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レコードプレーヤー探訪 SR-P50F

1980年頃の廉価レコードプレーヤーのモーターが見たくて、
ヤフオクでジャンク品を落札。
送料も含め1500円以下です。
クォーツロックであるところも選考の理由。
オーレックスのSR-P50Fです。

ダストカバーはありません。
カートリッジ付きですが針は折れています。
モーターは正常回転してフルオート動作も一応機能。

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華奢なストレートトーンアームは私の興味外。

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プラッターが薄いんですよ。
どうやらこれもベルトドライブの多分SR-B30Fと
キャビネットを共用しているみたい。

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外周近傍は厚くなっているにしても厚さは10mmくらい。

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底板は薄い板でそれに小さい脚を直付け。
いかにも廉価品なりの作りです。

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キャビネットは薄いプラスチック。
フルオート機なのでメカがいっぱい。
メカにプラスチックが多用されているのは時代です。

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何とモーターはTRIO-KENWOOD製でした。
以前紹介したKP-F5のモーターと似ています。

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ベース部分にプラスチックを注入しているので、
後継機になるのでしょう。

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回転制御基板。
IC化されていて部品数は少ないです。

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メカ式フルオートですけれど一部電子サポートしているようで、
その制御基板。
電源トランスはゴムで防振取付けしています。

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扁平型のモーターで小型。

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軸は倒立型で上部に支点があります。
パイオニアのSH方式と同じ構造。

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例によってモーターだけでバラック動作確認。
プラッターはTRIOのKP-F500から取ったものです。
このモーターでレコードプレーヤーを再構築しようと思ったのですが、
KP-F5のプラッターが重く慣性質量も多いからか、
回転し始めと回転中は周期的に、ジーッという異音がします。
慣性質量とPLLの時定数による共振現象があるかもしれません。
このモーター固有の劣化故障の可能性もあります。
モーターのベースに触ると異音と共に微振動があり、
これではカートリッジがその音を拾ってしまいます。
その現象に気付いたのは元の薄いプラッターを捨てたあと。
まあ薄いプラッターでレコードプレーヤーを作る気はないので、
プラッターがあったところで再構築はしないです。

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ということでモーターを廃棄する前にもう少し分解。
6コイルでコイルは小型、ハイトルクではないです。

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オーレックスは素材に凝ったものや超重量級のものを作っていますが、
私の記憶にオーレックスのレコードプレーヤーは残っていません。
オーレクスと言えばノイズリダクションのアドレスであり、
アンプのクリーンドライブであり、
オーレックス・ジャズ・フェスティバル!!

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