レコードプレーヤー探訪 AUP-7000
2度目の登場です。
NEC(DianGo)のAUP-7000
特別入手したかったわけではなく、
ヤフオクで何となく落札してしまいました。
1000円也。
以前入手したものは木目でしたが今回のものはグレーです。
状態はあまりよくないです。
回転数調整ボリュームのところにシールが貼ってあります。
書いてあったことは消えていました。
ゴムシートがレトロな形状です。
モーターは金属のプレートにしっかり取付けられています。
トーンアームはベース部分がプラスチックで安っぽい。
プラッターはベルトをかける部分があるので、
ベルトドライブのものと共用なのでしょう。
淵も薄く慣性質量は少なく軽量。
トルクがすくないACサーボモーターなのでこうなります。
底板の変な位置に脚が付いています。
脚がねじ切れたようで、本来とは別の位置に接着されています。
本来は右下の黒いネジで脚を取付けています。
マニュアル機なので中は余裕があります。
キャビネットの強度はそこそこ。
ACサーボモーターを100Vで回しているので、
電源トランスはありません。
このモーターは回転制御回路のせいもあると思いますが、
安定性がいまいちです。
制御回路は比較的簡素なもの。
駆動するトランジスタも小型で頼りない感じがします。
トーンアーム下のシールドはペラペラ鉄板で効果は薄そう。
モーターとトーンアームを外してリビルド。
トーンアームを外すとシートにしわが寄っていました。
よくあることです。
いつものビクタートーンアームを取付けるために
キャビネットの穴を広げています。
モーターはサンスイFR-D3から外した20極30スロットのもの。
秋月電子で売っている三端子レギュレータの安定化電源を使用。
部品取りした電源トランスを利用。
JL-B31のモーターカバーを流用してモーターを取付けました。
再利用なので別の穴も開いています。
トーンアームとモーターを交換した後の中身。
JL-B31から外したシールドケースを取付けています。
スイッチは流用して、回転数調整ボリュームは交換。
電源トランスが底板に当たるので底板に穴を開けました。
変な所に接着されていた脚は外しました。
以前入手したAUP-7000から外しておいた脚を正規の位置へ取付け。
電源トランス用の穴は粘着シートでふさぎました。
お気に入りのモーターとトーンアームでリビルド。
プラッターもサンスイFR-D3から外しておいたものです。
キャビネット前面角部分のシートが破れているので補修する予定。
オーディオラックに載せてみました。
特に問題なく聴けます。
モーターの安定性も良くレコードを楽しめます。
中古レコードプレーヤーを壊したり作ったり。
好き放題やれる今日この頃が楽しいです。
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