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DENONレコードプレーヤー祭り(笑)!

またレコードプレーヤーを落札してしまいました。DENONのDP-1200です。レコードをかけながら眠くなってしまった時、オートリフトアップのレコードプレーヤーがあると便利なのでこれにしました。

えっ、今持っているトリオKP-700Dもオートリフトアップなのでは?と思った方がいるでしょう。そうなんですけれど、実は当初からオートリフトアップしない場合がありまして、今はほとんどオートリフトアップしない状態になっています。

更にKP-700Dで針圧調整をする場合、アームリフターを下げるとプラッターも回転してしまい、プラッターにかからないところで針圧調整するにしても目障りなのです。トーンアームの高さ調整をする場合も回転するレコードの上に針を落とさなければなりません。まあそれで良いのですがレコードが回転している必要は全くありません。

まあなんだかんだ言っていますが、最近またDENONがお気に入りなので、たぶんこの機種がヤフオクでは一番安く手に入るだろうからということでこれになりました。

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汚れはありますが掃除すればそこそこきれいになりそうです。落札価格が安かったのはストロボランプが点灯しなかったからでしょう。点灯しなくても落札したのは、以前付属するカートリッジ欲しさに落札した、ジャンクレコードプレーヤーDP-30(DENON製)から外したストロボランプがとってあたので、それが使えるだろうと思ったからです。

それから後ほど書きますが、商品説明にあった「回転数調整ボリュームに接触不良あり」というのは、回転数が安定しないからそう書いたのでしょうけれど、原因は別にありました。

ひっくり返して中を見てみるとこんな感じです。

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DP-790と同様に電源トランスを介さず、AC100V(商用電源)で直接モーターを駆動しています。モーター制御回路はDP-790より更に簡略化されていて、IC1個、Tr3個(2SC458)、モーター駆動用中型Tr1個しか使われていません。

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オートリフトアップ機能部分は結構複雑になっています。リミットスイッチが付いていて、トーンアームをアームレストの固定位置から外さないと、ON/OFFスイッチがOFF位置に戻ってしまうようになっているので注意が必要です。時々ヤフオクに出るON/OFFスイッチがすぐに戻ってしまうというのは、この機能を知らないからではないかと思います。ということはジャンク品ではないのかもしれません。

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動作の方は回転数がうまく調整できない(ストロボスコープを使って蛍光灯で確認)だけで、オートリフトアップ機能は問題ないようでした。いつものように回転制御部の2SC458(3個)は2SC1815に交換。オートリプトアップ回路にも2SC458が使われていますが、こちらは動作していますし基板を取り外すのが面倒そうなのでやめました。

そしてストロボランプの状態を確認してみました。実は交換しようと思っていたDP-30から外したストロボランプは、点灯するか確認しようとしてAC100Vにつないだら一発で破壊しました(笑)。DP-30から外す時、AC100Vにつながっていると思ったのですが、よく考えたらシリーズに抵抗を入れて電圧を落としていたようです。今回DP-1200の回路を確認するとシリーズに8.2KΩの抵抗が入っていました。

ということで交換品がなくなったのでどんな状態なのかランプを確認したのです。幸いストロボランプは切れておらず、リード線が根元から折れただけでした。当然根元からポッキリ。ここでせこいことを思いつきました。ランプのガラスを削ってリード線をほんの少し出るようにして折れたリード線をはんだ付けしよという作戦(笑)。

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折れたリード線との間に銅より線を入れて何とか接続できました。ランプにはほとんどチョン付け状態。当然強度など確保できませんがこれで良しとしましょう。ランプは見事点灯しました。

実はこの作業中、プレーヤーをひっくり返したり元にもどしたりしていたら、制御基板をネジ1本で仮止めしていたところがポキリと・・・(涙)。基板が重かったようです。ここもいい加減な修復をこころみることに。強力接着剤で基板を接着して、アースパターンに銅線をはんだ付けして補強しました。

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左が折れてしまった写真、右がいい加減な修復です。これでなんとかなるでしょう。

トランジスタを交換したけれど回転は上手く調整できませんでした。回転数が合わないというよりロックしてくれません。ということで制御基板についているボリュームを調整してみることにしました。こちらを調整することで一応ロックできるようになりました。ただし33回転は良いのすが45回転は調整しきれません。私の場合33回転しか使わないのでこれで良しとすることにしました。

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これにてメンテナンスは終了!

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まだ掃除していないので汚れたままですが、レコードは問題なく聴けるようになりました。オートリフトアップも問題ありません。トーンアームの水平回転部に僅かにがたつきがありますが良しとしておきましょう。掃除したらKP-700Dに替えてこちらを常用機にしようと思っています。これで十分。

最後に、DP-1200は50Hz用と60Hz用があり、ダイレクトドライブではどちらでも対応できるのはずなのにおかしいと思っていたらわけがありました。このストロボパターン用の穴の位置に注意。

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50Hz用はここが50Hzのパターン(プラッター裏には50Hz用と60Hz用のストロボパターンあり)を照射するようになっているのです。しかしよく見るとネジ穴が2ヵ所開いています。ピン!と来た方はいるでしょう。そうです。左にある「5」と「6」から察すれば、「5」は50Hz用の取り付け穴で、「6」は60Hz用の取り付け穴と考えられます。

なんだ、DP-3000と同じで取り付け位置を変えればどちらの電源周波数にも対応可能です。でもなぜそうしなかったのか、DP-1200の価格帯のユーザーはそういうことをするマニアックな人ではないと想定しているのでしょう。またここにストロボランプが付いているので安易に動かしてほしくないというのもあるでしょう。ランプの根元からリード線が折れる可能性がありますから。今回のように。

今日はここまでで終わりではありません。

まだありますよ(笑)。

でっ! 祭りというのは・・・。

これも落札したからです。

DP-2000DK-77

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今あるDP2500のモーターとアームをこちらのキャビネットに乗せ換えようという魂胆です。というのもありますが、落札価格がたったの936円也! オイオイッ、そりゃあんまりだぜ(笑)。出品者がかわいそう。安かった理由は脚が1個壊れていたからかも?

まあDP-2000は付いているのでトーンアームだけこっちに持って来れば良いでしょう。トーンアームの取り付け穴位置はDP-2500と同じなので、オーバーハング等の調整は問題ありません。DP-2000はこちらの方がきれいですからこちらを修理して使うことにしましょう。症状はロックしないだけなので修理は簡単です。脚はDP-2500に流用したKP-700用をこちらに取り付けます。

レコードプレーヤーが増えすぎました。今8台あります(笑)。ジャンク品を修理して全てレコードが聴ける状態の物です。これから必要なも物だけ残してリサイクルします。

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コメント

私もかつてDP-1200を使っていました。オートリフトが想像以上に便利で仕事から帰って音楽を聴きながら眠ってしまっても自動的に針が上がって重宝しました。今はグレードアップと称してかえって不便なプレーヤーを使っています。

投稿: たきじん | 2016年7月25日 (月) 21時46分

たきじんさん
こんばんは。
DP-1200を使っておられたんですね。
オートリフトは便利ですよね。
グレードアップはそれはそれで重要で、不便なところがあっても音質をとるというのは良く分かります。
かつて私もそれを繰り返していましたが、今は安くてもまともに機能していればそれで十分で、そういうものをブログで紹介していくことを面白がっています。

投稿: いっき | 2016年7月25日 (月) 23時34分

はじめまして。
ShiShiと申します。
レコード歴2年程度の初心者ですが、よろしくお願い致します。

最近、愛用しているDENON DP50Lが電源をオンにすると、カチカチと音がなりすぐにアームがあが上がってしまう症状がでます。
自分でCDSの交換などの修理を行いましたが、改善できませんでした。
現状は、誤作動している電気磁石だと思われるパーツの配線をカットしたので、カチカチは無くなりましたが、もちろんオートリフトは機能しない状態です。
もうお手上げです。

ネットで調べているうちに、いっきさんのページに辿り着きました。
いっきさんは、この症状についてご存知のようなので、改善策をアドバイスして頂けないかとコメントしました。
厚かましいお願いで申し訳ないのですが、よろしくお願い致します。

投稿: ShiShi | 2016年10月29日 (土) 12時06分

ShiShiさん
こんにちは。
電磁石がカチカチ鳴るような症状については初めてききました。
たぶん電磁石を制御している回路の不具合によりその症状が発生していると思われます。
制御回路の不具合となると、その回路に使われているトランジスタの不具合という可能性が大きいです。
壊れやすいトランジスタとして2SC458が各所で報告されています。
もしDP-50Lの電磁石制御回路にそれが使われているならば交換してみるのが良いと思われます。
残念ながら私はDP-50Lを所有したことがないので、L字型の大きな基板のどの部分が電磁石制御回路なのか分かりません。
以上参考になるようでしたら幸いです。

投稿: いっき | 2016年10月30日 (日) 11時24分

いっきさん

ご返答、ありがとうございます。
2SC458は6〜8個くらい使われていたと思います。
やはり、このトランジスタは寿命が短いんですかね。
いっきさんが行っているように2SC1815yに交換してみます。
ちなみに電磁石に常に15vくらいの電圧が掛かっているようでした。うまく制御出来ていないのかもしれません。

現状は回転数は安定しているので、電磁石制御回路のみトランジスタを交換してみようと思います。制御回路の場所が分かればですが(汗

アドバイス、ありがとうございました。

投稿: ShiShi | 2016年10月30日 (日) 12時39分

いっきさん

こんにちは。
本日、秋葉原に行って1815と1015を買ってきて、取り換えてみました。
結局、458は8個使われていたので全て交換しました。脚はどれも真っ黒になっていました。
結果は、完璧に動作しました!
全て取り替えたので、回転数が合わなくなるのではないかと心配していましたが、そのような事となく安定しています。
これで安心してレコードを聴きながら居眠りができます(笑

外した458の中で一つだけ明らかにhfe50と低い物がありました。
これが悪さをしていたのでしょうね。

いっきさんのアドバイスやブログのお陰です。
ありがとうございました!

投稿: ShiShi | 2016年10月31日 (月) 16時35分

ShiShiさん
こんばんは。
やはり壊れていたのは2SC458でしたか。
現在動作していてもいずれ壊れるでしょうから全数交換は正解だと思います。
完璧に動作して良かったですね。
修理して大切に長く使うのは素敵なことだと思います。
お役に立てて嬉しいです。

投稿: いっき | 2016年10月31日 (月) 22時25分

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