« 2016年3月 | トップページ | 2016年5月 »

2016年4月

JICOのSAS針が販売中止に・・・!

ビックリしました!!

交換針メーカーJICOのSAS(スーパー・オーディオ・スタイラス)針が販売中止になっていました。またしてもアナログの貴重な灯火のひとつが消えてしまいました。

以前入手したエクセルME-45(スミコOyster同等品)のS楕円針をそろそろ聴いてみようと、JICO通販サイト をのぞいていてラインナップからSAS針が消えていることに気付いたのです。

エクセルME-45
P137

トップページの新着情報を下へスクロールしてみると、2月17日に【SAS針」販売終了のご案内】というのが出てきます。[詳しくはこちらへ...] を見てみると、一部の部品が入手困難になったとのことです。やはり世の中のオーディオに関する部品(特にアナログ)は縮小の一途を辿っているようです。販売終了してからもう2ヶ月半になろうとしています。

”規格を刷新した「新しいSAS針」をご案内できるよう努めてまいりますので、どうぞご期待ください。” とも書いてありますので永久に消滅してしまうわけではなさそうです。少し安心しました。とは言っても本当に「新しいSAS針」がお目見えするのか不安です。

レコードの売り上げが最近伸びているという話を聞きますが、アナログオーディオに関してはオーディオ全体から見れば縮小方向にあるというのは否めないと思います。レコードの売り上げにしてもそれこそ底の底にあった状態から少し上向いているだけで、ソフト全体の売り上げ全体からしたら大したことがないことは想像に難くありません。

ネット上で見つかるSAS針の評判は”気難しい針(性能を引き出すための調整がやっかい)”とのことなので、ずぼらな調整しかしていない私としてはなかなかSAS針に手が伸びませんでした。価格も10000円越えなのでプア(貧乏)オーディオの私には敷居が高かったりします。「新しいSAS針」は規格刷新と共に価格も刷新(値上がり)するのではないかという気がします。

SAS針が販売終了してしまったためでしょうか? 4月12日には ”現在S楕円針はご注文が大変集中しており、ご注文から発送までに約1ヶ月のお時間を頂いております。” という新着情報があります。SAS針に次ぐハイファイ針がS楕円針なので、シュアーカートリッジ所持者が慌てて注文しているのかもしれません。

今もS楕円針の納期遅れは続いているんでしょうかね。もう少し落ち着いてからME-45用のS楕円針を注文しようかと考えています。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

DP-2500をオーディオラックの定位置に置きました。

修理中のDP-2500をオーディオラックの定位置に置きました。
劣化したインシュレーター(脚)の交換品をヤフオクで入手したからです。

入手したインシュレーターはトリオKP-5050用です。
今回入手したインシュレターが左の4個。
右の4個はゴムが劣化したDP-2500の物です。

P133_3

ヤフオクの画面を見て取付けネジのサイズは同じだろうと判断。
外径だけが心配でしたがDP-2500の袴に干渉せずに取付け可能でした。

P134

上が元々付いていた物で下が今回交換した物です。
デザイン的にそれほど違和感はないと思います。
モーターDP-2000はかなり大きいので袴の下にはみ出ています。

なんで同じDENONの物ではなくトリオの物にしたかというと、
DENONの同じ構造の物では同じような劣化があるはずなので、
構造が異なる他メーカーの物の方が良いと思ったからです。
DP-2500はKP-5050より軽いですが細かいことは考えないことにします。

アームリフターのバーは入手していませんが脚がしっかりしたので、
オーディオラックの定位置に置くことにしました。
KP-700Dとの2台体制になりました。

P135

オーソドックスなマニュアル機2台になりました。
サイズ的にはDP-2500の方が奥行が短いですが高さは高いです。
DENON特有のこのデザイン、私は結構好きです。
ジャンク品2台が見事に復活!
比較的長く居座っていたPL-380は押入れの中に移動。

DP-2500の回転は安定してロックします。
プラッター外周を爪で少し押した程度ではロックが外れません。
意外と強力に回転がロックされています。
アームリフターのバーがないのでレコード盤上に手降ろしします。
気を使って少々わずらわしいですがそれもまた良いでしょう。

P136

特に問題なく使用できます。
必要にして十分な音だと思います。
アーム周りにゴムを多用していてガッチリ固めていないので、
奔放に楽しく鳴っているように思います。

<追伸>
言い忘れていました。
KP-700Dはジャンク品だったにもかかわらず、
ほとんど割れているダストカバーのヒンジが無事でした。
これはちょっとした奇跡?(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DP-2500はなかなか良いです。

「いまいち」と書いたレコードプレーヤーDP-2500ですが、
修理してまともな音が出るようになると、今度は「なかなか良い」になりました。
私のラックのレコードプレーヤー定位置に収まる日は近いかもしれません。

バーがないアームリフターを良く見るとネジ頭が切れていました。
ネジをペンチで回したら簡単に外れました。

P129

アームリフターごと交換しようと考えていましたが、
DENONのジャンクレコードプレーヤーからバーだけ外してこちらに取付けも可能。

もう一つの不具合。
インシュレーターのゴム劣化。
お椀をひっくり返した形のゴムカップでインシュレーションしています。
ゴムがへたって簡単に中央が沈んでしまいます。

P130

2個はまだ硬度がそこそこあり、2個はかなり軟化してしまっています。
モーターが付いた重い側のインシュレーターの劣化が進んでいます。

ヤフオクで別のレコードプレーヤーのインシュレーターをゲット。
ネジサイズは同じだと思いますが外径は微妙な感じ。
はてさてDP-2500に上手く取付けられるでしょうか?

以前入手したDP-2800の場合は大理石キャビネットで重かったため、
へたったのは当然と思いますが、それほど重くないDP-2500でダメとなると、
DENONのこの構造のインシュレーターは多かれ少なかれ劣化しているでしょう。

なくなっていたプラスチッククリーナーが届いたのでダストカバーを磨きました。
透明度は確保できましたが深い傷がいくつかあって、
プラスチッククリーナーで表面を研磨したくらいではとれません。

P131

でもここまできれいになれば私は十分。
透明ではなくグレイスモーク色なのでシックな感じです。

がたつきをなくしたトーンアームは、
VMS20E MkⅡの1g針圧で少し波打ったレコードを問題なくトレースさせます。
このくらいの感度が確保できていれば良いと思います。

P132

修理していくうちにDP-2500がかなり気に入ってきました。
しかし定位置に収めるのはもう少し修理してからです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

DP-2500と戯れる。

投げ出さずにやっています(笑)。
DP-2500をいじるのは楽しいですよ。

今度はもう1枚の基板をチェック。

P123

ここにもトランジスタ2SC458が6個使われていました。
全部交換します。
ついでに足が真っ黒けな2SA884(2個)も交換。
2SA884の代わりに手持ちの2SA1015(秋月電子で買えます)を使いました。
最大電圧が5V低いですが大丈夫でしょう。

交換したトランジスタは以下の8個。

P124

トランジスタを交換してもストロボランプの瞬きは変化なし。
単にストロボランプの寿命が近づいているだけなのかもしれません。
ロック(回転数)調整用ボリュームを再調整。
今度はしっかりロックするように調整できたと思います。
色々やっても今の所ロックがかからないことはありません。

さてと、トーンアームのがたつきを直してみようと思いました。
こんなドライバーを持っています。

P125

以前KP-7300のトーンアームがガタガタだったのでこれで締めたのでした。
締め付けトルクとか分からないので手の感触をたよりにやった割には、
結構上手くいったように記憶しています。

今回もダメ元でやってみることにしました。

P126

外側のネジを上記ドライバーで緩めて中央のネジで軸受を締めます。
ピポッド軸受なので円錐をより食い込ませればがたつきは収まります。
きつく締まっていたので緩める時に滑ってちょっと傷つけてしまいました。

最初は締め過ぎて0バランスを取ろうとしても敏感に動かなくなりました。
そこでトーンアームの動きを見つつがたつかない所まで緩めました。
手の感触だけで作業するわけですがいい感じにがたつきを無くせます。
人間の手の感触はバカにできないところがありますよ。

よしよしと思ったら今度は別の問題が見つかりました。
プラッターが微妙に上下しています。
これは軸受が曲がってしまってプラッターが傾いているのか?
何とっ!プラッタの周囲1ヵ所を押すとカタッと動きます???
モーター軸にがたつきがあるの?
でもモーター軸そのものを動かそうと思っても動きません。
要はプラッターがモーター軸にきちんと嵌合していなかったのです。

P127_2

プラッターの錆がひどいことは報告済み。
嵌合部分のところにも少し錆が出ていました。
ヤスリで適度に錆を落として無水エタノールで清掃。
今度はきちんと嵌合しました。
ふ~っ、やれやれ。

で、こちらを直せばまた新たな問題が。
インシュレーター(脚)のゴムが劣化して4個全て底付き。
インシュレーション機能を果たしていません(涙)。
どこまで手がかかるやつなんじゃ~っ。

そうそう、トーンアームのがたつきを直した後の音について報告せねば。
同じレコードを同時にかけてPL-380と瞬時切替試聴。
カートリッジはME-45とZ-1Eをそれぞれ付けました。

相変わらずDP-2500の方が高音は良く出ます。
でも騒がしいところまでは行っていないように思います。
低音がしっかり出るようになったからかもしれません。
低音は適度にボリュミーでふっくら加減。
総じて楽しい音です。

P128

前回入手したKP-700DとPL-380の比較でもKP-700Dの方が鮮やかな音でした。
どうやらPL-380の高音が大人し目なようです。
音の楽しさから言ったら、KP-700DとこのDP-2500の方が良いと思います。
PL-380/AからKP-700DとDP-2500の2台体制に変えちゃおうかな~。

そのためにはDP-2500のインシュレーターとアームリフターを直す必要あり。
ヤフオクを使って安く修理する方法を考えたいと思います。
あせらずゆっくり直します。
こんなことをやっている時が一番楽しいんですよね。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

DP-2500はいまいちですね~。

モーターを修理してとりあえず使えるようになったDP-2500。
フォノケーブルが無かったのでヤフオクで入手しました。
フォノケーブルを自作して売っている方のものです。
送料も含めて3000円以内というのはリーズナブル。

P119

きれいに仕上げられているフォノケーブルが届きました。
半田付けは上手ですし処理も丁寧できれい。
いい仕事しています。
これなら何の不安もなく使用できます。

部材の合計金額からすれば1000円くらい儲けはあるかもしれません?
自分で部材を購入して作れば良いのですが、
通販で購入する場合1ヵ所で全て揃はないので、
送料は1000円くらいになってしまいます。
そう考えれば十分リーズナブルです。
作業の手間もないわけですから。

早速DP-2500をセッティングして聴いてみました。

P120

高音がよく出て少し華やかに聴こえます。
念のため同じレコードをかけてPL-380と切換比較試聴をしてみました。
カートリッジはキャラクターが近いZ-1EとME-45をそれぞれに装着。
やはりDP-2500は高音が良く出ます。
でも音がシャキシャキして騒がしく落ち着きに欠けます。

こういう元気な音が好きな人もいるでしょう。
私には余計な響きが乗っているように聴こえます。
そう言えばトーンアームがガタガタだったジェミニのXL-500Ⅱは
これより更に浮ついた音だったので一発却下となりました(笑)。
トーンアームにがたつきがあるとやはりダメみたいです。

DP-2500のモーターを使うならトーンアームは交換しなければなりません。
FR-54かビクターのニュー・ジンバル・サポートのやつが良いです。
でもトーンアームを乗せ替えて使う程このモーターに惚れこめません。
もう少しモーターを調整しようとは思いますが、このままリサイクル行きかも?

話は変わりまして。
お気に入りのカートリッジVMS20E MkⅡをまた入手しました。
私が落札したのですからリーズナブルな価格です。
カートリッジ本体に錆が目立ったので高くならなかったのでしょう。

P121

カンチレバーに腐食が目立ちますがスタイラスはきれいです。
リングマグネットもしっかりしています。
本体に断線はなく問題なく聴けました。
私は針だけがほしいのでM20に付けて聴きます。

P122

VMS20E MkⅡは本体とレコードとの間隔(クリアランス)が小さいので、
波打ったレコードでトーンアームの追従性が悪いと腹を擦ってしまうでしょう。
くれぐれも重いヘッドシェルには取付けないように。
針が2個になったので交代で使えば(他のカートリッジもありますし)
飽きるまで使えることでしょう(笑)。

ヘッドシェルと本体はリサイクルします。
断線しやすいこのカートリッジですから、本体だけにもニーズはあると思います。
そうすれば針だけかなりお安く入手できたことになります(笑)。
VMS20E MkⅡは良いですね~。

| | コメント (5) | トラックバック (0)

またまたレコードプレーヤーを入手。

今度はレコードプレーヤー探究か? ヤフオクでデンオン(現デノン)のDP-2500を入手しました。落札価格は3000円。安いのでそれなりの物であるのはいつものとおり。

P108

外観はそこそこです。商品説明に「DISC 再生出来ました。」とあったのですが、ストロボスコープが流れて回転が正確ではありません。「OUTPUT ケーブルがついて無いため音出し確認出来ません。」ということなので、要はターンテーブルが回転したということだけだったようです。ストロボランプが見て分かるくらいゆっくり点滅してストロボが見にくいです。ジャンク品扱いなのでこんなものでしょう。

トーンアームにがたつきがあります。以前DP-2800のキャビネットだけヤフオクで落札したことがあり、それに持っていたDP-3000を乗せるつもりだったのですが、サイズ違いで乗せられませんでした。それでDP-2500を落札して、ターンテーブルとトーンアームをDP-2800のキャビネットに乗せ替えて使ったことがあります。その時もトーンアームにがたつきがありました。水平回転部分はがたつきがないのですが、垂直回転部分の軸受がダメです。多分このアームはほとんどがたつきありと見て良いように思います。

P111_2

出品写真をよく見ていなかったので気付かなかったのですが、アームリスターの水平バーがありません。これでは完全に手動で針をレコード上に乗せなければなりません。落札価格が上がらなかった原因のひとつでもあると思います。

裏返すとキャビネットにモーター単品とトーンアーム単品が載っていることが分かります。モーターはDP-2000として単品売りしていました。トーンアームは単品売りしておらずレコードプレーヤー搭載用のものです。キャビネットは板を組んだもので、トーンアーム搭載部分だけ板を2枚重ねにして強度を上げています。キャビネットの傷みは少ないです。

P109_2

フォノケーブルがないので入手しなければなりません。高いものは必要ないのでヤフオクで安く調達することを考えましょう。プラッターの錆がひどいです。これを見て気分げんなり。

P110_2

ここまで状態を見てきてメンテナンスする気がかなり失せたのは事実。メンテナンスにお金をかける意味がある物なのか・・・。ネット検索してもDP-2000の修理方法は1件くらいしか出てこなかったので、回転不良をうまく治せるか自信がなくなりました。う~む。回転数不良を回転調整用可変抵抗で修正できる可能性はありますが、それではその場しのぎに過ぎないと思ったのです。しばらく考えてデンオンならではのトランジスタ不良を疑ってみることにしました。2SC458の不良ですね。

P112

キャビネットからモーターDP-2000を外すと大きな穴が開きます。DP-2000のすぐ近くを板で囲んで支えているので強度的にはこれで十分な気がします。強度のほとんどはDP-2000そのもので保つ構造です。DP-2000を裏返してプラスチックカバーを外します。

P113

しっかりしたアルミダイキャストのプレートにモーターとトランスと制御基板を取付けています。トランスがやたら大きいです。そのトランスはかなり錆があり保管状態の悪さがうかがえます。DP-3000は制御部を基板1枚にまとめていましたがこちらは2枚。クオーツロック式になって回路が複雑になったぶん基板が多くなっています。モーターの後ろにあるスポンジはプラスチックカバーの振動抑制のためでしょう。経年劣化でボロボロなので役にたっていません。ストロボが点滅しているので外してみました。

P114

ストロボランプが切れているわけではなくなぜか点滅しています。分解したついでにすっかり汚れた鏡やプラスチックカバーはクリーニングしました。スタート/ストップスイッチと回転数切替はマイクロスイッチで行っています。ネット検索するとこの部分が剥き出しの金属接点になっているものがあるようなので、途中から仕様変更したのかもしれません。

まずは回転スピード検出用磁気ヘッドがつながっている基板の2SC458を交換することにしました。DP-3000の修理の時もこの辺りの回路(位相比較回路)の2SC458の不良で高速回転するようになっていたからです。

P115_3

基板の右側は電源系、左側が位相比較系の回路だと思います。この左側部分に2SC458が7個あります。交換するのはこれらの2SC458だけで他のトランジスタは大丈夫だろうと判断しました。

DP-3000修理予備用に買っておいた2SC458がありますが、今回の不具合がそれだけで治るのか分からないので生産中止の貴重な2SC458は使用せず、代替品として使用できる2SC1815に交換することにしました。アンプ修理用に以前秋月電子の通販で買ったものをいくつか持っているからです。2SC1815は今も秋月電子で安く買えるのでここに使っても惜しくありません。

P116

四角い2SC458を丸い2SC1815に交換。2SC458はDランクなので、hfe値が近い2SC1815のGRランクに交換しました。

P117

外した2SC458は結露で足が真っ黒け。結露しやすいということはトランジスタの温度が高くなるからで、その結果劣化が速いのだろうと思います。まあ他のトランジスタも足が黒いものはあるので、2SC458自体の寿命が短いというのがあるのでしょう。

(交換した後で、これらトランジスタを交換したブログ記事があることが分かりました。そちらは交換だけで修理完にはなっていません。)

交換して動作チェックすると33回転はしっかりロックがかかるようになりました。45回転はぎりぎりロックしそうでしない状態。45回転は使わないのでこのままとして、回転調整(ロック調整)用半固定抵抗はいじらないことにしました。その理由は以前入手したDP-2000も時々ロックが外れてここを調整したらかなりクリティカルだったからです。

その後連続運転や電源入り切りをして問題ないかしばらく確認。33回転が正常にロックすれば良いのでクリーニングしました。ダストカバーはプラスチッククリーナがないので汚れだけ落しました。後程磨きます。キャビネットはきれいな方ですが、モーターに傷が多数ありそれなりの外観です。フォノケーブルを入手してがたつきがあるトーンアームでしばらく聴いてみようと思います。

P118

これで終わるはずだったのですが・・・。今日もう一度回転を確認してみると33回転がロックしません。こうなると回転調整の半固定抵抗を調整するしかありません。ついでに45回転も調整しました。ロックする範囲を確かめてその中央辺りに調整しました。そして1日かけて動作確認。う~む、時間をかけて色々操作してみると33回転は時々ロックしない場合があります。でも何度かやり直せばロックして、一旦ロックすれば途中で外れることはないです。もう少し調整を詰める必要がありそうです。

触っていないもう1枚の基板にはストロボランプがつながっていて、ストロボランプの点滅は回路の異常なのかもしれないので調べてみようと思います。そしてこちらの基板にも2SC458があるようなら交換しておこうかと思います。以前なら電解コンデンサの不良をすぐに疑ったものですが、長年色々修理してみて電解コンデンサの頭が異常に膨らんだりしていなければ、まず電解コンデンサの不良はないと分かったので今回は交換しません。

しばらくこいつで遊べそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

舞鶴城公園の桜を見てきました。

昨日舞鶴城公園(甲府城址)の桜を見てきました。
今日は天気が崩れるという予報だったので昨日にしたのです。
甲府の桜は今が満開。
来週は信玄公祭りですが、残念ながら桜の見頃は過ぎてしまいます。

まずは入口。
時計がピッタリ午後2時を指しています。
舞鶴城に天守閣はありません。

P98

雲が多かったですが青空も見えました。
謝恩塔と桜。
帰ってから写真を見て鳥が写っていることに気付きました。
狙って撮ったのではありません。

P99

ご覧のとおり満開です。

P100_2

上から見た桜もきれいです。
花見客もそこそこいましたがそこは甲府。
上野のような混雑とは程遠い状況。

P101

お城の南側の甲府の街。
はっきり言って県庁所在地とは思えない小さな街です。
右側に見えるビルは高層マンション+商業施設。
街の活性化の起爆剤となるはずだったのですが・・・。
不発?

P102

お城の東側に広がる甲府盆地。
長閑です。

P103

お城の北側の甲府の街。
こちら側にも高層マンション。
左側に見える奇抜な建物は建築家丹下健三設計の山梨文化会館。
YBS(山梨放送)が入るビルです。
桜のすぐ向こう側が中央本線で甲府駅構内。
そこに並ぶレトロな建物は駅周辺の観光地化の一端。
写真中央の山際に武田神社(信玄屋敷があったところ)があります。
信玄公はお城を作りませんでしたからね。

P104

濃いピンク色の桜もありました。
綺麗ですよね。

P105_2

青空をバックにすれば更に映えるのですが残念ながら曇りがち。
でも桜はきれいに咲いていました。

P106

松の緑色と桜のピンク色の対比もなかなかきれいです。
先程の甲府の街の写真は写真中央の城壁の一番上から撮りました。
ビューポイントなのでここに来たら是非登って甲府市を見渡して下さい。

P107

というわけで公園内を一周して花見終了。
桜を満喫して程良い散歩ができました。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

愛機PL-380のモーターを交換しました。

愛機PL-380のモーターを交換しました。モーターが壊れたわけではありませんが、程度が良いものに交換しておこうと思ったのです。部品取り用の予備機から外したモーターを利用。

P92

なかなか良い状態です。このしっかりしたアルミダイキャストベースが頼もしい。

P93

それまでのモーターはケースに入っていたのですが、この頃からローターが剥き出しの物が出てきます。テクニクスは早くからローターをプラッターに取付けてしまい、ステーターが剥き出しのモーターになっていました。

PL-380は分解しなくてもプラッター下のカバーを外せば簡単にモーターが交換できます。なかなか保守性が良いです。

P94
元々取付けられていた物が左、今回交換する物が右です。タバコのヤニでこの汚れ。メンテナンスした時にクリーニングしませんでした。タバコを吸う人は自分の肺の中がこんな風に汚れているのです。怖~いっ・・・。

P95

ミシン油で適当にメンテナンスしただけだったので、動作に問題はないとしても少し気になっていました。今回交換したモーターは特に何もせず現状のまま。至ってスムーズに回転しています。

P96
これで安心して使えます。写真は掲載しませんがプラッターも交換しました。

<おまけ>

今手元にあるカートリッジはこの7個。

P97

とにかく出入りが激しい私のカートリッジ。なかなか個性的なラインナップになっていると独り悦に入ってます。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

« 2016年3月 | トップページ | 2016年5月 »