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SL-1500を観察

レコードプレーヤーSL-1500を観察してみました。
プラッターは中央付近が窪んでいてその裏にローターが取り付けられています。

P95

本体表面がツルツルなのでてっきりプラスチックだと思ったのですが・・・。

P96

メンテナンス用のオイルが置いてあります。
移動時にトランスを固定するネジも付いていました。
モーターはスロット数が減った今につながる物になっています。

P97

SL-1200初代のモーターと比べるとコンパクトになりローコスト化されています。
クオーツロックに必要なFG(周波数発生器)は付いていません。
プラッター裏にローターが固定されたテクニクスならではの構造。

P98

こちらにももちろんFGは付いていません。
ローターをプラッターと一体化するのは強度の点で良いと思います。
裏がえして見ると。

P99

脚はプラスチックの底板と一体化した簡略なもので、
簡単なインシュレーション機能はあるものの高さ調整は不可。
一か所フェルトが取れていました。
脚と底板が一体だからだと思いますが多めの12個のネジで本体に固定。
底板を外してビックリ。

P100

本体はアルミダイキャストでした。
表の塗装がプラスチックのような肌合いなのは、
下のクラスのプラスチック筐体の物と見た目の差を減らすためか?
回転制御回路はSL-1200初代と類似だろうと思います。

P101

回転数切替スイッチは電源ON/OFFスイッチも兼ねています。
電源ON/OFFは右側のマイクロスイッチ。
回転数切替は左側のSL-1200と同様なスイッチ。
回転が安定しなかったのはやはりここの接触不良。
分解清掃できますが面倒なので接点復活材処理。

SL-1200もそうですがここをトグルスイッチにしてしまう手があります。
筐体にドリルで穴を開けてスイッチを取付ければ良いと思います。
回転数切替はこのスイッチで行い、電源ON/OFFは元のレバーで行います。
こうすれば接触不良を根本から解決できます。

P102

トーンアームの裏側を見るとアームベース部分もアルミダイキャストでした。
しっかりした作りになっています。
バネ式の簡便なインサイドフォースキャンセラー。

取り敢えず軽く清掃して聴いてみました。
カートリッジは元々付いていたEPC-270C-Ⅱ。
ロックがかかるまで少し挙動が不安定です。
制御回路に劣化した部品があるのだろうと思います。

P103

トーンアームにガタはなく、アームリフターは速く降りてしまいます。
音楽を楽しむならこれで十分良い音です。
背が高いこのカートリッジでトーンアームの水平がとれるようになっています。
トーンアームの高さ調整はできませんのでカートリッジを交換する際は要注意。

テクニクスのレコードプレーヤーのトーンアーム位置は
背の高いカートリッジ用に調整されているようです。
以前オルトフォンのコンコルド用にトーンアーム位置が高いのではないかと
書きましたが、
コンコルドが発売される以前に既にテクニクスのカートリッジの
背が高かったのだと分かりました。

それからトーンアームをアームレストに戻してロックすると低い位置になるので、
アームリフターを上げられなくなります。
使用時はロックを外しアームリフターをまず上げてから
レコードの上にもっていくようにしないと、
カートリッジの針をレコードにぶつけてカンチレバーを折る可能性があり、
注意が必要です。

これで可動レコードプレーヤーは10台目(笑)。

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