また入手してしまいました。
これでもう4台目だったか?
DP-2000をまた入手してしまいました。
落札したのはヤフオクで時々見かけるトーンアームだけ外したDP-2500です。
何と21円でした!(笑) 送料を入れても2000円以下。
お掃除したら外観はきれいになりました。
DENONのレコードプレーヤーの脚はゴムが劣化しやすく、
今回も使い物にならないものでした。
ダストカバーには溶けたような傷がありかなり目立つレベル。
キャビネットはそこそこの状態。
肝心のDP-2000は33回転、45回転共に回転するけれどロックしない状態で、
初のケースで33回転にするとストロボランプが点かない症状がありました。
DP-2000にはいくつかバージョンがあるようで、
今回はスイッチが切片になっている(多分)初期型。
後期型はこのスイッチがマイクロスイッチになっています。
ほかに基板のシルク表示と違う部品がついていたり、
基板の裏に部品が追加されていたりするので最初期型の可能性があります。
回転がロックしないのはいつもの症状なので、
例のトランジスタを全数交換しました。
ストロボランプが点灯する45回転はロックするようになりましたが、
相変わらず33回転はストロボが点灯せず回転もおかしい感じです。
ストロボランプを点灯させる回路をたどってどこで信号が途切れるのか確認。
信号がパルス状なのでオシロスコープを使う羽目になりました。
どうやらパルス周波数を切り替えるICが壊れているらしいことが分かりました。
写真一番右のICで三菱製M57273Pがそれです。
型式が特殊なのでネット検索したら、
TTL ICの7473(JK型フリップフロップ2個)と同等。
さて入手可能なのか?
若松通商の通販サイトをみたら同等のM74LS73APがありました。
まだ入手可能というのはありがたい!
届いてみて分かったのですがこれも三菱製です。
昔は三菱もTTL ICを生産していたんですね~。
交換するまでTTL ICが壊れるのか疑っていたのですが、
見事に治りました。
ストロボランプがかすかに点滅するので、
電源リップルを抑える電解コンデンサーも交換しました。
写真中央がそれです。
ということで修理は終了。
最後に33回転、45回転のロックを調整するボリュームを再調整しました。
DP-2000は両方向サーボで、電子ブレーキもありますが、
電子ブレーキの効きが少し悪いようです(とは言っても1回転以内で停止)。
減速方向のサーボが弱いのでしょう。
この程度では私の耳には何も感知できません。
修理後しばらくヤフオクをウォッチ。
お気に入りのビクタートーンアームを比較的安く入手したので組付けました。
オーディオラックにセッティング
う~ん、やっぱりこの組み合わせはいいね~っ!
脚は以前入手しておいたトリオレコードプレーヤーのものに交換。
ダストカバーはDP-790から外したものに交換。
21円レコードプレーヤー再生完了!
| 固定リンク
「レコードプレーヤー探訪」カテゴリの記事
- レコードプレーヤー探訪 QL-F55(2024.08.18)
- レコードプレーヤー探訪 P-650(2024.08.12)
- レコードプレーヤー探訪 SR-Q55(2024.07.28)
- レコードプレーヤー探訪 PS-2500(2024.07.07)
- レコードプレーヤー探訪 JL-B37R(2024.05.06)
コメント