フュージョン・アルバム紹介

秋の夜長にこんなのはいかが?

最近夜はめっきり涼しくなりましたね。
今日はこんな秋の夜長に聴くと心があったかくなる1枚を紹介。

P109 タック&パティ『チョコレート・モーメント』(2002年rec. T&P records/ポニー・キャニオン)です。ギターのタック・アンドレスとボーカルのパティ・キャスカートのおしどり夫婦デュオです。ジャケ写のお2人です。

たしかオーディオアクセサリーの音源紹介コーナーに掲載されていて、紹介文に魅せられて買った1枚です。紹介文の内容はよく憶えていないのですが、書いたのは中川ヨウさんでした。このアルバムのライナーノーツも中川さんが書いています。

2001年の9.11同時多発テロの後、2人は心に傷みを感じていたそうで、そんな中翌年に色々な思いを込めてこのアルバムを録音したそうです。歌詞にも深いメッセージが込められています。愛を歌っています。

タックの繊細で軽やかなアコスティック・ギターだけを伴奏に、パティが太目のちょっぴりハスキーな声で優しく温かく歌います。二人のクールとホットの対比が絶妙に溶け合っていると思います。曲はバラード。歌詞が分からなくても、聴いていると心にほのかな温もりがじんわり込み上げてきます。センチメンタルな感じはその時の気分によっては泣けるかも?

中川ヨウさんが紹介するだけあってお洒落な演奏ですねっ。
そして癒しサウンドでもあります。
心がトゲトゲな時にこれを聴けば、
トゲが引っ込み心がほぐれてくること間違いなしです。

ネット検索したら、ジャンルは(コンテンポラリー)ジャズなんですね~。
私はロック/ポップだと思っていました。
まっ、ジャンル分けなんてどうでも良いことなのですが。

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美人ジャズ・バイオリニスト!

美人ジャズ・バイオリニストと言っても、寺井尚子ではありません。
ソニア・ロビンソンです。エッ?知らないですか?
無理もありません。すぐに消えましたから(笑)。

P41 彼女のファースト・アルバム『ソニア』(1987年、CBSソニー)。メンバーは、ソニア・ロビンソン(vl)、ジャン・ポール・ブレリー(g,key,vo)、カーラ・ブレイ(key)、ジェリ・アレン(key)、スタンリー・バンクス(b)、スティーブ・ソーントン(per)、ミノ・シネル(per)他、です。プロデュースとアレンジはジャン・ポール・ブレリーです。

まずは、ジャケットのポートレイトを見て下さい。かわいいでしょ。何となく山口智子に似ていますよね(笑)。ライナーノーツによるとソニアは1983~1984年のミス・ブラック・アメリカなのです。私、ソニアちゃんが結構好きです(笑)。

なぜこのアルバムを買ったかというと、TVCMか何かで《リフレクションズ・オブ・ラブ》を使っていて、聴いて心地良いと思ったからなのですが・・・、ネットでソニア・ロビンソンを検索してみたら少しは情報がありましたが、TVCMがらみの話題はないようです。誰か知っている方がいたら教えて下さい。いないだろうな~。

さて、ソニアちゃん。ウィントン・マルサリスがCBSレコードに紹介したんだとか。ライナーノーツと裏ジャケ(CDは小さすぎて虫眼鏡でないと字が読めません)にはマイルスからの推薦文が掲載されています。「もし、あなたがクリエイティブな耳を持っているならソニアを聴け、彼女のフレージングとコードはスタッフ・スミスとレイ・ナンスを思い出させる。彼女に注目しろ。」だそうです。同レーベルの大物の推薦文をのせるとはベタな販売戦略です(笑)。

ソニアちゃんのバイオリンはどうなんでしょう?マイルスが言っている「フレージングとコードはスタッフ・スミスとレイ・ナンスを思い出させる。」はわかりますが、それって「まあ、そうだよね。」って感じ(笑)。まだまだこれからっていうのが素直な印象です。結構ハイテンションで弾いている部分もあります。一応ソニアのバイオリンが主役なのですが、プロデューサーのブレリーもかなり目立っています(笑)。作曲だって、ほとんどブレリーがやっているのです。ソニアとの共作が1曲、カーラとの共作が2曲あります。

全体的なサウンドとしては、ブレリー得意のファンク系、カーラのキーボードが冴えるスペイシー系、バイオリンが心地良いトロピカル系がほどよく分散収録されています。そうそう《リフレクションズ・オブ・ラブ》にはソニアの語り?「I love you.・・・・」が入っているのですが、カワイイです(笑)。このアルバム。ブレリーの作ったサウンドの上で気持ち良さげにバイオリンを弾くソニアちゃんは悪くないと思います。私は結構好きです。

ネット検索したら、2作目『ライブ・アット・スパイラル』というのがあるらしいです。
ソニアちゃんのその後の消息は不明です(笑)。
Yahoo!!オークションにレコードが出品されていたので、
落札してジャケットを部屋に飾ろうかな(笑)?

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今日もまた皆さんに問う、これってどう?

今日の本題に入る前に先週の話題の続きをちょこっと。

ミュージックバードの公開録音を見た番組の続きが放送されました。
「田中伊佐資のジャズ・サウンド大爆発!オレのはらわたをエグっておくれ」
「ミューザック音源で聴く、迫力のHQCDサウンド!」

HQCDのアルバム2枚をかけました。
1枚目はロブスター企画からダイレクト・カッティング・レコードが出ていた
アン・バート『ヒーズ・ファニー・ザット・ウェイ』
ダイレクト・カット時にテープ録音(76cm,2ch)もしていたそうで、
そのマスターをもとにマスタリングしたそうです。
2枚目は新録音のキャロル・ウェルスマンのアルバム。
ウェルスマンはカナダの女性シンガーでダイアナ・クラールの先輩格。
興味がある方はどうぞ。私はあまり興味なしです(笑)。

そしていよいよクリスタルCDの登場!
ガラス製のCDで反射膜は銀。1枚20万円!
これまでクラシックのCDしかなかったそうですが、今回はジャズのデモ盤。
アキコ・グレース《デランシー・ストリート・ブルース》をかけました。
アルバム『グレースフル・ビジョン』のボーナス・トラックですね。
最初に従来CDを1分くらいかけて比較。
ラジオではほとんど違いがわかりません!(涙)
まあ、公開録音の時にもビックリするほどの差はありませんでした。
私にはまったく興味外(笑)。

公開録音時は矢野沙織の曲もかけたのですが、番組では流れませんでした。
公開録音の残りの部分は番組半分の30分。
番組の残り30分はブルースペックCD
マイルスとウィントンをかけました。特に言うことはありません(笑)。
まっ、趣味の世界、色々あるということで、おしまい!

やっと本題に入ります。

今日もまたジャズサイト com-post「80年代のジャズ100CD」の中の1枚。

P18 スタン・ゲッツ『アパッショナード』(1989年rec. A&M)です。
HMVで\1,000以下だったので買いました。
これは後藤雅洋さんの推薦盤でもあります。
フュージョンだとは聴いていましたが、
ゲッツもこんなのを作っちゃったんですね~。
プロデュースはかのハーブ・アルパートですよ。
ホーン陣ありのボサノバ風フュージョン・サウンドをバックにして
ゲッツがなんとも気持ち良さそうにスラスラと吹きまくります。
私はこれ、良いと思います。ゲッツのテナー・サックスの魅力満載です。

バックにはFM音源系シンセの”チャラリ~ン”も満載(笑)。
当時のフュージョンにはかかせないあの音。
エレピの音をチャイム風にかわいらしくした音。あ~、恥ずかしい(笑)!
ケニー・バロンもアコースティックピアノで参加。
私的にはジェフ・ポーカロがドラムを叩いているのが最高!
この人のドラムってどうしてこんなにカッコイイのだろう。

さて、これを聴いた私には思い浮かぶ人が・・・。
MALTA(マルタ)です。80年代のフュージョン・シーンを象徴する人です。
P19 この『ハイ・プレッシャー』(1987年rec. JVC)はMALTAの5作目。
ドン・グルーシンをはじめとするLAのミュージシャンが
バックを固めています。
MALTAのアルト・サックスの音が気持ち良いことこのうえなし。
明るく艶のあるハイトーンの音だけで満足!
なんでレコードを持っているかって?
それはいつも言っているように、肩身の狭いフュージョンをコレクションしていて、
ディスクユニオンで中古盤が安かったからですよ(笑)。

ゲッツとMALTAを一緒にするなという声が聞こえてきますが、
まあ、いいじゃありませんか!
私にとってはどちらも気持ち良いのですから(笑)。

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今日は適当に!

今日は何を書こうかな~。
う~ん、何も浮かんでこないよ~。
手抜きしちゃおっ!
前にもちょっと紹介したけど、また紹介しちぇえっ!
これ聴くと爽快なんだも~ん。

P60 ナイアシン『ハイ・バイアス』(1998年、Strech Records)です。メンバーは、ビリー・シーハン(el-b)、ジョン・ノヴェーロ(Hammond B3,Fender Rhodes,p,key)、デニス・チェンバース(ds)、ゲスト:チック・コリア(Fender Rhodes)、アレックス・アカーニャ(per)、ケンウッド・デナード(ds)、レイフォード・グリフィン(ds)、パット・トロペイ(ds)です。ナイアシンの基本メンバーはシーハン、ノヴェーロ、デニチェンの3人。

かなり前に新宿タワレコで見つけて思わず買ってしまいました(笑)。この手のハード・フュージョンって結構好きで、大音量で聴くとスカッとします。編成からいくとプログレッシブ・ロックですが、演奏には精神性みたいなものはなく、テクニッカルでカッコイイ演奏をひたすら楽しむのが正解。デニチェンのヘビー&タイト・グルーヴがとにかく素敵!ノヴェーロのハモンドB3とシーハンのベースも唸りを上げています。

ウェザー・リポートの《バードランド》が入っていたことも購入の決め手です。ウェザー・メンバーのアカーニャがパーカッションで参加して華を添えます。パワーで畳み掛ける《バードランド》も生かしてますよ。そしてチックのレーベルということもあり、最後の曲《ハング・ミー・アップサイド・ダウン》はチックが作った上にローズでゲスト参加して、ケンウッド・デナードのタイト・ドラミングに煽られ、ノヴェーロのハモンドB3とバトルまで展開しています(笑)。他の曲はノヴェロとシーハンが作っています。

夜はスピーカーで大音量で聴くわけにはいかないので、
ヘッドホンで周囲を気にせずに聴きます。
どうだ参ったかっ!

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私、フュージョンも好きです!

今日はドライブしながら聴くと最高に気分が良くなる1枚。
こういうフュージョンも好きなんですよ。

P108 ジョイス・クーリング『プレイング・イット・クール』(1997年 King Record)。メンバーを紹介するようなアルバムではないので、メンバーは省略。主役は女性ギタリストのジョイス・クーリングその人です。アメリカ・スムース・ジャズ・シーンで人気があるそうです。作曲・編曲はクーリング他連名です。

車を運転しながらだと、さすがの私もギル・エバンスやトニー・マラビーは聴きません。運転がスムースにできなくなりますから(笑)。やっぱりこういうフュージョンが良いのです。なんも考えずに聴けるところが魅力です。演奏テクニックもまったく問題ありません。メロディーも私好みです。ジャスを聴きまくって疲れたときの息抜きにも最高です。このアルバムに気をよくして、続く『キーピング・クール』ディス・ガールズ・ゴット・トゥ・プレイ』まで買ってしまいました(笑)。でもそこまで。

さて、私は曲を楽しみたければ、このアルバムとか前に紹介したバーシアとか平松愛理とか、紹介していませんがドリカムとか槙原教之とか・・・で良いと思っています。なんでジャズにわかりやすい良い曲を求め続けなければならないのか私にはよくわかりません。

実はポップスやフュージョンを聴くのが恥ずかしいから、ジャズに求めるのかと勘ぐりたくなります(笑)。あの~、今時ジャズを聴いているからといってカッコイイとか言われないですよ。山中千尋さんが「PCMジャズ喫茶」にゲスト出演した時に言っていたように、オタクが聴くのがジャズです(笑)。人付き合いが上手じゃない人だとも言っていました(笑)。

話を戻して、ジャズにとっての美味しいところはもっと他にいくらでもあります。そして、フュージョンにはもちろん快感があるのですが、ジャズには間違いなくそれを越える快感もあります。でもそれを感じ取るためには、ジャズを積極的に聴かなければなりません。たったそれだけなのに、それすらせずに今は「楽して楽しみたい」らしい?です。

スイングジャーナル3月号寺島靖国さんと山中千尋さんの対談記事があり、その最後のほうにこんな会話がありました。

山中「ジャズってやっぱり自分から理解していかないと、音楽に向かっていかないと、語りかけてくれない音楽ですよね。」
寺島「昔はそうでした。60年代頃は、そういう人で溢れていたんですが、今の人たちっていうのは努力をしませんね。楽して楽しみたいんですよ。」
山中「今のリスナーやジャズが悪いんじゃなくて、単純に他に聴く音楽がたくさんあるからではないでしょうか。」
寺島「そうですが、ジャズというこんなに素晴しい音楽をなんとか聴いてもらいたいとも思います。」
山中「無理強いはできませんけどね。リスナーが増えれば増えるほど、ジャズにいろいろな要素がないと多くのお客さんを満足させることは難しい。そうすると、寺島さんが言っているようなジャズの本質からずれますよ。」
この後寺島さんがいつもの自説(長いのでまとめて)「いい曲を選んで演奏しろ。ミュージシャンは曲で人を惹き付ける。」が飛び出して対談終了。

少々話が噛み合っていない感がありますが、この2人ならしょうがないです(笑)。

この他にも非常に興味深いことを言っています。是非読んでみて下さい。

私の主張は
フュージョンが好きです。じゃなくて(笑)、
自分から理解しないと、音楽に向かって行かないと、語りかけてくれない音楽
であるジャズを聴いてほしいということです。
また、それはちょっとした心構えの問題で、決して難しいことではありません。
ということです。
そして、ポップスでもフュージョンでも正々堂々と聴きましょう(笑)。
ということです。

またしても余計なお節介(笑)。

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日本レコード大賞に上原ひろみが・・・!

見ましたか?「第50回 輝く!日本レコード大賞」
たまたま最初から見たら、オープニングで見たことがあるような人が
ピアノを弾いているじゃありませんか・・・。そう、上原ひろみですよ。
オイオイ、マジですか?マジでした(笑)。

なぜ上原ひろみなの?と思っていたら、Perfumeや安室奈美恵に混じって、
上原ひろみの『ビヨンド・スタンダード』優秀アルバム賞
選ばれていたんですね~。ビックリ!

最初の挨拶では司会者陣後ろの中央に立っていました!
そして一言インタビューを受けたあと、CMをはさんで上原ひろみのソロピアノです。
《アイブ・ゴット・リズム》を、会場の手拍子が追いつけないほど速く弾いてました(笑)。
それにしてもこの人は楽しそうにピアノを弾きますよね。
ヤマハ音楽学校出身だけあって、今日もYAMAHAのピアノを弾いていました。

P54 ジャズ・ファンとしてちょっと複雑な心境です。
とうとうジャズも歌謡曲並みに扱われる時代がきたんですね~。
今までも企画賞のような賞でジャズ・アルバムが賞をもらったことはあったと思いますが、新譜ジャズ・アルバムでの受賞は初めてのことかも?
雲さんが前に言っていた、アジアン・カンフー・ジェネレーションのなせる業なんでしょうか?

まあ、私は上原ひろみの音楽性は好きだから、ジャズ・ファン以外の方に知ってもらえるのは良いと思います。
でも、これを初めて聴いて気に入ったからといって、
前アルバムの『タイム・コントロール』とかも楽しめるのかな~?
その前のピアノ・トリオ『スパイラル』はどうなのかな~?
他のジャズ・アルバムも聴きたくなるのかな~?
と余計な心配が頭を巡ります(笑)。
ジャズ・ファンが増えればうれしいのですが・・・。

さて、今日のもう一つの話題。
tommyさんリクエスト、私のCD、レコード収納状態をお見せしちゃいましょう。
雑誌に掲載されるような小奇麗な部屋とは無縁なので、
本当は見せたくないのですが、大サービスであります(笑)。
狭い部屋に押し込めているので雑然としています。
でも、整理整頓好きな私なので、ルールを決めて収納してあります。

P64 左のCDラックには、昔買ったCDを中心に、たくさん枚数を持っているミュージシャンのCDが入れてあります。上からピアノ、トランペト、サックス、ギター、・・・という具合で楽器毎に、同ミュージシャンのものは年代順に並べてあります。最下段にクラシックとロック・ポップス、その上段に日本人ジャズ・ミュージシャンとジャズ・ボーカル、その上段にフュージョンが収まっています。

右のCDラックには、比較的新しく買ったCDを中心に入れてあります。並べ方は大体上記のとおり、でもこちらは1枚しかCDを持っていないミュージシャンのものがたくさんあるので、それらはほぼ買った順に並べてあります。こちらは最下段が日本人ジャズ・ミュージシャンになっています。フュージョンは入っていません。

両CDラックには、それぞれ500枚くらいずつ入っています。結構きちんと並べているようで、細部はいい加減なところがあります。

P65 レコードラックの上には、小型CDラックが3個あり、寺島さんやユニオン推薦のピアノ・トリオを中心に、同じミュージシャンのものはまとめて年代順に、1枚ものはだいたい買った順に入れてあります。1段だけは、ジャズ・ボーカルとフュージョンが入っています。CDラックの上には、入りきらなくなったCDが山積み状態です。こちらの合計が500枚くらいです。雲さんから借りているローランド・カークのDVDがあるのがわかりますかね~(笑)。

レコードラックは安いA4カラーボックスなので、棚板がレコードの重さに耐えきれず反ってしまってます(笑)。ジャズは楽器ごとに、トランペット、サックス、トロンボーン、フルート、ピアノ、ヴァイブ、ギター、ベース、ドラム、ビックバンド、グループ・・・といった具合に右から左、上から下へと並んでいます。

同楽器の中は枚数の多いミュージシャンから順に並んでいます。トランペットならマイルス、アート・ファーマー、ケニー・ドーハム、クリフォード・ブラウン・・・、同ミュージシャンの中は年代順に並んでいます。1枚しかないミュージシャンのものは年代順に並んでいます。他にジャズ・ボーカル、日本人ジャズ・ミュージシャン、フュージョン、日本人フュージョンの区分があります。

こちらも既に満杯状態で、ラックの上に小型本棚を載せたりして、1500枚くらいを収納してあります。別の部屋にも日本人フュージョンとロック・ポップスとクラシックが合計で200枚くらいあります。そしてとうとうご覧のとおりラック手前に数枚立て掛けてある状態です。そろそろ本気で収納容量UPを考えなくては・・・。

これだけCDとレコードがあると聴く時間が足りません。よって、年に一度も聴かれないものがたくさんあります。聴かないものを極少数ですがピック・アップして、ディスクユニオンへ売り払ったりもしていますが、焼け石に水です(笑)。

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ヘッド・ハンターズとの遭遇

今日はハービー・ハンコックヘッド・ハンターズとの出会いの1枚を紹介します。

P42 そのアルバムは『マン・チャイルド』(1975年rec. CBSソニー)です。メンバーは、ヘッド・ハンターズはもちろん当時のジャズ・フュージョン界の錚々たるメンバーがゲスト参加しています。あのスティーヴィー・ワンダーがハモニカを吹いている曲もあります。

当時A面3曲をよく聴きましたね。1曲目《ハング・アップ・ユア・ハング・アップス》はワー・ワー・ワトソンとデビッド・T・ウォーカーのご存知ワウワウギターで曲が始まります。もうここからノリノリですね。ネバリのあるファンク・リズムが興奮状態に導きます。中盤のベニー・モウピンのテナー・ソロがまた盛り上げる盛り上げる。終盤はファンク・リズムとシンセの上でハービーがアコースティック・ピアノのカッコイイ・ソロをとります。これぞまさしくハービー節といった感じです。

続く《サン・タッチ》は、レイジーなファンク・リズムの上でたゆとうようなエレピが、砂浜でまどろむような心地にさせてくれます。コンガの音も効果的に使われていますね。ラストの《ザ・トレイター》が強力です。まずポール・ジャクソンとルイ・ジョンソンの超暑苦しいツイン・チョッパー・ベースにクラクラきます。その上でハービーがシンセサイザーのありとあらゆる音や機能を使って、更にピアノまでも持ち出してワンマンショーを演じるんだからから堪たもんじゃありません(笑)。

そうだもう1曲紹介しておかなきゃ。B面《ステッピン・イン・イット》はアープ・オデッセイ・シンセサイザーでベースを弾いているんですが、このベース音がまたネットリ・マッタリでいうことなしの気持ち良さなのでした。この曲でスティーヴィー・ワンダーがハモニカを吹いていますね。とにかくこのアルバムの暑苦しい真っ黒ファンクは強烈であるとともに、麻薬的な快感があります(笑)。

P43 当時このアルバムの他に、ウェザー・リポート《スウィート・ナイター》マイルス《パンゲア》(いづれも前にブログで紹介済み)を一緒に買って、聴きまくっていたのだから大したものです(笑)。

これらは当時の再発廉価盤シリーズ「ビッグ・ジャズ・フュージョン23」から買ったものです。写真の一覧に載っているアルバムはその後も買い続け、ほとんど持っています。う~ん、私のフュージョン・ルーツ初体験はファンク・イケイケ系だったんだなあ(笑)。

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もろフージョン!

今日は昔よく聴いたフージョン・アルバムを紹介します。

P142 ボブ・ジェームス&アール・クルー『ワン・オン・ワン』(1979年rec. CBS SONY/Tappan Zee)です。メンバーは、ボブ・ジェームス(p,el-p)、アール・クルー(ac-g)、ロン・カーター(b)、ゲイリー・キング(el-b)、ニール・ジェイソン(el-b)、ハービー・メイソン(ds)、ラルフ・マクドナルド(per)、他です。

私が持っているのは当時CBSソニーが力を入れていたオーディオ・ファン向けのレコード「マスター・サウンド・シリーズ」のものです。マスタリング、カッティング・マシーン、製造方法、素材、形状などに拘ったレコードです。値段も普通のレコード¥2,500より少し高かくて、これは¥3,000でした。当時オーディオ雑誌の試聴にこのレコードが使われていました。

まあ、私もオーディオ・チェック用に買いました。どこでオーディオのチェックをするかというと、A面1曲目《キャリ》の始まりのトライアングルの「チン・チン」と低いチューニングのバス・タム「ズン・ズン」です。オーディオ・マニアなんかこの始まりのところしか聴かないんですよ(笑)。そうそうB面3曲目《ワインディング・リバー》の終わりのほうにカッティング・レベルがかなり高いところがあってカートリッジのトレース・チェックにも使えます。

当時のフージョン界の売れっ子ボブ・ジェームスとアール・クルーが組んだものなので演奏も良く、結局私は演奏が気に入ってよく聴いていました。曲によって3人のベース奏者が入れ替わって弾いています。2人が弾くエレクトリック・ベースの音は重心が低くて気持ちイイですし、ロン・カーターのアコースティック・ベースも意外と8ビートに合っていたりします。

ボブ・ジェームスとアール・クルーのマッチングが良好で、音楽性もそれぞれのリーダー・アルバムより格調高く聴こえるから不思議です。ジェームスが弾くしっとり落着きのあるフェンダー・ローズとクルーの軽快で明瞭なギターとが良い対比になっています。スパニッシュ調の曲ではクルーのいつになく熱いギターも聴けます。そして要はハービー・メイソンのドッシリ腰の据わったドラミングですね。最高のプレーです。

音良し演奏良しの1枚だと思います。フージョン好きの人は是非聴いて見て下さい。

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カウント・バッファローズ

お盆はいろいろ大変なんですよ。13日はお盆ようの飾りやお供えをセットして、お墓参りに行って、迎え火をたきました。14日はお坊さんがお経をあげにきました。今日15日はなにもなくて、16日はお盆飾り他を供養してもらうために回収場所に出して、一式を片付けて、送り火をたきます。まあ地方や宗派によってやることは違うんでしょうけど。

明日16日は、四谷のジャズ喫茶「いーぐる」「納涼持込盤大会」に参加するので、朝のうちにお盆の片付けをしてフライングで送り火をたいてから、「いーぐる」へ行きます。CDを持っていってかけてもらう予定ですので、「いっき」ってどんなアホなのか見たい方は「いーぐる」のイベントに行ってみてくださいね。

話は変わって、昨日の「高音質レコード」にtommyさんがコメントをくれました。鈴木宏昌が参加していた「石川晶とカウント・バッファローズ」のライブを何度か見に行って、ラインを借りて生録したこともあるんだとか。tommyさんのジャズ経験は豊富なので、次々といろいろな話が聞けてとても楽しいのです。

tommyさんのブログはこちら:Tommy's Jazz Caf'e

P127 そのコメントを読んで思い出しました。私も「石川晶とカウント・バッファローズ」のレコードを持っていたのです。東芝EMIのPRO-USE DIRECT CUTTING SERIES『イマージェンシー』(録音日時の記載なし)です。tommyさんのコメントどおりでファンク・フュージョン路線ですね。

オーディオ的な注目ポイントはダイレクト・カッティングだということです。ダイレクト・カッティングはマイクで拾った音をミキシングしてレコード原盤を直接カッティングしちゃう方法。普通は途中に入るテープへの録音工程や機材などが省略されるので、音の鮮度を落とさずにレコード原盤ができちゃうのです。オーディオ・マニアにとっては究極の高音質レコードなのであります。録音エンジニアは行方洋一です。

ダイレクト・カッティングのレコードは、さぞかし派手な音が入っているように思うかもしれませんがそうではなく、一聴柔らかい音に聴こえるんですが、音の芯はしっかりしているのです。どうもデジタル録音の硬い音とは様相が異なるのです。

このバンドのアレンジャーは鈴木宏昌と直居隆雄なのですが、このアルバムを聴いていてなるほどなと思うところがありました。それは、この後鈴木が結成するグループ「ザ・プレイヤーズ」のサウンドに似ているものがあることです。

P128 そこで「ザ・プレイヤーズ」のアルバム『アップ・トゥ・ユー』(1984年、CBSソニー)を紹介します。メンバーは、鈴木宏昌(key)、中村誠一(ts,as,b-cl)、ボブ斉藤(ss,as,ts)、松木常秀(g,vo)、岡沢章(b,vo)、渡嘉敷祐一(ds)です。艶ジャケットです(笑)。そうそう「ザ・プレイヤーズ」はタモリ司会のTV番組「今夜は最高」のハウス・バンドだったんですよね。懐かしい。

こちらのサウンドは「カウント・バッファローズ」をより洗練させた感じのジャズ・フージョンになっています。。「ア・テイスト・オブ・ハニー」「スピーク・ロウ」をカッコイイアレンジでやっているのが聴き所です。

2人のサックス奏者、ファンキーなボブとジャジーな中村の対比がポイントなのですが、私はジャジーな中村のほうが1枚上手だと思います。全員セッション・ミュージシャンなので上手いのですが、渡嘉敷の切れのあるドラミングが特にイイですね。

鈴木はピアノ、ローズ、ハモンドB-3オルガンの他に、プロフェット5、オーバーハイムOB-8、ヤマハDX-7、ミニ・ムーグといった名機シンセサイザーを使い分けているのが時代を感じさせます。

書き忘れていたのですが、川崎の「TOPS」に「ジャズ選曲指南」のアルバム集めで苦労したウェス・モンゴメリーの『ストレッチング・アウト65』がありました。「TOPS」恐るべし。

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追悼ハイラム・ブロック

P110 今日も暑いですね。最近暑いので育てている花の成長が早いんですよ。ということで、先週紹介したバラが咲きましたのでご覧下さい。真紅の八重バラがきれいでしょ。一度葉が病気にかかって剪定したあとなので、花が少々小ぶりなのはしょうがないかなっ。左側の株にも蕾があるので近いうちに咲くことでしょう。

それで今日は最近亡くなったハイラム・ブロックのアルバムを紹介します。52歳という若さで亡くなってしまったとは本当に惜しいことです。喉頭ガンで亡くなったらしいですね。私の父も一昨年ガンで亡くなったので、人事では片付けられない今日この頃なのです。

ハイラム・ブロックは2度生で見ています。「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」(懐かしい)に出演したデヴィッド・サンボーン・バンドのメンバーでした。1回目はよみうりランドのオープンシアターEASTで、2回目は仙台のどこかの公園?(名前は忘れました)です。どちらのライブもステージから客席に降りて、お客さんの間をギターを弾きながら動き回っていました。中には迷惑そうな女性客もいましたよ(笑)。お祭り男ですね!

P111 さて、アルバム紹介です。まずは『フロム・オール・サイズ』(1986年rec. ATLANTIC)、ハイラムの2枚目のソロ・アルバムです。この頃はご覧のとおりスマートだったのですが、最近は相当お腹が出ていたようです。このレコードは例によってディスクユニオンで安く買いました。フージョンは安くて良い!

メンバーは、ハイラム・ブロック(g,key,vo)、ウィル・リー(b)、クリフ・カーター(key)、ケニー・カークランド(key)、チャーリー・ドレイトン(ds)、Dr.ギブス(per)他です。デヴィッド・サンボーンとマイケル・ブレッカーが1曲づつゲスト参加しています。

全編でハイラムのギンギン・ギターが聴けます。ディストーションのかかったサウンドが気持ちイイです。今日聴いてわかったのですが、マイク・スターン(g)に似たようなサウンドの部分が出てきますね。まあ2人とも当時人気が出てきたギタリストなのでお互いに影響されたところもあるんでしょうね。

ハイラムは歌も上手いんですよ。甘い声でホットに歌うところがカッコイイんです。ウィル・リーをはじめとして気心の知れたメンバーに支えられて、ロック寄りの気持ち良いフュージョン・サウンド聴かせてくれます。夏にビールでも飲みながら聴くと気分は上々です。

P112_3 次は『24丁目バンド』(1978年rec. DENON)です。これはハイラムが参加する同名バンドのファースト・アルバムです。日本のDENONが制作したアルバムなんですよ。当時最先端の自社製PCM録音機による録音です。要はデジタル録音、当時のデジタルはPCM(パルス・コード・モジュレーション)だったのです。最近はDSD(ダイレクト・ストリーム・デジタル)もあります。

メンバーは、ハイラム・ブロック(g,vo)、クリフ・カーター(key,vo)、スティーヴ・ジョーダン(ds)、ウィル・リー(b)、サミー・フィゲロア(per)です。ロック寄りのシンプルでホットなフージョンですね。7曲中6曲でハイラムかクリフがヴォーカルをとっていてポップな仕上がりになっています。

アーバン・フージョンあり、カリプソ風あり、ロック調あり、「スクエアー」風フージョンあり、テクニカル・フージョンありと多彩な内容で楽しめます。これぞニューヨーク・フージョンというサウンドでしょうね。フージョン・ファンは必聴アルバムなのではないでしょうか。

P91 前にも書きましたが、私はこの「FUSION」というガイドブックを参考にして、中古のフージョン・アルバムも地道に集めています。新品を買おうとはほとんど思いません。ちなみに上記の2枚もこの本に掲載されています。

他人のブログを見ると意外とフージョンについて書かれている方がいるのに驚きます。まあ、それだけフージョン世代の人がブログを書いているということなんでしょうね。

私の場合はジャズの合間にちょこっとフージョンを聴いて息抜きという感じです。

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