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2018年7月

レコードプレーヤー探訪 JL-B41

今回入手したのはビクターのJL-B41です。
以前入手したJL-B41Ⅱと比較したくて入手しました。

詳しく確認していないということでジャンク品。
遠方からの出品のためか競合者なしで1000円。
付属カートリッジ(針折れ)を売れば送料分くらいにはなると思い落札。

タバコのヤニ汚れがひどかったです。

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お掃除してヤニさえ落とせば結構きれいになりました。
下の写真はクリーニング後。
これは私のブログ常連のDCモーターですね。

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脚は底板に取り付けられていて高さ調整可能。
この脚はJL-B61と共通ですが、JL-B31の脚とは微妙に形状が異なる物で、
高さが異なるので注意が必要です。

P57

マニュアル機ですし、回転制御基板はモーター下部にあるのでスカスカ。
モーター以外は電源基板と電源トランスしかありません。
外枠の板厚はそこそこあるし、鉄の補強棒などにお金がかかっています。
トーンアームのシールドは簡易な物になっています。

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こちらはJL-B41Ⅱです。
後継機なので鉄の補強棒がなくなりコストダウンが図られています。
トーンアームのシールドはこちらの方がきちんとしていて改善されています。
モーターと制御回路は全くの別物でACモーターです。

P59_2

ターンテーブル(プラッター)はきれいに作られていて、
裏を黒色塗装までする手のかけようです。

P60_2

早速モーターを分解してみます。
上部のプラスチックカバーを外すとローターが見えます。
これって前の記事のSR-355と全く同じモーターです。

P61_2

モーター軸受けのところにボールベヤリングが入っているタイプです。
オイルはいつものテクニクス保守用に交換。

P62

トーンアームコードに接触不良があったので別機種から外してあった物に交換。

P63_2

元々付いていたのと同じくらいの太さなので固定具もそのまま利用。

P64_2

電源コードは一部導線が露出していて危険なので、
こちらも別機種から外してあった物に交換。

P65

これまたいつものように回転数調整ボリュームを接点復活材で処理すれば、
問題なく使えるレコードプレーヤーになりました。
トーンアームにがたつきはなく、かなりの上物です。

P66

このままで問題なく使えるのですが・・・。
このモーターにありがちな回転し始めの回転数遅れと、
LPレコードを半分くらいかけたところで定常回転になる部分が、
私の耳では検知不能なピッチ変化だとしても気になってしまいます。

突然ですが、
ここでJL-B41Ⅱのモーターのオイル交換もしてあったので報告します。
中身の違いも見てほしいです。

上部のプラスチックカバーを外すと回転数検出機構が見えます。

P67_2

この状態で磁気伝達プレートと一緒にローターを外せますが、
ネット上にあったTT-71のメンテナンス記事と同様に、
回転数検出基板を外してしまいました(右側はカバープレート)。

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ローターは渦電流を発生させる銅製のカップです。
電流が流れれば良いので磁性材である必要はありません。
かなり薄いもので、これがケースとステーターの細い隙間で回転します。
モーター軸受けは太くしっかりした物なので強度的には優秀。
上部のフェライト磁石は回転数検出用です。

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TT-71のDCモーターはローター部がフェライトマグネットで、
回転数検出基板の内径より大きかったので基板を外す必要がありました。

以前入手したJL-B41Ⅱはトーンアームが壊れていたので、
JL-B61用のトーンアームを取付けて使っていました。
その後そのトーンアームは結局元の所へ戻したので、
JL-B41Ⅱはモーターだけ外して解体してしまいました。

ということで上記のとおりDCモーターが気にいらないので、
外してあったJL-B41ⅡのACモーターに換装することにしました。
モーターを取付けてあるプレートやスイッチの配線をまとめて交換します。
ターンテーブル部とスイッチ類を外すとこんな感じになります。

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基板が当たるのでキャビネットを少し削る必要があります。
交換後はご覧のとおり上手くフィットします。

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私はこのACモーターが好きなので今度はこれをオーディオラックに据え付け。
いいですね~。回転の滑らかさや安定感はこちらの方が上ですね。
まあ全くの私の感触なので当てにしないでください(笑)。
ビクターのこのトーンアームはスマートで美しいです!

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この場所は当分これで決まりだと思います。

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