レコードプレーヤー再構築
本当にお久しぶりです。
ブログ更新をすっかり怠っていました。
パソコンがあまりにも古くて、
ブログ記事を書くのに支障をきたすようになっていたからです。
でっ、とうとうパソコンを買い替えました。
RYZEN5搭載のLenovo、めちゃくちゃスムーズに動くようになりました。
さて本題です。
相変わらずレコードプレーヤーをいたぶっているわけですが、
今回はQL-A2のモーターを使ってレコードプレーヤーを再構築したお話。
まずはモーターとその周辺を外してバラックで遊びました。
AC100Vがかかるところもむき出しなので感電注意です!
電源スイッチを付け替えて回転するのを確認。
これらを組み付けるキャビネットが必要です。
プラッター周囲のギザギザを含めると径が結構大きくなるので
サイズに注意しなければなりません。
ヤフオクで入手したのがNECジャンゴAUP-7000。
動作品ですがばらしてしまいます。
中身を確認すると、例のACサーボモーターの一族です。
ちなみにジャンゴAUP-8000は外観が異なるけれど中身はほぼ同じ。
ついでにAUP-7000F(フルオート)はAurexのSR-F430と兄弟機。
FUJIYA ELECTのモーターはいろいろなバリエーションがあります。
AurexのSR-F430やDENONのSL-7Dがこの仲間です。
回転制御基板も微妙に異なりますが大筋同じ。
上から見るとこんな感じ。
回転数検出器が独特の形状をしているのがこのシリーズの特徴。
緻密に巻かれたコイルが素敵!
SR-F430にもあったロータ内の液だれが気になります。
ACサーボモーターはトルクが少ないので、
プラッターはSR-F430同様に軽量。
このモーターは好きなので、ばらすのをやめようと思ったのですが・・・。
回してみるとプラッターが少し波打ち(上下)します。
これはプラッターの外側の一方に力がかかって、
モーター軸が曲がっているということです。
使えね~っ、心おきなくばらせます。
これを正常動作品とした出品者。分かってないね~、君っ!
抜け殻。
表面がザラザラなのでおかしいと思ったら、
ニスを塗ったようです。塩ビシートの上に・・・。
これはこれで面白い質感なので許す!
全体的に薄い板ですがまあいいでしょう。
そのまま使うスイッチと使わない回転数調整ボリューム。
手持ちの板を介してモーターを取り付け。
意外と収まりが良いです。
トーンアームはハードオフのジャンクJL-B31から外したもの。
がたつきはないのでこれで十分。
こちらはホームセンターで買ったアルミ板2mmを介して取り付け。
ストロボパターン照射LEDはプラッター外周下から照らすように取り付け。
アームベース取り付け穴の形状は少し厄介ですが困難でなありません。
余っていた手持ちの木材を使って適当に補強。
更にストロボパターンを外周から照らすことにしました。
秋月電子の通販で買った高輝度赤LEDを4個アレイにして組み込み。
元々のLEDアレイと並列に電源を取り、輝度調整の抵抗を入れています。
これが予想外のきれいさ(笑)。
横から当ててもストロボパターンが良く見えます。
底板と脚はそのまま流用。
トランスがぶつかるので穴を開けて、
モーター突起部のカバーもぶつかるので除去。
なかなかの出来なのでオーディオラックに据え付け常用することに。
プラッターは約1kgの軽量ですが、低音が出ないわけはなく、
私には何の不都合も感じれらません。
プラッターをやたら重くすると軸受に負担がかかるだけです。
クォーツロックなので回転は安定。
慣性ロックって本当に必要なのかな~?
外周の鋭利なストロボパターンむき出しが危険(笑)。
ワン・アンド・オンリーのレコードプレーヤー完成!
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