オーディオ

レコードプレーヤー探訪 HT-500

その昔結構人気があったレコードプレーヤーを解剖してみました。
Lo-DのHT-500です。
ハードオフでカートリッジとヘッドシェルがないジャンク品(1,080円)を入手。
その後ヤフオクでカートリッジとヘッドシェル(取扱説明書も)付属のジャンク品を
安く落札して聴けるようにしました。

これはお掃除後の状態でそこそこきれいになりました。


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こちらはヤフオク入手のジャンク品で脚が1個不足。
脚はプラスチック製、薄めの底板への取付で高さ調整不可。

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フルオート機ですが中はスッキリ整理されています。

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以前入手したHT-400と比較してみました。左:HT-400、右:HT-500
価格差4,980円以上の差があるように感じます。
HT-500は戦略機で価格以上の物量が投入されていたと考えれば、
HT-400が価格相応なのでしょう。

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顕著な差はキャビネットの板厚とモーターの大きさ。
肝心な部分がコストカットされてしまうのが世の現実です。
その他HT-500はプラッターとアームパイプに制振材料を採用しています。

フルオート機構用に専用モーターがあり、合理化されたメカになっています。

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モーターがキャビネットの板にしっかり取付けられているのは良いです。
プラッター外周の飾りとモーターカバー部はプラスチック製。

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モーターはLo-Dお得意のユニトルクモーター。
軸受けも含めしっかり作られています。

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フルオート機構は簡単に取外せて、組立コストの低減ぶりが分かります。

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アームベース部は価格なりのプラスチック製。

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がっかりしたのはトーンアーム。
アームパイプに制振材(V.C.METAL)を使っているのは良いのですが、
アームの回転部分がプラスチック製でした。
こちらは捨てるので一部を折って材質を確認しました。
アームを支える「C」字型の支柱はアルミ製で何とか強度を保っています。

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アルミプラッター上部にステンレス盤を貼り、
材質(共振周波数)の違いによる接触面の摩擦を利用して制振しています。
プラッターを叩くと「コツコツ」と鳴るのでアルミだけとの違いは良く分かります。
ユニトルクモーターはトルク変動が少ないので、
外周部を厚くして慣性モーメントを稼ぐようなことはしていません。

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フルオート機能は問題なく動作しました。
音楽を楽しむにはこれで十分ではないでしょうか。
私としてはトーンアーム周辺のプラスチック多用が気に入りません。

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ハードオフへ持っていったら取説付きということもあり、
そこそこ高値で売れたので元は取れました(笑)。

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レコードプレーヤー探訪 SL-7D

またしても落札してしまいました。
毎度のジャンク品でDENONのSL-7D
「またしても」と書きましたが前のはSL-71Dなので少し違います。
多分SL-7Dの後継機がSL-71Dです。

何でまたとお思いでしょう。
前回のSL-71Dではモーターを分解しなかったので、
今回はモーターの中身を見たくて入手したのです。

これはお掃除後の状態で、少しは見られるようになりました。


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ゴム脚がつぶれてせんべい状態。
上に物を載せてひどい環境で保管されていたことがうかがえます。

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ACサーボモーターのマニュアル機。
このモーターはLUXのPD282とほぼ同型です。
DENONにしてもLUXにしても安い価格帯にこのモーターを使用。
フジヤのモーターは安く買えたのだろうと思います。

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モーターを取り付けてある鉄板を浮かせるゴムが溶けてドロドロ。
相当ひどい環境で保管されていたのでしょう。
早速モーターをばらします。

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モーター上部のカバーを開けると、回転数検出部が現れます。

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フジヤ系モーターお得意の回転数検出機構で、
前に分解したTOA DD-100やAurex SR-F430のモーターと同じです。


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ローターは薄い銅のカップで、ビクターのACサーボモーターと似ています。
軸は細いですがプラッターが軽いのでこんなものでしょう。

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中央に回転の抵抗となる半円状のプラスチックがあります。
これと同等の機能のものはDENONのACモーターにも付いています。
上の写真でローターの軸に段差があるのが見えますが、
この段差部分が上記のプラスチック片に引っかかって抜くのに一苦労。

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私の推測ですが、ACモーターは電源を切ってもかなり長く回るので、
あまり長く回らないようにしてレコード交換までの時間を少なくするのが、
このプラスチック片の目的ではないかと思います。

ステーターのコイルはち密に巻かれていて魅力的(笑)。

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いつものようにオイルをテクニクスの保守品に交換。
ローターを挿そうとしたのですが、
プラスチック片がひっかかって何度トライしても上手くいきません。
面倒になったのでプラスチック片を外してしまいました。
おかげでモーターをOFFしてもプラッターは2分以上回り続けます。

脚が使い物にならないので交換。
キャビネットに鬼目ナットを打ち込みました。

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DENONのレコードプレーヤーから外しておいた脚を取り付けて完成です。

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モーターを取り付けてある鉄板のゴムが溶けていたので、
ホームセンターでワッシャを買ってきて入れました。

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特に問題なくレコードを聴けました。
これで十分だと思います。
私はモーターを見て満足したので、本機はハードオフへリサイクル。

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レコードプレーヤー探訪 DP-35F

お久ぶりです! 生きてます(笑)。

DENON最後期のモーターが見たくて入手したDP-35F
ハードオフで1080円でした。
専用ヘッドシェルがないので音は聴けないことを承知で入手。

外観は比較的きれいです。

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なぜかゴムシートが裏返しでした。
ヤフオク出品写真でものこの裏返しは結構見かけます。

私が嫌いな電子制御トーンアーム「ダイナミックサーボトレーサー」。
最初は武骨な形状だったのですがこの頃にはすっかりスマートです。

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DENONお得意のプラッター外周部の磁気パルスをヘッドで検出する方式。
この方式は最後まで守られていました。

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プラッターは軽量1kg。

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底板は薄めのプラスチック製で脚も小ぶりなもの。

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キャビネットも薄めのプラスチック製で強度不足は否めません。
(プラッター外周の飾り部分は強度に貢献しているとは思います。)
前記事のDP-30Lより定価は少し高いくらいだと思いますが、
電子制御トーンアームにお金をかけている分、
こういう肝心なところをコストカットしてしまっています。
大きい制御基板はモーター制御とトーンアーム制御で半々くらいの回路。


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トーンアームの水平回転制御部分。
私は電子制御トーンアームはギミックだったと思っています。

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薄いキャビネットなので電源スイッチが縦に取付けられず、
写真のような機構になっています。

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そして気になっていたモーターがこちら。
もはやACサーボモーターではありません。
CD時代を迎え、コストが高いACサーボモーターを使えなくなったのでしょう。
時代の流れを感じさせます。

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モーターは薄いキャビネットに取り付けています。
もはや強度もへったくれもありません。

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ドライブ基板が一体化されています。

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丸い鉄板に機械巻きコイルを4つ貼り付けたただけの組立簡単モーター。
この手の扁平モーター採用の理由は製造コストが安いことに尽きるでしょう。
コアレスと言うけれどベースの鉄板がコアの役目を兼ねています。

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回転軸は必要十分の太さ。
プラッターが軽量なのでローター磁石は薄く径も小さめ。

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軸受けが太くてしっかりしているのが唯一の救いです。

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DENONは拘っていたACサーボモーターを捨て、
DCサーボモーターに切り替えたことを認めたくなかったのか?
「両方向サーボ」とか言っていて、「DC」の文字が見当たりません。

私には魅力が薄いレコードプレーヤーです。
回転は正常のようで、トーンアームの動作は未確認。
このレコードプレーヤー、どうしましょうかね~。

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レコードプレーヤー探訪 DP-30L

今回探訪するレコードプレーヤーはDENONのDP-30Lです。
モーターが見たかったので入手しました。
簡単な動作確認済みで競合者なし。
送料を含めても3000円しませんでした。
付属していた針曲がりカートリッジを売れば落札金額くらいにはなるか?

汚れは少なめで動作は問題ありませんでした。

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底板は標準的な厚さのプラスチック製で脚はゴム製です。
脚を固定するネジは底板の固定も兼ねているので高さ調整はできません。

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キャビネットは硬質樹脂で厚みもあり、指で押したくらいではたわみません。
適所に補強リブがあり、薄手の木製キャビネットよりは剛性が高そうです。
この頃までは廉価品でもキャビネットを疎かにしていなかったように思います。
オートリフトアップ機なのでマニュアル機よりは電気回路が多め。

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これがリフトアップのためのモーター(右側のコイルが巻いてあるもの)です。
機能の割には大げさなモーターに感じます。
バーを左右に動かして左のリストアップのためのカムをゆっくり回します。

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レコードのエンド検出はLEDとcdsで光のなし⇒ありを検出する無接触型。
エンド位置の調整は右端真ん中の白いダイヤルで行うようになっています。
このダイヤルはキャビネット上部からアクセスできます。

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回路は1枚の基板にスッキリまとめられています。
モーターの制御はTCA955(シーメンス製)というIC1個で行っていて、
ドイツシーメンス社製というのがいかにもモーターっぽくて納得。
ちなみにネット上に本機のサービスマニュアル(英文)があり無料入手可能。

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これが気になっていたモーター。
DENONのACサーボモーターとしては3世代目くらいか? 
DENONのACサーボモーター最終章。
この後にもDENONのモータはありますが、DCサーボモーターになります。
小ぶりなモーターが時代の流れを感じさせます。
しっかりした筐体に入っているのは好感が持てます。

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モーターは補強用鉄板ではなく樹脂キャビネットにネジ4本で取付。

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モーターはアウターローター型になっています。

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ローターは厚みがあるしっかりした作りのものです。
軽いターンテーブルなので軸はこのくらいの太さで十分でしょう。
軸の底に軸受けボールが入ったタイプ。

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ステーターコイルの巻き方には合理化の波を感じます。
作りやすくなっているとは思いますが・・・、マニア心をくすぐる要素が減退。
いつものように古いオイルを無水エタノールでクリーニングして、
テクニクスの保守用オイルを再塗布しました。

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ということで使ってみました。
トーンアームは水平回転軸にがたつきがあるかないかくらい。
トーンアームの高さは、普通のカートリッジを標準的なヘッドシェルに取付けた
高さに調整されているので、高さ調整ができなくても問題はないでしょう。
クォーツロックではありませんが回転は安定しています。

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スッキリスマートなデザインは悪くないと思います。
特に不都合なくレコードを楽しめますのでマニアでなければこれで十分。
オートリフトアップがあるので便利です。
良いレコードプレーヤーだと思います。
でも私にとっては面白みが少し不足している感じです。

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レコードプレーヤー探訪 JL-B41

今回入手したのはビクターのJL-B41です。
以前入手したJL-B41Ⅱと比較したくて入手しました。

詳しく確認していないということでジャンク品。
遠方からの出品のためか競合者なしで1000円。
付属カートリッジ(針折れ)を売れば送料分くらいにはなると思い落札。

タバコのヤニ汚れがひどかったです。

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お掃除してヤニさえ落とせば結構きれいになりました。
下の写真はクリーニング後。
これは私のブログ常連のDCモーターですね。

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脚は底板に取り付けられていて高さ調整可能。
この脚はJL-B61と共通ですが、JL-B31の脚とは微妙に形状が異なる物で、
高さが異なるので注意が必要です。

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マニュアル機ですし、回転制御基板はモーター下部にあるのでスカスカ。
モーター以外は電源基板と電源トランスしかありません。
外枠の板厚はそこそこあるし、鉄の補強棒などにお金がかかっています。
トーンアームのシールドは簡易な物になっています。

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こちらはJL-B41Ⅱです。
後継機なので鉄の補強棒がなくなりコストダウンが図られています。
トーンアームのシールドはこちらの方がきちんとしていて改善されています。
モーターと制御回路は全くの別物でACモーターです。

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ターンテーブル(プラッター)はきれいに作られていて、
裏を黒色塗装までする手のかけようです。

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早速モーターを分解してみます。
上部のプラスチックカバーを外すとローターが見えます。
これって前の記事のSR-355と全く同じモーターです。

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モーター軸受けのところにボールベヤリングが入っているタイプです。
オイルはいつものテクニクス保守用に交換。

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トーンアームコードに接触不良があったので別機種から外してあった物に交換。

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元々付いていたのと同じくらいの太さなので固定具もそのまま利用。

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電源コードは一部導線が露出していて危険なので、
こちらも別機種から外してあった物に交換。

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これまたいつものように回転数調整ボリュームを接点復活材で処理すれば、
問題なく使えるレコードプレーヤーになりました。
トーンアームにがたつきはなく、かなりの上物です。

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このままで問題なく使えるのですが・・・。
このモーターにありがちな回転し始めの回転数遅れと、
LPレコードを半分くらいかけたところで定常回転になる部分が、
私の耳では検知不能なピッチ変化だとしても気になってしまいます。

(注)このDCモーターにいくつか触れてみて、モーターの性能としては
   やはりいまいちということになりました。
   ダイレクトドライブ初期に各社に採用されていたにもかかわらず、
   すぐに衰退したのはその性能故かと想像しているところです。

突然ですが、
ここでJL-B41Ⅱのモーターのオイル交換もしてあったので報告します。
中身の違いも見てほしいです。

上部のプラスチックカバーを外すと回転数検出機構が見えます。

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この状態で磁気伝達プレートと一緒にローターを外せますが、
ネット上にあったTT-71のメンテナンス記事と同様に、
回転数検出基板を外してしまいました(右側はカバープレート)。

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ローターは渦電流を発生させる銅製のカップです。
電流が流れれば良いので磁性材である必要はありません。
かなり薄いもので、これがケースとステーターの細い隙間で回転します。
モーター軸受けは太くしっかりした物なので強度的には優秀。
上部のフェライト磁石は回転数検出用です。

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TT-71のDCモーターはローター部がフェライトマグネットで、
回転数検出基板の内径より大きかったので基板を外す必要がありました。

以前入手したJL-B41Ⅱはトーンアームが壊れていたので、
JL-B61用のトーンアームを取付けて使っていました。
その後そのトーンアームは結局元の所へ戻したので、
JL-B41Ⅱはモーターだけ外して解体してしまいました。

ということで上記のとおりDCモーターが気にいらないので、
外してあったJL-B41ⅡのACモーターに換装することにしました。
モーターを取付けてあるプレートやスイッチの配線をまとめて交換します。
ターンテーブル部とスイッチ類を外すとこんな感じになります。

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基板が当たるのでキャビネットを少し削る必要があります。
交換後はご覧のとおり上手くフィットします。

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私はこのACモーターが好きなので今度はこれをオーディオラックに据え付け。
いいですね~。回転の滑らかさや安定感はこちらの方が上ですね。
まあ全くの私の感触なので当てにしないでください(笑)。
ビクターのこのトーンアームはスマートで美しいです!

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この場所は当分これで決まりだと思います。

使い始めて少し気になることがあります。
針圧1.5gのカートリッジを乗せただけでほんの少し回転数が下がります。
最初からほんの少し回転数を上げておけば良いだけのことですが・・・。
気になると言えば気になります。
やはりこのACモーターはトルクが少ないようです。

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レコードプレーヤー探訪 SR-355

まだまだやります(笑)。
今回はオーレックスのSR-355
オーレックスはこれで3台目になります。
これは上面が全面鉄板になっていて、剛性はかなりのものだと思います。
そこに惚れて入手しました。

よく確認せずに落札したらトーンアームのバランスウェイトがありませんでした。
どうりで安いはずです。1,400円也。
状態もあまり良くありません。
まあ、付属していたヘッドシェルとカートリッジ(針折れ)を売れば、
元は取れるでしょう。

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大きな脚なのに高さ調整機能はありません。
脚の中身はよくあるゴムカップなので単なる見た目重視。

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脚は薄めの底板に取り付けられています。

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マニュアル機なので中身はスカスカ。
これも当時多くのメーカーが採用していた例のDCサーボモーターです。
キャビネットの外枠は薄めの板ですが補強はされているし、
天板は鉄板と合板の2重構造なので強度は十分だと思います。

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トーンアームは鉄板に直接取り付けてあります。
シールドケースがないのはコストカットのためでしょう。

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バランスウェイトがないので付属トーンアームは使えません。
痛みもあるし良いものではないので別のトーンアームに交換します。
まずはトーンアームとアームレストを外します。

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天板はご覧のとおり大きな穴はなく、強度が落ちないようになっています。
この広い鉄板のおかげでキャビネットは結構重いです。

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交換するトーンアームはDP-1700(モーターはDP-2000に交換)の
キャビネットに取り付けていたビクターのトーンアームです。

DP-1700の取り付け穴位置だとトーンアームが最内周になったあたりで、
トーンアーム後部がダストカバーにぶつかってしまうため、
ダストカバーを閉めて再生できませんでした。

このキャビネットならダストカバーにぶつからないように設置できます。
トーンアームに合わせアームレストの位置も変更。
φ21mmの穴はホールソーで開けました。
合板の穴も広げています。

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合板の穴はこんなんに広げる必要はありませんでした。

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脚が1個壊れていたのでこちらも交換します。
高さ調整ができる脚を取り付けるために今回はこんなものを使いました。

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これを底板に打ち込みました。

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脚はDP-1700のキャビネットに付けていたビクターのもの。
アームケーブルを通す穴も開けました。

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モーターのオイルも交換します。
モーターの高さとの兼ね合いからモーターは合板の方に取り付けています。
モーターのプラスチックカバーがないので外すとローターが見えます。

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SR-255やPL-1250とは違い、軸受の下にボールベアリングが入っています。
こちらの方が少し高級品のようです。

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プラッターは外周が厚くなっていて慣性質量を稼いでいますが、
中身が抜いてあるためそれほど大きい効果はないと思われます。

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アームベース部のリング板を入れると高すぎて水平がとれなくなるので、
アームベースだけ取り付けるようにしました。

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ということで、オーディオラックの定位置にこいつが収まることになりました。
このトーンアームは使いやすくて経年劣化が少なく良いものです。
がたつきがないのに非常に敏感に動きます。

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しばらく動かさないで電源を入れると、最初モーターの回転が少し遅く、
LPレコードを半分ほどかけたところで定回転になるのはしょうがないでしょう。
遅いといってストロボが少し流れるだけで、
私にはその程度のピッチの変化は分かりません。
お気に入りのビクタートーンアームが使えるのでしばらくこれを常用します。

(注)これまでの体験を総括すると、この初期のDCモーターは回転安定性に
   少々難ありという結論になりました。
   各社がこのモーターをやめて、独自のモーターを採用していくことになる
   のは、このDCモーターの性能面の問題に気付いたからではないのかと
   想像しているところです。

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レコードプレーヤー探訪 PS-3750

私としては珍しいメーカーのレコードプレーヤーを入手しました。
ソニーのPS-3750です。
ソニーのレコードプレーヤーはマニュアル機よりオート機がメインで、
外観はメカニカルなものが多いので、
私の趣味に合わず、これまで積極的に入手しませんでした。
でもここらでソニーのレコードプレーヤーも見ておきたくて入手。

動作未確認のジャンクで\1,200。
動かなくても付属カートリッジをリサイクルすれば元は取れるという魂胆(笑)。
外観は意外ときれいでした。

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ソニー自慢の音響素材SBMCで一体成型したキャビネット。
木製キャビネットが好みの人はこの素材に抵抗感があったりします。

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今回この素材に触れてみて、剛性が高くなかなか良い物だと分かりました。
ターンテーブル(プラッター)を外すとキャビネットの複雑な形状が見えます。

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プラスチックのカバーの下に回転制御基板とトランスがあります。
マニュアル機なのでシンプル。
トランスは防振ゴムを介して載せてあるだけです。

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モーターは黒いカバーの下にあります。
しっかりしたケースに入ったなかなか大型のモーターです。

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ソニー自慢のブラシ・アンド・スロットレス(BSL)モーター。
コギングによるトルクのむらを抑えるために、
原理的にスロットが存在しない構造になっています。

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他とは違うモーターを採用する辺りが「技術のソニー」なのでしょう。
「技術のソニー」、昔はそんな風に言われていたのですが・・・。
軸はかなり太くてしっかりしたローター。

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モーターカバーの裏にこんなものが付いています。
軽く回転し過ぎないように適度な負荷をかけるようになっています。
DENONのモーターも初期は同じ機能の物がモーター上部に付いています。

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トルクむらが少ないモーターなのでプラッターの外周部は薄くなっていて、
慣性質量を稼ぐ(フライホイール効果を得る)ようなことはしていません。

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そしてこれもソニー自慢のマグネディスク・サーボ方式。
プラッター外周付近に着磁してそれを磁気ヘッドで検出して速度制御します。
DENONと似たような方式で検出周波数が高く、
サーボ補償周波数帯域を広くでき、速い応答性により微妙な変動を抑えます。

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裏返して見てもキャビネットの複雑な構造が分かります。
こういう物を作るには精密な金型が必要になり、金型の金額はかなり高価。
たくさん作って売らないと金型費用が償却できません。
これは大量生産していた昔だからできたことです。
脚は高さ調整ができるしっかりした物。

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マニュアル機なので裏のカバーの中はスカスカ。
同じキャビネットを使ったフルオート機があるので、
ここはフルオートのメカや電子回路を入れるためのスペースでしょう。

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動作未確認ジャンク品ですが問題なく使えました。
モーターの回転は安定しているし、キャビネットもしっかりしているし、
良いレコードプレーヤーだと思うのですが難点が・・・(涙)。

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多分モーターからだと思いますが、回転を制御する高周波音が聞こえます。
静かなところではレコードプレーヤーの手前にいても僅かに聞こえるレベル。
ただしMMカートリッジの再生音にこの音は入りません。
(MCカートリッジは所有していないのでどうなるか不明)
経年劣化でコイルなどが緩んで共振しているのでしょうか?

このレコードプレーヤー単体の不具合なのか、
これと同じソニーのBSLモーターに内在する不具合なのか、
1台の状態だけでは判定できません。
まあ一応経年品は注意しておいた方が良いように思います。

レコードは問題なく聴けるので捨てるのはもったいないと思い、
ハードオフでリサイクルしました。

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レコードプレーヤー探訪 SR-F430

またしてもハードオフでジャンクレコードプレーヤーを入手しました。
オーレックス(東芝)のSR-F430という珍品です。540円!
ターンテーブルシートだけでも使えればいいやという感じ(笑)。

ダストカバーを開けやすくするつもりだったのか?吸盤と輪がついていました。
接着剤で付けてあったのでそれを外してもご覧のとおりの惨状。

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本体は意外ときれいでした。

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モーターが下に飛び出しているので脚はかなり大きいものになっています。

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メカ式フルオートなのでトーンアームの動きと共にスライドする金具があり、
これでレコードのエンドを検出しています。

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脚は大きいけれどプラスチックとゴムの安物。
薄い底板に取付てあり高さ調整はできません。

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開けてビックリ! これも電源トランスレスのACサーボモーターでした。
ACサーボモーターのダイレクトドライブはDENONくらいだと思っていましたが、
ビクター、ラックスマンなど多くの機種に採用されていたことが分かってきました。

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なかなか複雑なギヤとカムによるフルオート機構です。

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モーターが大きいのかと思ったらそうではなく、
トーンアームを駆動するメカの駆動力を得るギヤがあり、
その分モーターを脚で浮かせて取付けてあったのです。

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回転制御基板はビクター系搭載のものと似ていますが少し異なっています。

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モーターを外してたらフジヤ・オーディオと書いてありました。
TOAのDD-100に搭載されていたモーター(DCサーボ)と同じメーカーです。
前の記事で紹介したSL-71Dのモーターに書いてあったフジヤ・エレクトとの
関係が気になります。社名を変更したのでしょうか?

モーターケースの一部が開いて中身がむき出しになっている構造は謎です。
アルミダイキャスト製の堅牢な作りが良いです。

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ACサーボモーターはトルクが弱いのでプラッターは軽く、
これはベルトドライブ用のものが流用されています。

P191_2

モーターもばらしてみました。
モーターの裏蓋をはずしたところです。
ローターのカップが通常とはひっくり返った珍しい構造。
回転数検出用のマグネットが貼り付けてあります。
モーターケースの3ヶ所にあるマグネットは回転数抑制のためか?

P192_2

そして裏蓋には回転数検出用の電極があり、
この方式はDD-100のモーターと同じものになっています。
軸受けは金属板なので粘度が高いグリスを塗るしかないでしょう。

P193_2

ローターを抜くには軸上部のギヤと止め金具を外す必要があります。

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ステーターにはコイルが緻密に巻かれています。
こういうモーターを見るとワクワクする私って変でしょうか(笑)。

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ローターカップの取付位置やトーンアーム駆動ギヤ取付位置のせいもあり、
軸が異様に長いです。
プラッターが軽く、ステーター貫通部は長いので細くても大丈夫でしょう。
モーターケースの一部が開いているので水がここに入って腐食したようです。

P196

軸受けにはアームリフター用に買って効果がなかった
モリブデン入りグリスを塗りました。
軸の方にはいつものテクニクスのメンテナンス用オイルを塗りました。

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残念ながらフルオート機構は上手く動かず、
原因が分からなかったので主なところは外してしまいました。
モーターが気に入ったのでマニュアル機として使おうという魂胆。

P198_2

電源ON/OFF用のマイクロスイッチは外してトグルスイッチに交換。
穴を開けやすいところがあったのでそこにスイッチを取付けました。

P199

パイオニアのPL-1250Sに替えてこれをオーディオラックに据え付けました。

P200

しばらく使わないでいて電源を入れると、
回路が温まるまで回転数が若干遅いですが安定はしています。
トーンアームの高さ調整ができないので、普通の高さのカートリッジでは
前下がりになってしまいますがそのままでも問題ありません。
トーンアームにがたつきはありませんでした。

アームベースがプラスチックだったり、
エンド検出メカがトーンアームの負荷になっていたりしますが、
特に不満なく音楽を楽しめます。
レコードプレーヤー本体よりカートリッジが大事です。
写真のカートリッジはオルトフォン520、結構気に入っています。

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レコードプレーヤー探訪 SL-D3

使う気にはならないけれど触れておきたかった
テクニクスのプラスチック製レコードプレーヤー。
ハードオフのジャンク品、SL-D3を入手してみました。
動作するみたいでしたがダストカバーの取付金具がないということで540円!
この値段ならばらして遊んで捨てても惜しくはないでしょう。

ハードオフのジャンクは無造作に積んであるのでダストカバーは傷だらけ。
本体には意外と傷がなく汚れも少なめです。

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後ろの両側にある四角い部分にダストカバー取付金具が入っていません。

P163

テクニクス定番のDCモーター。
とにかくたくさん生産してこなれたパーツなので安定性は抜群。
私はこのモーターが結構好きです。

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ローターマグネットはプラッター側に取り付け。
外周部の肉厚はそれほど厚くないので慣性質量は少なめです。

P165_2

脚はゴム製で高さ調整はできません。
脚取付ネジは底板の固定ネジも兼ねています。

P166

この底板は厚みがあって重量もあります。
安い割にはなかなか良い配慮です。

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本体は薄いプラスチック製でリブで補強しても強度不足は否めません。
振動の吸収特性に優れた音響素材TNRCによる防振構造とのことですが、
私は強度を最優先にする主義なのでプラスチックはどうも・・・。

P168_2

こんな複雑なフルオートメカなのに未だに正常に動く技術は優秀。
モーター軸を下に伸ばしてギヤを介してトーンアーム駆動力を得ています。

P169

ということでフルオートメカが正常動作するのでお掃除しました。
トーンアームにもがたつきはありません。

P170_2

こうして見ると意外と悪くなく、これはこれで良いと思えてきました。
ならばダストカバーを取り付けたいということで、
このレコードプレーヤーを買ったところとは別のハードオフへ。
ちなみに私の家は2件あるハードオフの中間くらいの位置にあります。

ジャンクレコードプレーヤーSL-B303がありました。
ダストカバーの付け根が折れていてベルトがなく動かないもの。324円也。
これなら金具だけ取ってあとは捨てても惜しくないです(笑)。

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外観は意外ときれいです。
後ろの両側にダストカバー保持金具が入っています。

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この黒い金具がほしかったのです。

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一応中身を確認しておきましょう。
底板は薄い板で脚は本当にオマケ程度。

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これもフルオートですがDL-D3とは少し異なるメカです。
薄いプラスチックの本体はSL-D3と同材質のもの。

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面白い機構がありました。
プラッターに付いている仕掛けなんですけど分かりますか?

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本体側はこんなメカ。

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プラッターの裏にはこんなメカ。
劣化したゴムベルト(純正品ではなさそう)がプラッターに付着したままです。

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ゴムシートには穴が開いています。
どうやらこの爪でレコードのサイズを検出するようです。

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光で検出する方式は知っていましたが、メカ式があるとは知りませんでした。
高いゴムベルトを買って修理する程のものではないのでこれは捨てました。

無事ダストカバーが取り付けられたので改めて聴いてみました。
音に特に気になるようなところはなく音楽を十分楽しめます。

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プラスチック製は主義に反するなんて書いていましたが、
フルオートですし、これはこれで使い心地が良いレコードプレーヤーです。
プラスチック製だからダメというものではないと改心しました(笑)。
これを常用機にしようかとも思いましたが結局リサイクル。

すぐ手が届くところに音楽を置いておきたい私は、
最近こういうオーディオ機器が良いと思えるようになりました。
ただしカートリッジはある程度お金をかけないとダメです。
たくさん聴いてそれは確たるものになっています。

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レコードプレーヤー探訪 SL-71D

前から使ってみたかったレコードプレーヤーをヤフオクで入手しました。
DENONのSL-71Dです。
DPシリーズの下に位置する普及価格品(\42,800)。

落札価格は安かったのですが、
遠方からの出品なので送料が高くなってしまいました。
状態はあまり良くなく、電源スイッチが押されたまま戻らないということで安値。

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付属していたアーピスのカートリッジを売れば元は取れるという目論み。
そこそこ厚みがある鉄板にモーターを取り付けているので強度的に有利です。
こういうところで手抜きをしないのはさすがDENON。

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裏返すと突き出るモーター部にカバーがあります。
底板は薄く、脚は木枠取付ですが価格なりのゴム製で高さ調整はできません。

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マニュアル機なので中身はスカスカ。
この回転制御基板と電源トランスレスから分かると思いますが、
DENON主流機とは異なる例のACサーボモーターです。
このモーターに興味があっての入手です。

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押されたまま戻らかったスイッチ、
いまいちアクションが分からなかったのですが、
CRC5-56を吹き付けたらあっさり戻るようになりました。
前の所有者はスイッチノブを無理やり引っ張って戻そうとしたみたいで、
上面のスイッチノブに傷がありました。

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トーンアームコード接続部分には気持ち程度のシールド板。
トーンアームは化粧も兼ねたアルミプレートにしっかり固定されています。

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そしてこれがACサーボモーター。
ビクターJL-B31、マイクロDD-5などと同じアウターローター型。
軸受け部分の構造は少し異なっています。
LUXのPD282はこれとほぼ同型のモーターです。

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銘板に書いてあるフジヤ・エレクトってどんな会社なのか不明です。
TOAのDD100の扁平モーターに書いてあったフジヤ・オーディオと同じ会社?
この会社がモーターを製造して、
色々なオーディオメーカーへ供給していたということだと思うのですが・・・。

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回転制御基板はJL-B31などと類似のものです。

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トルクが少ないACサーボモーターなので、
プラッターは外周部に厚みを持たせること(慣性質量の増加)もなく軽量。
トルク変動が少ないモーターなのでこれでも十分滑らかに回ります。
ストロボパターンが水平になっているこの形状は結構好きです。

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回転数調整ボリュームの接触不良は変動に直結するので接点復活材処理。
45回転はなぜか回転が少し不安定。
トーンアームにがたつきはなく、黒色のスマートな形状がカッコイイです。
ただし高さ調整ができないのが残念。
トーンアーム軸のネジを緩めれば少し調整可能ですけれど、
多分これは分解用のネジです。

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いつもながら思うのですが音楽を楽しむにはこれで十分です。
これを常用機にしても良いと思いつつも、微妙に納得できないところがあり、
全体的なデザインがちょっとダサイのが気に入らずリサイクルとなりました。

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