愛機PL-380のモーターを交換しました。
愛機PL-380のモーターを交換しました。モーターが壊れたわけではありませんが、程度が良いものに交換しておこうと思ったのです。部品取り用の予備機から外したモーターを利用。
なかなか良い状態です。このしっかりしたアルミダイキャストベースが頼もしい。
それまでのモーターはケースに入っていたのですが、この頃からローターが剥き出しの物が出てきます。テクニクスは早くからローターをプラッターに取付けてしまい、ステーターが剥き出しのモーターになっていました。
PL-380は分解しなくてもプラッター下のカバーを外せば簡単にモーターが交換できます。なかなか保守性が良いです。
元々取付けられていた物が左、今回交換する物が右です。タバコのヤニでこの汚れ。メンテナンスした時にクリーニングしませんでした。タバコを吸う人は自分の肺の中がこんな風に汚れているのです。怖~いっ・・・。
ミシン油で適当にメンテナンスしただけだったので、動作に問題はないとしても少し気になっていました。今回交換したモーターは特に何もせず現状のまま。至ってスムーズに回転しています。
これで安心して使えます。写真は掲載しませんがプラッターも交換しました。
<おまけ>
今手元にあるカートリッジはこの7個。
とにかく出入りが激しい私のカートリッジ。なかなか個性的なラインナップになっていると独り悦に入ってます。
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コメント
こんばんは。
並べて見るとカラフルですね。我が家には青やオレンジ、緑はありません。一個金色があるだけで、後はブラック、シルバー、ホワイトです。
投稿: サンセバスチャン | 2016年4月 2日 (土) 23時36分
サンセバスチャンさん
おはようございます。
カラフルですよね。
こうやって眺めると楽しいです。
サンセバスチャンさんのところはモノトーンですか。
ファッション性を加味してほしいです。
余計なお世話ですが(笑)。
投稿: いっき | 2016年4月 3日 (日) 09時52分
こんばんは、はじめまして。いつも楽しく拝見しています。この週末にPL-380のジャンクを購入しました。「回って音が出た」と言うので持ち帰ったのですが、モーターが右に左にがくがく行ったり来たりで回転しません。アームに連動してブレーキが掛かったりする仕様なのでしょうか。Start押すとアームは動作します。諦めようか、泥沼に足入れようか思案中です。いきなりの質問で失礼なことは承知です、ちょっとしたことでもお心当たりの情報をいただければ幸いです。
投稿: どらお | 2016年4月18日 (月) 20時47分
どらおさん
こんばんは。はじめまして。
拙ブログをお読み下さりどうもありがとうございます。
残念ながらその症状ですと私には修理できません。
制御基板が故障していると思われます。
かなりIC化された回路ですし、壊れやすい部品の情報なども一切持ち合わせていません。
お力になれず申し訳ありません。
m(_ _)m
投稿: いっき | 2016年4月18日 (月) 23時02分
いっき様
おはようございます。ご丁寧にお返事いただきありがとうございます。
書き込みした後「ブラシレスモーターの故障」をネット検索しまして少し物知りになりました。モーターは生きている感じでご指摘のように制御系のようですね。
問題が切り分けられそうですので基板を外して少し遊んでみます。 売り場の棚にもう一台PL-380が2千円で出ているで(今度は回るか確認して!)それを抱えてきて各所の電圧見比べながら、というのもありかなと思ってます。カスタムICが不良なら諦めつきます。
その前にこの先どうするか少し冷静に考えて見ます。せっかく出会ったPL-380Aなので・・・。
ありがとうございます。
投稿: どらお | 2016年4月19日 (火) 07時59分
どらお様
こんばんは。
基板を外してチェックできる電気的知識をお持ちでしたら修理可能かもしれませんね。
あれこれ悩む過程を楽しむのならばいじって見るの良いと思います。
投稿: いっき | 2016年4月22日 (金) 22時55分
いっき様
こんにちは。知識がないのにいじりたくなるので始末が悪いです(笑)。おっしゃるとおりあれこれ悩むのが楽しめるかどうかですね。捨てるのは簡単なのですけれど。それで私は茨の道?を選んじゃいました。
いっきさんPL-380を処分される気配なので残念ですが、あと10行ほどお付き合いください・・。
ネットを散々俳諧したところ、80年ごろと思われるパイオニアの技術者向け冊子にダイレクトドライブモーターの解説記事を見つけました。ICのブロックダイヤグラムも記載されていて中々の内容です。
ICの知識も無いしモーターなんて電源つなげば回る、程度の無知な私ですが、読みふけるにつれて少しは理解できる部分が出来ました。
故障部品の特定に困っていたところ、今度は同じPLLサーボシステムを搭載するPL-L-1000のサービスマニュアルに出くわし、そのトラブルシューティングから、コントロールICのPA2004の不良と断定しました。
ネットで探したところ、部品があるのでオーダーかけました。
部品が来るまで拭き拭きお掃除で、内外ともピカピカです。 直らなくても、ドンマイ! さあ、どうなるやらです。
長文失礼しました。
投稿: | 2016年4月23日 (土) 14時37分
どらお様
こんばんは。
そこまで調べる情熱には頭が下がる思いです。
修理できるかできないか、要は修理にかける情熱次第だと思います。
もっと言えば執念が勝敗を分けると思います。
修理に情熱を傾けられるなら大概のものは直せるはずです。
今回も直せるのではないかと思うのですがいかがでしょうか?
結果報告を楽しみにしています。
投稿: いっき | 2016年4月24日 (日) 21時12分
わたしもヘッドシェル、いろいろ試しましたが、DJなので結局コンコルドなんですよね。針先が見えるのでいいんです。
投稿: SANO | 2016年4月25日 (月) 23時31分
SANOさん
こんばんは。
なるほど、DJをなさっているとコンコルドに落ち着くんですね。
コンコルドが出た頃はその後DJ用カートリッジとして世の中を席巻することになろうとは想像がつきませんでした。
投稿: いっき | 2016年4月28日 (木) 23時46分
いっき様
おはようございます。PL-380は現役退いたのですね。 私の方ですがまだ投げ出さずに続いています。
一昨日PA2004が届いたので交換したのですが変化無し。周囲の部品を外して値確認、半田除去とやり直し。FGから来ている電解コンデンサC15の値が20%増加していましたが、そのまま組み戻し。変化ありませんでした。
症状からこの辺りしか問題が無いので他に打つ手がありません。もう諦めようと思ったのですが、天の声? C15を外してみよう。
なんと、そうしたら正回転を始めました。FGからの微弱な信号がC15不良でICにうまく届いていなかったようです。やはり年数の経過した電解コンデンサは曲者ですね。これを機に全交換します。
というわけで一歩前進しました。まだまだ続きそうです。
お邪魔しました。
投稿: どらお | 2016年5月 9日 (月) 08時33分
どらお様
こんばんは。
私のPL-380はしばらく療養です。
不具合箇所が特定できたんですね。
執念が勝った結果だと思います(笑)。
上手く修理できた時の喜びはひとしおですよね。
ご報告ありがとうございます。
投稿: いっき | 2016年5月 9日 (月) 23時09分