オーディオ

レコードプレーヤー探訪 DP-30L

今回探訪するレコードプレーヤーはDENONのDP-30Lです。
モーターが見たかったので入手しました。
簡単な動作確認済みで競合者なし。
送料を含めても3000円しませんでした。
付属していた針曲がりカートリッジを売れば落札金額くらいにはなるか?

汚れは少なめで動作は問題ありませんでした。

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底板は標準的な厚さのプラスチック製で脚はゴム製です。
脚を固定するネジは底板の固定も兼ねているので高さ調整はできません。

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キャビネットは硬質樹脂で厚みもあり、指で押したくらいではたわみません。
適所に補強リブがあり、薄手の木製キャビネットよりは剛性が高そうです。
この頃までは廉価品でもキャビネットを疎かにしていなかったように思います。
オートリフトアップ機なのでマニュアル機よりは電気回路が多め。

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これがリフトアップのためのモーター(右側のコイルが巻いてあるもの)です。
機能の割には大げさなモーターに感じます。
バーを左右に動かして左のリストアップのためのカムをゆっくり回します。

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レコードのエンド検出はLEDとcdsで光のなし⇒ありを検出する無接触型。
エンド位置の調整は右端真ん中の白いダイヤルで行うようになっています。
このダイヤルはキャビネット上部からアクセスできます。

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回路は1枚の基板にスッキリまとめられています。
モーターの制御はTCA955(シーメンス製)というIC1個で行っていて、
ドイツシーメンス社製というのがいかにもモーターっぽくて納得。
ちなみにネット上に本機のサービスマニュアル(英文)があり無料入手可能。

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これが気になっていたモーター。
DENONのACサーボモーターとしては3世代目くらいか? 
DENONのACサーボモーター最終章。
この後にもDENONのモータはありますが、DCサーボモーターになります。
小ぶりなモーターが時代の流れを感じさせます。
しっかりした筐体に入っているのは好感が持てます。

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モーターは補強用鉄板ではなく樹脂キャビネットにネジ4本で取付。

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モーターはアウターローター型になっています。

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ローターは厚みがあるしっかりした作りのものです。
軽いターンテーブルなので軸はこのくらいの太さで十分でしょう。
軸の底に軸受けボールが入ったタイプ。

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ステーターコイルの巻き方には合理化の波を感じます。
作りやすくなっているとは思いますが・・・、マニア心をくすぐる要素が減退。
いつものように古いオイルを無水エタノールでクリーニングして、
テクニクスの保守用オイルを再塗布しました。

P83

ということで使ってみました。
トーンアームは水平回転軸にがたつきがあるかないかくらい。
トーンアームの高さは、普通のカートリッジを標準的なヘッドシェルに取付けた
高さに調整されているので、高さ調整ができなくても問題はないでしょう。
クオーツロックではありませんが回転は安定しています。

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スッキリスマートなデザインは悪くないと思います。
特に不都合なくレコードを楽しめますのでマニアでなければこれで十分。
オートリフトアップがあるので便利です。
良いレコードプレーヤーだと思います。
でも私にとっては面白みが少し不足している感じです。

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レコードプレーヤー探訪 JL-B41

今回入手したのはビクターのJL-B41です。
以前入手したJL-B41Ⅱと比較したくて入手しました。

詳しく確認していないということでジャンク品。
遠方からの出品のためか競合者なしで1000円。
付属カートリッジ(針折れ)を売れば送料分くらいにはなると思い落札。

タバコのヤニ汚れがひどかったです。

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お掃除してヤニさえ落とせば結構きれいになりました。
下の写真はクリーニング後。
これは私のブログ常連のDCモーターですね。

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脚は底板に取り付けられていて高さ調整可能。
この脚はJL-B61と共通ですが、JL-B31の脚とは微妙に形状が異なる物で、
高さが異なるので注意が必要です。

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マニュアル機ですし、回転制御基板はモーター下部にあるのでスカスカ。
モーター以外は電源基板と電源トランスしかありません。
外枠の板厚はそこそこあるし、鉄の補強棒などにお金がかかっています。
トーンアームのシールドは簡易な物になっています。

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こちらはJL-B41Ⅱです。
後継機なので鉄の補強棒がなくなりコストダウンが図られています。
トーンアームのシールドはこちらの方がきちんとしていて改善されています。
モーターと制御回路は全くの別物でACモーターです。

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ターンテーブル(プラッター)はきれいに作られていて、
裏を黒色塗装までする手のかけようです。

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早速モーターを分解してみます。
上部のプラスチックカバーを外すとローターが見えます。
これって前の記事のSR-355と全く同じモーターです。

P61_2

モーター軸受けのところにボールベヤリングが入っているタイプです。
オイルはいつものテクニクス保守用に交換。

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トーンアームコードに接触不良があったので別機種から外してあった物に交換。

P63_2

元々付いていたのと同じくらいの太さなので固定具もそのまま利用。

P64_2

電源コードは一部導線が露出していて危険なので、
こちらも別機種から外してあった物に交換。

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これまたいつものように回転数調整ボリュームを接点復活材で処理すれば、
問題なく使えるレコードプレーヤーになりました。
トーンアームにがたつきはなく、かなりの上物です。

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このままで問題なく使えるのですが・・・。
このモーターにありがちな回転し始めの回転数遅れと、
LPレコードを半分くらいかけたところで定常回転になる部分が、
私の耳では検知不能なピッチ変化だとしても気になってしまいます。

(注)このDCモーターにいくつか触れてみて、モーターの性能としては
   やはりいまいちということになりました。
   ダイレクトドライブ初期に各社に採用されていたにもかかわらず、
   すぐに衰退したのはその性能故かと想像しているところです。

突然ですが、
ここでJL-B41Ⅱのモーターのオイル交換もしてあったので報告します。
中身の違いも見てほしいです。

上部のプラスチックカバーを外すと回転数検出機構が見えます。

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この状態で磁気伝達プレートと一緒にローターを外せますが、
ネット上にあったTT-71のメンテナンス記事と同様に、
回転数検出基板を外してしまいました(右側はカバープレート)。

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ローターは渦電流を発生させる銅製のカップです。
電流が流れれば良いので磁性材である必要はありません。
かなり薄いもので、これがケースとステーターの細い隙間で回転します。
モーター軸受けは太くしっかりした物なので強度的には優秀。
上部のフェライト磁石は回転数検出用です。

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TT-71のDCモーターはローター部がフェライトマグネットで、
回転数検出基板の内径より大きかったので基板を外す必要がありました。

以前入手したJL-B41Ⅱはトーンアームが壊れていたので、
JL-B61用のトーンアームを取付けて使っていました。
その後そのトーンアームは結局元の所へ戻したので、
JL-B41Ⅱはモーターだけ外して解体してしまいました。

ということで上記のとおりDCモーターが気にいらないので、
外してあったJL-B41ⅡのACモーターに換装することにしました。
モーターを取付けてあるプレートやスイッチの配線をまとめて交換します。
ターンテーブル部とスイッチ類を外すとこんな感じになります。

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基板が当たるのでキャビネットを少し削る必要があります。
交換後はご覧のとおり上手くフィットします。

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私はこのACモーターが好きなので今度はこれをオーディオラックに据え付け。
いいですね~。回転の滑らかさや安定感はこちらの方が上ですね。
まあ全くの私の感触なので当てにしないでください(笑)。
ビクターのこのトーンアームはスマートで美しいです!

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この場所は当分これで決まりだと思います。

使い始めて少し気になることがあります。
針圧1.5gのカートリッジを乗せただけでほんの少し回転数が下がります。
最初からほんの少し回転数を上げておけば良いだけのことですが・・・。
気になると言えば気になります。
やはりこのACモーターはトルクが少ないようです。

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レコードプレーヤー探訪 SR-355

まだまだやります(笑)。
今回はオーレックスのSR-355
オーレックスはこれで3台目になります。
これは上面が全面鉄板になっていて、剛性はかなりのものだと思います。
そこに惚れて入手しました。

よく確認せずに落札したらトーンアームのバランスウェイトがありませんでした。
どうりで安いはずです。1,400円也。
状態もあまり良くありません。
まあ、付属していたヘッドシェルとカートリッジ(針折れ)を売れば、
元は取れるでしょう。

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大きな脚なのに高さ調整機能はありません。
脚の中身はよくあるゴムカップなので単なる見た目重視。

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脚は薄めの底板に取り付けられています。

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マニュアル機なので中身はスカスカ。
これも当時多くのメーカーが採用していた例のDCサーボモーターです。
キャビネットの外枠は薄めの板ですが補強はされているし、
天板は鉄板と合板の2重構造なので強度は十分だと思います。

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トーンアームは鉄板に直接取り付けてあります。
シールドケースがないのはコストカットのためでしょう。

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バランスウェイトがないので付属トーンアームは使えません。
痛みもあるし良いものではないので別のトーンアームに交換します。
まずはトーンアームとアームレストを外します。

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天板はご覧のとおり大きな穴はなく、強度が落ちないようになっています。
この広い鉄板のおかげでキャビネットは結構重いです。

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交換するトーンアームはDP-1700(モーターはDP-2000に交換)の
キャビネットに取り付けていたビクターのトーンアームです。

DP-1700の取り付け穴位置だとトーンアームが最内周になったあたりで、
トーンアーム後部がダストカバーにぶつかってしまうため、
ダストカバーを閉めて再生できませんでした。

このキャビネットならダストカバーにぶつからないように設置できます。
トーンアームに合わせアームレストの位置も変更。
φ21mmの穴はホールソーで開けました。
合板の穴も広げています。

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合板の穴はこんなんに広げる必要はありませんでした。

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脚が1個壊れていたのでこちらも交換します。
高さ調整ができる脚を取り付けるために今回はこんなものを使いました。

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これを底板に打ち込みました。

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脚はDP-1700のキャビネットに付けていたビクターのもの。
アームケーブルを通す穴も開けました。

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モーターのオイルも交換します。
モーターの高さとの兼ね合いからモーターは合板の方に取り付けています。
モーターのプラスチックカバーがないので外すとローターが見えます。

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SR-255やPL-1250とは違い、軸受の下にボールベアリングが入っています。
こちらの方が少し高級品のようです。

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プラッターは外周が厚くなっていて慣性質量を稼いでいますが、
中身が抜いてあるためそれほど大きい効果はないと思われます。

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アームベース部のリング板を入れると高すぎて水平がとれなくなるので、
アームベースだけ取り付けるようにしました。

P53

ということで、オーディオラックの定位置にこいつが収まることになりました。
このトーンアームは使いやすくて経年劣化が少なく良いものです。
がたつきがないのに非常に敏感に動きます。

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しばらく動かさないで電源を入れると、最初モーターの回転が少し遅く、
LPレコードを半分ほどかけたところで定回転になるのはしょうがないでしょう。
遅いといってストロボが少し流れるだけで、
私にはその程度のピッチの変化は分かりません。
お気に入りのビクタートーンアームが使えるのでしばらくこれを常用します。

(注)これまでの体験を総括すると、この初期のDCモーターは回転安定性に
   少々難ありという結論になりました。
   各社がこのモーターをやめて、独自のモーターを採用していくことになる
   のは、このDCモーターの性能面の問題に気付いたからではないのかと
   想像しているところです。

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レコードプレーヤー探訪 PS-3750

私としては珍しいメーカーのレコードプレーヤーを入手しました。
ソニーのPS-3750です。
ソニーのレコードプレーヤーはマニュアル機よりオート機がメインで、
外観はメカニカルなものが多いので、
私の趣味に合わず、これまで積極的に入手しませんでした。
でもここらでソニーのレコードプレーヤーも見ておきたくて入手。

動作未確認のジャンクで\1,200。
動かなくても付属カートリッジをリサイクルすれば元は取れるという魂胆(笑)。
外観は意外ときれいでした。

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ソニー自慢の音響素材SBMCで一体成型したキャビネット。
木製キャビネットが好みの人はこの素材に抵抗感があったりします。

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今回この素材に触れてみて、剛性が高くなかなか良い物だと分かりました。
ターンテーブル(プラッター)を外すとキャビネットの複雑な形状が見えます。

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プラスチックのカバーの下に回転制御基板とトランスがあります。
マニュアル機なのでシンプル。
トランスは防振ゴムを介して載せてあるだけです。

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モーターは黒いカバーの下にあります。
しっかりしたケースに入ったなかなか大型のモーターです。

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ソニー自慢のブラシ・アンド・スロットレス(BSL)モーター。
コギングによるトルクのむらを抑えるために、
原理的にスロットが存在しない構造になっています。

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他とは違うモーターを採用する辺りが「技術のソニー」なのでしょう。
「技術のソニー」、昔はそんな風に言われていたのですが・・・。
軸はかなり太くてしっかりしたローター。

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モーターカバーの裏にこんなものが付いています。
軽く回転し過ぎないように適度な負荷をかけるようになっています。
DENONのモーターも初期は同じ機能の物がモーター上部に付いています。

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トルクむらが少ないモーターなのでプラッターの外周部は薄くなっていて、
慣性質量を稼ぐ(フライホイール効果を得る)ようなことはしていません。

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そしてこれもソニー自慢のマグネディスク・サーボ方式。
プラッター外周付近に着磁してそれを磁気ヘッドで検出して速度制御します。
DENONと似たような方式で検出周波数が高く、
サーボ補償周波数帯域を広くでき、速い応答性により微妙な変動を抑えます。

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裏返して見てもキャビネットの複雑な構造が分かります。
こういう物を作るには精密な金型が必要になり、金型の金額はかなり高価。
たくさん作って売らないと金型費用が償却できません。
これは大量生産していた昔だからできたことです。
脚は高さ調整ができるしっかりした物。

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マニュアル機なので裏のカバーの中はスカスカ。
同じキャビネットを使ったフルオート機があるので、
ここはフルオートのメカや電子回路を入れるためのスペースでしょう。

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動作未確認ジャンク品ですが問題なく使えました。
モーターの回転は安定しているし、キャビネットもしっかりしているし、
良いレコードプレーヤーだと思うのですが難点が・・・(涙)。

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多分モーターからだと思いますが、回転を制御する高周波音が聞こえます。
静かなところではレコードプレーヤーの手前にいても僅かに聞こえるレベル。
ただしMMカートリッジの再生音にこの音は入りません。
(MCカートリッジは所有していないのでどうなるか不明)
経年劣化でコイルなどが緩んで共振しているのでしょうか?

このレコードプレーヤー単体の不具合なのか、
これと同じソニーのBSLモーターに内在する不具合なのか、
1台の状態だけでは判定できません。
まあ一応経年品は注意しておいた方が良いように思います。

レコードは問題なく聴けるので捨てるのはもったいないと思い、
ハードオフでリサイクルしました。

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レコードプレーヤー探訪 SR-F430

またしてもハードオフでジャンクレコードプレーヤーを入手しました。
オーレックス(東芝)のSR-F430という珍品です。540円!
ターンテーブルシートだけでも使えればいいやという感じ(笑)。

ダストカバーを開けやすくするつもりだったのか?吸盤と輪がついていました。
接着剤で付けてあったのでそれを外してもご覧のとおりの惨状。

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本体は意外ときれいでした。

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モーターが下に飛び出しているので脚はかなり大きいものになっています。

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メカ式フルオートなのでトーンアームの動きと共にスライドする金具があり、
これでレコードのエンドを検出しています。

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脚は大きいけれどプラスチックとゴムの安物。
薄い底板に取付てあり高さ調整はできません。

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開けてビックリ! これも電源トランスレスのACサーボモーターでした。
ACサーボモーターのダイレクトドライブはDENONくらいだと思っていましたが、
ビクター、ラックスマンなど多くの機種に採用されていたことが分かってきました。

P186

なかなか複雑なギヤとカムによるフルオート機構です。

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モーターが大きいのかと思ったらそうではなく、
トーンアームを駆動するメカの駆動力を得るギヤがあり、
その分モーターを脚で浮かせて取付けてあったのです。

P188

回転制御基板はビクター系搭載のものと似ていますが少し異なっています。

P189

モーターを外してたらフジヤ・オーディオと書いてありました。
TOAのDD-100に搭載されていたモーター(DCサーボ)と同じメーカーです。
前の記事で紹介したSL-71Dのモーターに書いてあったフジヤ・エレクトとの
関係が気になります。社名を変更したのでしょうか?

モーターケースの一部が開いて中身がむき出しになっている構造は謎です。
アルミダイキャスト製の堅牢な作りが良いです。

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ACサーボモーターはトルクが弱いのでプラッターは軽く、
これはベルトドライブ用のものが流用されています。

P191_2

モーターもばらしてみました。
モーターの裏蓋をはずしたところです。
ローターのカップが通常とはひっくり返った珍しい構造。
回転数検出用のマグネットが貼り付けてあります。
モーターケースの3ヶ所にあるマグネットは回転数抑制のためか?

P192_2

そして裏蓋には回転数検出用の電極があり、
この方式はDD-100のモーターと同じものになっています。
軸受けは金属板なので粘度が高いグリスを塗るしかないでしょう。

P193_2

ローターを抜くには軸上部のギヤと止め金具を外す必要があります。

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ステーターにはコイルが緻密に巻かれています。
こういうモーターを見るとワクワクする私って変でしょうか(笑)。

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ローターカップの取付位置やトーンアーム駆動ギヤ取付位置のせいもあり、
軸が異様に長いです。
プラッターが軽く、ステーター貫通部は長いので細くても大丈夫でしょう。
モーターケースの一部が開いているので水がここに入って腐食したようです。

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軸受けにはアームリフター用に買って効果がなかった
モリブデン入りグリスを塗りました。
軸の方にはいつものテクニクスのメンテナンス用オイルを塗りました。

P197

残念ながらフルオート機構は上手く動かず、
原因が分からなかったので主なところは外してしまいました。
モーターが気に入ったのでマニュアル機として使おうという魂胆。

P198_2

電源ON/OFF用のマイクロスイッチは外してトグルスイッチに交換。
穴を開けやすいところがあったのでそこにスイッチを取付けました。

P199

パイオニアのPL-1250Sに替えてこれをオーディオラックに据え付けました。

P200

しばらく使わないでいて電源を入れると、
回路が温まるまで回転数が若干遅いですが安定はしています。
トーンアームの高さ調整ができないので、普通の高さのカートリッジでは
前下がりになってしまいますがそのままでも問題ありません。
トーンアームにがたつきはありませんでした。

アームベースがプラスチックだったり、
エンド検出メカがトーンアームの負荷になっていたりしますが、
特に不満なく音楽を楽しめます。
レコードプレーヤー本体よりカートリッジが大事です。
写真のカートリッジはオルトフォン520、結構気に入っています。

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レコードプレーヤー探訪 SL-D3

使う気にはならないけれど触れておきたかった
テクニクスのプラスチック製レコードプレーヤー。
ハードオフのジャンク品、SL-D3を入手してみました。
動作するみたいでしたがダストカバーの取付金具がないということで540円!
この値段ならばらして遊んで捨てても惜しくはないでしょう。

ハードオフのジャンクは無造作に積んであるのでダストカバーは傷だらけ。
本体には意外と傷がなく汚れも少なめです。

P162

後ろの両側にある四角い部分にダストカバー取付金具が入っていません。

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テクニクス定番のDCモーター。
とにかくたくさん生産してこなれたパーツなので安定性は抜群。
私はこのモーターが結構好きです。

P164

ローターマグネットはプラッター側に取り付け。
外周部の肉厚はそれほど厚くないので慣性質量は少なめです。

P165_2

脚はゴム製で高さ調整はできません。
脚取付ネジは底板の固定ネジも兼ねています。

P166

この底板は厚みがあって重量もあります。
安い割にはなかなか良い配慮です。

P167

本体は薄いプラスチック製でリブで補強しても強度不足は否めません。
振動の吸収特性に優れた音響素材TNRCによる防振構造とのことですが、
私は強度を最優先にする主義なのでプラスチックはどうも・・・。

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こんな複雑なフルオートメカなのに未だに正常に動く技術は優秀。
モーター軸を下に伸ばしてギヤを介してトーンアーム駆動力を得ています。

P169

ということでフルオートメカが正常動作するのでお掃除しました。
トーンアームにもがたつきはありません。

P170_2

こうして見ると意外と悪くなく、これはこれで良いと思えてきました。
ならばダストカバーを取り付けたいということで、
このレコードプレーヤーを買ったところとは別のハードオフへ。
ちなみに私の家は2件あるハードオフの中間くらいの位置にあります。

ジャンクレコードプレーヤーSL-B303がありました。
ダストカバーの付け根が折れていてベルトがなく動かないもの。324円也。
これなら金具だけ取ってあとは捨てても惜しくないです(笑)。

P171

外観は意外ときれいです。
後ろの両側にダストカバー保持金具が入っています。

P172

この黒い金具がほしかったのです。

P173

一応中身を確認しておきましょう。
底板は薄い板で脚は本当にオマケ程度。

P174

これもフルオートですがDL-D3とは少し異なるメカです。
薄いプラスチックの本体はSL-D3と同材質のもの。

P175

面白い機構がありました。
プラッターに付いている仕掛けなんですけど分かりますか?

P176

本体側はこんなメカ。

P177

プラッターの裏にはこんなメカ。
劣化したゴムベルト(純正品ではなさそう)がプラッターに付着したままです。

P178

ゴムシートには穴が開いています。
どうやらこの爪でレコードのサイズを検出するようです。

P179_2

光で検出する方式は知っていましたが、メカ式があるとは知りませんでした。
高いゴムベルトを買って修理する程のものではないのでこれは捨てました。

無事ダストカバーが取り付けられたので改めて聴いてみました。
音に特に気になるようなところはなく音楽を十分楽しめます。

P180

プラスチック製は主義に反するなんて書いていましたが、
フルオートですし、これはこれで使い心地が良いレコードプレーヤーです。
プラスチック製だからダメというものではないと改心しました(笑)。
これを常用機にしようかとも思いましたが結局リサイクル。

すぐ手が届くところに音楽を置いておきたい私は、
最近こういうオーディオ機器が良いと思えるようになりました。
ただしカートリッジはある程度お金をかけないとダメです。
たくさん聴いてそれは確たるものになっています。

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レコードプレーヤー探訪 SL-71D

前から使ってみたかったレコードプレーヤーをヤフオクで入手しました。
DENONのSL-71Dです。
DPシリーズの下に位置する普及価格品(\42,800)。

落札価格は安かったのですが、
遠方からの出品なので送料が高くなってしまいました。
状態はあまり良くなく、電源スイッチが押されたまま戻らないということで安値。

P151

付属していたアーピスのカートリッジを売れば元は取れるという目論み。
そこそこ厚みがある鉄板にモーターを取り付けているので強度的に有利です。
こういうところで手抜きをしないのはさすがDENON。

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裏返すと突き出るモーター部にカバーがあります。
底板は薄く、脚は木枠取付ですが価格なりのゴム製で高さ調整はできません。

P153

マニュアル機なので中身はスカスカ。
この回転制御基板と電源トランスレスから分かると思いますが、
DENON主流機とは異なる例のACサーボモーターです。
このモーターに興味があっての入手です。

P154

押されたまま戻らかったスイッチ、
いまいちアクションが分からなかったのですが、
CRC5-56を吹き付けたらあっさり戻るようになりました。
前の所有者はスイッチノブを無理やり引っ張って戻そうとしたみたいで、
上面のスイッチノブに傷がありました。

P155

トーンアームコード接続部分には気持ち程度のシールド板。
トーンアームは化粧も兼ねたアルミプレートにしっかり固定されています。

P156

そしてこれがACサーボモーター。
ビクターJL-B31、マイクロDD-5などと同じアウターローター型。
軸受け部分の構造は少し異なっています。

P157_2

銘板に書いてあるフジヤ・エレクトってどんな会社なのか不明です。
TOAのDD100の扁平モーターに書いてあったフジヤ・オーディオと同じ会社?
この会社がモーターを製造して、
色々なオーディオメーカーへ供給していたということだと思うのですが・・・。

P158

回転制御基板はJL-B31などと類似のものです。

P159

トルクが少ないACサーボモーターなので、
プラッターは外周部に厚みを持たせること(慣性質量の増加)もなく軽量。
トルク変動が少ないモーターなのでこれでも十分滑らかに回ります。
ストロボパターンが水平になっているこの形状は結構好きです。

P160_2

回転数調整ボリュームの接触不良は変動に直結するので接点復活材処理。
45回転はなぜか回転が少し不安定。
トーンアームにがたつきはなく、黒色のスマートな形状がカッコイイです。
ただし高さ調整ができないのが残念。
トーンアーム軸のネジを緩めれば少し調整可能ですけれど、
多分これは分解用のネジです。

P161

いつもながら思うのですが音楽を楽しむにはこれで十分です。
これを常用機にしても良いと思いつつも、微妙に納得できないところがあり、
全体的なデザインがちょっとダサイのが気に入らずリサイクルとなりました。

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ジャンクレコードプレーヤーを解体調査

ほとんど病気です(笑)。
ハードオフに気になるジャンク品があるとつい買ってしまいます。

まずはパイオニアのPL-1250
PL-1250Sがあるんだからいらないんですけれどつい・・・。
チェック時音が出なかったとかで1080円でした。

とにかくタバコのヤニ汚れがひどかったのですが、
掃除でこのくらいのレベルには出来ました。

P128

木目調シートが破れていたので前面部分は全て剥いでしまいました。

P129

ブチルゴムのターンテーブルシートはとにかく表面が傷つきやすいです。
擦り傷で白くなってしまうのが難点。
底面が鉄板というのは強度的には良いと思います。

P130

アレッ! 鳴きを防ぐ防振材が減ってしまっています。
左が今回のPL-1250、右がPL-1250Sです。

P131

マイナーチェンジでコストカットされてしまったのでしょう。
中身にもコストカットの痕跡が・・・。

P132

トーンアームの下にあったスタビライザー的な5mm厚鉄板が、
スイッチを取り付ける鉄板と一体化されて薄くなってしまっています。
まあこの構造でも強度的には十分なものがあり良心的だとは思います。

P133

日本電産製らしい量産普及品のモーターですが性能は十分だと思います。
ターンテーブルを支えるモーターはこれくらいしっかりしていないと困ります。

P134_2

モーター軸には再注油しています。
33回転は安定しているのに45回転は少し不安定。

P135

チェック時音が出なかったはずなのに問題なく音は出ます。
トーンアームの水平回転部にがたつきがあるのが少し気になります。

音楽を聴いて楽しむにはこれ以上いらないと思います。
中学生の頃にカタログを見て楽しんでいたレコードプレーヤー。
懐かしいです。

続きましてLo-D(日立)のHT-400
108円だったので買ってしまいました。
この上級機HT-500は当時評価が高かった機種です。

P136

ストレートアームはカートリッジが簡単に変えられないので使う気になりません。
ローマス・ハイコンプライアンス時代を象徴するトーンアームで華奢なもの。
なのに付属カートリッジがローマスでもハイコンでもないMT24とは、トホホッ。
付属していた針折れカートリッジと専用ヘッドシェルを売ったら儲かりました(笑)。

底板は薄っぺらい板で脚もご覧の通りのお粗末なもの。
1個取れています。

P137

この時代になると安いレコードプレーヤーはすっかりコストカットされた作り。
フルオートでこのスカスカぶりは生産性向上の成果です。

P138

フルオート機構にお金がかかるので他は(特に強度は)おろそか。
トーンアームの駆動は専用モーターで行い機構もスマートになっています。

P139

オーディオ機器の生産性の向上は目覚ましい進化を遂げます。
クォーツロックの制御回路も合理化が進み、トーンアームの制御回路も含めて
この基板1枚に収まってしまう電子技術の進化ぶりは凄いです。

P140

モーターと制御基板を一体化させ、とにかく生産性を向上させています。
生産性の向上とはいかに安く速く組み立てられるかということです。

P141

モーターを取り付ける部分が薄いプラスチックというのは残念至極。
電源トランスも防振処理なしで筐体に取り付けてあります。

P142

これを買ったのはユニトルクモーターが見たかったから。
技術的には凄いけれど見た目は単なる扁平モーター。
周波数発生器のコイルパターン基板を制御基板と一体化。
軸は短いけれどその分太く、軽いターンテーブルなので十分な気がします。

P143_2

固定子コイルと回転子磁石の間に基板があります。
モーターベースはこんなに薄く平らな鉄板なので強度不足は明らかです。

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ターンテーブル(プラッター)は外周に厚みがなく慣性質量が小さいもの。
このモーターですからトルクが小さく慣性質量を増すと制御できないのかも。
まあユニトルクモーターなら慣性質量に頼らなくてもスムーズに回るでしょう。

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HT-400、私的には使いたいと思える要素がほとんどありません。
ターンテーブルシートはとっておくとして他はガレキ行き決定。 m(_ _)m
ちなみにモーターは正常回転していました。
多分フルオート機能も生きていると思います。

PL-1250もHT-400も定価45000円です。
時代によるもの作りの違いがハッキリ出ていて面白いと思いました。

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久しぶりにカートリッジの話題

久しぶりにカートリッジで遊んでみました。

まずナガオカ(ジュエルトーン)のMP-10をヤフオクで落札。
あまり人気がないカートリッジなので安かったです。
このヘッドシェル付きで2100円はかなりお買い得。
銘板のロゴが新しいものになっているので後期のものなのかもしれません。

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接合ダイヤ丸針ですが十分楽しめます。
ジュエルトーンの頑丈なヘッドシェルが好きです。
これでナガオカのこのシリーズはMP-10,11,15,20と普及クラスは全て入手。
そのMP-11,15,20は手放したので今はこれしかありません。

さて、なぜこのカートリッジを入手したかというと、
実は現行針JN-P150をもう一度聴きたかったからです。
このシリーズはMP-10,11,15,20ならば針はどれでも構造的には差し替え可。
なので出力が一番大きいこれにしようと思ったのです。
ただラミネートコアではないので高音の伸びはそれほどではないはず。
私は高音の伸びより出力が大きい方を優先(元気に聴こえる)しました。

以前中古のMP-150を所有してかなり気に入っていたにもかかわらず、
成り行きで手放してしまい惜しい思いをしました。
その後値上がされてしまったので再入手する気はありませんでした。
ところが最近実売価格が下がってきてAmazonで時々8000円台で出ます。
これはチャンスということで今回購入に至りました。

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無垢ダイヤの楕円針で10000円以下で新品針が買えるのは魅力です。
大きなダイヤチップが付いていて惚れ惚れします。
今後こういうものがいつまで作られるか・・・。

針を見てビックリしました。
以前持っていたものとはすっかり仕様が異なっていたからです。
下の写真をご覧ください。

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左が以前のもので右が今回のもの。
左は中古品だったので表面がいくらか腐食しているとは言え、
カンチレバーの材質は明らかに別もの。

更にダイヤチップの取り付け方も異なります。
以前のものはダイヤチップを埋め込んだ金属片がカンチレバー先端に
接着されているように見えます。
しかし今回のものはパイプカンチレバーの先端をつぶしてダイヤチップを挿す、
普通の取り付け方になっています。

予告なく仕様変更されることはありがちなのですがこんなに違うのは初めて。
材料が入手しずらくなっている昨今を象徴する出来事のように思います。
ここまで違うと音も変わってしまっていると思います。

MP-150(JN-P150)は「広帯域のパワフルサウンド」というのが売りです。
そこが気に入っていたのですが今回どうなのでしょうか?
メーカーとしては当然同じ方向性で音作りしていると思いますが。

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記憶との比較ほどあいまいなものはありません。
はっきり言ってしまうと違いがあるのかよく分かりませんでした。

聴き始めは高音の浸透力が弱い感じで「アレッ」と思いましたが、
十数時間聴くうちにしっかりしてきたように思います。
高音は「キンコン」ではなく「シンシン」と鳴っている感じ。
パワフルというよりアキュレートな感じで、
接合ダイヤ針との違いははっきり分かります。

いくら良くても古いカートリッジは劣化するのみなので、
現行品のまともなカートリッジでなら良い音が聴けることを知っておくべきです。
現行品はダメだと言う人がいるけれど一体何を聴いているのか?
私にはさっぱり分かりません。

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レコードプレーヤー探訪 PL-1250S

前から気になっていたレコードプレーヤーを落札しました。
パイオニアのPL-1250S、毎度のジャンク品で1000円。
木目調でないこちらは人気がないので安いです。

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不安定ではありましたが回転しました。
タバコのヤニコーティングはいつもどおりですが状態はそれほど悪くなく。
付属の針折れカートリッジはそのままリサイクルします。

早速裏返してみました。
鉄板の底板はなかなかしっかりしたものです。
脚は底板に取付けられています。

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底板にはアース線がつながっていますので開ける時にはご注意を。

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底板が鳴かないようにゴムと木片でダンプしてあります。
こういうところに昔の製品の真面目さが出ています。
昨今の合理化設計ではこうはいきません。

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マニュアル機なので中身は簡素です。
外周枠は二重になっていてなかなかしっかりした筐体です。

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驚いたのはトーンアームの下に5mm厚の鉄板を入れてあること。
重量で安定感を増すスタビライザー効果があります。
アームコード引き出し部にシールドケースがないのは価格なりか。

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モーターも鉄板ベースを介して筐体に取付けてあります。
もちろん電源トランスはゴムを介した防振取付けで手抜きなし。

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モーターはこの当時の色々な機種に搭載されたもので日本電産製らしいです。
モーターの金属ベース部の形や回転制御基板にはいくつか種類があります。

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これは回転数検出にフォトエレクトリック・パルス検出方式を採用しています。
発光ダイオードとフォトトランジスタで、スリットを通過する光の点滅をカウント。
この方式はテクニクスのSL-55、ラックスマンのPD131でも採用しています。

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ローター部もステーター部も普通のもので可もなく不可もなし。
軸受けオイルの劣化はあると思うので交換しました。
オイル交換後ローターが納まるまでにかなり時間がかかりました。
軸受けの精密加工ぶりが分かります。

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回転速度調整ボリュームの接触不良は回転数変動に直結。
取り外してクリーニングするのは面倒なので接点復活剤で処理しました。
トーンアームのがたつきは垂直/水平回転軸ともに僅かにあります。
このくらいなら気にすることはないでしょう。
アームリフターはゆっくり降下します。

回転がとても安定しているのでオーディオラックに据え付けました。
掃除したら外観はそこそこきれいでトーンアームのシルバーが映えます。
木目調は見飽きたのでシックなグレー仕上げが気に入りました。
ターンテーブルマットはブチルゴムの愛用品に交換。

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特に高級品は必要なく、これで充分良い音だと思うんですよね~。
PL-1250Sは良いレコードプレーヤーだと思います。

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このレコードプレーヤーは結構気に入りました。
これとビクターのJL-B31の2台体制にしてしまっても良いかも?

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