ツイーターの修理
Lo-DスピーカーHS-11Dの断線していたツイーターの修理をしました。
交換していなかったHS-33Dのツイーターが、
交換したHS-11Dのツイーターより音が小さいのが気になったからです。
上手く修理できたらこちらも交換しようという魂胆。
ネット上の記事を参考に再トライです。
前回老眼で良く見えなかったので、
度が強い老眼鏡と虫眼鏡を100円ショップで購入。
100円虫眼鏡はレンズ中心辺りの画の歪みがひどくて、
焦点を合わせるのに一苦労。
これでは使えませんね。
まずはネットとゴムリングを外します。
簡単に外せます。
マグネットとフレームは接着されているので、
ねじ4個を外しただけでは取れません。
マグネットとフレームの間にマイナスドライバーを入れ、
外周何ヶ所かを浮かせるようにしていると、
バリッと接着剤が一挙に剥がれます。
マグネットの大きさと強固なアルミフレームが素敵!
こちらのコイルが途中で断線していたようです。
つながっているようにも見えるのですが・・・。
こちらは断線していないようでした。
で、断線していた方を半田付けしたのですが、
コイルの抵抗値が高いということで、
断線していないと思われる方も半田付け。
半田の一部がエッジに落ちて小さな穴が開いてしまいました。
半田が飛散してボビンにも小穴が開いてます。
まあこの程度の穴は気にしなくて良いでしょう。
その後やはり最初の半田が上手くついていないということでやり直し。
こちらはコイルの巻き終わり部分だったので、
コイルをほどいて修理することに。
一度失敗して2度ほどいたのでコイルの巻きは20mm程度減。
この程度短くなっても問題はないでしょう。
端子へ接続する半田部が右側に移動しているのが、
コイルをほどいた結果です。
コイル抵抗は5Ωくらいになりました。
O.K.でしょう。
2度目なので断線修理のコツが更に分かりました。
再度組み立てなおしてHS-33Dに取り付け。
音に歪みなどは感じられずきれいな音で鳴ります。
音はHD-11Dの断線していないものより大きいです。
左右の音量差はアッテネーターで調節。
HS-33Dは鳴らしているうちにだんだん調子が出てきました。
今度こそこのスピーカーで落ち着く気がします。
断線していない方がいつまでもつか心配ですが、
断線したら修理します。
*
快調なスピーカーで黒いの聴いてます。
エリカ・バドゥ:私の低音チェックCDのひとつ。
ニコラス・ペイトンのAORヴォーカルが聴ける異色作。
デヴィッド・サンボーンは白人なんですけれど黒いんですよ。
グルーヴ最高!
1曲スティングが歌ってます。カッコイイッ!
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コメント
いっきさん。ついに後藤さんオススメのオンケンエンクロージャーの自作スピーカーが完成しましたよ。3年以上もかかってしまったぜwww。
/Users/tommy/Desktop/63580.jpg
投稿: Tommy | 2021年1月16日 (土) 23時45分
Tommyさん
ご無沙汰しております。
そう言えばしてましたね。
そのスピーカーの話。
3年もかけて作ることが素晴らしい!
私には到底まねできないことです。
おめでとうございます!!
投稿: いっき | 2021年1月17日 (日) 21時23分
こんばんわ、ウーハーのコイルと編組線の接続がキャップの裏で蒸発しているのを銅線でつないだことはありますがツイータは難しそうですね。
最近はALi-EXpressで1インチ径のシルクドームやチタンドームのコイル+エッジ付振動板が廉価で市販されているので、それを使うと云う選択肢もあると思います。 どうでしょうか?
投稿: N.Yasuda | 2021年6月22日 (火) 01時41分
N.Yasudaさん
返事がとても遅くなりごめんなさい。
何分老眼がひどいもので、
振動版を交換するような繊細な作業は無理ですw。
Lo-Dのこのツイーターの音がとても気に入ったので、
無理して修理しました。
今使っているのがダメになった時のために、
このツイーター断線品(修理前提で)を確保しておこうかと思うくらい気に入っています。
コメントどうもありがとうございました。
投稿: いっき | 2021年8月14日 (土) 10時35分