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レコードプレーヤー探訪 PS-434

本ブログの記事はこれが2001回目です。
そんなに書いていたとは本人もビックリ!

ということでいつものやついってみよう。
今回はSONYのPS-434です。
またSONYですかっw。
SONYのクリスタルロックモーターが欲しかったんです。

ヤフオクのジャンク品を入手。
ダストカバーがないものをラフ梱包したので、
盤面を照らすランプとトーンアームが輸送中に折れてました。
いくらボロボロとは言え少しは真面目に梱包しましょう。
輸送中に天地反転していたみたい。
ヤフオクのダメストアーの典型梱包。
欲しいのはモーターだからどうでもいいんですけれど。

P89_20220910095801

フルオートの廉価品。
SONYはこのクラスのレコードプレーヤをたくさん作っていますね。
システムコンポ用なのでしょうか?
システムコンポのラインナップが豊富だったのでしょう。
当時私はシスコンに興味がなかったのでその辺りの事情は知りません。
トーンアームの動力はモーター軸から得ています。
モーター軸にギヤはなくプラッターの方に付いてます。

P90_20220910095801

底板は薄い板。
SONYらしく脚は薄い底板でなくキャビネットに取付け。
前方の脚が取付けられているプラ板は外せるけれど、
キャビネットの一部と考えて良いでしょう。

P91_20220910095801

フルオート機なのでトーンアーム駆動メカがあります。
キャビネットは薄いプラスチック。
シスコン用に作らているならばこういうところはほどほどに。
シスコンユーザーが求めるものに合わせてコストを使えば良いのです。
消費者の懐を考えれば低コストは大事ですし。

P92_20220910095801

SONYのトーンアーム駆動メカはたくさん見たけれど、
どれも無骨で壊れやすそうです。
SONYのメカ設計はいまいちだと思います。

P93_20220910095801

モーターは当時のSONYの標準品。
嫌いだった扁平モーターですが、最近は好きになりつつあります。

P95_20220910095801

クリスタルロックでもモーター制御基板はだいぶ小型になりました。
IC化が進んだり表面実装部品が使われていたりするからです。
DIP部品と表面実装部品の混在は時代を良く表しています。
この時代としてはSONYは進んでいました。
エレキ設計はさすがSONY。
電源トランスが小型なのでモーターのトルクは大きくないはず。

P94_20220910095801

モーター比較。
左:PS-313実装品、右:本機実装品。
良く似ているけれどコイルの巻枠などが異なります。
コイルの巻枠は写真からは分かりません。
SONY扁平モーターの中では私はこのバージョンが好き。

P96_20220910095801

プラッターはSONYらしく軽量で慣性質量が少ないもの。
プラッター上面が真っ平ではなく、エッジ側が一段低くなっていて、
レコード面をエッジまで均等に接触させるには専用ゴムシートが必要。
SONYのレコードプレーヤはこの手のプラッタがあるので要注意。

P97_20220910095901

モーターと制御基板を外してバラックで動作確認中。
プラッターはPS-313の物を載せています。

P98_20220910095901

モーターを外したということは。
このモーターでレコードプレーヤーを再構築する企みがあるということです。
モーター制御基板が小型なのでキャビネットに実装しやすいです。

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