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M97xEの比較試聴

またいつものオーディオ記事に戻ってしまいました。
ジャズアルバムは新譜やお薦めを聴いているので次に書きたいと思います。
なんて言ってますが書くかどうかは・・・。

入手してあったM97xEの比較試聴です。いつものように2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替しながら比較する方法です。比較の相手は私のリファレンスZ-1E。レコードプレーヤーはビクターQL-5とデンオンDP-2000モーター/ビクターUA-7045トーンアーム/デンオンDP-77キャビネットです。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : シュアー M97xE(針:純正楕円針N97xE)

P70

出力はM97xEの方が少し小さいです。音色はどちらも明るく元気良くなのですが、M97xEはZ-1Eのような荒さは控えめで、接合ダイヤの割には高音が大人しくきれいに出てハイファイ調。M97xEはシュアーがハイファイカートリッジとして売るだけの音はしていると思います。接合ダイヤでこういう音が出せるのはシュアーのシュアー社たるところなのでしょう。日本のOEM品(廉価品)に自社ブランドのロゴだけ付けて売っているところとは違います。突き詰めて聴かなければM97xEは十分オーディオ的な音です。

ついでに気になっていたM97xEとVSTⅢの比較試聴もしてみました。

左 : シュアー VSTⅢ(針:純正ハイパーエリプティカル針VNSE3HE)
右 : シュアー M97xE(針:純正楕円針N97xE)

P71

出力はM97xEの方が僅かに大きいです。この二つは当然ながらかなり似た音色で意外と差がないと思いました。片やベリリウムパイプカンチレバーに無垢ダイヤ、片やアルミパイプカンチレバーに接合ダイヤという大きな違いがあるにもかかわらずです。よく聴けばさすがにVSTⅢの方が高音はきれいに出て音にしっとり感があり心地良い音になっています。でもこの良さが分かる人はそれほどいないと思います。ちなみにヘッドシェルとシェルリード線の違いは大差ないものとして比較しています。

では針を入れ替えたらどういうことになるのでしょうか。気になるのでやってみました。その写真は撮っていないので結果だけ報告します。出力はM97xEにVSTⅢの針を付けたほうがより大きくなりなります。ということはコイルはM97xEの方が多く巻かれていて、マグネットはVSTⅢの針の方が強いことになります。音色もM97xEにVSTⅢの針を付けると元気が出てしっとり感がなくなり、逆にVSTⅢにM97xEの針を付けると大人しめになりしっとり感も出てきます。この組合せは本体に影響されることが分かりました。

私としてはしっとり感より元気良さを求めるので、M97xE本体に針を付け替えて楽しめば良いという結論になりました。VSTⅢの本体には申し訳ないけれど使わない方の針の置き場になってもらいましょう。

シュアー最後のハイファイカートリッジM97xEは手元に残しておとこうと思います。

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