50 「廃盤レコード」の中にいくつか気になるものがありました。そんな中の1枚が『ミルト・ジャクソン・カルテット』(写真は今持っているOJC盤)です。今プレスティジのオリジナル盤を増やしたいと思っていて、これは内容が気に入っているのでほしかったのです。コンディションは「B」ですが値段が4桁以内だったので悩みました。それで試聴させてもらったのですが、やっぱりプチ・ノイズが多目だったので諦めました。残念!

中古CDもひととおりチェックしました。tommyさんが探しているra『live@blaa』はあるかなあ~、やっぱりありませんでした。とくにほしいCDもなし。

ということで、あとはディスクユニオンJAZZ館のホーム・ページで事前にチェックしておいた新譜CD3枚を買いました。スティーヴ・リーマン『マニフォルド』トニー・マラビー『タマリンド』E_L_B『ドリーム・フライト』です。最近はどうも普通のバップものには興味がわかないのです。新譜については聴いてから後日紹介します。

中古レコード3枚と新譜CD3枚を買ってお店を出ました。吉祥寺駅ビル地下の飲食店街で少し遅い昼食を食べ、CD・レコード・ハントは続くのであります。続きはまた明日。

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たまにはレコード・ハントねた

たまにはレコード・ハントのネタを書きましょう。とは言っても少し前の例の「いーぐる納涼持込盤大会」の日のことです。「いーぐる」に行く途中。吉祥寺ディスクユニオン、ジャズ・クラシック館でのレコード・ハントです。

最近、吉祥寺ディスクユニオンの店内でかかっているCDを聴いて買いたいと思わなくなりました。どれも同じような演奏ばかりに聴こえてインパクトがないのです。なぜか女性ヴォーカルも多くて、そっち方面にあんまり興味のない私としては触手が伸びないのです。

この日も廃盤CDの特集かなんかやっていたんですが、これにも最近は興味がありません。だってほとんどのものが高額の値段ほどの価値はないと思うからです。MOONKS推薦の俗に言う「レア本」のやつも再発されたりしたのでいくつも買いましたけど、内容?なものがあったりしたのが私を覚めさせた原因かもしれません。ジャズ観賞集団ね~っ?

さてそれはそれとして、探していたレコードがいくつか見つかったので買ってきました。

P146 まずはデクスター・ゴードン『バウンシン’・ウィズ・デックス』(1975年rec. SteepleChase)です。一応オリジナル盤のようですが、ジャケットが汚れていたので、新品CDより少し高い程度の値段でした。盤コンディションは「A」。これは後藤さん著「ジャズ・オブ・パラダイス」掲載のもの。レコードをずっと探していました。

メンバーは、デクスター・ゴードン(ts)、テテ・モントリュー(p)、ニールス・ペデルセン(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)です。ワン・ホーン・カルットで、デクスターの美味しいテナーが満載です。《カタロニアン・ナイト》をはじめ名演揃いです。最近私の中でデクスターのお気に入り度は上昇中なんです。

P147 次は『ソニー・クラーク・クインテット』(1957,8年rec. BLUE NOTE)です。未発売だったものを東芝EMIで発掘したものなので、東芝中古盤とは言え値段は少し高めでした。盤コンディションは「A」。これはA面2曲が『クール・ストラッティン』と同日、同メンバーによる演奏で、B面3曲がジョーダン、バレルを含むクインテットによる演奏です。

メンバーは、アート・ファーマー(tp)、ジャッキー・マクリーン(as)、ソニー・クラーク(p)、ポール・チェンバース(b)、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)と、クリフォード・ジョーダン(ts)、ケニー・バレル(g)、クラーク(p)、ポール・チェンバース(b)、ピート・ラロッカ(ds)です。どちらの演奏も良いのは当り前ですが、ジョーダン、バレル入りの演奏が渋めでブルージーで良いです。中でもクラーク作《マイナー・ミーティング》は噂どおりの良さでした。

P148 最後はアル・コーン『スタンダード・オブ・エクセレンス』(1983年rec. Concord)です。輸入盤で、シンプルなイラスト・ジャケットが洒落ていますよね。この手のやつは人気盤ではないので安いです。盤コンディションは「A」。これは「いーぐる」の連続講演が始まる前にかかっていて、なかなか良かったのでチェックしたものです。

メンバーは、アル・コーン(ts)、ハーブ・エリス(g)、モンティ・バドウィック(b)、ジミー・スミス(ds)です。何の変哲もないギター入りワン・ホーン・カルテットなんですが、これがイイんです。コーンのテナーは暖かい音でスムーズにして軽快、そこにキレがイイけどこれまた暖かい音色のエリスのギターがからんで良い具合です。バラードだってしっとりしっかり聴かせます。

コンコード・レーベルは新しさとか凄さとかは無いのですが、こういうまっとうなジャズを作るのに長けていますよね。後藤さんや寺島さんなどジャズ喫茶のオヤジはそういうところにちゃんと目を利かせているところが凄いというか、ジャズ喫茶という空間で起きている演奏の峻別の凄さを感じます。

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中古レコード/CD店「TOPS」へ行きました。

男子競泳100m平泳ぎの北島はさすがですね。文句なしです。超気持ちイイ!

昨日は5月の連休以来3ヶ月ぶりに川崎の中古レコード/CD店「TOPS」 http://www12.plala.or.jp/RECORDSTOPS/ へレコードを買いに行ってきました。

いつもホーム・ページの在庫リストを事前にチェックして、めぼしいものをメモしてから買いに行きます。お店に入ると店主じゃなくて女性の店員さんがいました。お客さんも私一人だけだった(途中ちょっともう一人お客さんがいました)のでゆっくりレコードを見ることができました。店主と話をしたかったなあ~。

ここは事前にチェックしていったものがお店になかったりします。更新の精度がラフなので売れてしまったのにリストから削除されていない場合があるからです。私はそんなことは気にしていません。中古レコード探しなんてそんなものですよねっ。

P118 さて今回買った1枚目はだいぶ前からチェックしていたジェリー・マリガンセロニアス・モンク『マリガン・ミーツ・モンク』(1957年rec. RIVERSIDE)です。オリジナル・モノラル盤です。これはちょっと試聴したらコンディションはまあまあでしたが、価格が5桁いかないのでよしとしました。このアルバムは意外な組み合わせですがイイ味がありますよ。

既に持っていたステレオ日本盤と比較しました。日本盤のほうはカッティング・レベルがちょっと高めで、バリトン・サックスとピアノの音はダイナミックな感じなのですがシンバルとベース音が弱く、全体的に柔らかめの音です。オリジナル盤はいつものことながら中域がしっかりしていてサックスとピアノの音の芯がしっかりしています。シンバルとベースもこちらのほうがよく聴こえます。こうなると少々のノイズは目をつぶらざるを得ません。

P119 2枚目は前から探していたバリー・ハリス『フォー・ザ・モーメント』1984年rec. Uptown)です。輸入盤です。これは「いーぐる」後藤さん著「ジャズ・オブ・パラダイス」に掲載されていてずっと探していました。どうやらCDになっていないようなのです。なかなか良いピアノ・トリオのライヴ録音です。

前にディスクユニオンで見つけたのですが試聴したらコンディションが今一だったので、涙を呑んであきらめたことがあります。今回は新入荷の棚から見つけました。目視して大丈夫そうだったので購入を決定。聴いたら良いコンディションでした。やっと入手!

P120 3枚目は渋谷の「JBS」で聴いて気に入ったデクスター・ゴードン&スライド・ハンプトン『ア・デイ・イン・オランダ』(1969年rec. MPS)です。これはアメリカ製の再発盤だと思います。ジャケットがよれよれだったり盤に薄い傷があったりしますがノイズはきにならないレベルです。

こいつは黒いサウンドが出てきますよ。アメリカ盤なのが良いのかもしれません。フロント陣がデクスター(ts)、スライド・ハンプトン(tb)、ディジー・リース(tp)ですから渋く濃く黒くなるのはわかってもらえますよね。「JBS」の音が我が家に再現されます?(笑)

「TOPS」はコアなジャズ・レコード・コレクターには是非覗いてみてほしいお店です。ただし盤やジャケトのコンディションを細かく気にする方にはちょっと向かない感じもします。おおらかな気持ちでいきましょう。

そうそうレコードを漁っていると、店員さんが途中から懐かしい「昭和歌謡」のシングル・レコードEPをかけ始めました。中村雅俊の「ふれあい」や小泉今日子の「真っ赤な女の子」などをとっかえひっかえ、なんともノホホンな雰囲気が漂っていたのでした。昭和歌謡もいいかも?(笑)

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最初に買ったオリジナル盤

今から15年くらい前に始めてオリジナル盤というものを買いました。オリジナル盤に最初に興味を持ったのは寺島さん著「辛口JAZZノート」を読んだときです。オリジナル盤がらみで「トニイ・レコード」「コレクターズ」「ジャロ」「月光社」という4件のレコード屋さんの訪問記事が書かれていて、それに心惹かれたのです。

正確に言えばオリジナル盤そのものよりオリジナル盤を売っているお店に興味が湧いたんですね。その時はお金もなかったので想像を膨らますだけでした。それから数年後、何かのきっかけで新宿東口にあった「コレクターズ」へ行ったのです。ちなみに「コレクターズ」は数年前に閉店して今はありません。

「コレクターズ」は古い雑居ビル1階のラーメン屋の横を入っていって、これまた古くて動作が荒っぽい(今のコンピュータ制御のスムーズなエレベータしか乗ったことのない人は想像し難い)怖いエレベターで上がった3階か4階にありました。お店に入るときはかなりドキドキしました。

入って右側の壁には高額のオリジナル盤が並んでいて、お店の中は結構広くてレコードも棚に余裕を持って入れてありました。入ってすぐ左側がレジカウンターで、店主がそこにいてお店を見つつレコードをかけたり入荷レコードの値付けなどをしていました。

オーディオは、プレーヤーがテクニクスのSP10Ⅱ、アンプがマッキンのトランジスタ初期タイプ、スピーカーがJBLのL77というものでした。たしかアームはSMEでカートリッジはオルトフォンのSPUともう一つ別なのがあったような・・・。

このとき初めてだったにもかかわらず、会計の時に私は店主としばらくオリジナル盤の話をしました。勝手に店主は怖いものだと思っていたのが、これで一挙に親しみが湧いたことを覚えています。その後ここへは何度か買いに行きました。

P72 ここで最初に買ったのが今日紹介するケニー・ドーハムの『ウナ・マス』(1963年rec. Blue Note)です。stereo盤で7,8千円でした。最初ですから到底1万円以上は出せませんでした。盤質は良好です。

メンバーはケニー・ドーハム(tp)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ブッチ・ウォーレン(b)、トニー・ウィリアムス(ds)です。ジョーヘンの実質的な初レコーディングとかマイルス前夜のハービー、トニーの初期の共演とか話題が多いアルバムです。

タイトル曲「ウナ・マス」(A面はこの1曲のみ)はラテン・リズムの曲で、ケニー・ドーハムがリー・モーガンのようにカッコイイ・フレーズでいつになくバリバリ吹きまくり、ジョーヘンはもうこのときから個性的で、少しかすれたスモーキーな音でブリブリうねったソロを展開しています。

ハービーはファンキーから新主流派的なクールへ行く過渡期の演奏で、それまでにない斬新な響きが感じられます。凄いのはやっぱりトニーで後ろから容赦なくガンガン煽ります。この頃はシンバル・レガートの凄さより、カウベル(珍しいのでは)やスネアのリム・ショットやタムのロールを効果的に使っているのが目立ちます。

B面の2曲も熱くてカッコイイ演奏になっています。これは今でもかなり好きなアルバムですね。時々引っ張り出してきて聴いています。

このレコードを聴いて音の違いにビックリしました。噂には聞いていましたが日本盤と全然違うキレの良さ。オリジナル盤恐るべし!ということになったわけです。それからオリジナル盤を少しずつあつめることになって今日に至ります。

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渋谷のレコード店「ジャロ」の通販

先週渋谷のレコード店「ジャロ(discland JARO)」から恒例の通販リストが届きました。早速めぼしいものを発注して今日レコードが届きました。その中から1枚紹介します。

まず「ジャロ」のホームページが最近できたようなので、http://music.geocities.jp/disclandjaro/ のぞいてあげて下さい。通販もできますよ。今のところは電話とFAXにしか対応していませんが、E-mailについても準備しているみたいです。狙っているレコードが他人に買われてしまうかもしれないので、本当はあんまり教えたくないんですけど、同好の士であるジャズ・ファンに買われるんだからよしとしましょう。

P69 それでは今日の1枚。カレル・ボエリの『スイッチ』(1984年rec. TIMELESS)です。メンバーは、カエル・ボヘリ(p)、フランス・ブーメスタ(b)、ハンス・アイケナー(ds)のピアノ・トリオです。これは前にジャズ喫茶「ジニアス」で聴いて気に入ったものです。その時のことは以前ブログ http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_2e29.html に書きました。

P70_2 前にもらった「ジャロ」の通販リストにも掲載されていたので目をつけていたのですが、今回他のレコードと一緒に購入する運びとなりました。これはCD化されていないようで、値段もちょっと高かったです。 

この「スイッチ」はMOONKS本「JAZZとびっきり新定盤500+500」にも掲載されています。 MOONKS本は新定盤とうたっていますがちょっと?です。これらを定番にするというのはちょっと偏っています。俗に言うレア盤が多く、ジャズ・ファンというよりレコード・コレクター色が強く出ています。70年代以降のジャズのいろんな領域もかなり抜け落ちていますしね。

それはさておき『スイッチ』はヨーロッパ・ピアノ・トリオとしては満足できる内容になっています。カレル・ボエリ自作曲はタイトル曲「スイッチ」のみで、哀愁のメロディーと時々現れる躍動的なリズムがアクセントになって良い演奏になっています。哀愁とガッツがあり吉祥寺方面では絶対うけますね(笑)。

他は有名スタンダード「枯葉」「ミスティ」「サマータイム」、ジャズマン・オリジナルの「フォレスト・フラワー」「リコーダ・ミー」などを演奏しています。ライル・メイズの「J.E.S.T.」なんて曲も取り上げています。さっきあげた「スイッチ」が「枯葉」と「ミスティ」に挟まれている曲順なんかもなかなかニクイところです。

注文するにあたって電話で在庫確認した時、私が「『スイッチ』はジャズ喫茶「ジニアス」で聴いて気に入ったんですよ。」なんて話したら、店主は「多分うちで買ったんだよ。」と言っていました。

「ジニアス」にしても「いーぐる」にしても当時のヨーロッパ盤はここ「ジャロ」が発信源なんですよね。凄いお店なのです! 今でもリストにはたくさんのヨーロッパ盤が掲載されているので、興味のある方はリストをチェックしてみて下さい。ちなみにここで「ジャロ」の宣伝をしたからといて私には何も報酬はありません(笑)。

<追伸> 
コメント欄で「JAZZきち」さんから『スイッチ』に関する情報をいただきました。CD化されているそうで、CD番号は「TIMELESS CD SJP 206」だそうです。ジャケットがまったく変わってしまっているとのことでした。ただもう廃盤かもしれないとのことです。
「JAZZきち」さんどうもありがとうございました。またいろいろ教えて下さ~い。

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阿佐ヶ谷「ゴーゴー・レコード」

東京阿佐ヶ谷の「ゴーゴー・レコード」http://www.gogorec.com/index.htmにも行ってきました。ここは古着まで売っている街のレコードCD屋さんです。オールジャンルの中古盤を売っています。レコードとCDの比率は半々くらいです。

私はジャズ・レコードしかチェックしていないのですが、ジャスの品揃えの感じからいって他のジャンルのレコードもちょっと変わった品揃えになっているような気がします。ここはディスク・ユニオンにはあまり流通しないような日本盤があって面白いです。

P22 新入荷の棚からチェックすると「オスカー・ピターソン+ワン」\1,000がありました。このアルバムはかなり前にCDを購入しましたが、数年前に60年代までのものはレコードを集めることにしたため、しばらく前にモノラルの輸入盤に買い換えました。盤のコンディションがいまいちだたのでちょっと気になっていました。今回のものはステレオの輸入盤でコンディション「A」です。悩んだ末に買うことにしました。このレコードはなぜか日本盤を見たことがありません。 帰ってから聴いてガッカリ。このステレオ盤はバランスの良い柔らかめの音で、モノラル盤の中域重視のガッツある音からは明らかに落ちるのです。残念!

フージョンのレコードも2枚購入。 1枚は後藤さん著「ジャズ・オブ・パラダイス」のパット・メセニーの項にあった「ニュー・シャトークァ」です。メセニーがいろいろなギターとベースを弾いて多重録音したカントリー、フォーク志向のアルバムです。内容からいって新品CDを買おうとは思わなかったのですが(中古CDもまじめに探したことはない)\300のレコードなら良いでしょう。

もう1枚はステップスの「パラドックス」です。こちらはCDを持っていたのですが、ステップス(アヘッド)のアルバムは「スモーキン・イン・ザ・ピット」から「マグネティック」まで他は全てレコードを持っているので、これもレコードで持っていたかったのです。なにせ\500です。いろいろコレクションしていると変な拘りが出てくることがありますよね。困ったものです。

このお店フージョンのレコードはビニール袋に入れずに安く売っていますよ。外観に拘らずに探している人にはオススメです。それからコンディション表記はないので盤を目視してから購入したほうが良いと思います。ちなみに今回私が買った2枚の盤状態は新品同様でした。

他にはチャーリー・パーカーの「”バード”・イズ・フリー」\1,200と阿川泰子の「フィーリン’・オーバー ヤスコ,ラブ-バード」\1,200を買いました。 「”バード”・イズ・フリー」はこれも「ジャズ・オブ・パラダイス」にのっていて探していたものです。ジャケ裏に日本語解説が書いてある古い日本盤で、ディスクユニオンではなかなか見つからないレコードだと思います。このレコードは録音状態がすごく悪いのでマニア向けです。

P23 「フィーリン’・オーバー ヤスコ,ラブ-バード」は、吉祥寺の「BALLROOM RECORD」http://www.ballroomrecord.com/のホームページの在庫リストで、試聴曲『アイ・キャン・フライ」を聴いて気に入ったものです。この曲は昔の荒井由実(松任谷由実)が歌っていそうな感じの曲です。阿川泰子の2作目のアルバムで探していたのですが意外と見つかりません。このアルバム、A面は上記の曲を含むけだるい雰囲気のポップな曲を歌っていて、B面はジャズ・スタンダードをジャジーに歌っています。両方楽しめます。阿川泰子は松任谷由実と同じくその声と歌い方が独特なのでダメな人もいるでしょうね。

お店のホームページに「全品20%OFF」と書いてあったので、レコードもそうなのかと思ったら違ったようです。おかげで「レコードマップ」持参での割り引きをしてもらい損ねました。まっ、いいかっ。  面白いお店なので覗いて見てはいかがですか?

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「ブルーノート廃盤セール」に行ってきました。

昨日ディスクユニオン新宿ジャズ館の「超・ブルーノート廃盤セール」に行ってきました。恒例のセールです。電車の到着時刻の関係でいつも開店の少し後にお店に入ります。このセールは人気が高いので毎度混雑しています。お店のスタッフ出勤時に並んでいる場合は整理券を配るらしいのですが、並んでいる人はいるのかな?

お店に入ると今回も混雑していました。全部買うわけじゃないのにめぼしいものを10枚くらい抱えている人もいます。前の同セールでお見かけした人もチラホラいます。私はさらっと棚をひと通り見て2枚くらい気になるものを確保した後、新入荷品なんかの棚をチェックします。というのもめぼしいものを抱えた人が買わないものを棚に戻したり、レジカウンターで盤質なんかをチェックした後に買わないものなどがもう一度棚に戻って来るからです。好みは人それぞれなので戻ってきたものが自分の好みのものだったりするのです。

ということで3枚くらい確保しました。昨今ブルーノート盤はどんどん入手できなくなっているので値段は上がる一方です。壁には5万円オーバーものがかなりあるし20万円を超えるものなんかも数枚あります。それだけ価値の高いオリジナル盤が集まっているということなのですが、このご時勢そんなものを買う人はそうそういませんよ。私なんかは1枚3万以下と決めています。それで高いものを1枚買うよりは1万円代前半のもの2枚買いたいのです。それから私は何よりコンディション重視です。「B+」(「A」は無いに等しい)でコメントでも「状態きれい」とか書いてあるものを選びます。

さて待ち時間に5/3に行われた「超・US廃盤セール」の棚もチェックしました。するとこちらにもほしいものがまだ3枚ほど残っていました。今回はブルーノートもほしいものがあまりないのでブルーノート1枚とUS廃盤1枚を買うことに決めました。各1枚ずつ選んでレジカウンターで盤質の目視チェックと試聴をさせてもらいました。O.K.でしたので購入!ではそれを紹介します。

P19 まずはジョー・ヘンダーソンの「インナー・アージ」です。『MONO、NY、溝なし、VAN GELDER刻印、耳あり、ジャケ傷み、コーティングなし、インナースリーブあり、コンディション「B」』というものです。コンディション「B」でしたが擦れは多めでも聴くとノイズは少なかったのでO.K.でした。値段もなんとか1万円台前半。これは後藤さん著「ジャズ選曲指南」で知り、最近の再発輸入盤でお茶を濁していたのでオリジナル盤がほしかったのです。

私はいくら条件が合ってもアルバムの内容が気に入らないものは買わないことに決めています。私はジャズファンであって、ブルーノートファン、オリジナル盤ファン、オーディオファン、ジャケットファンなどではないのです。良い演奏あってのジャズレコード集めなのです。

「インナ・アージー」(BLP4189、1964年rec.)のメンバーは、ジョー・ヘンダーソン(ts)、マッコイ・タイナー(p)、ボブ・クランショウ(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)です。ジョーヘンのブルーノート第4作目にして同レーベル唯一のワンホーン・アルバムです。このメンバーですから新主流派のゴリゴリ・ハードバップですね。ジョーヘンのテナーのスモーキーな力強い音と個性的なうねるフレーズが満載で、マッコイの新しいハーモニー感覚による重厚な演奏やエルビンのうねる強力リズムは最高です。これは文句なくイイでしょ!

P20 次はハンク・ジョーンズの「カルテット-クインテット」です。『サボイ、赤レーベル、溝あり、RVG手書き、MONO、コーティングジャケ、コンディション「B+」』というものです。これは「盤きれい」のコメントどおりで良いコンディションでした。値段1万円強なら買いです。バンゲルダー録音ですが素直に録っています。これは後藤さん著「ジャズ・レーベル完全入門」で知り、日本盤を購入して私のお気に入りになったものです。オリジナル盤が入手できるとは思っていませんでした。

「カルテット-クインテット」(MG-12037、1955年rec.)のメンバーは、ハンク・ジョーンズ(p)、ドナルド・バード(tp)、エディ・ジョーンズ(b)、ケニー・クラーク(ds)、マッティ・ダイス(tp)です。全5曲中マッティ・ダイスが加わるのは2曲です。このアルバムは何が良いかって?バードのトランペットですよ。ストレートに淡々と吹くところがとても気持ち良いのです。ハンクの地味だけど要所を押さえるプレーもなかなかです。コテコテ「ステーキ」とは違った「マグロのさしみ」の味とでも言いましょうか?日本人好みの聴けば聴くほど味が出るアルバムなのです。

そうそう私の持っている日本盤(1991年発売のキング盤「最後のジャズLP」シリーズ、この盤もなかなか良い音)は寺島さんがライナーノーツを書いています。このアルバムはジャズ喫茶のオヤジが知る隠れた良盤なのです。

P21 最後にディスクユニオン吉祥寺ジャズ館で買ったオリジナル盤、ポール・デスモンドの「テイク・テン」を紹介します。この盤は人気がありませんね。オリジナル盤、溝あり、コンディション「A/B」で\2,835です。メンバーは、ポール・デスモンド(as)、ジム・ホール(g)、ジーン・チェリコ(b)、コニー・ケイ(ds)です。こちらはジャズ本にもよく出てくる名盤なのですが内容が地味なせいもあり不人気なんですね。レーベルがRCA VICTORというものジャズファンにとってはインパクトがないんですよね。

これも日本盤を持っていて気に入っているアルバムです。寛ぎに溢れたデスモンドのアルトを満喫できる良いアルバムなんですけどね。ただ寛いでいるからと言ってだらだら演奏しているわけではありません。スジはきちんと1本通っていてクオリティーも高いです。趣味の良いジム・ホールのギターとのマッチングも最高。MJQのコニー・ケイのドラムも軽快にしてスインギー。ボサノバも数曲やっていてこれがなんとも快適なのです。ゴリゴリジャズの合間に時々無性に聴きたくなってしまいます。音だって実は大手RCAらしいHiFi録音なんですよ。素直な録音が音楽性に合っています。これはやっぱりオリジナル盤の方が音が良いですね。

最近、話題の廃盤・レア盤CDが再発されるので聴いてみると、内容が???なんて言うのがあって、ちょっと懐疑的な気分になっています。高い廃盤・レア盤CDを買う意味があるのかなあ?廃盤・レア盤CDは結構再発されますからね。デジタルはコピーしても劣化しないから、リマスタリングしなければ再発CDでも音は変わりません。まあジャケットが変わっちゃったりするんだけど、私は拘りませんので問題なしです。昔からレア盤は必ずしも名盤ではないと言われていますが、お店の宣伝に煽られてレア盤ばかり聴いているような人がいるとしたら、同じジャズファンとしてちょっと悲しい感じがします。余計なお世話なのかもしれませんが・・・。

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レコード屋巡りその4

渋谷のレコード屋巡りを終えたのは5時過ぎ、実はもう1件前から行ってみたいレコード屋がありました。東北沢にある「EBONY SOUNDS」です。ジャズのオリジナル盤を中心に扱うお店です。

渋谷から京王井の頭線に乗り、下北沢で小田急線に乗り換えて次の駅、東北沢で降りてお店に向かいました。この駅ほとんど人がいません。「EBONY SOUNDS」は駅から徒歩5分くらいの住宅街の通り沿いにありました。なんと!定休日ではないのにシャッターが閉まっているではありませんか!そしてシャッターには1枚の張り紙が・・・。5月8日まで出張販売に出ているらいいです。ゴールデンウィーク中はお休みということですね。今回は諦めてまたいつか来ることにします。

さてだいぶ時間があまってしまいました。ディスクユニオンを覗いてみましょう。吉祥寺か?新宿か?御茶ノ水か?とりあえず小田急線に乗って新宿へ向かいました。昨日4/26(土)には「お茶の水ジャズ館」で中古LP「US廃盤セール」があったので何かおもしろいものが残っているかも?ということで、結局「お茶の水ジャズ館」へ行くことにしました。

P16_2 今回はCDはなしと言うことでレコード売り場へ直行。残念ながらUS廃盤は特にほしいものはありませんでした。ということで新入荷の棚を見ることに。おお!ず~と探していたバド・パウエルの「アット・ザ・ゴールデン・サークルVol.3」がありました。やっと見つけたよ~。それに安い\840です。A面18分40秒「スウェディッシュ・パストリー」他、絶頂期を過ぎてもパウエルの表現の凄味は衰えません。最近つくづく思うのだけれどやっぱりパウエルは良い!当たり前のことがやっとわかるようになったのです。

P16 他になにか・・・ありました。ジャズ喫茶「ジニアス」で聴いてから気になっていたイェスパー・シローのもの、注目しているピーター・キング、ジャズクラフト・レーベルのベニー・ベイリー=チャーリー・ラウズのものがありました。値段は新品並みです。ベニー・ベイリー=チャーリー・ラウズは他の2枚より安めだったので買うことにして、もう1枚はイェスパー・シロー「スインギン’・フレンズ」かピーター・キング「ブラザー・バーナード」か?この2枚珍しいことにジャケットの外にレコード(内袋入りでレーベルは見える状態)が出してあり、おかげで裏ジャケが隠れてメンバーがわかりません。

P17 そこでこの2枚を試聴させてもらうことにしました。メンバーはなかなか良いです。演奏はどうか・・・良いじゃありませんか。この2枚買いでしょっ! ベニー・ベイリー=チャーリー・ラウズはやめてこの2枚を買うことにしました。3枚買っても良いんだけど今日はもうかなり買っているのでこの2枚とパウエルの計3枚にしておきました。結局ディスクユニオンには面白いものがあるんだよな~。

以上でレコード屋巡りは終了です。レコード計12枚お買い上げ!お疲れ様でした。

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レコード屋巡りその3

渋谷のレコード屋巡りの続きです。

「イエロー・ポップ渋谷店」は東急ハンズ裏の坂の辺りにあります。ここはオールジャンルの中古専門店でレコードとCDを扱っています。お店は明るくて広めです。お客さんの出入りも頻繁にあります。こういうお店ではごくありふれたものの中に意外な掘り出し物が入っている場合があるので要注意です。ディスクユニオンには少ない定番フュージョンものなんかも狙い目です。

ここでは「ミュージック・インク」(1970年rec. STRATA-EAST RECORDS)の再発盤\1,300とリー・リトナーの「イン・リオ」(1979年rec. JVC)\800の2枚を買いました。  「ミュージック・インク」はチャールス・トリバー(tp)とスタンリー・カウエル(p)を中心としたグループです。この2人はSTRATA-EASTレーベルを立ち上げ、当時の黒人ジャズを引っ張った人達です。このアルバムではホーンアンサンブルをバックに熱いスピリチュアル・ジャズが繰り広げられます。  「イン・リオ」はリトナーが全編アコースティック・ギターを弾いたブラジル志向のアルバムで快適なフュージョン・サウンドになっています。これは定番フージョン・アルバムとして押さえておきました。コンディション「A」だったのですが、プチノイズが少々出ますね。

次は「イエロー・ポップ渋谷店」の斜め向かいのビルにある「マザーズ・レコード」へ行きました。ここは久々の魔窟系です。CDやレコードが山のように積み上げてあり、人が通れる隙間はほんの少しです。このお店は”マイルス・デイビス中心のジャズとフージョンやロックなど”を扱っています。ここはディープなマニア向けのお店です。多分ブート系のマイルスのCDがたくさんあるのですが、そっちはあんまり得意分野ではないのでレコードを見ることに。

わけも分からないままふらふらと奥に入っていったら、たまたまそこにマイルスのレコードが・・・、店主が上に乗せてあった商品をどかしてくれて、レコードを見ることができました。マイルスのレコードは例の「ビッグ・ジャズ・フュージョン23」シリーズのものが結構ありました。値段は高めですね。私はその手のレコードはリアルタイムで買っていますから今更という感じです。店主が「プログレのレコードがこっちにありますよ。」と上に乗っていたものをまたどかしてくれたので数枚見たのですが・・・、早急に退散することになりました。ゴメンナサイ!私には手におえません。

次のお店はハチ公前の通りを北にいったところにあるビルの中ににあるのですが、居る場所を勘違いしてしまい、そのビルを探して公園通りを右往左往してしまいました。私は地図を見るのは得意なはずなのですが・・・。

ということで「DISQUES DU MONDE」へ。ビルのワンルームのこじんまりしたお店ですが、機能的で無駄のないインテリアになってます。レコードは棚にきれいに整理されかつ余裕を持って入れられているので見やすいです。ここもお店に入ると荷物を入り口の棚に置くように言われました。スピリチュアル・ジャズやソウルやレアグルーヴなどの専門店です。

ジャズと新入荷の棚をひととおり見て気になるものがいくつかありましたが、次に行くお店に期待してたのと予算の関係からここでは買わないことにしました。お店を出るときに店主が「ありがとうございました。」と、何も買っていないのでちょっと後ろめたい感じです。でもこの一言は気持ちが良いですね。次に行った時は何か買いますよ。

同ビルにある「NOTHIN’ BUT RECORDS」へ。ここもビルのワンルームのこじんまりしたお店ですが、こちらは雑然とレコード棚(箱)が置いてあります。ジャズのレコードもDJ向けですね。輸入盤のレア盤が中心で値段もそれなりで、安いものはあまりありません。コンディション表記もありません。店主は気さくな今時のお兄さんで、先にいたお客さんと楽しそうに話をしていました。

ひと通りジャズのレコードをチェックして2枚ほど抜いたら、店主が「それ試聴しますか?」と声をかけてくれたので、聴かせてもらうことにしました。プレーヤーにレコードを乗せるとヒョイヒョイと針を移動して両面ちょっとずつ曲を聴かせてくれます。さすがDJスタイルですね。私はあまりこの手のレコード店に行ったことがなかったので、この聴かせ方は新鮮でした。良さそうでしたがわざわざレコードを買うのもどうかな~。

聴かせてもらったのはSTUNTレーベルのレコードで女性ヴォーカルもの。キーボードは知らない人ですが、ベースはマッズ・ヴィンディングでドラムはアレックス・リールです。これはCDも出ているが日本には輸入されていないようです。店主はデンマークをはじめヨーロッパへよく買い付けにいくそうで、ヨーロピアンジャズには力を入れているようです。

P15 さて私が抜いたもう1枚はクラーク=ボラーン・ビッグ・バンドの「オープン・ドア」(1967年rec. 1975年MUSE RECORDS)\4,800です。店主が突然「それは\3,800でいいですよ。」と、いきなり\1,000引きです。私値引きに弱いんですよね。これは買うことにしました。ここの店主、なかなか商売上手です。  このビッグ・バンドはケニー・クラーク(ds)とフランシー・ボラーン(p,arr)の2人による双頭ビッグ・バンドで、メンバーもヨーロッパの名手勢揃いの凄いものです。そのサウンドは重厚華麗でドライブ感溢れるリズムに支えられた大変気持ちの良いものですよ。

店主が「ジャスはたくさんあるんですがあまり陳列していないので、探しているものがあったら言って下さい。」なんて言いながらアン・バートンの「ブルー・バートン」の同じもの数枚やモニカ・ゼッタルンドの「ワルツ・フォー・デビー」なども見せてくれました。いづれも値段は高いようです。棚にはハリー・バーヴィクの「ユー・オア・ノー・ワン」(「JAZZとびっきり新定盤500」に掲載)\12,600なんかも入っていました。ここはヨーロッパのレア盤を探している方は覗いてみる価値ありだと思います。コンディションが気になる場合は試聴させてもらえば良いと思います。

帰り際に店主が「すみません!」と。「オープン・ドア」をちょっと無理強いして買わせたように感じたようです。私はレア盤だしこの値段なら問題なしと思っていたので、「クラーク=ボラーン・ビッグ・バンドは好きなので大丈夫ですよ。」と言ってお店を後にしました。店主はなかなか気さくで良い人なのでした。次はヨーロッパ・レア盤をもう少し知ってから行こうかと思います。

渋谷編はここまでです。今回は全て初めて行ったお店なのですがそれぞれ個性的で楽しかったです。渋谷を後にしてまだ続きがあるのですがそれはまた明日。

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レコード屋巡りその2

祝!ブログ100更新。我ながら結構頑張ったなあ。これからも応援よろしくお願い致します。

レコード屋巡りは渋谷へと移ります。6件を3時間くらいで急いで巡りました。

まずは「Face Records」 http://www.facerecords.com/shop/default.php です。ここはホーム・ページがあったので事前に確認しておきました。新入荷のページを見ていたら何枚か気になるものがあり、中でもマイルス・デイビスの「ビッチェズ・ブリュー」オリジナル盤が目を引きました。

「ビッチェズ・ブリュー」はジャズを聴き始めてすぐに買いましたが、当時はそれ程お気に入りではありませんでした。数年前に久々に聴くとやっぱり良いということになって、吉祥寺のディスクユニオンでオリジナル盤を買いました。持っていた「ビッグ・ジャズ・フージョン23」シリーズの廉価盤と音を比較すると、オリジナル盤は中高域の厚みとキレが全然良いのです。ただ盤質はいまひとつでした。2枚組みの1枚目のプチノイズが多めなのでした。

盤質の良いものがほしいなあー。渋谷のレコード店「JARO」の通販リストに新品同様コンディションのものがあったのですが、価格が\10,000だったのでためらっていたら売れてしまいました。 今回「Face Records」で見つけたものは”クリーン・コンディション”マトリックスNo.1Aで価格は\5,040。安い!これは現物を見て良ければ買いでしょっ! 余談ですが、マトリックスNo.は1枚目A面:1A、B面:1D、2枚目A面:1A、B面:1Aなのです。1枚目のB面だけは演奏が気に入らなくて差し替えられたのか?スタンパー不良とかで作り直したのか?

ということで「Face Records」へ。お店のある場所は渋谷BEAMの少し先でこの辺りは人通りが少ないです。お店へ入ると「荷物を預かります。」と声が掛かりました。お店がそれ程広くないことやゆっくりレコードを見てもらおうという配慮のようですね。ジャズのレコードはDJを意識した品揃えで、輸入中古レコード専門店です。私はこういうお店ではスピリチュアル・ジャズやフージョンを探します。レコード棚には余裕を持ってレコードが置いてあるので見やすいですね。

P14 まずは新入荷の棚から「ビッチェズ・ブリュー」を確保し、新入荷棚とジャズ棚をひとおとりチェックしました。値段は輸入盤としてはリーズナブルだと思います。「ビッチェズ・ブリュー」なんかはジャズ専門店ならもっと高いはずです。他にリッキー・フォードやパティ・オースチンなどをチェックしつつ、「ビッチェズ・ブリュー」の盤を見せてもらうことにしました。

盤はかなりきれいなのでビックリです。でも油断できません。というのも目に見えないゴミでプチノイズが頻発するものがたまにあるからです。試聴をお願いすると快く聴かせてくれました。ノイズがない!!まさに”クリーン・コンディション”で偽りなしです。買いですね!更に”せこく”「レコードマップ」を見せて¥100引きしてもらいました。良い買い物ができました。今日は他のお店も回るので買ったのはこれだけです。このお店はホーム・ページをチェックして気に入ったものがあればまた買いに来ることにします。

次は「サム’ズ渋谷店」です。渋谷BEAM裏の角の反対側の地下1階にあります。ここは結構広くてシックなインテリアのお店でした。ブラックミュージック専門店です。メインはCDなんですが私はジャズのレコードしかチェックしませんでした。ジャズのレコードは棚4区画分で日本盤中心です。値段も適正でしょう。このくらいの量でも買いたいものは見つかります。このお店もたまに覗いてみることにしましょう。

クルセイダーズの「音楽会」(1981年rec. 日本ビクター)とシーラ・ジョーダンの「ザ・クロッシング」(1984年rec. アルファ・レコード)の2枚を買い\2,200です。 「音楽会」はNHKホールでのライブ・レコーディングで、当時の日本ファンを意識してかジョー・サンプルのソロアルバムから、「虹の楽園」「ザ・ハンター」「イン・オール・マイ・ワイルデスト・ドリームス」「カーメル」をやっています。 「ザ・クロッシング」はケニー・バロンのピアノ・トリオをバックにシーラがスインギーに歌う好アルバムです。ゲストのトム・ハーレルのフリューゲル・ホーンも良いし、ハービー・シュワルツのベースとのスキャットでのデュオなどは見事です。

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レコード屋巡りその1

レコード屋巡りレポートその1です。

ジャズ喫茶「ジニアス」で聴いて買おうと決めたレコード、ビリー・テイラーの「ジャズ・アライブ」とカレル・ボエリの「スイッチ」。この話は以前ブログに書きました。どこかで売っていないかとホーム・ページのリストを検索することに、この手のレコードなら川崎の中古レコード/CDのお店「TOPS」にあるだろうと言うことで検索すると、「ジャズ・アライブ」がありました。さらにリストを検索していると、前から探していたルネ・トーマの「TPL(Thomas Pelzer Limited)」(「いーぐる」後藤さん推薦盤)もあるではありませんか!こんなレア盤が見つかるのが「TOPS」なのです。

P11 早速入手すべく「TOPS」 http://www12.plala.or.jp/RECORDSTOPS/ へ行きました。ビリー・テイラーの「ジャズ・アライブ」(1977年rec. MONMOUTH EVERGREEN)は人別の区分けがあるのですぐに見つかりました。このアルバムは高くありません。ジャケット写真やデザインはご覧のとおりの「トホホ」な感じです。メンバーは、ビリー・テイラー(p)、ビクター・ガスキン(b)、フレディ・ウェイッツ(ds)です。

A面はビリー・テイラー作「ジャズピアノとオーケストラのための首相組曲」を演奏、B面は「エリントンの影響」というサブタイトル付きでエリントンの曲を演奏しています。「ジニアス」で聴いたのはA面のほうで、なかなかドラマチックな美曲をダイナミックに演奏しているのです。特に左手のコードが力強く録音されていて、テイラーは手数も多いのでかなりコッテリ感があります。B面もダイナミックな演奏が続きます。でもA面のほうが良いです。

次はルネ・トーマの「TPL」があるはずなのですが・・・。ギターの棚を探したのですがありません。ヨーロッパ盤の棚を探したのですがここにもありがせん。しょうがないので店主に聞いてみたら一緒に探してくれました。親切なのです。やっぱりありません。店主によれば「TPL」は売れてしまいリストを消し忘れたのかもしれないとのことなので潔く諦めました。「これじゃないよね。」と言って「ミーティング・ミスター・トーマ」を棚から抜いてくれたりもしました。

P12 一応「ミーティング・ミスター・トーマ」(1963年rec.1976年re-mix BLUE STAR)も裏ジャケのメンバーを見たら、「TPL」で注目アルトのジャッキー・ペルゼーが入っていました。これ買おうかな~悩みました。他のレコードも見ながら1時間ほどお店をウロウロ。新入荷の棚などを物色しました。前にブログで紹介したエンリコ・ラバの「AH」\3,500が新入荷の棚にありましたよ。 さて「ミーティング・ミスター・トーマ」ですが試聴させてもらいました。オルガンが入っていて軽快でスインギー、ペルゼーのアルトもグットです。コンディションも良好です。レコードとの出会いは一期一会、これは買いでしょっ!値段もそんなに高いわけではありません。

メンバーは、ルネ・トーマ(g)、ジャッキー・ペルゼー(as,fl)、ルー・ベネット(org)、ギルバート・ロベール(b)、チャールズ・ベローンジ(ds)です。ジミー・ヒースのオルガン・カルテットのようなサウンドですがコテコテ感はなく、やっぱりヨーロッパという感じでスッキリ洗練されているのでした。トーマのギターは暖かくブルージーです。ペルゼーはアルトだけでなくフルートも上手いです。キレが良くなかなか情熱的なアルトは気持ち良いです。でも6曲中3曲しか参加していないのが残念。

P13 もう1枚買ったのはモンティ・アレキサンダーの「ジャメント」(1978年rec. PABLO/ポリドール)です。メンバーはモンティ・アレキサンダー(p)、アーネスト・ラングリン(g)、アンディ・シンプキンス(b)、ラリー・マクドナルド(per)、ロジャー・ベツェルミー/ダフィ・ジャクソン(ds)、ヴィンス・チャールズ(steel-ds)です。これは後藤さん著「ジャズ・レーベル完全入門」で紹介されていました。アレキサンダーの明るくスインギーなピアノを満喫できる楽しいアルバムです。

以上3枚を買ったのですが今回も端数を値引きしてもらえました。たまにしか買いに行かないのにありがとうございます! お金を払った時に、店主が「何枚くらい集めたの?」と聞いてきたことから始まって、レコードやCDの収納が大変だとか、このお店を始めた理由とか、中国人が最近海外オークションで高値で買うとか、サウジアラビアの人が「ビートルズ」の日本オリジナル盤をいくらでも出すと新宿のレコード屋に注文したとか、オークションの話とか、下北沢の「サボテン・レコード」の話とかを30分くらいしてしまいました。楽しかったです。

この後の渋谷のレコード屋巡りはまた明日報告します。

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レコード屋巡りに行ってきました。

今日は久々にレコード屋巡りに行ってきました。

川崎のレコード屋「TOPS」で前に話したビリー・テイラーの「ジャズ・アライブ」を買ってから、「レコードマップ」片手に今まで行ったことのない渋谷のレコード屋を6件巡ってきました。最後に高田馬場のジャズ喫茶「マイルストーン」でコーヒーを飲んで帰ってきました。

収穫については追って報告します。今日はココまでです。

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高田馬場の老舗中古店「タイム」

高田馬場のジャズ喫茶「マイルストーン」へ行く時などに老舗中古店「タイム」へ行くことがあります。ここは中古レコードと中古CDのお店です。毎年発行される「レコードマップ」で知りました。「レコードマップ」を見て行ったことのないレコード店へ行くのは楽しいですよね。

「タイム」はジャズ・オリジナル盤専門とかではなく普通のオールジャンルのお店ですが、ジャズには力を入れています。ディスクユニオンにないようなレコードが見つかる場合があるので、時々覗いています。価格は安めでコンディションのチェックもしっかりしているところが良いです。

P5 ここで買ったレコードを2枚紹介します。まずはスーパーサックスの「スーパーサックス・プレイズ・バード・ウィズ・ストリングス」(1974年rec. Capitol)です。メンバーは、スーパーサックス:メッド・フローリー(as)、ジョー・ロペス(as)、ウォーン・マーシュ(ts)、ジェイ・ミグリオリ(ts)、ジャック・ニミッツ(bs)、ジェイク・ハナ(ds)、バディ・クラーク(b)、ルー・レビ(p)、コンテ・カンドリ(tp)、フランク・ロソニーノ(tb)+ストリングスです。これは後藤さん著「ジャズ選曲指南」に載っていたものでCD化されておらず、レコードもなかなか見つからず探していたものです。これは人気がないのでオリジナル盤でも¥1,000以下でした。

スーパーサックスは、メッド・フローリーが譜面化したチャーリー・パーカーのアドリブをサックス中心のアンサンブルにして演奏するグループです。パーカーのアドリブはメロディーにおいてもすぐれているので、これをサックス・アンサンブルでやるととても気持ち良く聴こえます。パーカーはアドリブ一発の凄味みが最大のおもしろさなのですが、譜面化して演奏してもパーカーのアドリブ・フレーズは良いのですから凄いですよね。

サックス・アンサンブルだけでなく、カンドリのトランペット・ソロ、ロソニーノのトロンボーン・ソロ、レビのピアノ・ソロも楽しめます。さらにバックにストリングスが加わる曲もありかなりゴージャスなアルバムになっています。洗練されたゴージャス、ウエスト・コースト・ジャズが好きな方にはこのアルバムの良さがわかってもらえると思います。パーカー嫌いとかいう理由で聴かないのはもったないですよ。

P6 次はミルト・ジャクソンの「ソウル・フュージョン」(1977年rec. PABLO)です。メンバーは、ミルト・ジャクソン(vib)、モンティ・アレキサンダー(p)、ジョン・クレイトン(b)、ジェフ・ハミルトン(ds)です。これは後藤さん著「ジャズ・オブ・パラダイス」に載っていて探していたものです。日本盤の中古でこれも安かったです。Amazonで検索したらOJC盤のCDがありますね。川崎の中古レコード・CD店「TOPS」の在庫リスト http://www12.plala.or.jp/RECORDSTOPS/stock-m.html にもPABLO盤がありました。

これはミルトのブルージーなバイブラフォンとアレキサンダーのノリの良いピアノを聴くアルバムですね。A面1曲目からノリノリな曲で始まります。オスカー・ピーターソンの「リユニオン・ブルース」もミルトとのカルテットですが、あれと同じ感じのアルバムです。 A面2曲目は最初スロー・テンポで途中からミディアム・テンポになる曲でブルージーなバイブ・ソロが満喫できます。アレキサンダーのピアノはノリノリなのですが、弾きすぎるようなところがないのが良いです。

A面3曲目は「イズント・シー・ラブリー」、前にこの曲が入っているアルバムを3枚紹介しましたが、ここにも入っているのを忘れていました。ミルトとアレキサンダーですから、抜群のドライブ感でスインギーに演奏しています。意外とコテコテにならずスッキリしているあたり、この2人の趣味の良さが出ているようでマッチングも良いですね。 A面ラストは8ビートの曲(途中4ビート部分もあり)でこれまた気持ちよくスイングしています。ここではハミルトンのリズミカルなドラミングが良く、ドラム・ソロもフィーチャーされています。

レコード店巡りでこの手のマイナー盤を探したり見つけたりするのは本当に楽しいです。ゴールデン・ウィークにはレコード店巡りをするつもりです。

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「ピテカントロプスエレクトス」

今日は真空管300Bのアンプを改造するための部品を秋葉原へ買いに行き、ジャズ喫茶「いーぐる」の「ハンク・モブレイ特集」も聴いてきました。買いに行った部品はストックにない数個の抵抗なのですが、こっちでは売っていないのでしょうがなく秋葉原へ行きました。ディスクユニオンでは今レコード買取10%UP期間中なので、整理して不要になったレコードも売ってきました。

そしてCDや中古レコードも物色することになるわけですが、良い収穫がありました。先月ジャズ喫茶「ジニアス」へ行った時に聴いて、探して買わねば!と思ったチャールズ・ミンガスの「ピテカントロプス・エレクトス」が見つかっちゃいました。それからずっと探していたヘンリー・スレッギル「トゥー・マッチ・シュガー・フォー・ア・ダイム」(ジャズ喫茶「いーぐる」後藤さん推薦)もやっと見つけました。こっちの感想は後ほど報告します。

P194 あらためて「ピテカントロプス・エレクトス」を紹介します。レーベルは「ステレオ30」ではなく「アメリカ30」でした。録音は1970年パリ。メンバーは、チャールズ・ミンガス(b)、ボビー・ジョーンズ(ts)、ダニー・リッチモンド(ds)、ジャッキー・バイアード(p)、チャールズ・マクファーソン(as)、エディ・プレストン(tp)(ジャケット記載順)です。ディスクユニオン御茶ノ水ジャズ館で見つけました。コンディション「B」だったのですが、試聴したら盤擦れが多いだけでノイズはあまりなくO.K.でした。¥1,050じゃ文句はありません。

収録曲はA面は「ピテカントロプス・エレクトス」(16"35)1曲のみ。B面は「ペギーズ・ブルー・スカライト」(12"46)、「ラブ・イズ・ア・デインジャラス・ネセシティ」(4"30演奏の途中でカット)の2曲です。まず録音がとってもクリアで芯がしっかりとらえられておりますです。そんでもってミンガスのベースが強靭な音で入っています。これを聴くだけでもうジャズそのものです。ミンガスの下に集まってやるとどうしてこうもメンバー全員のプレーが熱くなるのだろう。良いです。

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ジャズ喫茶「A&F」のCD

今日はもう閉店してしまった吉祥寺のジャズ喫茶「A&F」のお話です。私は一度も行ったことはありません。茨城に就職したので東京のジャズ喫茶へ行く気もおきませんでした。このブログに書いているジャズ喫茶へ行くようになったのは東京へ出て来て以降の事です。

さてその「A&F」が閉店したのは2002年です。その時吉祥寺のディスクユニオンで「A&F」から買い取った中古CDのセールがありました。当時は茨城に住んでいましたが週末にはよく東京へ遊びに行っていたので、このセールにも出かけて行きCDを買ってきました。それが以下の6枚です。

P151マーカス・プリンタップ(tp)「ノクターナル・トレイセズ」(1998年)(写真参照)
ウォレス・ルーニー(tp)「Munchin’」(1995年)
ロバート・スチュアート(ts,fl,syn)「ザ・フォース」(1998年)
マイク・ルドン(p)「ゼン・アンド・ナウ」(1999年)
ザ・アトロ・”ワード”・ミッコラ・カルテット(b)「オン・ザ・ウェイ」(1996年)
デイブ・ストライカー(g)「ストライク・ゾーン」(1994年)(これは売ってしまって手元に無し)

P152これらを買ってなるほどなと思うことがありました。ケースの裏に曲が書いてあるのですが、その曲名の頭に青か緑のマジックで「ポチ印」(写真参照)が付いているのです。どうやらこの「ポチ印」が付いている曲をお店でかけていたようです。CD1枚につき「ポチ印」が2,3個ついています。中には最初「緑印」でさらに「青印」が付いているものもありました。CDを替える度にCDプレーヤーにかける曲をメモリーしていたんでしょうね。なかなか手がかかることだろうし、これを聴かせるのだという主張も伝わってきます。だらだらとCDをかけるようなことはしていなかったのです。さすがはジャズ喫茶の名店ですね。

「A&F」は新譜をかけるようにしていたということは知っていましたが、セールに出たCDをみてなるほどと納得したりもしました。 マーカス・プリンタップの「ノクターナル・トレイセズ」はジャズ喫茶「メグ」の店主寺島さんも激推薦していたアルバムですね。「A&F」放出CDのこれを持っているというのはちょっと自慢なのです!と言っても今日初めて自慢しているのですが・・・自慢にはならないかな? このCD、ジャズ喫茶のある時代を切り取っているような感じがしませんか?鉄道マニアの人にとっての先日廃止されたブルートレーンのパーツにも匹敵するような・・・?

「A&F」一度行ってみたかったです。今日の話はちょっと貴重ですよね???

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神田神保町「EAST RECORD」

毎年、全国のCD・レコード店を紹介した「レコードマップ」という本が出版されますよね。あれを見て東京のレコード店巡りをするのはとてもおもしろいんです。まあいろいろなお店があるのですが、そんなお店の中から今日は東京神田神保町にある「EAST RECORD」を紹介します。

お店の場所は地下鉄神保町駅の上の交差点の北東の角辺りのビルの4階です。なんとも殺風景なお店でビルの1室にレコードを入れた箱がずらりと並んでいるだけです。売っているのはレコードのみでCDは売っていません。扱うジャンルはジャズ、ジャズ・ボーカル、ソウル、レアグルーブなどです。ここで買ったレコードを2枚ほど紹介します。こういうレコードがあるということでお店の色が分かってもらえると思います。

P143 まずは盲目のサックス奏者ローランド・カークの「カーカトロン」(1977年、Warner Bros.Records)です。メンバーはローランド・カーク:sax,etc、ヒルトン・ルイス:key、リチャード・ティー:key、コーネル・デュプリー:g、他です。カークの後期作品でレオン・ラッセルの「ディス・マスカレード」をやったりしていてフュージョンの範疇ですね。このアルバムは表面的な部分はどうあれ、泰然自若の境地で演奏を楽しむカークのプレーを聴き手がどう受取るかに尽きると思います。一流のエンターテインメントであることは間違いありませんので是非御一聴を!

P144 次はカルロス・ガーネットの「ザ・ニュー・ラブ」(1977年rec. MUSE RECORDS)です。メンバーはカルロス・ガーネット:ts,ss,vo、日野皓正:tp、アルフォンス・ムザーン:ds、ジョー・ボナー:key、ジョン・リー:b、ギレルメ・フランコ:per、他です。ご存知のとおりカルロス・ガーネットと言えばマイルス・バンドにいたサックス奏者です。このアルバムは「スピリチュアル・ジャズ」とかいうタイトルの本に載っていました。A面はなんともトロピカルな感じのお気楽曲が並び、ヒノテル、ナベサダが当時やっていたようなフージョン路線です。そのヒノテル自信も参加しているんですけどね。一方B面は「メモリーズ・オブ・コルトレーン」をはじめスピリチュアル・ナンバーが並んでいて、ガーネット、ヒノテルが気合の入ったプレーをしています。1枚で2度おいしい?アルバムになっています。

P145 最後にキース・ティペット・グループの「デディケイテッド・トゥ・ユー.バッド・ユー・ワーント・リスニング」(1971年、Vertigo Records/Repertoire Records)です。メンバーは、キース・ティペット:p,elp、エルトン・ディーン:as,saxello、マーク・チャリグ:cor、ニック・エバンス:tb、他です。これはお店でかかっていたのを聴いてカッコ良かったので、店員さんに誰のアルバムなのか尋ねてその後CDを買ったものです。このときキース・ティペットの存在を初めて知りました。店員さん曰く「レコードは高いのでCDを買ったほうがいいですよ」と、後でわかったのですがこのレコードのオリジナル盤はかなり高額なんですね。その時お店でかかっていたのは多分オリジナル盤だと思います。さて内容はというと、当時のUKジャズのレベルの高さを表したものですね。タイトなビートにのってホーン陣やキース・ティペットがフリーも消化したワイルドでとにかく熱いソロをとります。スピリチュアルかつかなり濃厚なもので軽さなんか微塵もありません。

スピリチュアル・ジャズ・ファンは「EAST RECORD」を一度訪ねてみて下さい。

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渋谷JAROで買ったヨーロッパ盤

昨日は四谷のジャズ喫茶「いーぐる」のオーディオ・イヴェント「話題の高品位CD、SHM-CDを従来盤と聴き比べる」へ行ってきました。非常に興味深い内容でしたので後ほど報告します。 その時、「いーぐる」のブログで知った「ジャズ選曲指南」のアルバムを収集しているtommyさんを後藤さんから紹介してもらいました。ついでにイヴェント後の打ち上げにも参加させていただいたため、東京に一泊して今日帰ってきました。 少々疲れ気味なためイヴェントの報告は後回しということです。

今日は久しぶりに渋谷JAROでヨーロッパ盤(レコード)を買ってきましたので2枚紹介します。通常は年4回の通販を利用してスペシャル・プライス盤(値引き盤)を購入しているのですが、ヨーロッパ盤は通販リストのリーダーとタイトルだけでは内容がよくわからず購入しづらいので、お店でレコードのメンバーや演奏曲目を見て買ってきたのです。

P118 まずエンリコ・ラバ・カルテットの「AH」(1979年rec. ECM)です。メンバーは、エンリコ・ラバ:tp、フランコ・ダンドレア:p、ジョバンニ・トマソ:b、ブルース・ディトマス:dsです。イタリアの錚々たるメンバーです。実力がないと単調になりがちなトランペット・ワン・ホーン・カルテットです。まあこのメンバーですから悪いはずはありません。 ジャケットが異色です。銀色地にラバの横顔とトランペットをアップのポートレートを重ねたものです。タイトルも書いてありません。裏ジャケットは反対側から写したポートレートになっていて、空白部分にタイトルや曲名などのクレジットが書いてあります。ECMレーベルにもこんな奇抜なジャケットがあったんですね~。

内容はラバのストレートでエキゾティックかつ色気のあるトランペットが堪能できるものです。アップ・テンポもスローもラバならではの独特なフレーズですね。ラバのトランペットは硬質で色気のある音そのものに説得力があると思います。フランコ・ダンドレアもラバに負けじと硬質で重厚なピアノを弾いています。ジョバンニ・トマソもバッキング・ソロともに手堅いベースを弾いています。ブルース・ディトマスはシンバルを駆使してガンガン煽ります。全曲ラバが作曲していて哀愁曲、辛口の曲、変わった構成の曲など多彩です。このアルバムは甘さ控えめでビター・テイストな演奏を味わいたいですね。

このレコード、最初買おうとして棚から一度抜いておいたんですが、いざ買う段階になってちょっとためらって棚に戻そうとしたら、店主が「これメンバー良いでしょ。ジャケットも良いし、探している人もいるよ。見つけた時に買わなきゃ後悔するよ。高くないんだから。」と言います。そう言われては買うしかありません。商売上手な店主です。買い物の時のこういうちょっとしたかけ引きは楽しいですよね。

P119 次はフランク・フォスター・クインテットの「”chiquito loco”」(1979rec. BINGOW RECORDS)です。メンバーは、フランク・フォスター:ts、テッド・ダンバー:g、ミッキー・タッカー:p、アール・メイ:b、ビリー・ハート:dsです。この渋いメンバーどうですか。ベルギーのクラブでのライブです。後で気が付きましたが「MOONKS」本にも小さい写真の方で掲載されています。 このジャケ写真はなんなのでしょう?広い池に落ちている壊れて錆びたワーゲン。意味不明ということではインパクト大です。

内容ですが、フランク・フォスターが全編快調にテナー・サックスを吹いています。各メンバーはライブなのでリラックスしつつもダレはなくかなり乗っています。テッド・ダンバーのギター、ミッキー・ロッカーのピアノもスウィンギーでのりのりなソロをとり、アール・メイ、ビリー・ハートもきっちり演奏を盛りたて、これはなかなか熱気溢れる良いライブです。バラードではフランク・フォスターが貫禄のソロをとります。タイトル曲はラテン調の楽しい曲で、ミッキー・ロッカーのピアノががんがん盛り上げています。フランク・フォスターはベイシー楽団のアレンジャーやリーダーをやっただけあって曲作りも上手いですね。このレコードいい!

上記2枚の他にあと2枚の合計4枚で今回はハズレなし、店主からヨーロッパ盤のガイド本を2冊紹介してもらい、次回の通販リストの情報などを話して、楽しい買い物ができました。

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川崎の中古レコード/CD店「TOPS」

川崎に中古レコード/CD店「TOPS」があります。ここ「知る人ぞ知るお店」(ホームページにもそう書いてある)です。数年前、お店のホームページに探していたレコードが見つかったことから初めて買いに行きました。

P46その探していたレコードがこれ、ハンク・ジョーンズ「ハブ・ユー・メット・ディス・ジョーンズ?」(1977年、MPS)。ベース:イスラ・エッキンガー、ドラム:クルト・ボンとのピアノ・トリオです。これも地味なアルバムですが、ハンクの魅力溢れるものです。MPSレーベルということで、ピアノの音は非常にクリアーでシンバルの音も金属感がよくでた好録音です。これ日本盤はないのかもしれません。いろいろなレコード店に行きましたが、このレコードは後にも先にも見たことがありません。レア盤ですね。でも値段は高くありません。

こんなレコードがある「TOPS」には、マニアック盤がたくさんあります。お店は昔ながらのレコード屋さんで、古い雑居ビルの3階にありフロアーは広めです。とにかくたくさんのレコードがありますので、ひととおり目を通すだけでも相当時間がかかると思います。メインはオリジナル盤ですので、私もあまり高くないオリジナル盤を買います。

以前セロニアス・モンクの「ブリリアント・コーナーズ」(RIVERSIDE RLP12-226)のオリジナル盤を買った時のことです。お店で盤状態を確認して買ったにもかかわらず、家に帰って聴いてみると中身が違うではありませんか。それは何か?セロニアス・モンクの「イン・アクション」(RIVERSIDE RLP12-262)だったのです。溝の状態は見たのですがタイトルまでは見なかったのです。ジャケットと中身が違うのは困るのでしょうがなく返却することにしました。お店に持っていって仕入れリストを確認してもらうと、どうやらアメリカで買い付けたときに既に間違っていたらしいです。よく見ると製品番号が似ていますよね。こういうこともあるんですね。そうそう時々金額の端数をオマケしてくれたりします。こういうところに古き良き時代の名残があります。

P47 ここで買ったレコードをもう1枚紹介します。アート・ペッパー「ウィンター・ムーン」(1980年、Galaxy)。これはアート・ペッパー・クインテット・ウィズ・ストリングスのアルバムです。ピアノがスタンリー・カウエル、ギターがハワード・ロバーツなんて異色なメンバーだったりします。ストリングスをバックにペッパーがアルトで切々と歌い上げる味わい深いアルバムです。1曲だけペッパーがクラリネットを吹いているのも珍しいところです。これ日本盤とはジャケットが異なります。日本盤のジャケットもいいですが、こちらのほうがタイトルのイメージどおりです。

今日はこんなところでおしまい。

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甲府のCDショップ「サンリン」

P23_2 甲府駅の近くにCDショップ「ミュージック・ショップ・サンリン」があります。知る人ぞ知る老舗のお店です。私が学生時代(25年ほど前)、よくレコードを買いに行ってました。そこの店員さんはマッシュルーム・カット、黒縁メガネ、黒?紺?の細身のジャケット、細いネクタイというビートルズ・ファッションでそれが似合っていました。当時はその店員さんのお母さんも一緒にお店に出ていました。 お店のBGM用スピーカーはJBL4311で、このスピーカーは当時学生の私には到底買えるものではなく、羨望の眼差しで見ていた記憶があります。

P03 このお店のサービスは今で言うポイント・サービスなのですが、古きよき方法というのか、ノートに買った人毎に毎回買ったレコードを手書きで記入していって、確か10枚買うと無料で好きなレコードが1枚もらえるというものだったと思います。その他にも写真のようなレコード・バッグがもらえ、当時これにレコードを入れて持ち歩くというのは、事情通な雰囲気を出すことになっていたと思います。 ところでこの袋の「Bobby」というマスコット犬?は何なのでしょう?誰か知っている方いないかなあ。

私は卒業後他県に就職したので、盆・正月に帰郷した時、通りがかりに見てお店が建て替えられたを知っていたくらいでした。 おととし甲府に帰ってきたので、久しぶりに「サンリン」にCD(今はレコードは売っていない)を買いに行きました。 お店の前には広い駐車場があり、店内も整然としたきれいなお店です。BGM用スピーカーのJBL4311も健在でした。現在はこれにJBL4312Dという新型も追加して一緒に鳴らしています。

さてかの店員さんはというと、さすがにマッシュルーム・カットではないものの他は当時と同じファッションではありませんか。う~ん懐かしすぎる。 そしてCDを買うと相変わらずあのアナログチックなポイント・サービスをやっているではありませんか!この方法今時貴重すぎます。無形文化財確定か?10枚買えば1枚おまけはそのままなのかな?まだ10枚買っていないので不明です。そのうち報告します。 そうそうCD用のビニール袋もくれるんですね。初体験でした。 残念なのは輸入盤、国内マイナー・レーベル(澤野工房さえ)盤を売っていないこと。そんなわけで輸入盤中心の私はそうそう買に行かないのです。ただしジャズ・クラシックの品揃えは県内一だと思います。

P28_2 前回「サンリン」で購入したCDの1枚。「ミラー・ペトルチアーニ・ラグレーン・ウィズ・ギャレ ット ドレフュス・ナイト・イン・パリ」(1994年、DREYFUS JAZZ)こんなのあるの知りませんでした。オールスター・メンバーの凄いライブ。ベース:マーカス・ミラー、ピアノ:ミッシェル・ペトルチアーニ、ギター:ビレリ・ラグレーン、アルト・サックス:ケニー・ギャレット、ドラム:レニー・ホワイトです。マーカスの「TUTU」「ザ・キング・イズ・ゴーン」とペトルチアーニの「ルッキング・アップ」の3曲が収録されています。

ちょと異色のメンバーという感じですが、ペトルチアーニはコンテンポラリー路線のアルバム「ミュージック」も出していますから、演奏に違和感はありません。マーカスのいつものスラッピング・ベース、ペトルチアーニの強靭で明快なピアノ、ギャレットのそつのないアルト、ラグレーンの技巧派ギター、レニーのタイとなドラムが存分に楽しめます。 ところでライナー・ノーツには「新進気鋭のギタリスト、ビレリ・ラグレーン」とありますが、この人「ジャンゴ・ラインハルトの再来」と言われた天才少年ギタリストとしてデビューし、86年ジャコとのレコーディングとか81年のレコードとかありますから・・・。

P29 このアルバムのお気に入りは、何と言っても「ルッキング・アップ」でしょう。この曲は上記アルバム「ミュージック」で初レコーディングされています。センチメンタルな気分になるんですが、ペトルチアーニの力強く明るいピアノに励まされるというような感じの曲で、私の美メロのツボにドンピシャなんです。ここでの演奏はちょっとサンバ感強調のリズム・アレンジが微妙ですが、ペトルチアーニのソロはやっぱりすばらしいです。

今日はこんなところでおしまい。

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今日のレコード・ハント

今日はレコード・ハントに行ってきたので報告します。

ディスクユニオン御茶ノ水ジャズ館で「年末US廃盤LPセ-ル」があったので行ってきました。事前に届いたセールのメールの中から、レッド・ガーランド「グルービー」、ロイ・ヘインズ「ウィ・スリー」、エリック・ドルフィー「アウト・ワード・バウンド」、ジョニー・グリフィン「スタジオ・ジャズ・パーティ」などをリストアップしておきました。メールには価格が出ていないので私の出資可能額かどうかは不明なんですけどね。

朝ちょっと用事があったので出発が遅れてしまったため(あまり早く行くと店が混雑しているのでそれを避けたというのもあるのですが)、お店についたら上記のものはひとつもありませんでした。さてめぼしいものは、エディ・コスタ「ガイズ・アンド・ガールズ・ライク・バイブス」、リー・モーガン「ヒアーズ・リー・モーガン」、レッド・ロドニー「レッド・ロドニー・リターンズ」(いづれも1万¥+α)など、全部買いたいんだけど、私に買えるのは1枚だけ・・・さてどうしようかな~。

P07 まず「ヒアーズ・リー・モーガン」はステレオ盤なのでヤメ。「ガイズ・アンド・ガールズ・ライク・バイブス」は試聴したら(お店の人がかけるのが混んでいたので自分でかける試聴機で試聴、ヘッドフォンで聴くやつで好きなところを聴ける)、A面1曲目にかなりパチパチノイズ、他はまあまあだったのに・・・1曲目がN.G.はナシ。「レッド・ロドニー・リターンズ」はA面頭をお店の人にかけてもらって試聴(スピーカーで聴く)、お!結構ノイズがない。ということでこれに決定。ちなみにお店の盤質表示はどれもA/Bです。

ところが自宅で聴いてみると、あれ?結構パチパチノイズがある。お店の周囲雑音が多いところでの試聴ではよくわからないんだね~。まあいいか。さて、持っている国内盤との音質比較はいかに?あれ国内盤のほうがカッティング・レベルが高いぞ。国内盤も結構良い音だと思っていたので、オリジナル盤はさぞかしと期待していたんだけどなあ。そこでレベルを補正して聴きなおしてみることにした。国内盤は帯域の上下の低下を補正したHiFi調。オリジナル盤は中域が充実した濃密な音。こっちで良いのだ。オリジナル盤には単なるHiFi調とは別の良さがあるんですよね。

P08 他にもいくつか国内盤を買ったのですがその中からデニー・ザイトリン「カセクシス」。これかなり前から状態の良いLPを探していてやっと見つけました。ジャケットに「ユニーク・エキサイティング・ジャズ・ピアノ」と書いてありますが、今聴くとこの手のピアノ・トリオはごく普通です。エバンス派のクール美メロ系ピアノ。派手さはありませんが聴けば納得のピアノ・トリオです。1964年の録音。最近この手のピアノ・トリオは何か薄っぺらいのが多いですよね。

さて話題かわって、レコード・ハントのあと下北沢のジャズ喫茶「マサコ」へ行ってきました。ここは店員さんが全て女性なんです。ここにちょっとエキゾチックなファッションのカワイイ店員さんがいるんですが、ある時ジャコ・パストリアスのCDがかかっていて、見たことがなかったので(私ジャコのCDをかなり持っています)、その店員さんにお願いしてケースを見せてもらったんです。そしたらその店員さん「私もジャコが好き」と言うんでジャコについて少し話しをしたんです。それとジョン・スコフィールドのCDをリクエストしたら覚えていてくれて、その後お店に行った時にジョン・スコフィールドのCDをかけてくれたりしたんです。行くといつもその店員さんがにっこり挨拶をしてくれるのでオジサンは気分が良いのです。

さて音のほうはというとちょっとモッサリ気味かな。あと選曲がおもしろい、普通のジャズ喫茶のイメージとはちょっと違う曲がかかるんです。まあ下北沢のイメージには合っている気がしますけどね。

今日はかの店員さんはお休みでもう少しお姉さんな店員さんがいました。この店員さんも下北沢に合うファッションです。会計の時にかかったCD、LPのことを少し話すのですが、いつも軽くいなされてしまいます。それも楽しんじゃうんですけどね。

今日はこんなところでおしまし。日に日に長文化してる?

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