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アンプのメンテナンス

ヤフオクでトランジスタを入手できたのでアンプIntegra A-7のメンテナンスをしました。入手できたのはHfeをペア組した「金田アンプや窪田アンプの自作にいかが。」という物。A-7に使うのはもったいない気もしますがまあいいでしょう。

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ついでに電解コンデンサも入手しました。メイン(パワー)アンプ部分しかメンテしないので電解コンデンサは8個しかありません。右側の銀色の2個は東信工業のオーディオ用で信号が通るところに使います。

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今回電解コンデンサは「共立エレショップ」の通販で入手しました。A-7のメンテに使うプリント基板用端子パワーリレー(MY2-02,DC12V)がここで入手できたからです。このリレーは予備として購入。

交換するトランジスタは初段の4個(片チャンネル)で2SA872Aと2SC1775A。動作に不具合があったわけではありませんが脚が真っ黒けだったので交換しました。向きと位置を間違えないよう注意して実装。下の写真は交換後の左チェンネル。

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銀色のオーディオ用コンデンサはメインアンプ部の入力カップリングコンデンサに使用。このアンプはACアンプなのでいきなり入り口にコンデンサがあります。ここに電解コンデンサを使うことを嫌う人はいるでしょうけれど、私はそういう潔癖性な拘りはありません。下の写真は交換後の右チャンネル。

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その入力カップリングコンデンサを実装する部分は、面白いことに端子間距離を変えた穴がいくつか開いていて、ここにフィルムコンデンサを使うことも想定した節があります。なので今回のメンテにあたりフィルムコンデンサに変えてしまうこともできました。

このメインアンプ部のプリント基板は実装していないパターンがいくつもあったり、コンデンサを実装するシルク部分にダイオードが挿入されていたり、プロトタイプの基板をそのまま製品にしてしまったような感じで、どういう経緯でこうなったのか気になるところです。

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交換は無事終了してアイドリング電流、オフセット電圧共に問題なく調整できました。外したトランジスタのHfeは結構ばらついていたので、どうやらここのHfeのばらつきはオフセット電圧の調整とはあまり関係ないことが分かりました。

そうなるともう1台のA-7のオフセット電圧が調整できないのは、トランジスタのHfeのばらつきではなく別の原因であることが確定しました。

交換して音がどうなったかというと、多少クリアになったような気がしますが明確には分かりません。何となく音が騒がしく感じるのはエージングすれば落ち着くと思います。こういうメンテナンスはたぶんに気分的な問題なので、音がどうこうというより気分良く聴けることが大事(笑)。

ついでにもう一つ。ターンテーブルDP-2000のストロボランプが点滅しているのを修理しました。当初はこういう仕様なのかと思っていたものです。最近時々訪問するブログにレコードプレーヤーDP-50Mの修理記事があり、ストロボランプの点滅の原因が書いてあったからです。

DP-50MとDP-2000は違うと思う方もいるでしょう。でもネット上の写真を見て、DP-2000の回転制御回路はDP-50Mの回路と大差ないことが見て取れました。DP-2000の2枚の基板の回路を1枚の大きな基板にまとめたのがDP-50Mです。と思ったのですが、もう一度ネット上の写真を見ると一部の回路はIC化され部品数は減っているようで、どちらかとDP80の回路を合理化したものかもしれません。

ということでDP-50Mの修理記事にあったストロボランプ点滅を引き起こすコンデンサを交換をすることにしました。記事にあった交換コンデンサの写真(コンデンサの場所は記載されていない)から容量と耐圧を確認し、DP-2000のストロボランプ点灯回路のパターンを追うことで問題のコンデンサを突き止めました。ランプ電源のリップルを抑制するコンデンサでした。

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外から眺めただけではコンデンサの液漏れは確認できません。しかしコンデンサを外してみるとやはり液漏れを起こしていました。交換するコンデンサは基板の中央辺りに実装されています。

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リップルフィルタなので容量を2倍のものに交換。2倍にしたからと言って見えやすくなるというわけでもないのですが余裕をみました。寿命からすれば耐圧を上げた方が良いと思います。交換後見事にランプの点滅はなくなりストロボは見やすくなりました。

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私は他人のブログから修理の情報をたくさん得ているので、お礼と言ってはなんですが情報はできるだけ出すようにしています。捨てられる物が修理によってより長く使われるなら資源の節約になりますから。ただし新しい物が売れなくなり経済効果としては負の方向になるのが気になるところです。

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