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2016年6月

こんなものを入手してみました。

MM型カートリッジの探求は全く終了する気配がありません。いつまで続くんでしょうね? やっている自分でも分からなくなってきました(笑)。

ナガオカの針を入手してみました。

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44-30Xということは日本コロムビア(デンオン)のJM-13用の交換針ということですね。4チャンネル用ということはシバタ針でしょう。

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「MUKU(無垢)」「BLOCK DIAMOND」と書いてあるので無垢ダイヤかと思ったのですが・・・。

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接合ダイヤではありませんか! 開封はしてありましたけれど未使用ということで、中身は本物だと思います。そう言えばネットのどこかにこのシリーズは無垢ダイヤではないものがあると書いてありましたね。定価8000円で無垢シバタ針はやはり無理なのでしょう。

(注)外箱には「4CHANNEL」とあるだけですから、無垢ダイアでなくても問題はないと思います。封を切って中のプラケースを取り出すと「MUKU」とありますが、これは単に「MUKU」シリーズとプラケースを共用していたに過ぎないのではないかと考えます。ナガオカも結構すぼらなことをやっていたと思います(笑)。

こいつを取り付けるカートリッジは既に入手してありました。オーディオテクニカのAT-VM8です。ヤフオクには意外と出てこない希少品。

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こいつに似合うヘッドシェルは未入手なので今のところ視聴していません。ヘッドシェルを入手してから改めて報告します。

音は昨年聴いたヤマハCG-6500+JICO 88-100Qと大差ないと思います。

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これがなかなか良い感じだったので再視聴します。針がJICOからナガオカに変わるとどうなるんでしょうね? 本音を言うと、無垢シバタ針を聴きたかったのでカートリッジ本体を入手していました。

シバタ針と言えば、JICOのS楕円針とシバタ針が販売休止になっていることに今週の初めに気づきました。ホームページの「メーカーで探す」を見ていたら数が減っているのでおかしいと思い トップページ を見たらそういうことでした。

こちら➡ http://shop.jico.co.jp/news/Sdaen.pdf

販売再開は7月下旬頃を予定しているとのことですが大丈夫でしょうかね~。SAS針の販売終了に続くこれですからかなり心配です。

本件に関してははまもとさんからもコメントをいただきました。

オーディオテクニカのホームページにも異変?

VMカートリッジ のラインナップからAT150MLXが消えているではありませんか! 生産完了品のリストの方に入っていました。 シバタ針搭載のAT150Sa(ベラボーに高い\91,000)と平行して販売していくと思ったのですが・・・。AT150MLX同様のマイクロリッジ針を搭載したAT440MLbは継続販売していくと思うのですが、この調子では近い将来こちらも生産終了かもしれません?

アルミカンチレバーのAT150SaとAT440MLbを販売していて、ボロンカンチレバーのAT150MLXが販売終了ということは、ボロンカンチレバーの入手が難しくなった(価格高騰?)のでしょうか? 販売終了したJICOのSAS針もボロンカンチレバーでしたから、一部の部品が入手困難というのはボロンカンチレバーのことだったのかもしれませんね。

ナガオカのボロンカンチレバー搭載カートリッジは大丈夫なんでしょうかね?

ハイファイMM型カートリッジのお寒い現状には寂しい限りです。

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DP-790のメンテナンス

安値落札したレコードプレーヤーDP-790のメンテナンスが終了していますので報告します。デンオンのこの手のシリーズの最安値製品だけあって各所でコストカットしていますが、要所は押さえているなかなか良いレコードプレーヤーだと思います。

そこそこきれいに見えますが、かなりタバコのヤニコーティングされていました(笑)。

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底板を外してみるとこんな具合。

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大きなトランスがありません。モーターはトランスを介さずにAC100Vで直接駆動しているようです。そのため底板には注意事項が書いてあります。「感電防止のためこの底板は取り外さないで下さい。」要注意です。コストカットはこのような形でされています。

回転数制御回路は御覧のように簡略化されています。

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IC1個にトランジスタ7個しかありません。制御回路用に小型のトランスが付いています。

回転数がズレていて回転数調整ボリュームのセンターでは合いませんでしたが、たぶん裏面のボリュームを再調整すればセンターで合わせられたと思います。なので例のトランジスタが故障しているわけではありませんが安いトランジスタなので交換しました。

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トランジスタ5個を交換しておしまい。楽ちんです。

こちらは回転数調整用ボリューム。

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表にあるものと裏にあるものは直列接続されているので、表にあるものをセンターにしておいて裏のボリュームで33回転に調整しました。裏のボリュームは底板の穴から少し出ているので底板を外さずに調整できます。感電の心配はありません。

ちなみにストロボランプはコストカットのため付いていませんので、ゴムシートの上に乗っているストロボパターンを蛍光灯の光の下で見て縞模様が停止するように調整します。

またコストカットという意味では、トーンアームのアームレストとインサイドフォースキャンセラーを構成する部分がプラスチック製になっています。

タバコのヤニをじっくり清掃してメンテナンス終了。ダストカバーには傷が多いですがそれ以外はなかなか良い状態だと思います。

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白木にブラウン系の色調でまとめたデンオンのこの頃のデザインは好きです。音を聴いて思うのですが、音楽を楽しむのにこれ以上何が必要なのでしょうか?十分まともな音です。

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最近はすっかり悟ってしまたので、普段着的な気楽に楽しめるオーディオに良さを感じています。暮らしの中にあるオーディオはそんなものだと思います。

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エンパイア4000D/Ⅱの比較視聴

ご心配なく、元気です。
休みが取れずブログを更新する余裕がありませんでした。

お待たせいたしました。エンパイア4000D/Ⅱの比較視聴を行いましたので報告します。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。前回からレコードプレーヤーはトリオKP-700DとデンオンDP-2500です。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : エンパイア 4000D/Ⅱ(針:エンパイア S-4000D/Ⅱ)

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4000D/Ⅱの出力はかなり小さいです。高音に接合ダイヤの持つ濁りは感じられません。4000D/Ⅱは接合ダイヤではなく、カンチレバーに金属の土台を埋め込んでその上に(大きい)無垢ダイヤチップを接着した構造と捉えたほうが良さそうです。余談ですがこの接着部からダイヤチップが取れてしまう例が多々あるようです。高音はZ-1Eのようなメリハリはなくおとなしめ。低音が良く出て安定したバランスの音です。変な癖はなく長く聴いても疲れない音だと思います。廉価品の音ではなくハイファイ系の音。

チェックレコードのトレースは大きい振幅の方が上手くできません。針圧を最大の1.25gにしても少し歪が出ました。過去に体験したとおりエンパイアのカートリッジはトレース性能が悪いです。上記のとおりダイヤの下に金属の土台があり、カンチレバー自体もテーパードではあるものの太目で長いことから振動系は重く、マグネットがないからと言って針圧1gを適正値とするのは少々無理があるように思います。その割に松田聖子のサ行は優良なので高音のトレース性能は悪くないです。恐らくダイヤチップのカットは優秀で、音溝へ良くフィットしているのだろうと思います。

この音を聴いて似た傾向の音だと思うオーディオテクニカのAT15Eaと比較してみたくなりました。

左 : エンパイア 4000D/Ⅱ(針:エンパイア S-4000D/Ⅱ)
右 : オーディオテクニカ AT15Ea(針:オーディオテクニカ ATN15Ea)

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やはり両者似た音です。4000D/Ⅱの高音に少しメリハリをつけたのがAT15Eaの音だと思います。4000D/Ⅱは聴き疲れしにくいハイファイ系の音であると分かりました。ジャズをガンガン聴くというカートリッジではありません。松田聖子など女性ボーカルや80年代フュージョンなどが似合う音だと思います。

レコードプレーヤーによる音質差が気になったのでレコードプレーヤーを入れ替えて視聴しましたが、聴こえてきたのはカートリッジの音質差でした。

元気な音が好きな私にとって、4000D/Ⅱは持っていなければならないカートリッジではないことが分かりました。ヤフオクの相場は高いと思いますが、バカな価格でもないと思います。ただ賢い買い物とは決して言えません。本当にこういう音が聴きたくて4000Dシリーズにこの価格を払っているのか疑問です。なお出力がかなり小さいので高SN比のフォノイコライザーが必要。

私はエンパイアのカートリッジをもう買わないと思います。

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