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またまたレコードプレーヤーを入手。

今度はレコードプレーヤー探究か? ヤフオクでデンオン(現デノン)のDP-2500を入手しました。落札価格は3000円。安いのでそれなりの物であるのはいつものとおり。

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外観はそこそこです。商品説明に「DISC 再生出来ました。」とあったのですが、ストロボスコープが流れて回転が正確ではありません。「OUTPUT ケーブルがついて無いため音出し確認出来ません。」ということなので、要はターンテーブルが回転したということだけだったようです。ストロボランプが見て分かるくらいゆっくり点滅してストロボが見にくいです。ジャンク品扱いなのでこんなものでしょう。

トーンアームにがたつきがあります。以前DP-2800のキャビネットだけヤフオクで落札したことがあり、それに持っていたDP-3000を乗せるつもりだったのですが、サイズ違いで乗せられませんでした。それでDP-2500を落札して、ターンテーブルとトーンアームをDP-2800のキャビネットに乗せ替えて使ったことがあります。その時もトーンアームにがたつきがありました。水平回転部分はがたつきがないのですが、垂直回転部分の軸受がダメです。多分このアームはほとんどがたつきありと見て良いように思います。

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出品写真をよく見ていなかったので気付かなかったのですが、アームリスターの水平バーがありません。これでは完全に手動で針をレコード上に乗せなければなりません。落札価格が上がらなかった原因のひとつでもあると思います。

裏返すとキャビネットにモーター単品とトーンアーム単品が載っていることが分かります。モーターはDP-2000として単品売りしていました。トーンアームは単品売りしておらずレコードプレーヤー搭載用のものです。キャビネットは板を組んだもので、トーンアーム搭載部分だけ板を2枚重ねにして強度を上げています。キャビネットの傷みは少ないです。

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フォノケーブルがないので入手しなければなりません。高いものは必要ないのでヤフオクで安く調達することを考えましょう。プラッターの錆がひどいです。これを見て気分げんなり。

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ここまで状態を見てきてメンテナンスする気がかなり失せたのは事実。メンテナンスにお金をかける意味がある物なのか・・・。ネット検索してもDP-2000の修理方法は1件くらいしか出てこなかったので、回転不良をうまく治せるか自信がなくなりました。う~む。回転数不良を回転調整用可変抵抗で修正できる可能性はありますが、それではその場しのぎに過ぎないと思ったのです。しばらく考えてデンオンならではのトランジスタ不良を疑ってみることにしました。2SC458の不良ですね。

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キャビネットからモーターDP-2000を外すと大きな穴が開きます。DP-2000のすぐ近くを板で囲んで支えているので強度的にはこれで十分な気がします。強度のほとんどはDP-2000そのもので保つ構造です。DP-2000を裏返してプラスチックカバーを外します。

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しっかりしたアルミダイキャストのプレートにモーターとトランスと制御基板を取付けています。トランスがやたら大きいです。そのトランスはかなり錆があり保管状態の悪さがうかがえます。DP-3000は制御部を基板1枚にまとめていましたがこちらは2枚。クオーツロック式になって回路が複雑になったぶん基板が多くなっています。モーターの後ろにあるスポンジはプラスチックカバーの振動抑制のためでしょう。経年劣化でボロボロなので役にたっていません。ストロボが点滅しているので外してみました。

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ストロボランプが切れているわけではなくなぜか点滅しています。分解したついでにすっかり汚れた鏡やプラスチックカバーはクリーニングしました。スタート/ストップスイッチと回転数切替はマイクロスイッチで行っています。ネット検索するとこの部分が剥き出しの金属接点になっているものがあるようなので、途中から仕様変更したのかもしれません。

まずは回転スピード検出用磁気ヘッドがつながっている基板の2SC458を交換することにしました。DP-3000の修理の時もこの辺りの回路(位相比較回路)の2SC458の不良で高速回転するようになっていたからです。

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基板の右側は電源系、左側が位相比較系の回路だと思います。この左側部分に2SC458が7個あります。交換するのはこれらの2SC458だけで他のトランジスタは大丈夫だろうと判断しました。

DP-3000修理予備用に買っておいた2SC458がありますが、今回の不具合がそれだけで治るのか分からないので生産中止の貴重な2SC458は使用せず、代替品として使用できる2SC1815に交換することにしました。アンプ修理用に以前秋月電子の通販で買ったものをいくつか持っているからです。2SC1815は今も秋月電子で安く買えるのでここに使っても惜しくありません。

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四角い2SC458を丸い2SC1815に交換。2SC458はDランクなので、hfe値が近い2SC1815のGRランクに交換しました。

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外した2SC458は結露で足が真っ黒け。結露しやすいということはトランジスタの温度が高くなるからで、その結果劣化が速いのだろうと思います。まあ他のトランジスタも足が黒いものはあるので、2SC458自体の寿命が短いというのがあるのでしょう。

(交換した後で、これらトランジスタを交換したブログ記事があることが分かりました。そちらは交換だけで修理完にはなっていません。)

交換して動作チェックすると33回転はしっかりロックがかかるようになりました。45回転はぎりぎりロックしそうでしない状態。45回転は使わないのでこのままとして、回転調整(ロック調整)用半固定抵抗はいじらないことにしました。その理由は以前入手したDP-2000も時々ロックが外れてここを調整したらかなりクリティカルだったからです。

その後連続運転や電源入り切りをして問題ないかしばらく確認。33回転が正常にロックすれば良いのでクリーニングしました。ダストカバーはプラスチッククリーナがないので汚れだけ落しました。後程磨きます。キャビネットはきれいな方ですが、モーターに傷が多数ありそれなりの外観です。フォノケーブルを入手してがたつきがあるトーンアームでしばらく聴いてみようと思います。

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これで終わるはずだったのですが・・・。今日もう一度回転を確認してみると33回転がロックしません。こうなると回転調整の半固定抵抗を調整するしかありません。ついでに45回転も調整しました。ロックする範囲を確かめてその中央辺りに調整しました。そして1日かけて動作確認。う~む、時間をかけて色々操作してみると33回転は時々ロックしない場合があります。でも何度かやり直せばロックして、一旦ロックすれば途中で外れることはないです。もう少し調整を詰める必要がありそうです。

触っていないもう1枚の基板にはストロボランプがつながっていて、ストロボランプの点滅は回路の異常なのかもしれないので調べてみようと思います。そしてこちらの基板にも2SC458があるようなら交換しておこうかと思います。以前なら電解コンデンサの不良をすぐに疑ったものですが、長年色々修理してみて電解コンデンサの頭が異常に膨らんだりしていなければ、まず電解コンデンサの不良はないと分かったので今回は交換しません。

しばらくこいつで遊べそうです。

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