「いーぐる」

ジャズ喫茶「いーぐる」のホームページがリニューアル

結構どんくさい私なのでインフォメーションがすっかり遅そくなってしまいました。

色々楽しい体験をさせていただいているジャズ喫茶「いーぐる」のホームページが
最近リニューアルされました。

リニューアルしたホームページはこちら⇒ ジャズ喫茶「いーぐる」

トップページはあずき色のバックでシックな佇まいです。

マスター後藤雅洋さんの日記(ブログ)は「blog」からお入り下さい。
「いーぐるnote」は「bbs」からお入り下さい。

う~うっ、嬉しい。そして緊張。

「link」の中に私のブログが! ありがとうございます。m(_ _)m
「いーぐる」連続講演に参加した際には頑張ってレポートいたしますです。

トップページにこんなことが

いーぐる」は音楽ファンのための情報発信を心がけ、週末には、音楽界のさまざまな方を講師にお招きした『いーぐる連続講演』を行っております。また、店主が講師を務める『朝日カルチャーセンター』の講座も開かれております。

こんなことも

また、店主の書いたさまざまなジャズ関連書籍をはじめ、店内には多数のジャズに関する書籍、雑誌を取り揃えております。これからジャズを聴いてみようと いう方々に『ジャズの図書館』としてご利用いただければ幸いです。「いーぐる」は気軽にジャズに親しめる場として、多くの音楽ファンのみなさまのご利用を心からお 待ちいたしております。

私は「いーぐる」に多くの音楽ファンが集って
コミュニケーションする場になれば良いと思っています。

「いーぐる」の連続講演はとても面白いですし、
昼は会話禁止ということもあり、じっくりジャズに浸れるということで、
とても居心地が良いお店です。

「なかなかお店に入れない、敷居が高い。」なんて話もチラッと聞きますが、
いざ入ってしまえば居心地は良いです。
是非一度お店のドアを開けてみてはいかがでしょうか?
音楽(ジャズ)を楽しみたいという気持ちがあればそれでO.K.だと思います。

何なら私が「いーぐる」に行く時に、ブログにコメントでもいただければ、
お店の前で待ち合わせをして一緒に入ることも可能です。

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「いーぐるnote」(その3)

今日のオリンピック(笑)。
やっぱり星野ジャパンは金メダルをとれませんでしたね。対外国戦は難しいと言うのですが、プロ野球のベスト・メンバーだから勝てるはずだという慢心があったのではないかという気がしますし、やっぱり危機感が足りなかったのではないかと思いました。
陸上男子4×100mリレーの銅メダルは本当におめでとうと言いたいです。

さて「いーぐるnote」の話の最終回です。

関口さんのクラブ・ジャズ論争」に関する私の恥体験について書きます。私が『think』(後藤さんが書いている「ジャズを聴くことについての原理的考察」)に書かれている内容を援用して、「クラブ・ジャスはジャズ界にとってたいして重要な意味がない」というようなことを書いたのが発端だったと思います。

私の書き込みに対して関口さんからかなりの反論があり、その反論に対する後藤さん他からの反論があって話が(私にとって)難しくなっちゃったのです。私は頭が混乱してしまい正直言うとめんどくさくなっちゃったので、「私が言っていることは間違っていました」と書き込んじゃったのです。まったくうかつでした。

後藤さんから「『think』を援用しておいて、それが間違いだと言ったら『think』が間違いだと思われるだろう」との指摘がありました。私は後藤さんの言っていることはもっともだと思いましたし、私自身『think』の内容に共感していたので、それが誤解されるのは本意ではありませんでした。そこで謝罪の書き込みをしました。我ながら議論ができない自分に呆れました。ああ恥ずかしい!

この議論ができない自分については「右脳左脳診断」http://www.nimaigai.com/pc/usausa/shindan/index.php を読んで妙に納得してしまいました。皆さんもページ右下の「next→」をクリックして診断してみて下さい。なかなか面白いと思いますよ。ちなみに私は「うう男」です。

クラブ・ジャズ論争については、私が抜けた後も「いーぐるnote」上で議論がしばらく続いたのですが、最後には関口さんが「忙しいから返事できません」ということで終了してしまいました。この件については「ジャズ構造改革 熱血トリオ座談会に書かれています。ちなみに私のことについては書かれていませんので期待しないようにして下さい(笑)。

私はその後半年くらいは書き込みを自粛しました(笑)。そうこうするうちに「ジャズ構造改革 熱血トリオ座談会」に関する議論が盛んになり、私は後藤さんを援護する書き込みをして復帰したと思います。今はうかつな議論はしないように注意しています。

「いーぐるnote」はジャズについて一言いいたいような人にとっては凄く魅惑的な掲示板だと思います。あそこで後藤さんに同意してもらえると、ジャズ・ファンとして世間に認めてもらえたような気がしてしまうからです(笑)。まあほとんど自己満足の世界なんでしょうけど。中には後藤さんを論破してやろうと思っている人もいるでしょう。なかなか難しいと思いますよ。

後藤さんはと言えば、あそこにいろいろ書かれる意見からジャズを楽しむ新しい何かを探っているようです。後藤さんの飽くなき好奇心には参ります(笑)。だから面白い意見があれば、どんどん書き込んだほうがいいと思いますよ。ただし整合性がない話や議論のすり替えはだめでしょうね。それから時々揶揄があるのですが見苦しいですね。なかなか難しいのでしょうけど皆で楽しく使うことができたらいいなあと思っています。

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「いーぐるnote」(その2)

ソフトボール金メダルおめでとう!昨日はハラハラ・ドキドキして試合を見ていたんですが、昨日の試合に勝った時点でなんとなく今日はやってくれる予感がしていました。今日もドキドキしながら見ていましたが、アメリカを破って悲願の金メダルは素晴しいじゃありませんか。

さて「いーぐるnote」の話。この「いーぐるnote」なる掲示板は、もとをたどればお店に置かれていたお客さんと後藤さんの「文通ノート」です(笑)。そこではジャズに対する議論が盛んに行われていたとか。お客さんがジャズに対する疑問や意見を書くと、後藤さんがそれを受けて書き込みをして、それはそれは激論が交わされていたらしいです(笑)。

その「いーぐるnote」に私が初めて書き込みをしたのは、初めて「いーぐる」に行った後です。その時の講演は、マイルスの『アガルタ』『パンゲア』録音後30年ということで、『アガルタ』『パンゲア』を大音量で聴こうという企画でした。『パンゲア』好きの私としては行かないわけにはいかなかったのです。講演には中山康樹さんがゲストで来て、後藤さんとマイルスについて思い出を語ったりしました。

私は「いーぐるnote」に講演の感想を書き込みました。ついでにステージ上でのマイルスの指示について質問を書き込んだら、中山さんから直々に回答の書き込みがありました。嬉しかったですね。だって中山さんは「マイルスを聴け」の著者として尊敬していましたからね(笑)。

ちなみに当時のハンドル・ネームは「ikkizilla」ikki(いっき)+zilla(ampzilla、godzillaのzilla)ですね。このブログを書き始めるまではそれを使っていました。このブログを始めたのをきっかけに今の「いっき」に変更しました。

この最初の書き込みをきっかけに、私は調子にのって「連続講演」に行くたびに感想を書き込んでいました。すると何回目かの書き込みの時に、後藤さんから「今度「連続講演」にきたら講演後の打上げに参加しませんか?」とのありがたいお誘いがあったのです。いや~嬉しかったですね。著書を読んで以来ファンだった後藤さんとお話ができるんですから。

それで次の「連続講演」に行った時には、自己紹介をして打上げに参加させてもらいました。超緊張しましたね。だって憧れの後藤さんとお話をするんですから。それに打上げに参加している皆さんがまぶしく見えましたね(笑)。だって村井康司さんや当時のジャズ批評のレヴューアーの方々なんですから。その時は「いーぐる」店内の打上げに参加しただけで、福翔飯店まではおそれ多くて行けませんでした(笑)。

何にも知らないのは怖いもので、ジャズ・アルバムの紹介なんかも2回くらい書いちゃいました。当然後藤さんからのレスポンスはなしで、今考えると恥ずかしいです。それでマイルスのDVD「マイルス・イン・ミュンヘン」について書いた時に、当時のメンバーのギター:フォーリーについて、DVDの中でジョー・マクレアリーって紹介されていたので、本名なのかという質問も書き込みました。

そしたらなんと雲さんから回答があったのですよ。(雲さん覚えていますか?笑)「それはジョセフ・マクレアリーで、音楽一家の育ちだ」とか詳しく回答していただいたのです。これもとても嬉しかったです。当時は今のようなお友達になるとは思いもしませんでした。

確かその頃雲さんの「ベーシスト特集」があって私は参加できませんでしたが、「次はエレクトリック・ベース特集をやる」とか書いていたので、私は「それを楽しみにしています」と書いたと思います。まだ待っていますよ(笑)。

「いーぐるnote」については楽しいことだけでなくちょっとやばいこともあります。それは、クラブ・ジャズに詳しい関口さんがブラスに関する本?を出して、その本に関連した「連続講演」の2回目に参加した時のことです。その時話題になった「ジャズ批評からのクラブ・ジャズへの言及」を巡る議論に関して「いーぐるnote」に書き込んだら大変なことになっちゃったのです。

私の書き込みに関口さんから凄い反論があり、それをきっかけに後藤さん他を巻き込んで大論争が巻き起こっちゃったのであります。そして私のアホさ加減を晒すことにもなっちゃったのです(笑)。

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「いーぐるnote」(その1)

私のジャズ喫茶「いーぐる」歴は、まだ4年くらいなのでそんなに長くありません。それも「連続講演」にしか行かないのですから、常連と言ってもらえるかどうかもわからないくらいです。

まあ「連続講演」には結構な回数行っているとは思いますが、須藤さんと八田さんの講演にはまだ一度も行ったことがありません。別に内容が気に入らないとかではなく、たまたま都合が合わないだけです。

なぜ「いーぐる」に行くようになったかと言えば、仕事の関係で東京に引っ越したからです。それまでは茨城県の北のほうに住んでいたので、東京のジャズ喫茶に行くなんてことは考えてもみませんでしたし、時々出張で東京には来ていましたが、ジャズ喫茶に行く余裕はありませんでした。

話は更に遡りますが、「いーぐる」とマスター後藤さんの存在を意識したのは、ジャズを聴き始めてしばらくしてスイングジャーナル誌面で「メグ」のマスター寺島さんとの論争記事が載った頃です。その後、後藤さん著「ジャズ・オブ・パラダイス」を読んでファンになっちゃたのです。

一方で「辛口JAZZノート」を読んで寺島さんのファンにもなっちゃたのです。私にとって後藤さんと寺島さんはジャズ喫茶マスターの両横綱なのです。そのお2人が対決したCDがあることをご存知ですか?

P131 『THE DUEL・寺島靖国×後藤雅洋』です。15のテーマーを決めてお互いに選曲するという、対決15番勝負なのです。CDが出た年がわからないのですが80年代後半だと思います。

対談と選曲理由が書かれた冊子が付属していて、これを読むとお2人のジャズに対するスタンスがわかるという仕掛けです。お2人ともあの頃から基本は変わっていませんね。まあ寺島さんはその後オーディオの比重が高まってから変化しますが、後藤さんはまったくブレなしですね(笑)。

テーマと選曲をいくつかあげておきましょうか。寺島×後藤の順です。

2R(ラウンド) : 「ジャズはテーマだ/ジャズはアドリブだ」
ジェリー・マリガン『カリフォルニア・コンサーツ』から《レッド・ドア》
ソニー・ロリンズ『ニュークス・タイム』から《チューン・アップ》

3R : 「これがピアノ・トリオだ」
『ピアニスト・ガロー』から《恋のチャンス》 (アル・ヘイグ・トリオ)
『アメイジング・バド・パウエル』から《パリジャン・ソロフェアー》

10R : 「メグのテーマ/いーぐるのテーマ」
ボブ・ブルックマイヤーetc.『ストリート・スインガーズ』から《アローヘッド》
『チャーリー・パーカー・オン・ダイアル』から《オーニソロジー》

11R : 「ジャス入門のこの一曲」
ビル・パーキンス&リッチー・カミューカ『テナーズ・ヘッド・オン』から《スペイン》
キャノンボール・アダレイ『サムシン・エルス』から《サムシン・エルス》

といった具合でなんとも面白いのです。15Rすべてお見せしたいのですが、めんどくさいのでゴメンナサイ!

このCDは2枚組で、「メグ」CDと「いーぐる」CDに分かれています。だからどちらかのCDを聴けばテーマに対する選曲を続けて聴くことが出来て、それぞれの考えがはっきりわかるという仕掛けです。

そうだ!このCDを持っているという方、是非コメント下さい。「このCD持ってるよ!いいだろう!」と、このCDを持っていない後藤・寺島ファンに自慢しましょう!

だいぶ脇道にそれちゃいましたね。本当は「いーぐるnote」に書き込みをしたことや、あそこはどんな場なのかについて書くはずだったのですが、そこに行く前にいろいろ書いてしまったので、「いーぐるnote」については明日書くことにしましょう。お楽しみに!

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