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レコードプレーヤー探訪 SL-26

以前ダストカバーがほしくて落札したテクニクスのSL-26を紹介。
本体は既にガレキとして処分済み。

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FGサーボモーターのベルトドライブです。
オートリターン機能があります。

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スイッチ類取付部と一体化した薄でのプラスチック製ベースに
トーンアームが取り付けてあり強度不足。
トーンアームは感度云々と言うレベルのものではありません。

何でモーターがカートリッジのトレース側にあるのか?
モーターはノイズ源なので反対側にあるのが普通なのだけれど?
メカが取付けられている小ぶりの鉄板にモーターを取付けて、
強度を確保したかったのでしょうけれど、
モーターの振動も伝わります。

松下さんの廉価設計にはオーディオの良心は感じられません。

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底板は薄いプラスチックで脚は申し訳程度。

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リブは入っていますが強度は低いです。
低コストがこういうところに出ます。

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キャビネットの側板は飾り程度。
補強付き一枚板キャビネットと言っても良いでしょう。

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オートリターンメカは音質が云々される以前のもの。
強度を得るためメカ部は薄い鉄板に取り付けられています。
音質のためではなく故障しにくくするためです。

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トーンアームにオートリターンメカがつながっているので、
水平方向の動きの負荷になります。

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電源トランスは直付け、防振ゴムで浮かしていません。

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華奢なキャビネットです。

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モータートルクが小さいのでプラッターは軽量。

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廉価品の物作りがよく分かります。
価格なりの出来ではありますが、
ある程度レコードの音質を気にする人にはお勧めしません。

他メーカーの廉価品には、
便利なオート機能は付いているけれど、
薄いプラスチックキャビネットに
紙製底板何てシロモノもあるので、
それらよりはましだと思います。

 

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