« 2024年3月 | トップページ | 2024年5月 »

2024年4月

レコードプレーヤー探訪 AUP-7000

2度目の登場です。
NEC(DianGo)のAUP-7000
特別入手したかったわけではなく、
ヤフオクで何となく落札してしまいました。
1000円也。

以前入手したものは木目でしたが今回のものはグレーです。
状態はあまりよくないです。

P43_20240420205701

回転数調整ボリュームのところにシールが貼ってあります。
書いてあったことは消えていました。
ゴムシートがレトロな形状です。

P44_20240420205701

モーターは金属のプレートにしっかり取付けられています。

P45_20240420205701

トーンアームはベース部分がプラスチックで安っぽい。

P46_20240420205701

プラッターはベルトをかける部分があるので、
ベルトドライブのものと共用なのでしょう。
淵も薄く慣性質量は少なく軽量。
トルクがすくないACサーボモーターなのでこうなります。

P53_20240420205801

底板の変な位置に脚が付いています。

P47_20240420205701

脚がねじ切れたようで、本来とは別の位置に接着されています。
本来は右下の黒いネジで脚を取付けています。

P48_20240420205701

マニュアル機なので中は余裕があります。
キャビネットの強度はそこそこ。
ACサーボモーターを100Vで回しているので、
電源トランスはありません。

P49_20240420205701

このモーターは回転制御回路のせいもあると思いますが、
安定性がいまいちです。

P50_20240420205701

制御回路は比較的簡素なもの。
駆動するトランジスタも小型で頼りない感じがします。

P51_20240420205701

トーンアーム下のシールドはペラペラ鉄板で効果は薄そう。

P52_20240420205701

モーターとトーンアームを外してリビルド。

P54_20240420205801

トーンアームを外すとシートにしわが寄っていました。
よくあることです。

P55_20240420205901

いつものビクタートーンアームを取付けるために
キャビネットの穴を広げています。

P57_20240420205901

モーターはサンスイFR-D3から外した20極30スロットのもの。
秋月電子で売っている三端子レギュレータの安定化電源を使用。
部品取りした電源トランスを利用。

P59_20240420205901

JL-B31のモーターカバーを流用してモーターを取付けました。
再利用なので別の穴も開いています。

P56_20240420205901

トーンアームとモーターを交換した後の中身。
JL-B31から外したシールドケースを取付けています。
スイッチは流用して、回転数調整ボリュームは交換。

P58_20240420205901

電源トランスが底板に当たるので底板に穴を開けました。

P60_20240420210001

変な所に接着されていた脚は外しました。

P61_20240420210001

以前入手したAUP-7000から外しておいた脚を正規の位置へ取付け。
電源トランス用の穴は粘着シートでふさぎました。

P62_20240420210001

お気に入りのモーターとトーンアームでリビルド。
プラッターもサンスイFR-D3から外しておいたものです。
キャビネット前面角部分のシートが破れているので補修する予定。
オーディオラックに載せてみました。

P63_20240420210001

特に問題なく聴けます。
モーターの安定性も良くレコードを楽しめます。

P64_20240420210001

中古レコードプレーヤーを壊したり作ったり。
好き放題やれる今日この頃が楽しいです。

| | コメント (0)

« 2024年3月 | トップページ | 2024年5月 »