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レコードプレーヤー探訪 DD-32

今回はヤフオク100円落札のレア品。
マイクロのDD-32です。
ヤフオクにも滅多に出品されない機種です。
当然ネット上にもほとんど情報なし。

マイクロはこんなレコードプレーヤーも作っていたんですね~。
トーンアームのバランスウェイトなし。
ダストカバーにも目立つ傷あり。
モーターは回転します。
細いトーンアームが当時の事情を物語っています。
ローマス・ハイコンプライアンスカートリッジ全盛期です。

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木目調でないとヤフオクは人気がないんですよね。
競合なしで落札できました。

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プラッターを外してみると。
どこかで見た気がします。

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いかにも華奢なトーンアーム。
私この手のトーンアームが嫌いです。
専用ヘッドシェルもないのでカートリッジは取付けられません。

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底板は薄い板で、そこに脚が直付けされています。
脚が1個破損しているので使うなら脚交換が必要です。

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フルオート機なのでトーンアーム駆動機構があります。
さっき見たことがあると言ったのはこのモーターでした。
TOAのDD-100と同じモーターです。
このモーターがねっ~。大問題!

レコードプレーヤー探訪 DD-100: ”いっき”のJAZZあれこれブログ (cocolog-nifty.com)

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こちらTOAのDD-100です。
トーンアーム駆動メカがないのとフロントパネルは異なりますが、
キャビネットの作り方は同じように見えます。
モーターも含め同じメーカー製のOEM品なのでしょう。

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DD-32のトーンアーム駆動メカ部。
専用モーターで駆動しているとはいえ、かなり簡単になっています。
レコードエンド検出は光センサー方式です。

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トーンアーム制御回路もこんなにコンパクト。
オートリターンなのでこの程度で良いのでしょう。

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モーターはしっかり固定されています。
モーターメーカーはフジヤオーディオ。
このメーカーのモーターにはいくつか遭遇しています。
これはDCモーターですが、ACモーターもありました。

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モーター制御基板はDD-100と同じです。

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プラッターは軽量で、外周はそれほど厚くなく慣性質量はそこそこ。

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回転数調整可変抵抗にいつもの接点復活剤を吹きかけると、
安定して回転するのでトーンアームを交換して使ってみることに。
アームベースが大きく薄いプラスチックなので剛性不足です。

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アームベースを外すとキャビネットの取付け穴も大きめ。
キャビネットに貼ってあるシートを切ったのは、
そこに木ネジをねじ込むとシートが盛り上がって、
後から取付けるアルミ板が密着しないからです。
ねじ込んだ時に出る木かすも除去します。

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SONYのPS-X2に取付けていたトーンアームをこちらに移植。
とりあえずシールドケーをを取付けずこのまま使用します。

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DD-100に似た見た目になりました。

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壊れた脚に替え、TRIOのKP-M350から外した脚を取付けました。

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一応つかえるんですけどね~っ、う~んトルクが弱すぎて、
レコードに針を落としただけで回転数が遅くなります。
レコードに針を乗せた状態でスピードを合わせます。

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DD-100の時もそうでしたけれど、
このモーターはトルクが弱すぎます。
申し訳ないけれどフジヤオーディオのモーターはダメだと思います。
ですのでモーターを交換します。

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