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針D20Eの出力低下原因が分かりました。

前回VMS20EとVMS20EMkⅡの比較試聴をした時に、VMS20Eの方が出力が小さいということを書きました。その原因はマグネットの減磁ではないかと考えていたのですが、どうやらそれは正解だったようです。

次の写真を見て下さい。左がVMS20Eの針D20E、右がVMS20EMkⅡの針D20EMkⅡ。

P49

ありゃりゃっ! D20Eのリングマグネット(本体に挿し込む金属円筒の根元の紫色の四角い物体)が欠けているではありませんか! 出力低下の原因はこれですね。 

欠けたから磁力が減ったというよりは、欠けるくらいマグネットがもろくなっていることに問題があると思います。磁性体の劣化により磁力がかなり減っているのではないかと思われるのです。

なるほど、これではD20E本来の音で鳴らないと思います。私が書いた試聴結果はあくまでこのD20Eの結果ということで了解願います。

今回の検証でマグネットを欠いてしまったのは私だということも分かりました。針D20EをVMS20EMkⅡの本体に挿す時、少々きつかったのに力任せに押し込んだのがまずかったようです。

マグネットの欠片は針交換して後から挿したD20EMkⅡの根元に付着していました。これが欠けたマグネット。

P50

やってしまいました。貴重品を壊してしまったのは私自信(涙)。下の写真は購入してすぐに写した写真です。左側が今回のD20E。マグネットは四角です。ただし少し傾いて付いているのが分かります。この傾いているせいで本体と干渉して欠けてしまったんでしょう。

P51

ちなみに右側は以前入手したもので、本体が断線していたVMS20Eに付いていたD20Eです。こちらは角がしっかりしたマグネットが付いていることが分かります。

この劣化の差は保管状態の差なのでしょう。例えば屋外の物置とか温度差が大きいところや湿気の多いところに置いておけばこんな感じに劣化してしまうのではないでしょうか。石が風雨や気温差でもろくなってしまうのはご存知だと思いますが同様なことが起きます。磁石は文字どおり磁力を持った石なのですから。

中古品はこういうことがあるこを知っておくべきでしょう。特にヤフオクに出品されているものはそれこそピンキリなので、オーディオマニアが大事に保管していたものから、ゴミとして捨てられていた物から取ったようなものまであります。そういう物を見抜くことも含めて楽しむのがヤフオクなのだと私は思っています。

まあそんなVMS20Eなのですが、それでも気に入っています。いい音ですよっ!

P52

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コメント

御愁傷様です。
不用品としてオークションに出ているわけですから、こうして使われているだけで幸せだと思います。私のD20Eは抜こうとしたら絶対壊してしまうと思うので使い捨てですね。

投稿: サンセバスチャン | 2015年11月29日 (日) 16時37分

サンセバスチャンさん
こんばんは。
いえいえ愁傷するほどのことはないです。
出力は少々減っても本質的にはらしい音で鳴っていると思います。
腐っても鯛という感じでしょうか。
幸せだとおっしゃっていただけるなら嬉しいです。
本人(D20E)もそれを感じて鳴ってくれているように思います(笑)。
壊してしまいそうならいじらない方が良いのでしょうね。
思っているとそうなってしまう可能性大ですから。

投稿: いっき | 2015年11月29日 (日) 17時41分

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