オーディオ

たまにはオーディオ・ネタ。

たまにはオーディオ・ネタも書かないとねっ。
まっ、別に書かなくても誰かから怒られるわけではないのですが、
一応ブログのサブ・タイトルに「オーディオ」って書いてますからね~。

で、今日のオーディオの話なのですが、
これがささいなことなのです(涙)。
無理してオーディオのことを書かなくてもいいんじゃないの?
と皆さん思われることでしょう(笑)。

P133 カートリッジをオーディオテクニカのAT15Ea
交換しました。
常用2台のレコードプレーヤーのうち
DP-3000&FR-54のほうを交換しました。
もう1台のRADIUS3&3009Rのほうはアームの調整が
面倒なので、カートリッジはM97EDに固定。

このカートリッジは以前オークションで新品同様を安く入手。
シェルに取り付け済みのAT15EaGでした。
シェルはマグネシウム製でシェルリード線は普通の銅線のやつでした。
この組み合わせでは不満なので、シェルはアルミ製のものに交換。
マグネシウムのシェルは素材の鳴き同様に高域が華やかになるのが嫌なのです。
シェルリード線はお決まりのオーディオテクニカのPCOCCに交換。
写真のとおりです。

別に高級カートリッジはいらないんですよね~っ。
きちんとトレースしてくれて、まともな音が出ればそれで十分です。
解像度や音場を突き詰めようと思わなくなってしまいました。
AT-15Eaで別に問題なしです。
さすがは定番カートリッジ。
至って普通でいいじゃないですか?

私が好きな色「青」基調なのが特にいい(笑)。
青と銀色の配色がお洒落だと思うのです。

今まで使っていたのはシュアーの希少カートリッジM85Gでした。
私、MCじゃなくてMMでいいのです。
なのにまだMC用の昇圧トランスを2台持っています。
FRのXF-1LとXG-5です。
MCトランスといいアームといい、私はFRが好きなのです。

続きまして、オーディオ雑誌「analog」25号の話です。

analog #アナログ# 2009年 10月号 [雑誌] Book analog (アナログ) 2009年 10月号 [雑誌]

販売元:音元出版
Amazon.co.jpで詳細を確認する

坂本龍一さんのインタビュー記事があります。
「アナログと音楽メディアを語る」
なかなか興味深いことが書いてありました。
さすがは世界の坂本龍一。

レコードジャケットに関する連載記事があります。
「方形の宇宙」。大袈裟なタイトルであります(笑)。
見開き2ページでクラシック編、ロック・ポップ編、ジャズ編があります。
ジャズ編といえば、もうおわかりですよねっ?寺島靖国さんです。
今回のお題は。
「美人 結婚したいか、交際したいか」(笑)。

オーディオだけでなく、ウィスキー、カメラ、車の話題もあります。

私が愛読しているのは、和久井光司さんの「レコード店放浪記」
基本的には東京近郊のレコード店巡りの記事です。
和久井さんはロック・ポップのレコードを買うのですが、
ジャズ好きの私が読んでも面白いです。
入手したレコードもジャケット写真付きで掲載されています。
読んでいるうちに、レコード屋巡りがしたくなりますよ。

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プリアンプ改造終了!

先週だったっかな?オーディオの虫がうずいてしょうがないって書いたのは。
それでず~っと前から懸案だったプリアンプを改造したいと書きました。
ハハハッ、改造してしまいました(笑)!
今回はかなり満足がいく結果になり、気を良くしています。

そのプリアンプの改造内容とは?

一時期はオペアンプを使ってしまおうかとも思っていました。それでもなお色々ネット検索していたのですが、最近の自作記事は真空管を使ったものばかり、これはダメかな~と、一時はあきらめかけていました。そうしたら、ありましたよ。ぺるけさんという方が運営している 情熱の真空管 という知る人ぞ知るサイトです。

ここにある 「FET式差動ライン・プリ・アンプ」 を作ることにしました。

何が良いかって?回路が簡単なことです。私はあまり複雑な回路は好みません。だからFET2個の1段増幅というシンプルな回路に惚れたのです。”ビビッ”ときましたよ!問題はFETを選別してペアを作らなければならないことです。

Pre0 問題はあっさり解決。ぺるけさんが選別ペアFETを頒布して下さっているのです。早速メールして注文しました。丁寧かつ簡潔な対応をしていただき気持ち良かったです。ご覧のとおりの気配りもさすがです。上が選別ペアFETで下が定電流用FET。私は念のため2組分注文しました。何しろ半導体を使った工作はかなり久しぶりなので、FETをうっかりあの世に送ってしまう可能性があったからです(笑)。

Pre1 回路基板は2枚自作しました。まずは電源基板。コンデンサと抵抗だけの簡単な回路です。コンデンサは真空管アンプを作った時のものを流用。セラファインとブラックゲートのノンポーラ。抵抗は秋葉原千石通商で売っている金属皮膜抵抗1/2W誤差1%です。電圧を分割するので正確な値の抵抗がほしかったのです。部品の足で配線することを基本として、足りないところは錫メッキ銅線を使っています。一応左右分離しました。

Pre2_2 こちらはアンプ基板。電解コンデンサはミューズ。音声信号が通るので高級なものを使いました。フィルム・コンデンサはERO。抵抗は秋葉原海神無線で売っている音響用金属皮膜抵抗1/2W誤差1%。この抵抗は製造中止なんだとか、売り切れの値のところにはKOAの金皮抵抗が置いてありました。私お気に入りのデールの金皮抵抗も同様に製造中止だとか。自作派にとっては年々厳しい状況になっている気がします。こちらも基本は部品の足で配線して、足りないところは錫メッキ銅線を使っています。

基板作りは大変でした。最近老眼なので、ランドが光ってどこがどこだかよくわからないのです。大体の感覚で半田付けして、接触の有無と半田ののり具合をいちいち虫メガネで確認しながら作業する始末です(笑)。ここはきっちりしておかないと後々のトラブルになるので手は抜けません。ご覧のとおりの簡単な回路ですので、それほど時間はかかりませんでした。それでも付近のランドに余分な半田が付いたりして、半田吸い取りでとったりしたのでちょっとお恥ずかしい仕上がり具合です(涙)。

Pre3_2 ケース、入力セレクタ、ボリュームは元のプリアンプのものを使用。ケースはタカチ製、セレクタはセイデン製、ボリュームは東京光音電波の受注生産アッテネータです。取り付け穴も出来るだけ前のものを生かして、必要最小限の穴開けをしました。

今回電源の仕様が全く変わってしまったので、電源トランスと安定化電源を新規購入しました。電源トランスは必要容量より大き目のものをセレクト。ただしこの手の小型のやつはシールドとかはないので、アルミ板で静電シールドくらいは取り付けました。安定化電源は秋葉原千石通商で売っている組立て済みのものです。

もともと余裕ある大きめのケースに入れていたので、中はご覧のとおりのスカスカ。入力コネクタからセレクタまではシールド線を使っていないので、トランスが近くにあるとノイズを拾う可能性大。なのでこのくらいが丁度良い大きさだと思います。

最初に電源部のみ取り付けて電圧を確認し、その後アンプ基板を取り付けて再度電圧を確認しました。と言っても確認するのは数箇所のみなので超簡単。さて、ここで一応アンプの特性を調べておくことにしましょう。

特性を調べると言っても、正弦波と矩形波を入れてその出力波形を確認するだけのことです。今まで真空管アンプをたくさん作ったので、これだけ確認しておけば特に問題はありません。発信器は日本オーディオの計測器RC-1Sを使っています。この計測器は歪み率の測定もできます。オシロスコープは秋葉原計測器ランドで買った韓国製の一番安いものです。オーディオ信号ならこの程度のオシロで十分。アンプを自作するならこの程度の測定器は揃えておきたいものです。

Pre4_2正弦波の方は見ても面白くないので、矩形波の結果だけのせておきます。左から100Hz、1KHz、10KHzです。100Hzにサグはないので低域特性は充分です。1KHzは全く問題なし。10KHzは少しなまっていますが、この程度ならオーディオ帯域は充分確保されています。オーバーシュート、アンダーシュート、リンギングがないので高域は素直に減衰しているはずです。

いよいよ音出しとなります。今使っているのはプリメインアンプA-10Ⅲ。プリとメインを分離してパワー・アンプとして使います。このアンプの入力インピーダンスが低いので、以前のプリアンプでは難儀したのですが、今回はいかに?ちょうど良いくらいのゲイン(利得)でした。私が希望する程度のボリューム角度で適度な音量を確保できます。ノイズはいかに?スピーカーに耳を近づけてやっと残留ノイズが聴こえるかどうかくらい。なかなか良好です。

さて、肝心の音。まあ、こんな簡単な回路なので特筆するようなものはないのですが、いたって素直でクリアーな音です。セパレーションも良好。これで良いのです。パーツも少ないので音響用の部品を使えばまっとうな音が出るのは当たり前ですね。まだエージングが足りないのでちょっと粗さがありますが、エージングが進めば良い結果が得られそうです。ムフフッ、私好み!

今回のプリアンプ改造は大成功!
簡単にしてシンプルなオーディオを楽しむ。
それでいいじゃありませんか?
私にはハイエンド・オーディオは無用なのです。

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最近オーディオの虫が・・・

最近またオーディオの虫がうずきつつあります。
も~っ、こればっかりは病気だからしょうがありません(笑)。
何をやりたいかというと自作プリアンプをリファインしたいんです。

P191 このプリアンプです。ボリュームとセレクタだけの素っ気ない外観のやつです。V-FETのシャント・レギュレーテッド・プッシュ・プル(SRPP)無帰還1段増幅。アンプの基板キットを秋葉原の若松通商で買って、電源、ボリューム、セレクタを追加して、自作ケースに入れました。ちなみに上に乗っているのはミュージックバードの受信機です。

こいつのゲイン(増幅率)が高くて困っていました。ちょっとボリュームを回すと大きな音になってしまうのです。それにボリュームを絞っても残留雑音が結構ありました。しょうがないので出力を抵抗分割していたのですが、昨年オークションで入手したNECのA-10Ⅲのパワーアンプ部に接続したら、パワーアンプ部の入力インピーダンンスが低くてうまくマッチングしてくれません。そこでプリアンプの使用を断念。A-10Ⅲを本来のプリメインアンプとして使っていました。

手頃なプリアンプでも入手しようかと最近は考えていました。でもね~、この自作プリアンプのボリュームが高級品なんですよ。東京光音電波の受注生産アッテネータ3万5千円。これをなんとか生かしたいんです。ネット検索して適当なプリアンプのキットを探したのですが、思うようなものがありません。持っているオーディオ自作系雑誌を調べても、あるのは真空管のやつばかり。

真空管のプリアンプはノイズ対策が大変なので私は敬遠したいのです。この際オペアンプにしちゃおうかな~なんてことも考えていたのですが、ネット検索で面白そうなものを発見しました。回路はシンプルでパーツ代もかなりお安く済みそうです。プリアンプ改良についてはこのくらいにしておきます。プリアンプが完成したら(いつになるやら)報告します。

P53 さて、改良はとりあえずおいておくとして、先日、サブシステム用待機中ヤマハC-2aをメインシステムに入れてみました。C-2aの出力をA-10Ⅲのパワーアンプ部に入力するのです。A-10Ⅲをプリメインアンプとして使っていた時は、あまり味付けを感じさせないちょいゴリゴリ系の音でしたが、プリアンプをC-2aにすると、ちょっと色香がある音になりました。低音の分解能が今一という感じがなきにしもあらずですが、まあ良い感じです。プリアンプのリファインが終了するまではこれでいくことにしましょう!

そういえば突然音が出なくなったAU-D907はほおっておきっぱなしです。
そろそろ原因究明でもしようかな~?

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シェルリード線を交換しました。

3月末に秋葉原に行った時、
シェルリード線を買うために立ち寄ったラジオセンター内の平方電気
analog誌にそのシェルリード線の試聴記事がのったため、
売れ行き好調で接続ピンがなくなってしまい、買うことができませんでした。

先々週末に東京へ行った時、平方電気へもう一度行きました。
今回お店にはケーブル職人の中村さんが居ましたよ。
早速、「シェルリード線ありますか?」と尋ねたら、今回はありました。
2,3日前に接続ピンが入ったとのことでした。

中村さんは
「analog誌にのってから売れるのは良いんですけど、作るのが大変なんですよ。」
「この不景気に売れるのは、ありがたいんですけどね。」
といつもの優しい笑顔で言っておりました。
買ったのはTHERMAX製コードを利用したもので1組\2,900です。

P176 日曜日にやっと交換しました。
よく見ると接続ピンは金メッキではありませんでした。
普通のニッケルメッキです。
まあこういう些細なことを気にするつもりはありません。
中村さんから取り付ける際の注意事項を聞いていました。
カートリッジによってはシェルリード線のピンが上手く入らないことがあるので、
事前にピンを広げておくようにとのことでした。
無理をして差し込もうとするとピンの根本が折れてしまうのだとか。
慎重に事を進めましたがちょっとした問題も発生。
まあ特に大きな支障はありませんでした。
こんなことでも結構手間がかかります。
アナログは大変なのです。

これまで使っていたのは、定番のオーディオテクニカAT6101。
さて交換によって、音はどんな感じになるのでしょうか?
analog誌23号によると「力強くて、キレがある。ジャズファンに絶対お薦め。」
う~ん、劇的に変わるということはありませんでした。
シェルリード線の交換に私のシステムは敏感に反応しないのでしょうか?
それとも私の耳が鈍感なのか(笑)?
まあ特に不満はありませんし、元気な音ではあるようです。
いい感じなのではないでしょうか(笑)?

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私、メカ・フェチなんです。

私、何を隠そうメカ・フェチなのです(笑)。
アンプの中身とか見ると、ついついウットリ見とれてしまいます。

一時期オークションに嵌っていました。
だって、昔憧れたオーディオ機器が数千円で落札できたりしたからです。
値段が値段ですから普及機なんですけどそれで良いのです。

それでアンプを落札するとボンネットを外しては中を見て、
独りでフムフムと頷いたり、ニヤニヤするわけです。コワッ!

P139 これはYAMAHAのA-950。
学生時代に買って、就職してからも使っていた機種です。
その後、保護リレー不良となったので廃棄。
写真は懐かしくてオークションで落札したものです。
銅メッキフレームが美しい。
L字型のヒートシンクがなかなかオシャレ。
大型コンデンサーが4つ並んでいてパワフル。
トランジスタを厚い銅板で固定しているのが高級。
などなどと思って眺めるのが楽しいです。

P140 これはTRIOのKA-7100D。
TRIO初のDCアンプの最下位機種。
当時この値段ですら小遣いとお年玉では買えませんでした。
オークションで見て堪らず落札。
メタルキャン・トランジスタというだけでワクワク。
ヒートシンクがフレームと共用の合理化。
入力切替スイッチとフォノEQが背面に取り付けてありノイズ考慮。
プリアンプ部はフロント・パネル側の1枚基板にすっきりまとめ。
このクラスにしては大きめのトランス。
などなどと思って眺めるのが楽しいのです。
実はこいつ、パワーアンプ部の小型電解コンデンサーを全て交換し、
半田付けのやりなおしまでしました。

他にいくつも買ってしばらく使ってはオークションで処分の繰り返しです(笑)。

そしてレコード・プレーヤーは動くメカ部が直接見えるので、これまた楽しい。

P141これはMICROのMA-505。
とても巧妙な方法で針圧を印加するダイナミック・バランス型の
トーンアーム。根強い人気がある機種です。
これも昔憧れました。手にして使ってみてちょっと感動。
アームの有効長が短いので、ターンテーブルに近づけて
取り付けなければならないのが少々難。
いや~、でもこのメカは見ていて惚れ惚れします。

P142

これはPIONEERのPL-50改。
落札したらトーンアームに少しガタつきがありました。
モーターは優秀なのに残念。
というわけで、アームだけはずしてオークションへ。
かわりに元箱入りの一式揃ったMICRO、MA-202を安めに落札。
これもキャビネットの穴を削って、アルミ板を介して取り付けました。
このアームはコンディションが良く、使いやすいものでした。
なかなの仕上がりでしょ。アルマイト仕上げのシャンパン色のアームが美!
これも眺めていて楽しかったなあ(笑)。

実はこれを使っていたときにモーター不良のDP-3700Fも落札してしまいました。
それはモーターを修理して、アームをFR-54に換装して現在に至ります。
まだ東京にいた頃の話です。
甲府に帰ってこなければならす、どちらかを処分することになりました。
これは正直悩みましたよ。悩んで悩んで夜も眠れず。
というのは冗談ですが(笑)、結果DP-3700F改を残しました。

PL-50改はなくなくオークションに出品。良心的な価格ですよ。
これが驚きの展開に!
業者が落札したらしく、すぐに落札価格の1.5倍で出品していたのです。
いかにも良品風に、それも私のセールス・ポイントをそのまま流用して。
それに気付いたのは業者が売ってしまったあとです。
まあ、私も売った以上はとやかく言うことではないのでそのままでしたが、
その手口に驚きましたね。

さて、
今、ジャズ友のtommyさんからレコード・プレーヤーを買いたいという相談を
受けています。
メカ・フェチの私、なんか久しぶりにうずいてます(笑)。
めぼしいオークションをウォッチリストに追加。
自分のじゃないのにそわそわ。
お節介オジサンと化して、tommyさんにあれやこれやと。
私の悪い虫をうずかせないで下さい(笑)。tommyさん!

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久々にオーディオの話題

オーディオの話題が少なくてごめんなさい。最近はオーディオにはそれほど積極的ではありません。オーディオに求めるものが減ってしまったのです。

P133 今日はレコード・プレーヤーの話。予備機のDP-3700F改。改というのはアームをFR-54に付け替えたからです。写真のとおり取り付けには一工夫しました。ターンテーブルのDP-3000はメンテナンス済みで、それを拙ブログに書いたら結構反響がありました。その記事はhttp://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_c611.html

P134 見た目はそれほど悪くなかったと思いますが、やっぱりキャビネットDK-100に取り付けたいと思っていました。気まぐれで極たまにYahoo!オークションをチェック。今回安く出品されていたDK-100に遭遇したので入札し、ちょっと競争があったものの安く落札できました。で、今日ターンテーブルとアームを載せ替えたというわけです。

P135 この機会にということで、今まで使っていたDP-80+FR-64fxを予備機に回し、DP-3000+FR-54をセットしました。たまには動かしてやらないとね。ターンテーブル・シートは東京防音のハネナイト製のものに交換しました。使っていなかったのに表面に擦れみたいなものがありますが、まあいいや。

この組み合わせは当時のベストセラーだけあっていい仕事をしていると思います。ブレーキ機構がないので、ターンテーブルが停止するまでに時間がかかりますがよしとしましょう。アームFR-54はシンプルにして高精度。気に入っています。

P136 ついでに今使っているカートリッジの話もしておきましょう。このカートリッジはシュアーのM85Gです。知る人ぞ知る秋葉原のラジオセンターにある平方電気http://www.e-hirakata.com/ のケーブル職人中村さんに薦めていただいたカートリッジです。

「ジャズを聴くならMMの方が良いですよ。」なんて会話から始まって、「シュアーの良いカートリッジがあるんですけど聴いてみますか?」ということになり奥から取り出してくれたのがこれです。特に高価なカートリッジではありません。針だって接合型の丸針です。でもこれは正真正銘アメリカで製造したもので、今のメキシコ製ではありません。特に凄い音ではない普通の音なのが良いところです。私がこれを買ったのはもうだいぶ前のことですから、平方電気にはもう在庫はないと思います。

P137 面白い特徴があります。針ノブを取るとご覧のとおりの形状で、黒いボディーと鉄のホルダーに分離されているのです。

そしてこのボディー部分というのは、実はM44、M70、M75、M91などと同じ形状なのです。多分中身も同じだと思います。量産品はこのボディーの外側にプラスチックのネジホールド部分をくっ付けていたのです。つまりボディーを共用にして、量産効果によるコストダウンを図っていたというわけです。

だから、上記の針がそのまま挿せます。写真はM70B用針N-70Bを挿したところです。上から見るとちょっと見た目はよろしくないのですが、使用には問題ありませんでした。このボディーさえあれば色々な針を差し替えて楽しめるんじゃないでしょうか?

P138 この写真を見れば私が言っていることはわかっていただけると思います。ちなみに、M95、M97、V15とはボディーの形状が異なりますので、お間違えなく。

それから、アームケーブルも平方電気のTHERMAX製のケーブルを使用したものを使っています。

「analog」誌No.23を見ていたら、シェル・リード線の比較試聴記事があり、平方電気特製の評判が良いようなので買いたくなりました。これまではもっぱらオーディオテクニカのPCOCC:AT6101だったのですが、別なのを試してみるのも良いかもしれませんね。

レコード再生はいろいろな付加的な面白さがあるからやめられません。

もうひとつオマケ。「analog」誌No.23を見ていたら、昔一度だけ行ったことがある神田のジャズ・レコード屋さん「アディロンダック」が、ジャズ喫茶になってオープンしているという記事がありました。お話好きの店主がいたのですが、ジャズ喫茶のほうがむいているかも(笑)?レコードも少量ながら販売しているようですね。今度行ってみようかな~。

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久々にオーディオのことやらいろいろ

今日は久々にオーディオの話題でもいきますか。と言いつつ雑談を少々。

まずは昨日のライブ・レポートについてtommyさんから鋭いコメントをいただきましたので、一部を紹介します。

>国仲さんの音楽的方向性はシタールを弾くラヴィ・シャンカールのような心境ではないかと思います。国仲さんは自分の音楽をジャズだとは思ってないでしょう「天地創造」「神々の宴」「マンダラ」と云ったところでしょうか?琵琶法師?
一種の宗教音楽と捕らえた方が分かりやすいと思います。それはそれで、まったく’70年代フリージャズですが(笑)。

tommyさん。一昨日のライブにいたんですか(笑)?と思うほどに的を射たコメントなのでした。これを読んで、そのとおりだと思いましたよ。tommyさん恐るべし。

次はスイングジャーナル2月号の話。我らがジャズナビゲーター高野雲さんが記事を書いています。「ジャズ楽器いまさら聞けない基礎知識、第11回ベース編①」。さすがはベース弾きの雲さん。なるほどなるほどというわかりやすい解説なのでした。またまたメディアへの露出が増えちゃいましたね(笑)。頑張って下さい!応援しています。

2008ジャズ・ディスク大賞も今月号に発表されていました。今の私のジャズの聴き方からするとどうでもよい賞なのですが(笑)、金賞上原ひろみ~ヒロミズ・ソニックブルーム『ビヨンド・スタンダード』です。票数は2位以下と大差をつけていますよ!私はこのアルバムが好きなのでうれしいのですが、「これが金賞ね~。」という思いもあります。表紙のひろみちゃんの笑顔がカワイイからいっかっ(笑)。チックのにやけた笑が微妙~っ(笑)。

やっと本題。
サブシステムで使っているR120プッシュプル・アンプが、数日前から電源ON後しばらくすると、「ブチッ」と1回ノイズを出すようになってしまいました。この手の再現性の乏しいノイズは原因をつきとめるのに時間がかかりそうな予感です。とりあえずアンプを交換しましょう。

P77_2 交換したアンプはWE421A単管プッシュプル・アンプです。私が自作したアンプはブログでこれまでに4台紹介しましたので、これが5台目です。WE421Aはレギュレーター管で増幅率が高く内部抵抗が低いです。さらに1本の真空管の中に2つのユニットが入っているので、1本でプッシュプルが構成できます。傍熱3極管です。

P78 この真空管はウェスタン・エレクトリック(WE)製なのですが、あまり人気がないので安めです。7、8年前に秋葉原のアンディックス・オーディオで買った時は、@8,000円だったのですが、今はもっと高いようですね。WE製というだけで値段が上がってしまうのです。

P79 前段の増幅回路は秋葉原のオーディオ専科の6CA7プッシュプル・アンプ(今はそのキットは廃版)の回路を採用しました。EF86(スクリーン・グリッドはツェナー・ダイオードで電圧固定した5極管接続)と6414(並列接続)によるアルテック型回路です。WE421Aは自己バイアス回路で、カソード抵抗は渡辺直樹さん著「米国系真空管アンプのすべて」に従いました。

前段と電力増幅段は整流回路を別にしていて、前段はファースト・リカバリー・ダイオードによる整流、電力増幅段はGZ32による整流を採用しています。前段の電源にもチョークを入れています。NFBは約-6dBかけていて、出力は14Wくらい出ていたと思います。シャシーは最初6B4Gシングル・アンプ用に作ったのですが、その後300Bに作り替え、今のWE421Aに作り替えました。今のところこのアンプが気に入っているので、もう作り替えはしないと思います。

音は特に特徴があるわけではなく、私の好きな感じの音で普通だと思います。私にとって違和感がないので普通なのです(笑)。

明日1/24明後日1/25高野 雲の快楽ジャス通信」の放送17回目。
「マイルスが愛したピアニストたち」です。
ゲストはアキコ・グレースさん。

グレースさんはどんな方なのでしょう?
楽しみですね~。聴きましょう!

内容については高野 雲さんのブログ:快楽ジャズ通信
にもアップされますのでご覧下さい。

全国コミュニティーFM局では、毎週土曜日20:00~20:55に放送。
ミュージックバードでは、毎週日曜日22:00~23:00に放送。

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オーディオ・テストCD

15年ほど前、私は真空管アンプの自作に嵌り、かなり熱中していた時期もありました。その熱も5年ほど前には冷めてしまい、今年は1台改造しただけでした。来年はもう何も作らないかもしれません。

15年ほど前は中国製真空管が多数輸入され始めたころで、信頼性に問題があるなんて言われていました。当時なぜ真空管アンプに嵌ったかというと、モノ・マガジンか何かに真空管アンプの特集があって、そこに秋葉原の三栄無線(ラジオ会館にあったが、数年前に店じまいして、今はネット通販のみ)の真空管アンプキットが掲載されていたからです。

それを見て、昔憧れていたことを思い出したのです。すぐに買いに行きましたよ。掲載されたのは6L6GCシングルの安いキットだったのですが、それが売り切れとかで、代わりに同じ値段の6V6GTシングルのキットを買ってきました。早速作って自前のオーディオにつないだらそこそこ良い音がしたのです。

そこからが大変です。数ヶ月後には同じ三栄無線のKT88(中国製)プッシュプルの高いキットを買ってきてしまいました。これは前のアンプと比較にならないくらい難しいキットだったのですが、一度で問題なく出来てしまいました。もっとも、半田付けは中学生の頃から趣味でやっていたし、大学時代は電子工学課で、就職してからも試作などで半田付けはやっていたので、このくらいのやつは出来て当たり前なのですが。

このKT88プッシュプルアンプは、今まで作った中で最大のアンプです。それ以降は、シャシーの穴開けも自分でするようになり、完全自作となっていったのでありました。作ったアンプは、別アンプへの組み換えも含めれば20台くらいになると思います。

その頃は秋葉原もまだ電気街でしたから、買いに行ってはいろいろなお店を回るのが楽しかったです。また当時、現在の「管球王国」誌につながるステレオサウンド社の別冊「真空管アンプ大研究」が発刊されました。そういう意味では真空管アンプ・ブームになる直前から真空管アンプ作りを始めたことになります。

P61 今年14回目を迎えた真空管オーディオフェアも、始まってから3年目くらいの時に初めて行って、しばらくは毎年行っていました。ここでやっと今日のお話につながります。真空管オーディオフェアではパーツや真空管の即売会もやっているのですが、当然オーディオ・チェック用の高音質CDとかも売っているわけで、今日はそこで買ったCDを紹介します。「MJ無線と実験」オリジナル・テストCDです。

P62 真空管300B、5種類の音質比較から始まって、リファレンス音楽ソースの他に、純粋なテスト信号なんかがたくさん入っています。はっきり言ってほとんどこのCDを使うことはありません(笑)。何かあった時のために備えて持っているだけです。

面白いのは、20Hz~20KHzまでのスイープ信号、これを再生すると同じ音量で鳴っているのに、周波数によって大きく聴こえるところと、小さく聴こえるところがあるのがわかります。これは部屋の影響で反射音などが干渉して、リスニング・ポイントの音量を変化させてしまうからです。部屋の周波数特性はかなり波打っているので、結構驚きますよ。

もう一つ、ショックなことがありました。リスニングルームチェック信号として、トーンバースト信号が20Hzから18KHzまで15ステップ入っているのですが、この18KHzの音が全く聴こえなかったのです。人間の耳は高域の可聴限界周波数が老化とともにどんどん低下するという話は聞いたことがあったのですが、まさか18KHzが聴こえないとは・・・。

前に雲さんのホームページのBBSで、tommyさんが聴力の衰えの書き込みをしたことがあったのですが、ネット上にもチェックするサイトがありました。このサイトでは20KHzが聴こえず、18KHzは聴こえたのですが、上記のCDでは聴こえません。

まあそんなわけで、20KHzがどうだこうだ言ってもしょうがないんだなあ、なんて思ったわけです。別に聴こえなくてもオーディオは楽しめるんですから、よしとしておきましょう(笑)。

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私のオーディオ!

今日は私のオーディオを見せちゃいます!
今までにも個々の機器は紹介してきましたが、今日は全体像を見せちゃおうというわけです。特に高額な機器を使っているわけではありませんし、自作機器や中古も混ぜちゃっうハチャメチャなところがポイントです(笑)。ザ・庶民のオーディオという感じ?(笑)

P23プレーヤー1:ロクサンRADIUS3
アーム:SME3009R
カートリッジ:シュアーM97ED

プレーヤー2:DENON DP-80,DK-300
アーム:FR-64fx
カートリッジ:シュアーM85G
MCトランス:FR XG-5(現在はPASS)、FR XF-1(未接続)

CDプレーヤー1:ティアックVRDS-25xs(サブ・システム直結、デジタル出力DAC接続)
CDプレーヤー2:マランツCD6000OSE(サブ・システム直結、デジタル出力DAC接続)
DAコンバーター:DES DAC520(メイン・システム・プリ・アンプに接続)

メイン・システム・プリ・アンプ:自作V-FET無帰還アンプ
サブ・システム・プリ・アンプ兼フォノ・イコライザー:ラックスマンCL-32
(REC OUTはメイン・システム・プリ・アンプへ接続)

メイン・システム・パワー・アンプ:自作MOS-FET無帰還アンプ
サブ・システム・パワー・アンプ:自作R120プッシュプルアンプ(時々予備アンプと交換)

P24チューナー:トリオKT-1010F
カセットデッキ:パイオニアT-838(故障中)
ミュージックバード専用チューナー

メイン・スピーカー:タンノイ スターリングTWW
追加ツイーター:パイオニアPT-7(フィルムコンデンサLOWカット)
サブ・スピーカー:サーウィン・ベガD1
今時スピーカーをコンクリートブロックの上に載せているやつは珍しいでしょ?(笑)タオックの鋳鉄スタンドにしようと思っていたのに未実行(涙)。

ヘッドフォン:AKG K・501
ラック:ターゲット・オーディオ4段×2

(予備機器)
MMカートリッジ:シュアーM70G、ボディV15typeⅢ+針N120HE・N140HE、オーディオテクニカAT15Ea
MCカートリッジ:DENON DL-103、オーディオテクニカAT33LTD

プレーヤー:DENON DP-3700F(アーム:FR-54 載せ換え)

プリ・アンプ:ヤマハC-2a

自作真空管メイン・アンプ:WE300Bシングル、WE421プッシュプル、6B4Gプッシュプル、6V6G(T)プッシュプル、3A/109Bプッシュプル

といったところです。
特にジャズ用にチューニングしているわけではなく、ロックもポップスもクラシックも聴ける音にしているつもりです。

P25 ついでにウィスキーの話もしちゃいましょう。シングルモルト・ウィスキーを愛飲しているのですが、前回のラフロイグを飲み終えたので、今度はボウモアのサーフにしました。ボウモアのこのボトルは確か限定品だったと思います。

ラフロイグはクセが強かったので、ボウモアの特徴があまり感じられないのでした。なんとなく潮の香が感じられるはずなのですが、どうもそういう感じがしません。ボウモアはこれまでに何度か飲んでいますが飲みやすい味だと思います。それ程詳しくないのでこんなところでご勘弁。

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サブ・システムのプリ・アンプを交換!

そろそろ変え時。というわけで今日はサブ・システムのプリアンプ兼フォノ・イコライザーとして使っているアンプを交換しました。

P192 これまではヤマハC-2aを使っていました。このプリ・アンプは約30年前に人気があり、今でもオークションではそれなりの高値で取引されています。私もこれをYahooオークションで入手しました。昔憧れたアンプなので是非一度聴いてみたかったのです。この薄型で精悍なデザインはかなりお気に入りです。フォノ・イコライザーも大変ノイズが少なくストレートな音で人気機種だけのことはあると思いました。

写真の説明をしておきましょう。一番下がC-2aです。その上はデジタル・エンターテインメント・システムD/AコンバータDAC520、その上がレコード・アクセサリー達とお遊びで作ったレベル・メーターです。レコード・アクセサリーは左から、針先クリーニング用のタバコのフィルター部分オーディオ・テクニカのスタイラス・クリーナーナガオカ(ジュウェルトーン)の静電気除去器オーディオ・テクニカのディスク・スタビライザーAT-618です。こいつらはレコード再生に必須なんです。

P193 そして交換したのがラックスのCL-32です。真空管式のプリアンプです。元々はこちらのアンプを使っていたのですが、約2年前に電源ランプの球が切れたのをきっかけにC-2aに交換しました。すぐにランプは青色LEDに交換していたのですが、アンプを交換するのがめんどうだたのでそのまま使用していました。

交換後の写真いかがですか?このアンプも薄型でかっこいいデザインです。細いレバーが特にお気に入りです。交換した青色LEDもシャンパン・ゴールドのフロント・パネルに映えているってもんじゃありませんか?こっちのプリの方が少し背が高いので、自作レベルメーターが入らなくなっちゃいました。あまり使わないので撤去です。かわりにコード長の関係でFRのMCトランスXG-5をここに設置しました。今はMCカートリッジなのでPASSしているんですけどね。

アンプ交換が大変なんですよ。何しろレコード・プレーヤー2台とCDプレーヤー2台(メインとサブ)とチューナーと衛星放送チューナーの6台を接続しなければならず、さらにフォノ・イコライザー(REC)出力とプリ・アウト出力も接続しなければなりません。

何よりラックが壁を背に据付られているので、後ろ側へ回りこむことができません。プリアンプを半分くらいラックに納めたうえで、ラックに手を突っ込んで入出力コネクタを手探りして、RCAコードを接続していかなければなりません。更に曲線が自然になるようにコードもさばくのでなかなか大変なのです。

入れ替え前には溜まったホコリの掃除も必要です。そんなことをやっているとすぐに1時間くらい経ってしまいます。だからしょっちゅう交換する気にはなりません。

さてやっと接続と設置が終わり電源を入れたら音が出ません!あれっ?保存しているうちにまた出力ミュート・リレーが接触不良?と言うのは前にも接触不良になったので、使ってもいないのにまたかと疑ってしまいました。こういう時は音量を上げると接触不良が解消されたりします。案の定音量を上げると解消されるのですが、音量を下げてしばらく鳴らすとまた接触不良です。

20分ほど音量を上げ下げバランス調整ツマミを回して格闘(笑)。自分で言うのもなんですが意外と辛抱強いもんです。なんだ~苦労して交換したのに~これってダメなの?(涙)そこでなぜかローカット・フィルターのスイッチを回してみたのです。エッ!これを切り替えると治るじゃありませんか?そうなのですリレーじゃなくてこのスイッチの接触不良だったのです。何度も切替して接点を磨きます。フ~ウッ、解決!

人間て一つのことを疑うと他を疑わなくなっちゃうことがあるんですよ。これまでも仕事の不具合調査で何度同じような目にあったことか・・・。今回は20分でわかったのでよしとしましょう。アンプを作った時の不具合とか、次の日にならないとわからないことだってありました。それから比べたら今回は全然カワイイもんです(笑)。

P194 それではCL-32のお話をしましょう。これもYahooオークションで入手しました。中を覗いてビックリ、イコライザー部の12AX7(2本)はテレフンケン!菱形マーク。この真空管はご存知の通り高いんですよ。天板に大きな傷ありということで、他に比べて安めの落札価格だったので、ラッキーだと思いました。他の真空管は全て松下。これも良し!

P195 さて電源を入れて一応音が出ましたが、オーバーホールすることにしました。まずブロック型電解コンデンサー以外の電解コンデンサーは全部(と言っても少ない)交換しました。フィルム・コンデンサーも全部交換しました。電源ON/OFF時のミューティング・リレーも交換しました。これが大変だったのですが、古い半田を取り除いて全半田付けをやり直しました。写真のとおり半田もピカピカです。

ということで久しぶりに電源を入れたので今日は慣らし運転をしています。やっぱりレコード(イコライザー)の音が特に快適です。暖かみと芯があって聴いていて安心感があります。オリジナル盤なんかウットリって褒めすぎです(笑)。やっぱりCL-32はいいなあ~。この秋はオーディオの秋!

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真空管オーディオ・フェア

10/4(土)にいつものジャズ友の皆さんと吉祥寺にてジャズ・ミーティングを開催しました。ジャズ・ミーティングとは言っても主な目的は飲み会なんですけどね(笑)。一応ジャズ・スポットにも行ってきました。その詳細は後日書きます。

今日はジャズ・ミーティングの前に行った「真空管オーディオ・フェア」についてレポートします。ここ数年私の真空管熱も冷めてしまったので行っていませんでした。今回ジャズ・ミーティングの日と重なったのでちょこっと覗いて見ようということになりました。

P175 当日乗った電車(かいじ)は甲府を出発するときから遅れが出ていたうえに、大月駅で列車入れ替えの際に安全確認信号が出されたとのことで大月駅手前で途中停車し、おかげで新宿到着が40分も遅れました。

大月駅のあたりは稲刈りをしている田んぼもありましたが、ほとんどのところがもう稲刈りは終了し、写真のとおり稲が干されて脱穀を待つ状態でした。八王子のあたりでは運動会をやっていて、まさに実りと体育の秋まっさかりでした。

P177 さて、新宿駅で中央特快に乗り換え御茶ノ水駅へ向かいました。駅を出たらもう12時を回っていたので近くのカレー屋で昼食をとる事にしました。お店オリジナルのカレーはなかなか美味しかったです。そこから日立製作所本社横の坂を線路沿いに下りて秋葉原の損保会館へ向かいました。

P176_2 「真空管オーディオ・フェア」の入場料は¥500です。このフェアが始まってしばらくは無料だったのですが、一度ホームレスの人が来たりしたりしてちょっと雰囲気が怪しくなった事があり(←私の推測理由)、開催場所も変わって有料になりました。まあ開催日2日間有効で¥500なので安いと思いますよ。

入口受付で入場料を払うとタグをくれますので、それを首から下げていれば会場の出入りは自由です。入口ロビーで昼食の弁当を売っているところがこのイベントの客層を物語っています(笑)。一年に一度この日のために上京してくる人達もいて、会場の外へ食べに行く時間すら惜しい人がいるのでしょう。そういう人のためのお弁当です。単なる幕の内弁当っていうのがいかにもなのです。

2階の即売会場から覗いてみるとなかなか盛況でした。出展しているお店の人が「やっと一段落した」とか言っていました。なるほどと思いました。目玉商品ネライの人がいて開場前から並んでいるなんて噂を前に耳にしていたたからです。10時開場なのでそれから2時間くらい混みあい、私が入場した12時半頃にやっと空いてきたということなのでしょう。

この即売会場には秋葉原のお店だけでなく地方のお店も出店しています。私は今回買う予定がなかったので見ただけでした。そうそうオーディオ・チェックに適した高音質CDなんかを売っているので昔は買ったりしましたが、結局あまり聴かないし最近はチェック用のCDがいくつかあるのであまり興味がなくなりました。

P179 次は3,4,5階のメーカーごとの展示室とイベント会場に向かいました。最初にサンバレーの展示/試聴室に入るとかなり大きい部屋で、自社のアンプの比較試聴をやっていました。これが今時のプレゼンでビックリ。真空管オーディオ・フェアもここまできたかと思いました(笑)。さすが今売れている会社はちょっと違います。

パソコンとプロジェクタを使って今鳴らしている機器を映し出しながらのデモです。デモ内容の資料には上記のようなチャートがありました。ちょっとナウイでしょ(笑)。ただ使っている音源はベタです。ジャズでは、ジョニー・グリフィン、クリスチャン・マクブライド、スコット・ハミルトン、アート・ペッパーの4枚。アハハです。比較していた中では、私はSV-275ver.4が気に入りました。マッキンのMC-275のコピー版ですね。

このフェアはガレージ・メーカーが出展していますから、とことんアマチュアイズムに徹しているところがあったりして面白いんですよ。今大変でしょうけれど、こういうメーカーにも頑張ってもらいたいと思います。かといって私がそういうメーカーのものを買うかというとそうじゃないんですけど・・・。

次に入ったのは日本オーディオマックトンFALの共同展示/試聴室です。何の期待もなく入ったのですが、壁に「音が見える」とかって書いてあったと思います。オイオイって感じですよ。しかし、ここで鳴らしていた見たこともない謎のスピーカーの音が良いんでビックリです。色々なところで音を聴いてきたので私は最近はあんまり良いとか思わないのですが、これが良い音なんですよ。

しばらくデモを聴いてわかってきたのですが、安めのCDプレーヤーに日本オーディオのD/Aコンバータにマックトンのプリと300BPPアンプでその謎のスピーカーを鳴らしていたのです。300BPPの20Wくらいの出力で大きい音が出るのでビックリ、だってそのスピーカーは小型平面スピーカー・ユニットなんですよ。バスドラの空気感、ピアノの立ち上がり、シンバルの浸透力、かなり気に入りました。

この謎のスピーカー、家に帰ってネットで調べたらFALというガレージ・メーカーのSupreme-C90EXWhttp://www.fal.gr.jp/catalog/details/supreme-c90ex.html でした。能率97dB/1m、どうりで小出力のアンプでよく鳴るはずです。これ特注品で価格不明です(笑)。このメーカー:FALは、この平面スピーカー・ユニットを巡って、調所電器 http://www5b.biglobe.ne.jp/~chosho/index.htm とちょっといろいろあるようです。でも良い音だったんだよな~。将来ほしいかも。

P178 その他色々な展示を見たのですが、上記のところがインパクト大だったので、ほかのところはあんまり印象に残りませんでした。左の写真は数メーカーの共同展示室です。部屋の周りをメーカーがぐるりと囲んでいて、短時間づつ順番でデモしてました。

イベント会場ではオーディオ評論家の石田義之さんがご自分で録音したSLの音をデモしていました。かけた後に「音楽を良い音で聴くためにオーディオをやる人が多いでしょうが、SLの音みたいに良い音を聴くためのオーディオがあってもいいんですよ。いろいろな考え方がありますから」というようなことを言ってました。

私も昔は良い音に惹かれて、オーディオ評論家の長岡鉄男さん推薦の外盤『梵鐘』『セイシェル』(懐かしい)なんていうCDを聴いたこともありました。でも良い音質の音源を求めて聴き始めたジャズのマイルス『パンゲア』(音は凄く悪い)を聴いて、音質に関係なくジャズに嵌っちゃったんだから面白いです。今は音だけを聴くことはほとんどありません。

今回会場にいたお客さんを見ていたら若い人も結構いましたね。良い事だと思います。前はもうオジサンだけの社交場でしたから(笑)。本当はもう少しゆっくり見たいような気もしましたが、ジャズ・ミーティングの待ち合わせ時間も迫ってきたので、吉祥寺へ向かうことにしました。

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久々にオーディオの話題

オーディオの話題もたまにはしないといけないと思いつつも、最近は何か手を加えようと思わないので自ずと書く機会を逸してしまいます。

そろそろ涼しくなってきたので、サブシステム用のメイン・アンプを発熱の多いアンプに交換しようと思います。今サブ・システム用の真空管メイン・アンプが6台あるので、定期的に入れ替えて聴いています。たまにはアンプに灯を入れてやらないと調子が出ないと思うんですよね。1年で一巡させるためには2ヶ月に1回交換することになります。まあいいかげんな私なので、実際は変えたくなったときに交換しています。

P154それで今回交換するアンプはというのは、フランス製の真空管「R120」を使ったプッシュプルアンプです「R120」という球はご覧のとおりのスマートな形で、アメリカ製のST管と違ってヨーロッパ管独特の品を感じさせる球ですね。この球はもともとは4極管ですが内部で第2グリッドをプレートに接続して3極管としています。傍熱管です。

P155この球は浅野勇さんの「魅惑の真空管アンプ 下巻」に作例が出ていて、良い球だと書いてあったので気になっていました。秋葉原のキョードーでこの球を見つけたので、1組買ってシングルアンプを作ったのですが、出力不足を感じ、もう1組買ってプッシュプルアンプをあらたに作りました。

P156回路は秋葉原のオーディオ専の2A3プッシュプルアンプのグリッドチョーク・タイプのものをCR結合に変更したものです。この回路は前段・ドライブ段と出力段の整流回路が分離されています。前段・ドライブ段はファーストリカバリー・ダイオードで整流し、出力段はGZ34で整流しています。前段・ドライブ段の電源回路にも小型チョークを入れました。

前段・ドライブ段は6SL7GTですが、ヨーロッパ製を使用していて、GZ34はムラード製にして、全てヨーロッパ製の球に統一しています。出力管はシャシーから少し落とし込んで実装するようにしました。トランスや真空管の配置はごくオーソドックスなものです。

さて肝心の音なのですが、コクがあるのにキレがある感じは私好みです。パワー感も結構あって気に入っています。今音を聴いているのですが、サブ・スピーカーを新しくしてからこのアンプを初めて接続しますので、ちょっとしっくりこない感じがします。しばらく鳴らしこめばもう少しいい感じになるのではないかと思います。

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暑いのでアンプ交換!

やっとアクセス数が1万件を越えました。アクセス数って簡単に増えないんですね~。

さて昨日の『ソニー・ロリンズvol.1』ジャケット・デザインについてtommyさんからご指摘があり、自身のブログで非常に適切に解説がなされていますので是非下記ブログをお読み下さい。tommyさんはデザイナーなので私の見方とは全然違います。さすがですね!

http://ameblo.jp/tommy-tdo/theme-10007817959.html

おかげで私の持っているほうがオリジナル・デザインだとわかって、なにかとってもうれしいのです。tommyさんありがとうございます。

また、東芝EMIのCD製作に対する姿勢にちょっと疑問を抱いてしましました。EMIミュージック・ジャパン常務取締役行方均さんどうお考えなんですか?(笑)

25年くらい前にもらったキング・レコードのジャズ・カタログを今だに持っているのですが、それにはロリンズが横向きのデザインで掲載されていますね 。キングのほうが忠実だったんですね~。

P79_2 さて今日の本題です。最近とっても暑いので、オーディオのサブ・システムの真空管アンプを発熱の少ないものに替えました。このアンプ、出力管が3A/109Bという珍しい球で、なんてったってヒーターが4V、0.25A、たった1Wなんですよ。

P80 この3A/109BはITT製で、ご覧のとおりのニッケル・プレートが美しいカワイイ球です。秋葉原のキョードで@¥6,000で売っていたのを衝動買いしちゃいました。このアンプは3A/109Bをうまく見せつつ小型のキュートなものにしようとデザインを工夫しました。剥き出しの出力トランスもアクセントになっていて、私はなかなかよくできていると思い込んでいます(笑)。

P81 3A/109Bを定格どおりに使うと出力がプッシュプルで1Wくらいしか出ません。3A/109Bはもともと通信用に使うのでかなり余裕を見て内輪な定格になっているという話もあります。私は寿命が少々減ってもかまわないのでかける電圧を高くしています。おかげで出力は4W得られています。今のところ全く問題なしです。

ドライブ回路は「無線と実験」2003年9月号の製作記事を参考にしています。6FQ7でドライブしているのですが、手持ちのドライバー・トランスの入力インピーダンスが低いので、NFBを多目にかけて6FQ7の出力インピーダンスを下げています。ただ増幅率との兼ね合いでNFBをあまり多くかけられないのでちょっとマッチングが悪いようです。

出力トランスは秋葉原の春日無線変圧器の5kΩの廉価なものを使い、3A/109Bとマッチングさせるために、4Ω端子に8Ωスピーカーを接続して10kΩにして使っています。いろいろ変則的な使い方をしていますが、特性に大きな問題は発生していないのでよしとしています。音はすっきりしつつ力感も損なわれていないので結構気に入っています。

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アンプが壊れました。

今日オーディオを聴こうと思って電源を入れたんですけど音が出ませんでした。ウンともスンとも言わないんです。う~ん何か壊れたみたい!なんだ、なんだ、としばらくいろいろやって壊れている箇所がわかりました。

メイン・アンプとして使っていたサンスイのAU-D907が壊れたみたいです。一度バラシテ電解コンデンサー全部と保護リレーを交換して半田も全部やりなおしたのに・・・(涙)。でも煙とかが出たわけではないし保護回路も解除されているので、信号系の接触不良程度なのかも?

メイン部とプリ部を分離するスイッチがよく接触不良になったから、今回もそうかと思って何度かガチャガチャやってみたんですが治りませんでした。もう一度バラシテ異常箇所を探して修理するしかないようです。バラスのは結構大変なので今は修理する気になりません。もう充分楽しんだので処分しようかな~。

P66 音が無いのはつらいので控えのアンプを使うことにしました。ラジオ技術誌に記事を投稿している安井さんが設計した回路の自作MOS-FETアンプです。写真の下の方のやつです。上は相棒の自作プリ・アンプです。フロント・パネルはシルク文字もないシンプルなもので自照式電源スイッチしかありません。上に鉛インゴットを載せているのはプチ長岡教徒だからです(笑)。

P67 裏パネルもシンプルそのものです。スピーカー端子はバナナ・プラグがさせるものにしています。電源コネクタは自作真空管アンプと全て共通のものにしています。左右対称配置なのは中身がそうなっているからです。

P68 中身はほとんど電源部(電源トランスとフィルター・コンデンサーと整流素子)で占められています。電源トランスから左右完全分離されています。出力は30W/CH(8Ω)なので、電源トランスは1個で左右分をまかなえる容量なのですが、敢えてそれを左右で1個づつ使っています。完全にオーバー・スペックの電源重視なんですが効果の程は?おかげで質量20kgオーバーです。

アンプ基板と保護回路基板は秋葉原の若松通商で売っていた部品実装済みのものを利用しています。保護回路基板も1枚で左右分に対応しているのですが、敢えて左右でそれぞれ使用していてリレー接点は2ch分を並列接続しています。

そうそう、このアンプの良いところは前段がプッシュプルで出力段もシングル・プッシュプルの2段増幅だということ、つまり信号を増幅素子MOS-FETたった4個で増幅していることです。その上無帰還(NO-NFB)アンプです。こんなシンプルな増幅回路は素敵だと思います。

前に使用していた時は低音のパワー感が不足していたように思っていたのですが、今日聴いてみるとそうでもないんです。パワーは少ないですがもともとあまり大きい音で聴ける環境ではないので充分です。当分このアンプで聴いてこの次は新しいアンプを買うことにしようと思っています。

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サブスピーカーを替えました。

サブスピーカーを替えました。時々オーディオ機器を無性に変更したくなってしまうのですが、メインシステムには最近あまり不満がないし、これを変更しようとするとかなりお金がかかりそうなので、サブシステムの方を変更して変更欲求を満たしています。

前に使っていたスピーカーはDENON「SC-101」でこれについては前にブログに書きました。http://ikki-ikki.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_8748.html 今回入手したのはサーウィン・ヴェガ社「D-1」で、Yahooオークションを物色していて落札したものです。

P55 前にも書きましたがサブスピーカーは真空管アンプで鳴らしているためインピーダンスは8Ωが良いのです。なぜかというと自作した真空管アンプの出力インピーダンスが全て8Ωになっていてこれを変更するのが面倒だからです。最近のスピーカーはインピーダンス6Ωのものが多いためこの8Ωが結構難関です。

それからメインスピーカー(タンノイ・スターリングTWW)の上にのせるのでサイズ的な制限があり、低音再生能力的には16cm以上のウーファーがほしいとか、出力が少ない真空管アンプで鳴らすので能率が高いほうが良いとかの条件があります。

P56 今回このスピーカーが気に入ったのは、上記の条件を満たしていたことは当然として、サーウィン・ヴェガというあまり有名ではないメーカー(一時期はオーディオ雑誌にも載っていたが、日本での販売台数はあまり多くないと思います)であるとか、新品未使用だったとか、ウ-ファーの赤いエッジががカッコイイとか、ツイーターがホーン型であるとか、オーソドックスな形状とかいろいろあります。もちろん価格がリーズナブルだったことがあります。

あとは直感が重要で、これは良さそうだと感じるとだいたいはずさないものなのです。

手元に届いてわかったのですが、ボックスがかなりしっかり作られているのが気に入りました。前面保護ネットの枠も木製でがっちりできています。ある意味70年代末の日本製的なつくりが良いです。

音については新品未使用だったこともあり、鳴らし始めはちょっと寝ぼけ気味でしたが、感じとしてはだいたい思っていたような音で鳴ってくれました。適度に元気で明快な音です。そろそろ1ヶ月経ちますが、やっと音が落着いてきた感じです。でも半年くらいは鳴らさないと本領ははっきしないと思います。

このスピーカーは長く使うことになりそうな予感がします。

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レコード・プレーヤーのベルトがボロボロに!

今日レコードを聴き始めたら、プレーヤー(ROKSAN RADIUS3)から「シューシュー」と異音がするではありませんか?なんだろうと思って覗き込んだら、ベルトが伸びてゆるくなってモーター・プーリーの隅とこすれていました。

P38 早速ベルトをはずしてみるとご覧のとおりベルトがボロボロになっていました。わかりやすいようにベルトをひぱって撮影しています。よく考えたらもう8年くらい使っていたのでした。実はもっとはやくダメになると思っていたので交換用のベルトは買ってありました。

P39 モーター・プーリーを見ると写真左のようにゴムがこびりついていました。無水アルコールで掃除すると右のようにきれいになりました。


P40 そういえばターンテーブル・シャフトの潤滑オイルも2年くらい交換していなかったので、この際交換することにしました。RADIUS3のターンテーブルはメインとサブに分離しています。写真のやつはサブ・ターンテーブルでプラスチック製です。上位機種はアルミ製なんですけど、こっちは一番安い機種なんでコストダウンの影響が・・・。

どうです、シャフトが凄く細いでしょ。これはシャフトの摩擦で発生するノイズを少なくするために敢えて細くしているんですよ。細ければ接触面積が減ってノイズも減るというわけです。だからこのプレーヤーは重いスタビライザーは厳禁です。シャフトに負担がかかります。

銅色の部分が軸受けです。ここに写真の赤い潤滑オイルを入れます。オイルを入れる前に軸受け内の古いオイルを無水アルコールと綿棒で掃除します。底に溜まったオイルが真っ黒けでした。もう少し早いサイクルでオイルを交換しないとダメですね。もちろんシャフトのほうも無水アルコールで掃除します。

P41 オイルを入れてサブ・ターンテーブルを挿しこみます。シャフトと軸受けの隙間が非常に少ないので、中に溜まっている空気が抜けずサブ・ターンテーブルがなかなか沈みこみません。

P42 そこでスタビライザーを載せて軽く回したりしてしばし待ちます。するとスルスルと沈んでいきます。写真の状態はまだ沈みきっていません。サブ・ターンテーブルのベルトがかかる部分は水で掃除しました。

P43 サブ・ターンテーブルが沈みきったらモーター・プーリーとの間にベルトをかけます。ご覧のとおりの状態です。これにメイン・ターンテーブルを載せて完了です。

P44 メイン・ターンテーブルはアルミの円盤(質量1kg)です。慣性質量をかせぐために外周部を厚くするようなこともなくただのアルミ単板です。指紋などで凄く汚れやすいです。一応掃除しました。私はこの上に東京防音の「ハネナイト」製のシートをのせています。

一連のメンテナンスで音はリフレッシュされた感じです。単純な構造なのでメインテナンスがやりやすくて良いです。

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たまにはオーディオの話題

やっと5000アクセスを超えました。皆様どうもありがとうございます。
今日はメインシステムの自作プリアンプについてちょっと紹介します。

P27 このプリアンプは自作とは言っても、秋葉原若松通商のフラットアンプ完成基板を使っています。このフラットアンプの回路はV-FET(2SK79)によるSRPP回路の1段増幅でNFBなしのシンプル極まりないものです。V-FETは3極真空管に近い特性を持った半導体で、素子の特性が素直なのでNFBをかけなくても程良い特性が出ます。それに真空管のようなヒーターがないので回路は簡潔になるしヒーターハムとも無縁です。

P28 使用パーツには良いものを使いました。特にボリュームは東京光音電波製の受注生産のアッテネーターを使用しています。このボリュームは秋葉原海神無線で発注しました。納品まで1ヶ月くらいかかり、値段も高かったです。入力切替スイッチはセイデンのロータリー・スイッチで1入力に対して2接点を並列にして信頼度を高めています。

P29 電源にも凝っていて、フラットアンプ基板に実装されていた左右供用の安定化電源回路の部品をはずし、別のユニバーサルプリント基板に左右独立の安定化電源回路を組んでいます。さらに整流後に左右別のチョーク・トランス(30H、300mA)を通してから安定化電源回路に供給しています。チョーク・トランスは出来るだけ小型でインダクタンスが大きいものを探して、秋葉原ラジオセンター内の内田ラジオ(知る人ぞ知るオバチャンのアンティック・ラジオ店)で買いました。

ケースはタカチ製です。フロント/リアパネルが3mm厚なので加工が大変でした。配線材は、単線が古河電工のOFC線で、同軸線がモガミ製です。秋葉原オヤイデ電気で買いました。電源トランスは秋葉原ノグチトランスのカットコア・トランスを使っています。入力ジャックから切替スイッチまでは単線で配線していますが特にノイズは気になりません。最初はフロントパネルにレタリングをしようと思い、インスタントレタリングを買ったのですが結局していません。

このアンプは部品を購入してから完成までに2年くらいかかっています。電源基板を作ったのが1年後くらいで、ケースに穴加工をして部品を取り付けたのが半年後くらい、配線をしたのはさらに半年後くらいです。最近どうも作ろうと思ってから実行に移すまでに時間がかかってしまいます。

このアンプはゲインが高すぎて最初作った状態では残留ノイズが目立ちました。そこで無理やり出力抵抗を分割してゲインを落としています。ノイズはなくなりましたがゲインが低めなので、ボリュームは一般的なアンプより上げる必要があります。まあヴォリュームはできるだけ上げて使ったほうが良いと思っているのでこれで良しとしています。音は変な癖がなく満足しています。

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300B真空管アンプ

かつては憧れの、今は簡単に手に入る真空管300Bのシングルアンプを改造しました。

今使っているシャシーはいろいろな真空管や出力トランス(OPT)を使って何度か組替えています。その変遷は、真空管:12E1+OPT:パートリッジTK7711、真空管:PX25+OPT:タンゴUー808、真空管:300B+OPT:タンゴU-808、真空管:300B+OPT:タンゴXE-20Sです。 電圧増幅回路は、12E1の時が6SL7のSRPP1段、PX25の時がECC33の2段(浅野アンプR120シングルの回路)でした。

PX25は10年くらい前に秋葉原のキョードーでバラ売り特価:@¥35,000だったので買ったものです。メーカーはオスラムとザエリックスでした。出力は6Wくらいしか出ませんでしたがその重厚(雄渾)な音には惚れ惚れするものがありました。それが4年くらい前に1本異常放電するようになってしまい、アンプはしばらくそのままになっていました。

300Bのアンプは4台くらい作りました。最初はゴールデンドラゴン(GD)の4300Bを秋葉原の三栄無線(私と真空管アンプとの出会いの店、今は閉店して通販のみ)で買って作りました。 その後ウエスタンエレクトリック(WE)の300Bが再生産され、秋葉原ラジオデパート3階奥のお店で木箱に入っていないものがペアで¥75,000と安く売っていたので、買って少し気合を入れたアンプを作りました。

P199_3 OPTはタンゴのXE-60-3SNFで、回路は松並さんの6AH4パワードライブ式グリッド・チョーク自己バイアスでした。元々はNFB無だったのですが、音が気に入らずNFBをかけると低域発振が起き、カップリング・コンデンサの値を変えても不安定で-6dBくらいしかかからないので、結局前段B電源にチョークを移してRC結合にしてしまいました。

P204 その後雑誌の評価が高かったKRのVV300Bを秋葉原のクラシックコンポーネンツで買って、OPTがタンゴFW-20Sの固定バイアスアンプを作ったのですが、こちらはヒーターを直流点火してもハム雑音がなくならず、GD4300BやWE300Bに挿し替えるとハムがないことから、VV300B固有の問題だろうと言う事でしばらく使って諦めました。音そのものは球のしっかりした構造と厚いガラスによるものと思われる重厚なもので良かっただけに残念です。

P200 このアンプは12E1三極管結合自己バイアスアンプに改造しました。12E1の3結は出力が8Wくらい出てパワー感と繊細感がバランスした良い音でした。12E1という球は傍熱ビーム4極管であまり人気がなく安いので、コスト・パフォーマンスが高いアンプが作れます。直熱3極管にこだわらなければオススメの球です。

P201 更にfullmusicの300B(2.5V)も買いました。こちらはプレートに孔が開いている擬似メッシュプレートだったので、ヒーターが透けて見えてきれいでした。これが見たくて買ったのです。音は響きの良いすっきりしたものでした。これはWE300B用アンプのヒーター電圧をスイッチで切り替えられるようにして挿し替えて楽しんでいました。

3年前にアンプが増えすぎたので整理しようということで、上記のWE300B用アンプと12E1アンプはばらして、トランス類と真空管(GD:4300B,KR:VV300B,fullmusic:300B,12E1)はオークションで売ってしまいました。我ながらよくもまあいろいろやったものです。

真空管WE300Bは残したのでこれ用のアンプとして、PX25アンプを改造することにしました。改造といっても電圧増幅回路はそのままで300B用に自己バイアスの回路定数を変えただけです。300BはPX25に比べドライブ電圧がかなり高いので不安がありましたがギリギリO.K.でした。でもギリギリというのが気になっていました。

やっと本題、このアンプの改造の話です。このアンプは電圧増幅管の実装スペースがGT管1本分しかないので、どうやってドライブ電圧が高いアンプを作ろうかと思っていました。6SL7のSRPPというのもあるのですが、前にやった時にはパワー感が出にくかったので気に入りませんでした。

300Bアンプが紹介されている雑誌はたくさん持っているのですがどれもピンときませんでした。今までチェックしていなかった「管球王国」(私は「真空管アンプ大研究」から全号所持)を最近調べたら、21号の記事「マイ・ハンディクラフト」の上杉さん設計アンプ「TAP18」が12AU7、1本で電圧増幅を行っているではありませんか。ということでこの回路に決定しました。

P202 ついでに12AU7じゃあつまらないので同じような特性のヘビーデューティ管5692(以前別のアンプで使用して保管していた、今は値段が高騰)を使用することにしました。増幅部に使う抵抗やコンデンサは手持ちがありましたが、B電源のデカップリング抵抗がちょうど良い値のものが無かったので、ブログに書いたようにわざわざ秋葉原まで買いに行ったというわけです。

P203 最初、電圧増幅部のデカップリング用ブロックコンデンサの耐圧が足りないのに気付かず、危うくそのまま使ってしまうところでした。交換はめんどうでしたが高耐圧のものに交換しました。ヒーターはトランジスタのリップルフィルタ(武末アンプ方式)による直流点火でハムバランサーは入れていません。固定抵抗による中点にバイアス抵抗(DEALの巻線抵抗)を接続しています。NFBは-9.2dBかけています。

このアンプのタムラ電源トランスは最初OPT:TK7711に合わせてブルー・ハンマートーンに塗装していたのですが、OPTをU-808に変えたときにグレー・ハンマートーンに塗り替えました。ただ塗装が厚くなったからなのか縮み塗装のような感じに仕上がってしまいかえって気に入っています。電圧増幅部のB電圧にもチョークが入っていますが、これは白色だったものを艶消し黒色に塗装しています。

出来上がったアンプの音はECC33の時よりパワー感が増した厚い音で気に入りました。アンプの電気特性確認は、日本オーディオの測定器UA-1Sと韓国製の安いオシロスコープを使って行っています。前はf特や歪みを測定してグラフ化していたのですが、今は正弦波と矩形波を入力して出力の波形を見ればだいたいわかりますので、それで済ましています。

ドライブ電圧が上がれば出力も増加すると思ったのですがそうでもなく最大出力は7.5W(クリップ無)でした。多分電源トランスの電流容量が足りないのでしょう。まあこれでよしとします。リップルフィルタ入り直流点火なのでハム雑音はかなり小さいです。ろくに測定もせずにアンプを自作する方がいるようですが、最低限の電気特性は確認すべきだと思います。

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オークションで落札したスピーカーの話。

私は一時期Yahooオークションをかなり利用していました。昔雑誌で見て気になっていたオーディオ機器が数千円でごろごろ出ていたので、状態はそれなりなんですけどついつい落札しちゃうという感じで、アンプなんか20台以上落札しました。しばらく使用するとまたオークションに出品してしまうんですけどね。何台かはメンテナンスしたりもしました。昨年くらいからそんな熱も冷めて今はほとんどオークションに参加していません。

サブシステム用のスピーカーもオークションで入手しては何回か入れ替えています。今はDENONの「SC-101」を使用しています。サブシステム用のスピーカーは真空管アンプで鳴らしていてメインスピーカーの上に乗せるということもあって使用できるものは制限されてしまうんですよ。

さてスピーカー「SC-101」もオークションで入手しました。これは東京向島のリサイクル店が出品していて、最初は\10,000で出品されていました。これは高すぎるから売れないだろうなと思っていたら案の定売れませんでした。さらに前面の保護ネットを取り外した状態の写真が無いため、スピーカーユニットの状態がわかりません。ありがちな問題はツイーターのドームのつぶれやウーファーのエッジの破損(ウレタン製エッジだと経年変化で朽ちてしまう)です。一度質問したのですが返答もありませんでした。

ある時まだ出品しているの?と見ていたら価格が\3,000になっていたのです。ユニットの状態に不安がありましたがこの価格ならいいか?とダメもとで落札しました。ちゃんとしたお店からの出品なので、商品の状態はちゃんと確認しているだろうと思っていました。いざ商品が届いてみるとウーファーのエッジはぼろぼろで使用不能です。しょうがないのでお店に事情をメールすると全額返金するというのです。なかなか良心的なお店です。でもそれはあんまりなので\1,000にしてもらって\2,000返金してもらいました。それにしても私ってセコイ!

P162 さてこのスピーカーどうしよう?と少し悩んでウーファーのエッジを自分で張替えることにしました。少々不安はあったのですが・・・。エッジはオークションに出品されているものを入手しました。スピーカーのサイズを測ったらJBL4301用が使えそうで値段は\5,400でした。エッジの張替えですが気をつけなければいけないことがあります。それはコーン紙のセンターを正確に合わせることです。そうしないとウーファーが大きく振動した時にコーン紙とつながるヴォイスコイルが磁気回路に擦れ異音が発生するからです。

オークションに出品されているスピーカーで、エッジを自分で張替えたというものには注意が必要です。余程慣れていないとヴォイスコイルの擦れが発生してしまいます。それでも黙って出品している人がいるのです。オークションはこういうこと以外にも怪しげなものがたくさん出品されているので注意が必要です。

張替え作業はというと、最初にコーン紙とフレームからエッジの残り部分を除去することから始めます。これはアルコールを使ったりしたら意外と簡単に除去できました。いよいよ新しいエッジを接着するのですがなかな難しかったです。エッジ張替えキットの接着材はゆっくり硬化するので、硬化するまでの間にコーン紙を押してヴォイスコイルの擦れの有無を確認しながら接着する位置を決めるというのですが微妙な作業です。

擦れがないように出来たつもりでしたが、接着材が固まってからいざ音を出してみると、低音が多く入っている曲をかなりの大音量でかけた場合、一方のスピーカーのヴォイス・コイルが少し摺れているようでした。まあ普段はそれ程大きい音で聴かないので、そのまま使用しています。張替え後の状態は写真を参照して下さい。一方のウーファーのセンターキャップには凹みもあったので出来る限り修正もしました。このスピーカーの音はなかなか私好みのバランスなんですよ。そろそろ1年使用しています。

そうそう「ジャズ選曲指南」掲載アルバム集めのライバルであるTommyさんのジャズ・カフェ「スコット・ラファロ」が沖縄でプレ・オープンして大盛況だったらしいです。沖縄コザのジャズがブレイクする可能性もあるのだとか。ジャズが盛んになる。いいことじゃありませんか!皆さん。http://ameblo.jp/tommy-tdo/

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久々にオーディオの話題

久々にオーディオの話題です。とは言っても最近のオーディオ機器の話ではなく昔の機器の修理についてです。

P126私は以前に紹介した2台のレコードプレーヤー:ROKSANラディウス3/SME3009RとDENON DP-80/FR-64fxのほかにもう1台予備器としてDENON DP-3700Fも持っています。これはターンテーブルの回転が不良だったものをオークションで安く入手したものです。このターンテーブル部は当時一世を風靡したダイレクト・ドライブのDP-3000です。不良の原因はサーボ制御が効かず高速回転してしまうというもの(ありがちな故障)でした。これを修理して使用しようというわけです。ちなみにDP-3000はクオーツ・ロック(水晶発信器で高精度に回転を制御)ではありません。

P127このターンテーブルは中を開けてみると非常にシンプルなものであることがわかりました。ご覧のようにモーター(中央の銀色の太い円筒)と電源トランス(奥の金色の箱)とコンデンサ(奥の銀色の細長い円筒)と制御基板(手前)が各1個と操作部(右側の黒いカバー部)しかありません。業務用にも使われるだけあって、メンテナンスがやり易い用にシンプルになっていたのでしょう。修理箇所はというとサーボ制御が効かないのですから制御基板になります。

P128基板修理で問題になるのがトランジスタです。DP-80修理の時はトランジスタが製造中止のものばかりで代品を探すのにとても苦労しました。さてDP-3000はというと、これが汎用品だったので秋葉原でまだ売っています。1種類見つからないものがありますが、これは代品が簡単に見つかりました。(注)3年程前のことで最近は未確認です。トランジスタも安いものばかりです。写真は修理後のものです。

ただしメタルキャン型のトランジスタが2個使われているのですがこれは見つからないと思います。代替品を使う場合はモールド型になるでしょうから、実装には工夫が必要になります。でもこのトランジスタは壊れにくいようです。それから専用ICが1個使われていてこれも入手困難でしょう。実はこれまでにオークションで故障したDP-3000を5台入手して修理したのですが、いずれも制御基板に実装されている小型トランジスタが壊れていました。それから制御基板は旧型と新型の2種類があり、実装部品が少し異なるものがあることもわかりました。

修理にあたっては、全ての小型トランジスタと電解コンデンサとブロック型ダイオードを交換しました。もちろん全ヶ所の古い半田を吸い取って新しく半田をやり直しました。メタルキャン型トランジスタは放熱用アルミ板に取付けてありますが、放熱効率をよくするためにシリコングリスも塗り直しました。これで快調に動作しています。このターンテーブルは修理がやり易いので腕に自信のある方は修理にトライしてみてはいかがでしょうか?

さて、おもしろいことにオークションをとおしてDP-3000の修理を依頼してきた方がいて、ものを送ってもらって故障原因を調べたところ、回転スタートのマイクロ・スイッチが接触不良になっていました。このマイクロ・スイッチも代替品(オムロン製)が容易に入手できました。

プレーヤーDP-3700Fに話を戻しますが、本来アームはDA-305相当品が実装されています。このDA-305は回転部がゴムで支持されていて音が柔らかくなる傾向があります。私はこれが嫌いなのでアームはFR-54を実装しています。それと私が入手したものはモーター軸受けの磨耗も少ないようでストップ・スイッチを押してから回転が止まるまで30秒くらいかかります。ちなみにDP-3000はブレーキ機構はありませんので、回転が自然に止まるのを待つとレコード交換に時間がかかります。

キャビネットDK-100とターンテーブルDP-3000のアームレス・プレーヤーDP-3500へ、アームFR-54を実装したものは当時ベストセラーだったらしいですが、今聴いても特に不満は感じられません。オーディオ全盛期の良いものはちゃんとメンテナンスすれば今でも充分通用しますね。

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希少!シュアーのアメリカ製針

ご存知のように最近のシュアーの針はメキシコで生産しています。でもマニアの人はアメリカ生産でないとダメだといいます。今ではこのアメリカ製針の新品はほとんど入手できませんが、秋葉原にそんな希少な針が売っています。

P72 その針とはカートリッジ「ML140HE」と「ML120HE」用の交換針「N140HE」(今は売り切れかも?)と「N120HE」(今も売っています)です。そもそもこのカートリッジの存在があまり知られていませんよね。これらは「V15TypeⅤ」が販売されていた頃にその下位機種として売られていました。形は写真のとおりでなかなか斬新ですよね。シュアーお得意のダイナミック・スタビライザーもあります。

P73 「ML140HE」はベリリウム・パイプ・カンチレバーで針先はハイパー・エリプティカル(超楕円)です。このスタイラス・アッセンブリーは「V15TypeⅤ」相当です。「ML120HE」は2重アルミ・パイプ・カンチレバーで針先はハイパー・エリプティカルです。このスタイラス・アッセンブリーは「V15TypeⅣ」相当です。どちらもボディーは同じ形状です。

P74 これらの針、実は「V15TypeⅢ」と「V15TypeⅣ」のボディーにも挿せます。ただそのまま挿すことはできませんので加工と工夫が必要です。まずスタイラス・ノブが違うのでこれらを取り除く必要があります。これはかなり難しいです。うかつにやるとカンチレバーを曲げてしまします。ということでこれはお店の方が取り除いた状態(写真参照)で売っています。

P75 でもこのスタイラス・アッセンブリーをそのまま挿すことはできません。実はML140HEのボディー形状が前傾しているので、スタイラス・アッセンブリーも斜めに挿入されているのです。そこで「V15TypeⅢ」のボディーのほうを前傾姿勢でヘッドシェルに取り付ける必要があります。やり方はいろいろあると思いますが私は写真のようにアルミ板の枕をはさんで取り付けています。見た目は悪いですがこれでアメリカ製針の音が聴けるのですから良しとしましょう。

「N140HE」と「N120HE」の音の違いですが、「140」のほうが高域が滑らかで伸びています。「120」は高域が少し荒めでメリハリがあります。豆腐に例えるなら「140」は「絹ごし」、「120」は「木綿ごし」という感じです。私は両方持っているので気分で挿し替えて使っています。

「ML140HE」のボディは一度Yahoo!オークションで安く入手しましたが、手持ちカートリッジが増えたためYahoo!オークションで売ってしまいました。今は「V15TypeⅢ」ボディの方だけ持っています。ただし、私の主力カートリッジは前に書いたとおり「M97ED」ですので、上記カートリッジの出番は少ないです。

余談ですが、「V15TypeⅢ」用のメキシコ製交換針「VN35MR」を買いましたが、チェック・レコードでトレースを確認したところ、振幅が大きい溝は針圧1gできれいにトレースできなくてがっかりしました。聞くところによるとバラツキが大きいらしいので、きれいにトレースできるものもあるんでしょう。そこへいくと「N140HE」と「N120HE」はスタビライザーなしの針圧1gできれいにトレースできます。さすがですね。

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音質面ではこの前にも後にも、超えるのは有りません。

今メイン・システムのメイン・アンプにはAU-D907のパワー・アンプ部を使っています。どうしてか?

P54 AU-D907の出力トランジスタは「NMA1012」と「NMC1012」というコンプリメンタリ・トランジスタなのですが、アクアオーディオラボ(アンプのメンテナンスなどをする知る人ぞ知る会社)によると、「現在では生産中止になり、サービス事体を行なっていないTO-3タイプのトランジスターで在庫もなくなっていますが、音質面ではこの前にも後にも、超えるのは有りません。」 とのことです。この文句に参ってしまたのです。

P53 最初はそんなことを知らずに、若い頃憧れだったアンプの音が聴いてみたいという理由からオークションで入手しました。聴いてみるとなかなか良い音だったのですが、サブ・システムとして他にオークションで入手した懐かしいアンプと交換しながら時々聴く程度でした。そんな時アクアオーディオラボのホームページに上記の記述を見つけ、これは少し長く使おうかということで、自分でメンテナンスすることにしました。

P55 メンテナンス内容は、寿命が短い電解コンデンサを全部と保護リレーの交換、ボリュームをコンダクティブ・プラスチックのものに交換、RCAジャックをたまたま秋葉原で見つけた新品(写真参照)に交換、スピーカー端子をバナナ・プラグ対応のものに交換(取り付け用アルミ板自作)、全半田やり直しです。トランジスタは交換していません。現在プリアンプ部の片チャンネルからノイズが出ます。多分初段FETがダメなんだと思いますがほおってあります。プリ・アンプ部は今のところ使う予定はありません。

今メイン・システムに入れてタンノイ・スターリングTWWを鳴らしているのですが、中域が鮮やかで充実しており、高域は適度に華やかで、低域は厚みと締りが程よいバランスで、全体としては開放的な音です。メタルキャン・パッケージのトランジスタに共通するキャラクターは感じます。今とくに不満は感じていませんので、何かトラブルが起きるまではこのままかな?

今日はこんなところでおしまし。

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昨年作った真空管アンプ

たまにはオーディオネタにしましょう。昨年約2年ぶりに作った真空管アンプを紹介します。出力管は6B4G(レイセオンの2プレート・タイプ)です。この球はだいぶ前に購入し、ブルック型、トランス結合型、古典的反転型のアンプをそれぞれ作っては分解してとっておいたものです。別の球で作ったシャシーを使いまわしたりしてデザイン的に不満があったり、音もこれが決定的という感じがなかったので、何度も作り直したというわけです。

P39 シャシーは今回も別の球で作ったものを再利用したので、余分な孔があいていますが許容範囲内です。回路は「オーディオ専科」の2A3プッシュプル・アンプのムラード型反転回路のグリッド・チョーク使用のものを基にアレンジしました。グリッド・チョークは「オーディオ専科」のAPM-114Bです。部品は大半が使いまわしです。ヒーターは直流点火ですがもう少しS/Nを良くしたいので、トランジスタのリップル・フィルターを入れようかなと考えています。 音のほうは予想外に気に入っています。2A3系の厚い音に切れの良さも加味されていて、ジャズを楽しく聴くことができるからです。

P40今回持ち合わせのない抵抗を秋葉原で買ったのですが困ったことがありました。オーディオ用カーボン抵抗2WとしてリケンのRMG型を買おうとしたら、おととし製造中止になっていたんですね。何件か回って在庫を見たのですが、必要としていた抵抗値はありませんでした。そこでやむなく東京光音電波のRD型1W(消費電力を計算したら1WでO.K.)にしました。オーディオ用カーボン抵抗2Wは、アーレン・ブラッドレーがあるんですが値段が高いので買う気になれないし、酸化金属抵抗は音がぎらついて嫌ですしね。需要が少ないオーディオ用部品は最早瀕死の状態です。悲しい。

ちなみにこのアンプはサブ・システムで使っていて、レコード・プレーヤーは前に紹介した2台、CDプレーヤーはマランツCD6000OSE(TEAC VRDS-25xsも接続してある)、プリアンプはヤマハC-2a、スピーカーはDENON SC-101(ウーファー・エッジは自分で交換)です。

さて、今日は四谷のジャズ喫茶「いーぐる」の連続講演「ジョー・ヘンダーソン特集」に行ってきたので、明日詳細を紹介します。

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オスカー・ピーターソンの1枚、CD対LP

今日は初売りということで、巷では福袋を求める人の長蛇の列ができたようですね。さて、本日は昨年末に亡くなられたオスカー・ピーターソンの1枚。 超有名な「プリーズ・リクエスト」(優秀録音)。 作年末オリジナルLPを買ったので、持っていた輸入盤CDとの音質比較でもしましょう。追悼の意味もこめて。

P26 LPとCDの音質を比較する場合、使用している機器の音質差込みということになりますので、参考程度の意見と思って下さい。 まず使用機器を下記します。

アナログ・プレーヤー:ロクサン ラディウス3、トーン・アーム:SME3009R、カートリッジ:シュアーM97ED(MM型)、フォノ・イコライザー:ヤマハC-2a(プリ)のイコライザー部

CDプレーヤー:TEAC VRDS-25xs、D/Aコンバーター:DES DAC520

プリ・アンプ(安井式自作)、パワー・アンプ(サンスイAU-D907パワー部メンテ済み)、スピーカー(タンノイ スターリングTWW+パイオニアPT-7)は共通です。

やっぱりというか何というか、LPは中域が厚く濃い音、CDは高域・低域を伸ばしたHiFi調です。キレや解像度を重視するならCD、音の厚みを重視するならLPという感じです。 ただカートリッジがMM型で若干緩めの音なので、MC型に変えればLPもキレや解像度が増すと思います。

P27 私はその緩めな感じが好きなのでシュアーM97EDを使っています。ちなみに針はアメリカ製のオリジナルです。ロック・ポップスにも良く合います。 上位クラスの針N120HE(V15typeⅣ相当)、N140HE(V15typeⅤ相当)も持っていますが、それよりはM97EDの方が気に入っています。ちなみに上記の針は、あまり知られていないカートリッジM120HE、M140HE用の針なのですが、ちょっと工夫すればV15typeⅢ、Ⅳのボディにも装着できます。

私としてはLP、CDどっちらも楽しんじゃおうという感じです。

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アナログはいろいろ大変だ。

今日はアナログ・プレーヤーの話。今2台のプレーヤーを常用しています。

P05_2 1台はROKSANのRADIUS3、結構珍しいと思うのですがアームSME3009Rを搭載しています。購入当時すでにシェル一体型アーム付のプレーヤーが主流で、オルトフォンのカートリッジSPUが取り付けられるアームが付いていてそんなに高くないものとなるとこれでした。オーディオ・ユニオンで買い、推奨されるままSME3010Rを取り付けたんですが、これSPUを取り付けるとオーバーハングが調整しきれなかったんですよ。しばらく我慢していたんですがやっぱり気分がよくないので、結局3010Rを売って3009Rを買いなおしました。そうそうアームサイズの関係でダストカバーは上に載せるだけになってます。

P04_2 音のほうは噂どおり鳴りっぷりが良く、高域に少々華やかな感じがあります。これはターンテーブルがアルミの単盤で鳴りやすいことによるものだと思います。シートもフェルトの薄いものなのでダンプがされません。私は華やかさを抑えるため東京防音のゴムシートを乗せています。 使いこなしの注意点があります。これ凄く静電気がたまりやすいです。サブターンテーブルがプラスチックなのでターンテーブル上に発生した静電気がどこへも逃げないためです。レコードにもよりますがレコードをはずす時、盛大にパチ・パチ・パチっと。レコードに一挙にゴミが吸い寄せられます。そこで写真の静電気除去器が必須となります。 これだからアナログは大変だ!

P06 もう1台はDENONのターンテーブルDP-80をキャビネットDS-300に載せたもの。アームは名機FR-64fxです。秋葉原ハイファイ堂で中古を買ったのですが、その時はFR-64Sが載っていて、値段はほとんどアームの値段だと言われました。これ学生時代の私にとっては夢のプレーヤーだったんです。やぱりRADIUS3にはSPUより軽量カートリッジだろうということで、SPU用のプレーヤーを探していてこれに決めました。FR-64SにSPUは良いですね。SPUの音がしっかり鳴るようになりました。

でも心移りが激しい私、こっちにも軽量カートリッジが取り付けたくなり、FR-64Sではどうにもならないので、軽量カートリッジ対応アームでキャビネットを加工しなくて済むもの。何が良いか?ということでFR-64fxに白刃の矢が当たったわけです。さてどうやって見つけるか?オーディオ店にもほぼ出ません。ということでYahoo!オークションに参加。しばらく探して見つけました。これにSPUなど重量カートリッジ用の錘も付いていたので、FR-64Sはしばらく保管した後オークションで売ってしまいました。

数年使用すると、今度はDENONのターンテーブルにありがちなサーボが効かず高速回転するようになってしまいました。ウーンどうしよう、オークションで動くものを見つけるか? そこで奮起!自分で修理しよう! 多分劣化しやすいトランジスタが壊れたんだろうからそれを交換すれば治るはず。でもどのトランジスタが壊れているかわからない。エエイすべて交換だ!さあ大変これ非常にたくさんのトランジスタを使っているんです。すでに製造中止のものがほとんど。トランジスタ・ハンドブックをにらみ仕様互換のものを見つけ、秋葉原で何軒も回ってやっとそろえました。ついでにカスタムIC以外のIC、フォトカプラ、電解コンデンサも全て交換。半田付けも全てやり直し。ヤッター治りました。これであと10年くらいもつでしょう? これだからアナログは大変だ!

カートリッジの話はまた後で。アナログとの奮闘は続くのであった。

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