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1620円のジャンクスピーカー(笑)!

何か遊ぶネタはないかとハードオフへ。いつも買い取ってもらっている店とは別のお店です。ジャンク品以外はそれなりのお値段なのでひととおり流して見ただけです。この前別の店で買い取ってもらったレコードプレーヤーSL-55が7000円台で売られていました。これは数か月前からこのお店にあってなかなか売れません。木目ではないデザインが受けないのかもしれません。

さてと、お目当てのジャンク品売り場へ、スピーカーの棚を見たらいきなり目を引く1台。テクニクスのスピーカー SB-3A がたった1620円(税込み)!! 前から聴いてみたくてヤフオクをチェックしていたけれど、コンディションがまあまあの物はそれなりの価格がつき落とせなかった物です。

値札には「チェック時に音は出ました。」と書いてあります。外観はそれなりですが掃除すれば見られるようにはなるレベル。これは買いでしょう。この値段なら音がもし気に入らなくてもヤフオクでリサイクルすれば元は取れるはず。

レジに持っていき音が出るか確認したいというと「できない。」との返事。少し交渉したけれど店員は聴く耳持たず。ならば「音が出ました。」と書いてあるけれど買って帰って音が出なかったら返品できるかと聞くと、できないとかモゴモゴ。あまりにセコイ自分がいやになりました。たかが1620円ですからね(笑)。

で買って帰ることに。レジを打ってくれた別の店員さん(横でさっきのやり取りを聴いていた)は買ったスピーカーを両脇にかかえ、自動車のところまで持ってきてくれました。たかが1620円のジャンクスピーカーを運んでくれた店員さんには「ありがとうございます。」と丁寧にお礼を言いました。何か申し訳ない気分です。運んでくれた店員さん「本当にありがとう!」

さて持って帰って外観チェック。いつものとおりタバコのヤニコーティング。特にツイーターの汚れが目立ちます。他はダークブラウンなのであまり目立ちません。

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裏面の入力端子片側の締め付けネジがなく、蝶ネジになっているのも安値の理由なのでしょう。入力端子はそれだけでなくネジの周りの淵がなく、スピーカーコードの取付けに手間がかかります。店員さんはこれが分かっていて視聴を拒んだのかもしれません。作業性を少し改善するために蝶ネジをやめて普通の6角ボルトに交換しました。

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スピーカーコードをつないで音出しすると・・・。ツイーターとウーファーから問題なく音が出たので一安心。なかなか良い音です。特にダメ出しするようなところはありません。視聴しながスピーカーをお掃除。毎度の事ながらヤニ汚れは凄いものがあります。でもマジックリンがあるから大丈夫。あまりきれいにはなりませんでしたが実用的には見苦しくないレベルです。

パイオニアのS-101と並べて大きさを比較。奥行きは同じくらいで高さ幅は一回り強大きいです。ウーファーの口径は18cm対22cm。このサイズなら余裕で低音が出るでしょう。

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スピーカー台にセッティングすると、スピーカーが存在をかなり主張しています。今の私のオーディオではこのサイズが限界。これより大きいスピーカーは不要です。

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いつも聴くCDから聴き始めました。低音はS-101より出て高音もきちんと出て中音も引っ込まずバランス良好です。高音の感じはS-101と同系ですが、S-101程のきめ細やかさはなく、もう少しザックリ鳴ります。ハイファイではあるけれど上品な音ではありません。私はツイーターのアッテネータをMAXにしています。

低音は少し緩めでS-101よりDS-200Zに近い感じ。これはバスレフポートの共振周波数が高めになっているからだと思います。下にはあまり伸びないけれど感じる低音としてはこの方が量感があります。この手のバスレフらしい音が嫌いな人には合わない音でしょう。同じバスレフではあるけれどS-101はもう少し締まって解像度も高くなっていました。

バランスが良くハイファイな音ではあるけれど、こじんまりとせず明るく元気に鳴るのがこのスピーカーの良さです。能率が92dBと高めな事がこの解放感ある音につながっているように思います。鳴りっぷりが良く聴いていて楽しい音、私が好きな音です。10数年前に聴いた上位機種のSB-6がこんな感じの鳴り方だったように記憶しています。

5000円で落札したDS-200Z(ウーファーエッジ硬化)から3780円の処分品S-101になり、更に1620円のジャンク品SB-3Aと、どんどん下落していく私のスピーカー。こんなんで良いのでしょうか(笑)? まあプアオーディオの私に見栄はないので、気に入った音が出れば何の問題もありません。

テクニクスのSB-3Aが気に入っちゃいました!

<余談>
当時流行った平面スピーカー。テクニクス、Lo-D(日立)、ソニーが積極的に進め、それぞれ異なる方式で良さも評価されていました。私の記憶ではテクニクスの1代目は低音の出方が独特で評判は今一つ、そこへ投入されたSB-6以降の2代目が今回のSB-3Aなど型番末尾に「A」が付くシリーズで、これらは低音が改善され中でも売れ筋のSB-6/SB-6Aはオーディオ評論家の評価が高く市場でもかなり人気がありました。

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コメント

こんばんは。平面スピーカーには批判もあるようですね。私の使っていたのはもう一回り大きいソニーのものでした。それはネットがついていましたが、テクニクスはパンチングメタルで保護しているのですね。
結局コーンの素材も紙か、ポリプロピレンが残りました。
いっきさんは、ツイーターのレベルを上げて聴かれていっきのですね。

投稿: サンセバスチャン | 2017年6月 5日 (月) 21時48分

サンセバスチャンさん
こんばんは。
平面スピーカーへの批判あるでしょうね。
SB-3Aを聴く限り特に平面スピーカーを意識させるようなものはありません。
ブラインドフォールドテストで聴き分けられる人がいるのかどうか?
ネットがない分音がほとんど遮断されないので歯切れが良い音に聴こえます。
コーンの素材、B&Wのケブラーとかモニターオーディオのメタルとか最近のヤマハの新素材とかパイオニアのカーオーディオ用カーボン繊維とかまだ色々ありますよ。
私の場合ほとんどが小音量再生なのでツイーターのレベルを上げておかないと高音が良く聴こえません。
というか硬い音の方が好きなので、音をカッチリさせるために高音がはっきり聴こえるようにしています。

投稿: いっき | 2017年6月 6日 (火) 22時01分

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