ジャズ喫茶訪問

ジャズ喫茶「ジニアス」で寛ぐ。

おとといの日曜日、CD&レコードの買取り&ハント終了後、
中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」にて〆としました。

前はジャズ喫茶を何軒かハシゴしましたが、最近はちょっと面倒。
「ジニアス」にてマスター選曲のジャズを聴きながらのんびり飲み食いしました。
ショコラケーキ・セット+ビール+エビピラフで、約3時間。
「ジニアス」はこんな感じで楽しめるジャズ喫茶なのです。
あー極楽極楽(笑)!

ジャズ批評のブログ・ウォーキングに「ジニアス」のことを書かせていただいたことを事後報告(笑)。マスターも奥さんも喜んで下さったみたいなので一安心。

ジェリー・マリガン『ジェル』がかかっていました。もちろんレコード。マリガンのバリトンサックスがふくよかに鳴っていましたよ。既にここから寛ぎモードに突入です。

続いてバルネ・ウィラン『LA NOTE BLEUE』。これまた良い雰囲気でバルネのテナーが鳴っていました。マスターによると、新宿ディスクユニオンのジャズ・フロアーが、今のアクセサリーを売っている建物の地下にあった時、このアルバムなんかは安売りされていたとのことでした。今買えばそれなりの価格するんですよね、これ。

お次は”さすが!”のマスター選曲。アンソニー・ブラクストンの『セブン・スタンダーズ1985Vol.1』。あのブラクストンがスタンダードをやっています。何とこれ、ウィンダムヒル・レーベルなんです!バックは、ハンク・ジョーンズ(p)、ルーファス・リード(b)、ビクター・ルイス(ds)。ちょっと”ヒラホラ”上滑り気味なのがこの人なのですが、悪くはないです。

次がまた異色。エディ・ヒギンズ、ピート・ミンガー?、ジョン・スワン『ワンス・イン・ア・ホワイル』。トランペット/フリューゲルホーンの3人(1人はテナーと持ち替え)によるバトルものライブ・アルバム。私はピート・ミンガーの柔らかく太いフリューゲルホーンの音色に参ってしまいました。ヒギンズのピアノもスインギーでした。

P156熱いのが来ました!ボビー・ワトソン『パーペチュアル・グルーヴ』。B面のアルト・ソロから入る方をかけてくれました。循環呼吸を使ってワトソンが吹きまくる強烈なアルト・ソロです。
このアルバムについては、以前ブログにUPしています。

http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_ece9.html

今度はちょっと落ち着かせてジョニー・グリフィン・カルテット・ライブ『ジャズ・Guhen・イン・ベルリン84’』。グリフィンのワン・ホーン・カルテット、やっぱりイイものはイイ、以上(笑)。

で、多分常連さんが持ってきたピアノ・トリオ。寛げました。ビールも飲んでいて気分が良かったせいか、ちょっと意識がもうろうと・・・(笑)。

これは新しめ。エリック・アレキサンダーが入った『タフ・ガイズ』。この手の安定したハード・バップものでした。

次はかなりの寛ぎ系。トーレ・ヨハンセン・フィーチャリング・カーリン・クローグ『ライク・ザット』。スムースジャズとも言えるかもしれません。でも、ピアノはラーシュ・ヤンソンだったりしますから、クオリティーは高いのです。何となく雰囲気はクリスマス(笑)。結構いい感じ、これはこれで良いです。マスターもお気に入りなんだとか。

アルバム途中でお店を後にすることにしました。
極楽なひとときでした。

今日はカッコいい紳士のお客さんが来ていました。マスターに棚からワインを出してもらい、おつまみを作ってもらいながら、ゆったり食事をしていたんです。煮物に始まり、最後はざるうどんが出てきたのには参りましたねっ。いや~っ、カッコいい!

ジャズ喫茶「ジニアス」恐るべし!

中野新橋駅から「ジニアス」への道と店内の様子
YouTubeにUPされています。ココ
http://www.youtube.com/watch?v=Yg8wrTswj-A

これを撮っている人が座る席、私がよく座るスピーカー前のテーブルです。
私はこの3席の真ん中に座ります。一応常連席?

チェックすべし!

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下北沢のジャズ喫茶「マサコ」が閉店(涙)!

ナナナントッ!下北沢のジャズ喫茶「マサコ」閉店していました(涙)!
9月12日に「マサコ」へ行ったのですが、その後閉店していたのです。
最近、「ジャズ喫茶 マサコ」で検索して私のブログに来る人が多かったので、
グーグルを検索したら「閉店」の2文字がっ・・・!
9月24日が最終営業日だったようです。

P136_2 「マサコ」閉店に関する記事はコチラ
http://shimokita.keizai.biz/headline/756/
下北経済新聞なんてあったんですね~。

大き目の写真を載せたのでクリックしてご覧下さい。
残念ながら入口の写真だけです。
「シンス1953」のとおり、今年は56年目でした。

9月12日に訪問したときの私のブログ記事はコチラ
http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-55ca.html

P137 実はこの時初めて入口の写真を撮りました。
今までに何度も行ったのですが、
写真を撮ったことはありませんでした。
今回写真を撮ったのも何かの縁なのでしょう。
写真を見るとわかるのですが、
この時既に入口のドアには閉店のお知らせが
貼ってあったのです。

P138 のんきな私はその張り紙に全く気付いていなかったのです。
こんなことなら、お店にもっと長くいれば良かったな~。
結構混んでいたのは、閉店するからだったんでしょうね。

いろいろな思い出がある「マサコ」。
昔ながらのジャズ喫茶の面影を残す貴重なお店だったのに、
閉店してしまったなんて本当に残念です。

今後の予定として、同店スタッフが近くで「マサコ」を引き継ぐ話も
あるみたいですが、詳細は未定のようです。

「マサコ」の皆さんお疲れ様でした。
そして、どうもありがとうございました。

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ジャズ喫茶巡り、中野新橋「ジニアス」

しばらく間が空いてしまいました。ジャズ喫茶巡りの続きです。
下北沢「マサコ」からディスクユニオン新宿ジャズ館を経由して最終目的地へ。

東京には行きつけのジャズ喫茶が何件かあります。今日紹介するのはそのかなの一軒、中野新橋にあるジャズ喫茶「ジニアス」です。初めて行った時、マスターからかけられた一言「何かリクエストありませんか?」から、マスターとは気楽に会話させていただくようになり、お気に入りのジャズ喫茶となりました。

P122 ここはジャズ喫茶とはいっても昔の薄暗い紫煙の似合うイメージとは違います。店内は明るく綺麗でモダンなインテリア。普段は近所の奥様方がジャズをB.G.M.にお茶しながら会話を楽しんでいるお店です。このお店は以前渋谷にあり、硬派なジャズ喫茶として知られていたのですが、時代は変わり場所も移って今のようなお店になったのです。

私が行くとマスターは普段かけていないような熱いジャズをかけてくれます。マスターによると、お客さんの顔(反応)を見ながらジャズをかけるのがマスターの務めだということなのですが、ジャズを聴きに来るお客さんは少ないとのことです。だから私みたいに聴いて反応すると喜んでもらえます(笑)。

さて、今日はどんなアルバムを聴かせてもらえるでしょうか?

お店に入るとソニー・クラーク『ダイアル”S”フォー・ソニー』がかっていました。いきなり渋いではありませんか?やっぱりジャズ喫茶で聴くといいですな~(笑)。

夕食もここでとろうということで、いつものエビピラフ・セットを大盛りで注文。このピラフ。漬物とコンソメスープが付いて、レタスもたくさん盛り付けられていてなかなかの美味なのです。私のお気に入りです。

P123_2次にかかったのはカルテット・モデルノ『ecco!』です。レトロなジャケットだったので再発かと思ったら違うんですね。今結構人気があるイタリアの気軽なジャズです。マスターも軽く聴くのに良いと言っていましたよ。MOONKS本にも掲載されていました。私は同レーベルのカルテット(クインテット)・ロ・グレコを持っています。難しいことを言わずに楽しめます。

P124 次はサックス奏者エディ・ハリス『ア・テイル・オブ・トゥ・シティーズ』です。エディ・ハリスといわれてもアルバム名は浮かんできませんよね。そんなジャズマンのあまり知られていないアルバムを聴けることがジャズ喫茶の醍醐味なのです。私が70、80年代の熱いジャズを聴きに来ていることを知っての選曲です。

このアルバムにはシカゴとサンフランシスコでのライブが収録されていて、2ヶ所での演奏がばらばらに並んでいます。マスターはサンフランシスコでのライブをCDプレーヤーにプログラムして聴かせてくれました。こういう拘りがとても嬉しいんです。ハリスのサックス・プレイはオーソドックス。そして熱いプレイを繰り広げています。これ、帰ってから通販で買ってしまいました(笑)。

P125 そしてフランク・ストラゼリ・トリオ『ライブ・イン・フランス』です。なかなか小粋で熱い演奏を聴かせてくれました。これもほしくなった1枚。そのうち購入するかもしれません。もしディスクユニオンで中古をみつけたら買うことになると思います。こういうマイナーなピアノ・トリオってとにかくたくさんあってハズレも結構あるので、要注意です(笑)。

P126これは渋いです!ロイ・ブルックス『ビート』です。それもオリジナル盤です。中古盤もあまり見ないです。オリジナル盤はかなりの高額で取引されている1枚。フロントがブルー・ミッチェル(tp)、ジュニア・クック(ts)ですからねっ。そりゃー黒いサウンドが聴こえてくるわけですよっ(笑)。ジャズ喫茶には最高のマッチング、幸せっ!ということで、ビールを注文してしまいました(笑)。

P127ラストは『モントルー・サミット』です。モントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ。ボブ・ジェイムスを始めとしてジャズ/フュージョン界の錚々たるメンバーが参加したスペシャル・バンドでの演奏。まっ、皆さんご想像の通りのサウンドです(笑)。

帰りの電車の時間が近づいてきたので、ここら辺でお店をあとにすることにしました。会計の時、マスターがレコードを掃除していました。田村翼『バラッド・フォー・ハンプ』でした。こちら(中野新橋)にきてから初めてかけると言っていました。聴きたかったです。

で、レコードの掃除はどのようにしているのか尋ねると水拭きとのことでした。ガーゼに水を含ませてレコード面を拭き取ります。これが一番良いとのことです。レコードを拭く時はターンテーブルシートをマットがわりにしていました。それっ、私も真似しようかと思いました。

今回も楽しかったです。

私はいつも2時間くらいかけてマスターの選曲を楽しんできます。最近はジャズを聴きに来るお客さんが少し増えているように感じます。この日もジャズ好きの常連さんのお顔を見かけました。私が極たまに来ていつも会うということは、お店には頻繁に通っているんだと思います。いいな~っ。

皆さんもたまにはジャズ喫茶でマスター選曲を楽しみませんか?

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ジャズ喫茶巡り、下北沢「マサコ」

鳩山内閣発足しましたね。色々期待しています。

さて、ジャズ喫茶巡りの続きです。
高田馬場のジャズ喫茶「マイルストーン」を後にした私は、下北沢のジャズ喫茶「マサコ」へと向かいまいした。東京に住んでいた頃「マサコ」にはよく行っていました。私の中では一番気楽に行けるジャズ喫茶です。

P119 「マサコ」の裏にあったスーパーは建物を取り壊されて、今は新建物を作り始めているところです。「マサコ」の入口は写真のとおり。古い建物に緑の植物、緑のドアにクリスマスツリーに飾るような電飾、なんとも独特の雰囲気を醸し出しているではありませんか(笑)。お店の中がまたレトロな感じなんですよ。

中に入ると結構混んでいました。奥のほうの席に座りカフェオレを注文。ここのカフェオレは分厚いマグカップに入っています。ビッグ・バンドの曲がかかっていましたが、未チェックです。ここでは読書の時間にすることにしました。読みかけだった「TALKIN’ジャズ×文学」を読み終えましたよ。

「マサコ」のお客さんは圧倒的に若者が多いです。それに女性も多いです。時々話がちらりと聞こえてきたりするのですが、ミュージシャンやアート関係の人とかも散見されます。男女カップルも多いのですが、話しているのはもちろんジャズのことではありません(笑)。ファッションとかを見るといかにも下北に集まる若者達という感じです。

ビッグ・バンドのあとにかかったのはエスニック/ワールド・ミュージック色が少し感じられるもので、多分ヨーロッパのジャズではないかと思います。これも未チェック。気に入ったのがあればチェックするんですけどね~。その次はルー・ドナルドソンの『ブルース・ウォーク』ですよ。

「マサコ」の選曲はバイトの女性店員さんがしているのですが、なんと言うのか?無茶苦茶です(笑)。大名盤がかかったかと思えば、サイケなB級盤がかかったり、フュージョンがかかったと思えば、ヨーロッパ・ピアノ・トリオがかかったりと、下北でバイトをする若い女性店員さんの心、おじさんにはよくわかりません(笑)。

この日は、近くにいた団体さんの話とかが気になって、ゆっくり聴いている雰囲気でもなかったので、ルー・ドナルドソンがかかったところで1時間弱で退散。

ちょっと早めの退散になってしまったので、次のジャズ喫茶へ行く前に新宿ディスクユニオン・ジャズ館のレコード店へ行きました。時間調整なので特に買う気もなかったのですが、レコードを見ていると結局買いたいものが出てきてしまいます。そりゃそうですよねっ(笑)。で、前回紹介の「マイルストーン」で聴いたジョー・モレロのやつが出てきてしまったというわけ。

P120 そしてこれまた気になるレコードが出てきてしまったのです。藤川義明&イースタシア・オーケストラのセカンド・アルバム『オリジン』(1985年rec. Mobys Record)です。メンバーは、藤川義明(conductor,reeds)、吉田哲治/小宮いちゆう(tp)、板谷博/佐藤春樹(tb)、林栄一/梅津和時/清水末寿/片山広明/高野正幹(reeds)、翠川敬基(cello)、池田芳夫(b)、藤井信雄(ds)、横山達治(perc)です。錚々たるメンバーです。

なんでこれが気になったかというと、副島輝人さん著「日本フリージャズ史」に出ていた気になるグループであり、ジャズ友tommyさんのベースの先生である池田芳夫さんが参加していたからです。ライナー汚れとジャケ上割れありだったので、それほど高くはありませんでした。

これはなかなか良いです。フリージャズといっても難解ではありません。「渋さ知らズ」を真面目にしたような感じです。定型のビートもメロディーもあり、作曲とアドリブが混然一体となったサウンドで、フリーな展開も挟みつつ自由で開放的な空気に包まれています。プロデュースは上記の副島さんと藤川さん。中村とうようさんが賞賛のライナーノーツを書いていることからもサウンドの方向性はわかっていただけるのではないかと思います。

聴いて惚れたのは池田さんの”漢”なアコースティック・ベース。A面最初の《ダンサーズ・イメージ》はジャングル/ファンク・ビートの曲なんですが、池田さんのベースが中央に”デン”と構えグルーヴを作り出していく様は圧巻です。ベースがリードするグルーヴにドラムとパーカッションがからみ、その上で好ソロやアンサンブルが繰り広げられる様も爽快そのもの。いいです!

続く《ソー・ブレスド》もやっぱり池田さんのベースにやられますよ(笑)。B面《ファースト・ドーン》は夜明けをイメージするもので、聴いているとサウンド・イメージが広がっていく素敵な演奏です。メンバーが一丸となっておおらかに歌う様はなかなかのものですよ。

ところでこのアルバムはCD化されていませんよね?
最近は和ジャズのCD化や再発が盛んですが、こういうアルバムがCD化されるようにならないと、私はダメだと思います。

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久々にジャズ喫茶巡りをしました。

昨日は天気が良かったので、ジャズ喫茶巡りには最適でした。
長く時間を過ごしたのはジャズ喫茶の中なので天気は関係ないのですが、
移動の時に秋の青空が見えるというのは気持ちの良いものでした。

前回ジャズ喫茶に行ったのは「メグの会」の時なので、あれからもう2ヶ月ほど経ちます。最近、ジャズ喫茶中毒の禁断症状が出てきていたので、これはヤバイとなったわけです(笑)。東京には好きなジャズ喫茶が何軒かあるのですが、東京へ行くたびに全部を巡るわけにはいかないので、最近ご無沙汰なジャズ喫茶もあります。それではということで、今回は3軒のジャズ喫茶を巡ることにしました。まっ、他にも思惑があるんですけどねっ(笑)。

せっかく東京へ出るので、まずは新宿のディスクユニオンジャズ館に寄って、気になる新譜を購入。TIFT(ヒルマー・イェンソン)マルク・デュクレジェイムス・カーニーの捻くれ者3枚(笑)。それと前から買い換えようと思っていたマイルス『ダーク・メイガス』の紙ジャケ・リマスター盤の中古。これであの分厚いプラケースとおさらばです。

最初に向かったのは高田馬場の 「マイルストーン」 これまでは帰りの電車までの時間調整の為に寄ったことが多かったので、今回は明るいうちに訪問。時間もたっぷりあります。ホームページにはマスターの「ジャズ喫茶ほど素敵な商売は無い日記」があり、面白いことが書いてあるので是非読んで下さい。

P116お店に入いると数名のお客さんがいました。水を運んできたマスターを見てビックリ。マスターは着物を着ていました。ホームページtopの写真の感じです。なかなか粋じゃありませんか。さて、私は拘りのコーヒー、イエメン・モカを注文。

何がかかっているのかと早速ジャケットをチェックすると、フレディ・ハバード/ハービー・ハンコック/スタンリー・タレンタイン『イン・コンサート』。CTIのやつです。渋いところを攻めてきますね~。CTIのジャズ/フュージョン・サウンドが昼からちょっとまったり心地良いです(笑)。

店内では中古本と中古レコードを売っています。本は店内で読むこともできるし、買って帰ることもできます。ジャズ喫茶と古本屋の融合というのは、世間広しといえどこのお店だけではないでしょうか?後藤さん著「ジャズ解体新書」や中山さん著「ジャズを聴くバカ、聴かぬバカ」もありました。ジャズ本もたくさんあるんですよ。

中古レコードは試聴もさせてくれます。このお店で買ったレコードの話は前に書いたことがあります。過去の記事はカテゴリーの「ジャズ喫茶訪問」を見て下さいね。今回もジャズ本とレコードをいくつかチェックしましたが購入は控えました。今回の目的はかけてくれるれるレコード/CDを楽しむことなのです。

P117次にかかったのはジョー・モレロ『イッツ・アバウト・タイム』。こんなレコードは全くの未知。ジョー・モレロはデイブ・ブルーベック・グループのドラマー。『タイム・アウト』の《テイク・ファイブ》で豪快なドラムを聴かせてくれる人です。その人のリーダー・アルバム。爽やかなアルトとヴァイブラフォンの音が気持ち良く、曲によってはお洒落なブラス・アンサンブル付き。

実はその後ディスクユニオンに寄ったら、この中古レコードに偶然遭遇。かなり安かったので思わず買ってしまいました(笑)。喫茶店では細かくチェックしなかったのですが、買って見てビックリ、爽やかなアルトはフィル・ウッズで納得したのですが、爽やかなヴァイブは何とゲイリー・バートン!バートンの初レコーディングだそうです。ブラス・アンサンブルはマニー・アルバム編曲。渋いでしょっ!お店でかかっていたのはラストに轟音ドラム・ソロがあるB面でした。さすが渋いっ(笑)。

その後、カーティス・カウンス『エキスプローリング・ザ・フューチャー』スタンリー・タレンタイン『スティービー・ワンダー・ソング・ブック』『クリス・コナー』ジェーン・アイラーブルームフレッド・ハーシュのデュオ『アズ・ワン』と続きました。私は『クリス・コナー』以外は初見、何かよく分からないけどとにかく渋い選曲です。コテコテなタレンタインのスティービー曲集 ~ クリス・コナー ~ ハーシュのピアノ&アイラーブルームのソプラノ・サックスの爽やかデュオ。

P118 ここまでの流れに私はすっかり和みモード(笑)。そこへ突然どこかで聴いたことのある現代ピアノ・トリオが鳴り出しました。どうやらカウンターに座っていた常連客からのリクエストだったようです。ケニー・バロン『ザ・モーメント』。曲はスティングの《フラジャイル》。そうです!寺島靖国さん強力プッシュのルーファス・リードの緩フン(緩い褌の如き)ベース・ソロの沈み込みの凄さを聴く曲です。

マスターとお客さんの会話が聞こえてきました。このCDは名盤なんだけどジャケットの写真がダサいと言っていました。ケニー・バロンの顔を出しちゃダメだとも言っていました(笑)。確かにこのニヤケ顔は名盤には似合いません。名盤にはビル・エバンスの『ポート・レート・イン・ジャズ』のようなインテリ顔が相応しいのです(笑)。

マイルストーンのオーディオでこの音を聴けたのは良かったです。私もこのCDは一応オーディオ・チェック用に持っていますからねっ。で、マイルストーンのスピーカーは、蜂の巣ホーン、075、オリンパス型ボックスのウーファーのマルチ・スピーカー。それらをネットワークを介してマッキンのモノラル球アンプで鳴らしています。ホームページの「店の案内」参照。出てくる音はいかにもジャズ喫茶なスモーキーでちょっとレトロなサウンドです。《フラジャイル》はなかなか良い味を出しておりました。

この辺でもう2時間近く和んでいたので、お店をあとにすることに。そうそう、2時間居たのでミルクティーを追加注文していますよ。コーヒー1杯では申し訳ないですからね。次に来る時には本かレコードを買ってお店に貢献致しま~す(笑)。

今回は結構お客さんの出入りがありました。
日曜の昼って繁盛しているのねっ。
ジャズ喫茶の火を消さないように皆さんも貢献しましょう!

次はどこへと向かったのか?お楽しみに!

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Sound Cafe dzumiでマスターとジャズ談義!

昨日の続き、吉祥寺のジャズ喫茶「Sound Cafe dzumi」訪問記です。

P85 ジャズ批評150号記念特別号の話になりました。マスター泉秀樹さんが30ページに投稿しています。ちなみに筆者索引を見たら、泉さんの下が私「いっき」でした(笑)。ジャズ批評4号「フリー・ジャズ特集号」はマスター泉さんが編集と構成をしているのです。写真右がそれです。時代を感じさせますが、これはこれでカッコイイ。「私も88ページに乗せていただいてます。」と、またしても宣伝してしまいましたよ(笑)。

最初にかかったCDはトリロク・グルツ『THE GLIMRSE』。インド出身のパーカッショニスト・グルツのインド系ワールド・ミュージックといった感じで面白いものでした。興味を示した私に、「これはCMP RECORDSのやつで、他にも面白いものがあるよ。」と、マスターが数枚のレコードを見せてれました。

80年中頃のもので、レーベルオーナーはECMに対抗心があったらしいです。なかなかお洒落なデザインのジャケットだったのですが、写真を撮るのを忘れました。インナー・スリーブがカタログになっていたので、それはしっかり写真を撮っておきました。今度中古レコードを見つけたら買おうと思います。

そうこうしていると見たことのある方が入ってくるではありませんか?チャーリー・パーカーのファンサイト Chasin' the Bird の管理人よういちさんでした。よういちさんとは前週のジャズ喫茶「いーぐる」の「2009年上半期新譜特集」でもお会いしました。なんか行動パターンが似ているぞ(笑)!

よういちさんとじゃこのめさんは初対面だったので、私がお2人を紹介しました。共に有名なジャズサイトの管理人なのですが、テリトリーが違うと接点はないようです。じゃこのめさんがジャコ・パストリアスのファンサイトをやているという話を聞いたマスターが、「実は私もジャコのデビュー当時からのファンなんですよ。」と、ジャコと彼が参加したジョニ・ミッチェルのレコードを持ってきてくれました。

P87ジョニ・ミッチェル『シャドウズ・アンド・ライト』のレコードを初めて見ました。輸入盤なのですが、歌詞カードがないとだめだということで、日本盤から抜いて輸入盤に入れてありました(笑)。『ヘジラ』のレコードのオリジナル盤はジャケット文字のインクが盛ってあるのですが、これでないとダメだと言っておりました。さすがです。

マスターは、「”ズミ”というとフリー・ジャズというイメージがあるようだけれど、私はフリー・ジャズを聴く一方で、ジャコ・パストリアスも聴きます。」と、キッパリ! お気に入りのジャケットを手に写真のような笑顔を見せてれました。

「ジャズを聴くにしても、フリーだけとかに偏るのはまずいよね。色々なものを聴いて感覚を広げないとダメだよ。」と言っていました。これは全くおっしゃるとおりだと思いました。よういちさんもパーカーを中心に聴くにしても、それだけではダメだということで、先週の「いーぐる新譜特集」や「ズミ」に来たりしているとのこと。さすがです。

話はどんどん盛り上がり、マスターが録音技師をしていた時のレコーディング・スタジオ写真や学生時代の下宿部屋の写真を見せてくれました。レコード・プレーヤーはパーツを集めて自作したそうで、ハウリング防止のために天井から吊り下げていたとか(笑)。時代を感じる話です(笑)。

当時のヨーロッパ・フリー・ジャズの輸入レコードは給料の1割くらいの値段だったそうです。それでも、新宿のレコード店「マルミ」のショーケースに飾られたレコード(そんな時代があったとは!)がほしくて、1度は見るだけのために来店して2度目に買ったとか。その時は、飲み食いを減らしてもレコードを買うという覚悟だったそうです。いや~っ、今のように物が溢れているのとは違い、こういう時代だったからこその気合がひしひしと伝わってきました。

P88 ジャコ参加の隠れ名盤フローラ・プリム『エブリデイ・エブリナイト』(ミッシェル・コロンビエがアレンジ)をかけてくれることになりました。写真は私が持っている日本盤です。「ズミ」でかけたのはもちろん輸入盤。じゃこのめさんがすかさずB面をリクエスト。ジャコ(b)、ハービー(p,rhodes)、アイアート・モレイラ(ds)のトリオをバックにプリムが歌う《ラス・オラス》がオススメとのこと。

このレコードをかける前にマスターが一言。「当時はJBLの4320というスピーカーをスタジオ・モニターに使っていて、それに合う録音になっているが、お店のオーディオはそれとは違うセッティングになっているから、頭でイコライジングして聴いて下さい。」 さすがは元録音技師です。そうは言っていましたが、中域をしっかり聴かせて艶がある音なので、プリムのボーカルを中心に良い感じに鳴っていましたよ。ロー・エンドが不足するのは大して気になりませんでした。

《ラス・オラス》を聴き終わってしばらくすると、待ち合わせをしていた雲さんからTELが入りました。レコードの途中ではありましたが、お店を出ることに。マスター申し訳ありませんでした。それにしても約3時間、マスターとのジャズ談義は楽しくて、あっという間に過ぎてしまいました。

もう1つ忘れてはいけないことがありました。
ここのコーヒーが美味しいことは前に書きましたが、クルミとバナナのケーキがとても美味しかったことを言っておかねば。甘さ程々でクルミとバナナの風味が上手い具合に溶け合っていました。このケーキ、実はマスターの奥様が作ったのだとか。これは次回また来たら注文しなければっ!

「Sound Cafe dzumi」、何度も行きたくなるお店です。

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Sound Cafe dzumiでジャズ談義!

今日は皆既日食!甲府は残念ながら曇り空。
でも、雲の合間から少し見えたらしいです。

先週の土曜日、ジャズ喫茶「メグ」に行く前に、吉祥寺のジャズ喫茶「Sound Cafe dzumi」へ行きました。私と じゃこのめ さんは吉祥寺駅前で待ち合わせをして、ディスクユニオンをいつものようにパトロールしたあと、「ズミ」(略称)へと向かいました。

P83

これは「ズミ」が入っているビルの入口に立っている看板です。マスターによるとサイズはレコード・ジャケットと同じなのだそうです。やさしい感じになるような文字を選び、文字間も考慮した拘りの逸品。写真はお店の窓から見た井の頭公園。木々が紅葉しているので、秋の写真ですね。

ここは2階のエレベーター・ホールからエレベーターに乗って7階のお店に行きます。なのでエレベーターに乗ったのですが、7階のボタンが押せません。そうか、まだお店が開いていないんですね。ここはエレベーターを降りるとすぐに店内なので、エレベーターが止まるか止まらないかが店のドアの鍵を兼ねているのです。

P84一旦外に出て、じゃこのめさんと「他の喫茶店でちょっと時間を潰してからもう一度来ましょう。」と話していたら、ちょうどそこにマスターの泉さんが登場。一緒にエレベーターに乗ってお店に入りました。ちょっと遅れたのは歯医者に行って永久歯を抜いてきたからだとか。「もう生えてこない。」とマスターは嘆いておりましたよ(笑)。いきなりのハプニング。今日は面白くなりそうな予感です!お店の窓から眺める景色はいつ見ても素晴しい。この日はあいにくの曇り空でした。

P85_2じゃこのめさんとジャマラディーン・タクマの新譜がコルトレーン曲集だなんて話しをしていたら、マスターがコルトレーン本(写真左)を見せてくれました。この本が凄いのです。過去に出たレコード、CDの全てが記載されています。この厚さ、辞典並みですよね。

この本の中に、コルトレーンの葬儀でオーネット・コールマンのグループとアルバート・アイラーのグループが演奏したという記事があり、アルバート・アイラーのみがレコード化されているという記載があります。でもそれは誤りだったのです。フライング・ダッチマンから創設者ボブ・シールの歴史をまとめたようなレコード(見せてもらったのですが写真は撮っていません)が出ていて、それにはコルトレーン葬儀時のオーネット・コールマンの演奏が入っているのです。それを発見したマスター、恐るべし!

P86 コルトレーン葬儀時のアルバート・アイラーの演奏が入っているアイラーのCDボックス・セットも見せてもらいました。この豪華な箱、凄いでしょ!中身も凄いのです。豪華装丁の本が入っていて、色々な方からアイラーにまつわるインタビューをとっていたりします。中には真っ白な押し花も入っていたのですが、発売から時間が経っているので、今はうす茶色に変色していました。こういうものを作って後世へ伝えるって素晴しいことだと思いました。

一連の話をした後に、マスターが「高級オーディオでジャズを聴いたり、レコードを番号順に集めたりするのは結構なことだが、ジャズを後世に伝えていくことが大事だ。」というようなことを言っていました。マスターは「お店のレコードやCDを自宅に持って帰ることはない。」とも言っていました。その言葉からは、今回の私達のようにお店に来るお客さんに、ジャズの魅力を伝えていこうとしている強い気持ちを感じました。

「ズミ」には”サウンド・イメージ研究所”という堅苦しい前置きがあるのですが、その意味するところは”ジャズの魅力を伝えていく”ということなのではないかと思います。上記の話だけからは、何か難しい話をしているような感じがするかもしれませんが、実際にマスターと話をしていると決してそんな感じではありません。マスターがジャズについて語る時の笑顔とキラキラ輝く目を見ているだけでも楽しい気分になります。

今日はここまでですが、まだまだ面白い話があります。
明日続きを書きますので、乞うご期待!

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とうとう「メグの会」へ行ってしまった(笑)!

四谷のジャズ喫茶「いーぐる」の後藤さんとジャズ批評誌で対談した私なのに・・・
先週「いーぐる」の「2009年上半期新譜特集」へ行ったばかりなのに・・・
とうとう昨日、吉祥寺のジャズ喫茶「メグ」で毎月行われる
「メグの会」へ行ってしまいました(笑)!

先月「メグの会」の終了間際乱入の際、高野 雲さんが寺島さんから
次の「メグの会」へのお誘いを受けたということで、
昨日、雲さんとじゃこのめさんと私で「メグの会」へ行ったのでした。

「メグの会」は3部構成。
「自由選曲コーナー」「○○さんに捧げる曲コーナー」「テーマ曲コーナー」です。
私達はといえば、初参加なので「○○さんに捧げる曲コーナー」はご遠慮して、
「テーマ曲コーナー」へ参加することにしました。
ちなみに、7月のテーマは「太陽」。

吉祥寺に集合し、一応作戦会議?を行ってから「メグの会」へと向かいました(笑)。
ちなみに、じゃこのめさんは今回リスナー参加です。

9時を回った頃「メグ」入り、席は満席、会も盛り上がっている真っ最中。
席を空けていただき、私達はもぐりこみました。
「メグの会」は前回同様フレンドリーな雰囲気。
とは言うものも、メンバーの皆さんはやはり只者ではなさそう(笑)。
メグの会会員西村さんに捧げる曲コーナーのラスト曲がかかりました。

いよいよ、テーマ「太陽」曲コーナー。
ここで司会進行の方から雲さんの紹介があり、雲さんの登場となるわけですが、
寺島さんが「せっかくだから、前にかかった曲の感想を聞きましょう。」と発言。
これって、まさにいつも聴いている「PCMジャズ喫茶」のノリです。
生で見られるなんて最高(笑)!

雲さんから「サックスの音色」の話が出て、それに寺島さんがツッコミを入れ、
雲さんがそれを斬ると、更に寺島さんが斬り返し。おぉ~っ!
これ以上は危険(笑)というところで、
「かけた曲を聴けばどういう人かわかる。じゃあ曲をかけてもらいましょう。」と、
相成りました(笑)。

P81 雲さんがかけたのは、朝起きがけに聴くと気持ち良しの。
マーク・アイザ(ds)『オファリング』から《エンブレイス》
キーボード、アコースティックベース、ドラムのトリオ演奏。
ゆったりしたピアノから入り、ジワジワと熱量を発散する曲。
ブーミーなベースと複雑なビートのドラムが生むグルーヴが良。
終盤スローテンポでのエレピと重なるオルガンが
熱気を冷ますような感じ、構成がなかなか面白い曲なのです。
メグ店内の熱気感に合っていたんじゃないかと、私は思います。

これ、昨年末の「快楽ジャズ通信」の年間ベスト盤特集でかかり、
私がブログに「フュージョンだっ!」と書いたのですが、
それは、かかった曲がヒップ・ホップなボーカル入りだったため。
実際には色々なタイプの曲が入っています。
全体を通して感じられるレイジーさとジワジワと感じる熱量が聴きどころ。
雲さん曰く「シド・ビシャス似のジャケット写真がロック。」
私も良いアルバムだと思いました。

「メグのオーディオで聴くとピアノがパキパキした感じ。」と雲さん。
「でもサックスが凄く良い感じで鳴っている」とも。
確かにそういう感じの音です。
中音が強めで全体的に硬めの音だと思いました。

さて、私もかけさせていただくことに。
自己紹介で「ジャズ批評のブログ・ウォーキングにのせていただいています。」
と言うと、「私、読んでますよ。」という方がいらっしゃいました。うれしいです。
そこから、ジャズ批評の後藤さんとの対談があったということになり、
「四谷派だ!」と声がかかりました。皆さん笑っています。
こうなったら言ってしまえ、「今日から吉祥寺派です。」宣言(笑)!
結構うけました。scissors

P82_2 私がかけたのは、
谷口英治(cl)『ブラン・ニュー・スイング』から《ミッドナイト・サン》
夜の雰囲気に合うのではないかとこの曲を選びました。
クラリネットとヴァイブとベースのトリオで、まったりしっとり演奏。
曲が3分と短いところがミソ。
私は谷口さんのモダンなクラリネットが好きです。
昔、ミュージックバードにこの人の「谷口英治のクラクラクラ~リネット」という
番組があったんですよ。東京に住んでいた頃FM多摩で聴いていました。

それにしてもメグの会会員の皆さんの選曲はディープです。
寺島さんが好みそうなテナーがやっぱり選曲されていました。
昔のフランク・シナトラのボーカル入りとか、レス・ポールの昔の演奏とか、
う~ん、私なんかまだまだ青い!

「メグの会7月」の風景はコチラ
http://tokyo.cool.ne.jp/wedscafe/nam2107/night.html
満面の笑みが私。こんなに笑ってたっけ?
酔ってます。顔がテカリまくりです(笑)。

女性ミュージシャンの方が2人いらっしゃっいました。

アルト・サックス奏者の吉野ミユキさんは、CD『straightaway』を出すそうで、
来月8/19(水)にメグで発売記念ライブがあるそうです。
CDのライナーノーツは岩浪さん。

シンガーの戸坂純子さんもCD『in my heart~Ki・Zu・Na』を出すそうで、
やっぱり来月8/19(水)にアート・カフェ・フレンズ恵比寿
アルバムリリース記念ライブがあるそうです。
こちらもCDのライナーノーツは岩浪さん。さすがは売れっ子岩浪さん(笑)!
そのCDから戸坂さんお気に入りのアレンジというオリジナル曲を聴きました。
戸坂さんは「寺島さんが嫌いなオリジナル」と言っていました。
なぜそんなことを言うのかといえば、心当たりが・・・。

戸坂さんと言えば、昨年「PCMジャズ喫茶」にゲスト出演しましたよね。
その時色々やりとりがあって、それが上記発言へとつながっているのです。
私もその番組のレポートを拙ブログに書いているのですが・・・、
いや~っ、私、言いたい放題です。寺島さん。ごめんなさい。
あの~っ、ブログもエンターテインメントだとご理解いただけたらうれしいです。

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ジャズ喫茶「ジニアス」にて〆

私のレコード・ハントについてもう一言。
ハントの基本はガイド本をチェックしたものです。今やレコードはかなりの枚数なので、むやみに枚数を増加させずに良いものを聴きたいという思いからです。いくつかガイド本はありますが、その中では後藤雅洋さんのものを重視しています。だって、私の好みにかなり合っているんですもん。だから「ジャズ選曲指南」掲載アルバムをコンプリート蒐集したんですよ。

レコード・ハントの〆は中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」
tommyさん の希望もありましたからね。
神田神保町から都営新宿線~丸の内線と乗り継いで「ジニアス」へと向かいました。

P6 お店に入るとスピーカー前の常連席?に若い女性客がいました。それにお店に置いてある村井康司さん著「ジャズ喫茶に花束を」を読んでいるではありませんか。お~っ、こんな方にジャズを聴いてもらえるなんて、私なんだかうれしいです(笑)!その後マスターとも親しげにお話していました。いや~っ、うれしい!女性ジャズ・ファンが増えるのは良いことです。ジニアスではお茶している近所の奥様方もよくお見かけするのですが、ジャス・ファンではなさそうですからね。この日は他にも若い女性客がいましたよ。

お店に流れていたのは、ピム・ヤコブ・トリオ『カム・フライ・ウィズ・ミー』。いつもの感じですね。CDではありませんよ、レコードです。まずはtommyさんとレコード・ハントを祝してビールで乾杯!その後はディープなジャズ談義とあいなりました。

その時間はマスターが1人だったので忙しそうでした。次にかかったのはジョン・コルトレーン『ソウルトレーン』。オリジナル盤なのにプチパチなしのコンディションが羨ましい!今日は女性客を意識してあまり激しいものはかからないのかも?なんて思っていたら。ある程度お客さんが帰った頃合いにキターッ!見たこともないレコードがかかりました。

トーマス・スタンコ『パープル・サン』。ジャケットを見に行ったら、マスターが「マイルスみたいな感じの演奏をしているんだよ。」っと一言。出だしはちょっと感じが違ったのですが、しばらくするとマイルスのような演奏に、カッコイイじゃありませんか。私の好きなところを突いてきましたよ。

1973年、マイルスがエレクトリック・ファンク路線真っ只中の頃、ヨーロッパではこの人も似たような路線をやっていたんですね~。後半はフリー・ジャス的な熱い演奏もありました。tommyさんが「当時は新宿ピット・インでも日本人ジャズメンがこのような演奏をしていたんだよ。」と言っておりました。見たかったな~。

マスターによると渋谷時代に流行ったやつらしいのです。当時渋谷で凌ぎを削っていたジャズ喫茶の話もちょっと聞かせていただきました。どこかの店でこういうのがかかると他の店でも早速入手してかけたのだとか。入手難な盤はトレードしたこともあると言っていました。熱い時代だったんですね~。私はそういう時代にちょっと憧れもあります。多分このレコードをかけるのは渋谷時代以来なのだと思います。

次はミハエル・ナウラ・クインテット『セント・ルイス・ブルース』。盤裏のパーソネルをみたのですが、その時は酔いも回っていて読み方がわかりませんでした(涙)。ビブラホーンが独特な色を醸し出す硬派でヨーロピアンなジャズ。

翌日tommyさんがブログに掲載したアルバムのタイトルを見てビックリ!ミハエル・ナウラって書いてあるじゃありませんか?澤野工房からレア盤『ヨーロピアン・ジャズ・サウンド』(CD持てます)が出たあのミハエル・ナウラ。あ~っ、ジャズ談義に夢中で演奏をあまり聴いていなかったよ~。よしっ、こうなったら次回行った時にリクエストしてもう一度聴かせてもらおう(笑)!

次はジョージ・コールマン『プレイング・チェンジズ』。これも見たことはないですね。前にジニアスでかかった『ジョージ・コールマン・ライブ』も良かったけど、こちらもなかなか良い感じでした。この日はこの辺でお開きということになりお店をあとにしました。

行く度に未知のジャズ喫茶名盤をかけてくれる「ジニアス」。
素敵なお店です!

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ぶらっと気ままに「ジニアス」へ。

昨日はいくつか用事があったので東京へ行ってきました。
ぶらっと気ままに単独行動です(笑)。
「ジャズ批評」に私の記事&顔が出たことだし何か起きるかも?

久々に中野新橋のジャズ喫茶「ジニアス」へ行ってみることにしました。
年末年始はジャズ喫茶「いーぐる」ばかりでしたからね。
「ジニアス」のマスターは私のこと気付いてくれるのかな~。

P1 今回はデジカメを持っていきました。入口のところでパチリと1枚撮りました。ご覧のとおりのお洒落な入口です。赤いドアと黄色の看板が良い感じでしょ。どうみても普通の喫茶店です。常連のお客さんは近所のオバサマやオジサマ達です(笑)。

早めの時間に行ったので、マスターはまだお店に来ていませんでした。マスターの奥さんがお店に出ていましたので、「こんにちは。」とご挨拶。マスターがいない時はだいたいピアノ・トリオがB.G.M.として流れています。

ショコラケーキのセットを注文しました。私は甘いものも好きなのです(笑)。ここのコーヒーはとても美味しいです。コーヒーカップも凄く洒落たものを使っています。どこをとっても住宅街のお洒落な喫茶店なのです(笑)。

P4今回はマスターの許可をもらってお店の中の写真を撮らせていただきました。こちらはオーディオが置いてあるところです。棚(中にはレコードが入っています)の裏側にオーディオ機材がセットされています。右奥に見えるのがレコード棚の一部、とにかくたくさんレコードがあります。フラッシュなしなので思いっきり手ブレ写真です(笑)。

P5 こちらはスピーカー。壁に埋め込まれています。黒い布の後ろにスピーカーがあります。その前にあるテーブルが常連さんの席?空いていれば私もここに座ります。コンクリート打ちっぱなしの壁と白木家具のマッチングはなんとも言えない雰囲気です。そこに白熱電球の柔らかな明かりが灯っています。

マスターがお店に来たので軽く会釈しました。今日は何をかけてくれるのかな~。

1枚目は、ロシアの読み方がわからないサックス奏者のCDです。メンバーもまったく知らない人達です。ジャケットを手に取ったらマスターが「ロシアのサックス奏者なんだけど読み方がわからないんだよね。サックスとピアノがなかなか良いでしょう。」と笑顔で声をかけてくれました。マスターの笑顔を見ていると幸せな気分になります。ワンホーン・カルテットで、小粋な演奏を聴かせてくれました。

次はトム・ハレル『アローラ』(レコード)です。メンバーが凄い。ボブ・バーグのテナー、マイケル・ウォルフのピアノ、マイク・リチモンドのベース、レニー・ホワイトのドラム、それにパーカッションが参加している曲もあります。こんな組み合わせがあるから80年代はオモロイ。私的にはドツボなメンバーです。マスターは分かっていらっしゃる!1曲目パーカションも楽しいラテン・リズムにのって演奏が始まりました。最高です!

続いてエリック・シュナイダー『エリックス・アイズ』(レコード)。テナー&アルト・サック奏者ですが、私は全然知りません。渋すぎます。ピアノがバリー・ハリスでドラムがメル・ルイスでベースは知らない人。こちらもワンホーン・カルテットです。演奏は及第点くらいかな(笑)。私はアルトよりテナーの方が良いと思いました。

そしてマッコイ・タイナー『ダブル・トリオ』(レコード)。いつも最初はジャケットを見ないで聴いて、しばらくしてからジャケットを見ることにしているのですが、この演奏はすぐにマッコイだとわかりました。特徴がありますからね。ジニアスでは2度目の登場。当然のことなのですが、エレベをあまり良しとしないマスターなので、A面のエイブリー・シャープのベース、ルイ・ヘイズのドラム、スティーヴ・ソーントンのパーカッションの方をかけてくれました。

ちなみにB面はマーカス・ミラーのエレベにジェフ・ワッツのドラムです。ベーシストの納浩一さんがここでのマーカスのベースを褒めているとのことで、『ダブル・トリオ』はtommyさんが入手して、それを借りて聴いた雲さんが、以前私のブログに試聴コメントを入れてくれました。

マスターによると、この頃のマッコイのピアノ・トリオの演奏としては、これがかけやすいんだそうです。マッコイのライブを見た話とかも聞くことができました。

その話を聞いたあと、「お店の中の写真を撮ってもいいですか?」と聞いたら、「今月のジャス批評で「いっき」とあったけど、あなた?」と聞かれました。私は「はい」と返事。対談の内容から私だと思ったらしいのですが、写真が斜め横で老けて見えたとのことで、確信は持てなかったみたいです。う~ん、写真より実物の方が若く見えるということは喜ぶべきなのか?まっ、頭髪がかなり薄いという隠せぬ事実もありますしね(笑)。

次にテレンス・ブランチャードドナルド・ハリソンのクインテットの演奏がかかりました。これはコロンビアのやつであまり見かけないやつだそうです。これが出た当時、2人はジャズ・メッセンジャーズに起用され、新伝承派と言って話題になっていましたよね。

ここで帰ることに。会計をした後ジャズ喫茶事情の話になり、聴くお客がいてこそ選曲が生きるという話、マスターにとっての癒しとは単に聴きやすいメロディーではないという話、お店でフリー・ジャズはかけられないという話、ちゃんとジャスを聴くお客さんが少ない話などなど、興味深い話しをたくさん聞くことができました。やっぱり現状については色々思うところはあるのですね。

P6 写真はジニアス脇の神田川にかかる「桜橋」の欄干。特に意味はないのですが、名前が気に入ったのでパチリ。

ディスクユニオン新宿ジャス館で最近気になる新譜を購入。輸入盤3枚以上で10%OFFのセール中でした。ジム・ブラック『ハウスプラント』は日本盤も出てジム・ブラックによる解説が付いているので気になったのですが、安さには逆らえず輸入盤を10%OFFで買いました(笑)。

それからアナログ廃盤セールが開催されていたのですが、探していた『セロニアス・ヒムセルフ』などの中古盤があったので、いずれも¥1,000以下のものを中古盤3枚以上で10%OFFで購入。3枚で計¥1,890也。レコードのビニール外袋は付けてくれませんでした。必要かどうかも尋ねられませんでした。まっ、店員さんの気持ちもわかります(笑)。

ちなみに今回はディスクユニオンの店員さんから声をかけられることはありませんでしたよ。世の中そんなものです(笑)。

ついでに新宿タワーレコードで、最近やっと出た林建紀さんの「週刊ラサーン」(プリズム・ペーパーバックス)も買いました。

JBSにも行きたいのですが、今回は残念ながら渋谷の方へは行きませんでした。

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