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2020年7月

レコードプレーヤー探訪 QL-A2

続けて投稿、懲りずにやっています。
前から気になっていたビクターのQL-A2を紹介。

このターンテーブルの形状がなぜか気に入っているのです。
QL-5Rのモーター違いの弟機。

ハードオフジャンク品で1100円。
33回転が回らないとか書いてあったと思います。
修理できなくてもこの値段なら実態調査すれば良いかと。
下の写真は清掃後のものです。

P49

普及機なので見た目はそれなりですが、
そこそこスタイリッシュではあります。

オートリターン機能付きなのでモーターシャフトには
トーンアーム駆動用ギヤがあります。

P50

底板は薄いプラスチック製で脚もオマケ程度。
もちろん高さ調整はできません。

P51

補強用に鉄の棒が付けてあるのは良心的。

P52

筐体は薄いプラスチックなので剛性はありません。
普及機の辛いところです。
オートリターン機能付きではありますが、
上手くまとめあげていると思います。

P53

クォーツロックですが、IC化もありシンプルな回路。
回路はQL-5とほぼ同じです。
ストロボランプはLEDになっています。

P55

オートリターンメカがトーンアームにつながっているので、
トーンアームの水平動作の負荷になります。
普及機なのでやむを得ないところでしょう。

P56

モーターは私が嫌う扁平型の軽量級。
がしかし、このモーター部分をしっかりした筐体に取り付けて、
新たなレコードプレーヤーを作りたい気分の私なのです。
ネット検索してみると、QL-F4も同じモーターのようです。

P57

ターンテーブル(プラッター)はQL-5より外周を薄くして、
慣性質量を減らした軽量タイプ。
モーターのトルクが少ないのでこうしたのでしょう。

P58

33回転が回らなかったのは、
回転数切り替えスイッチの接触不良だったようで、
何度か切り替えているうちに問題なく回るようになりました。
音質云々ではなく、音楽を聴くならこれで十分だと思います。

P59

このレベルで満足すれば幸せなのですけど、
オーディオマニアなので常用はできません。

 

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スピーカーを変更しました。

お久しぶりです。
大丈夫、生きています(笑)。

スピーカーをダイヤトーン DS-500 に変更しました。
変更するきっかけはあったのですが説明は割愛。

ハードオフにあったウーファーエッジ硬化ジャンク品です。
7700円とジャンクにしては高いけれど気になっていたので購入。
購入の際には念のため各ユニットから音が出ることを確認しました。

エッジ軟化にはDS-200Zの時に買ったブレーキフルードを使用。
綿棒にプレーキフルードをつけてエッジの表から塗る方法です。
スピーカーを外すのは面倒なので外さすに表から塗るだけでしたが、
4、5回繰り返してすっかり柔らかくなりました。

P46

煙草のヤニで厚くコーティングされていましたが、
いつものようにマジックリンで落とせばご覧のとおりの美しさ。
サランネットもマジックリンで洗浄。

P47

裏もキレイになりました。
小型の割にはエンクロージャーは厚くしっかりできていて、
重量は1個10kgと重量級です。

P48

定価がそれなりに高かっただけのことはあり見た目は良いです。
それ以上に重量のとおり中身も詰まった良いスピーカーです。

音はダイヤトーンらしく中音が良く出て、何より噂通りの美音です。
密閉型なので低音は多くありませんが私には必要十分。
これは交換して正解でした。
当分はこのスピーカーに落ち着くと思います。

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