JL-B37Rの修理
またヤフオクで落札してしまいました。
ビクターJL-B37R(¥1.100)。
ビクターのレコードプレーヤーが好きですよね~w。
ダストカバーなしです。
汚れは少ない方です。
ターンテーブルシートは劣化していて使えません。
回転が不安定です。
このプレーヤーは一度紹介しているので詳細は省略します。
中身はこんな感じ。
回転が不安定ということで、
まずは回転数調整ボリュームへ接点復活剤を吹きかけてみましたが、
直りません。
次はというと回転数切替用マイクロスイッチの接触不良。
写真の上のマイクロスイッチが回転数切替用で、
下のマイクロスイッチが電源入/切用。
ノブを回すと2個のスイッチが同時にON/OFFするようになっています。
秋月電子の通販で購入したマイクロスイッチに交換します。
ただし端子の位置が異なるため、
ベースのプラスチックに端子が当たってそのままでは取付不可。
ですのでベースの一部を切り取って取付けました。
マイクロスイッチの接触不良は結構あるので要注意。
マイクロスイッチの交換でも回転は安定しませんでした。
ということで制御基板の半固定ボリュームを新品に交換して、
一部のトランジスタも交換。
日本無線のオペアンプ4588DBも新品の4588DDに交換。
4588DDは若松通商で購入。
ところで修理というと、
電解コンデンサーの交換という安易な発想になりがちですが、
私の修理経験では液漏れしていたり頭が膨らんでいたりしなければ、
電解コンデンサはまず大丈夫です。
それよりトランジスタが壊れている可能性のほうが高いです。
汎用トランジスタ(2SC1815とか)なら1個10円か20円なので、
電解コンデンサを意味のない銘柄品に替えるよりずっと安上がりです。
それでも回転不安定はおさまらず、
結局VR804を右いっぱいに回したら安定したのでそれで良しとしました。
ストロボを見た感じでは、
このモーターと回転数制御回路はなかなか安定しています。
ということで今回は使用することにしました。
手がかかったやつほど手元に残したくなります。
オーディオラックにセットしてしばらく使っていました。
ちなみにダストカバーはジャンク落札して保管していた
KP-7300から外したものを取付けました。
この肉厚ダストカバーはビクター純正品より質が良いです。
私はこのレコードプレーヤーが気に入っています。
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