DP-2500と戯れる。
投げ出さずにやっています(笑)。
DP-2500をいじるのは楽しいですよ。
今度はもう1枚の基板をチェック。
ここにもトランジスタ2SC458が6個使われていました。
全部交換します。
ついでに足が真っ黒けな2SA884(2個)も交換。
2SA884の代わりに手持ちの2SA1015(秋月電子で買えます)を使いました。
最大電圧が5V低いですが大丈夫でしょう。
交換したトランジスタは以下の8個。
トランジスタを交換してもストロボランプの瞬きは変化なし。
単にストロボランプの寿命が近づいているだけなのかもしれません。
ロック(回転数)調整用ボリュームを再調整。
今度はしっかりロックするように調整できたと思います。
色々やっても今の所ロックがかからないことはありません。
さてと、トーンアームのがたつきを直してみようと思いました。
こんなドライバーを持っています。
以前KP-7300のトーンアームがガタガタだったのでこれで締めたのでした。
締め付けトルクとか分からないので手の感触をたよりにやった割には、
結構上手くいったように記憶しています。
今回もダメ元でやってみることにしました。
外側のネジを上記ドライバーで緩めて中央のネジで軸受を締めます。
ピポッド軸受なので円錐をより食い込ませればがたつきは収まります。
きつく締まっていたので緩める時に滑ってちょっと傷つけてしまいました。
最初は締め過ぎて0バランスを取ろうとしても敏感に動かなくなりました。
そこでトーンアームの動きを見つつがたつかない所まで緩めました。
手の感触だけで作業するわけですがいい感じにがたつきを無くせます。
人間の手の感触はバカにできないところがありますよ。
よしよしと思ったら今度は別の問題が見つかりました。
プラッターが微妙に上下しています。
これは軸受が曲がってしまってプラッターが傾いているのか?
何とっ!プラッタの周囲1ヵ所を押すとカタッと動きます???
モーター軸にがたつきがあるの?
でもモーター軸そのものを動かそうと思っても動きません。
要はプラッターがモーター軸にきちんと嵌合していなかったのです。
プラッターの錆がひどいことは報告済み。
嵌合部分のところにも少し錆が出ていました。
ヤスリで適度に錆を落として無水エタノールで清掃。
今度はきちんと嵌合しました。
ふ~っ、やれやれ。
で、こちらを直せばまた新たな問題が。
インシュレーター(脚)のゴムが劣化して4個全て底付き。
インシュレーション機能を果たしていません(涙)。
どこまで手がかかるやつなんじゃ~っ。
そうそう、トーンアームのがたつきを直した後の音について報告せねば。
同じレコードを同時にかけてPL-380と瞬時切替試聴。
カートリッジはME-45とZ-1Eをそれぞれ付けました。
相変わらずDP-2500の方が高音は良く出ます。
でも騒がしいところまでは行っていないように思います。
低音がしっかり出るようになったからかもしれません。
低音は適度にボリュミーでふっくら加減。
総じて楽しい音です。
前回入手したKP-700DとPL-380の比較でもKP-700Dの方が鮮やかな音でした。
どうやらPL-380の高音が大人し目なようです。
音の楽しさから言ったら、KP-700DとこのDP-2500の方が良いと思います。
PL-380/AからKP-700DとDP-2500の2台体制に変えちゃおうかな~。
そのためにはDP-2500のインシュレーターとアームリフターを直す必要あり。
ヤフオクを使って安く修理する方法を考えたいと思います。
あせらずゆっくり直します。
こんなことをやっている時が一番楽しいんですよね。
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コメント
トランジスタの交換までやるんですね。すごいです。わたしは、自分の作ったもの以外じしんありませんね。笑
投稿: SANO | 2016年4月25日 (月) 22時28分
SANOさん
返事がすっかり遅くなりすみません。
子供の頃から電気いじりが好きで、トランジスタの交換くらいは気楽にやります。
投稿: いっき | 2016年4月28日 (木) 23時40分