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VMS20EMkⅡの音が気に入りました。

大昔使っていたオルトフォンのVMS20EMkⅡをやっと聴くことが出来て喜んでいます。しっかりした無垢ダイヤのスタイラスを見ていると、昔は良かったなあと思います。こういうカートリッジが比較的安く入手できたんですからね。今になって分かるその有り難味。

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さて、いつもの比較試聴をした結果を報告します。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : オルトフォン VMS20EMkⅡ(針:純正楕円針D20EMkⅡ)

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VMS20EMkⅡはなかなか元気な音を聴かせてくれます。元気が良い音という意味ではこの2つには共通性があります。出力レベルはVMS20EMkⅡの方が少し小さいです。VMS20EMkⅡの高音は無垢ダイヤならではの細やかさを持ちつつ元気もあります。低音は両者ほぼ同等。VMS20EMkⅡは軽針圧にもかかわらず低音が良く出ます。軽針圧(ハイコンプライアンス)に合わせヘッドシェルを軽量にしていますが、低音が出ないということはありません。

音の表情は少し異なっていて、Z-1Eのカラッとした音に対してVMS20EMkⅡは少し潤いがあります。音に情緒がある感じです。この辺りにオルトフォンの音作りの上手さを感じます。チェックレコードのトレースは針圧1gで良好なのでトレース性能は優秀だと思います。それなのに松田聖子のサ行は優秀とまでいかないところが面白いです。これまで色々なカートリッジを聴いてきましたが、そのサ行の程々のトレースが音に元気を与えてくれます。

VMS20EMkⅡは好きな音です。良いカートリッジだと思います。この音なら落札価格が高くても仕方ないかなぁ。まあヤフオクの落札価格は音質ではなくて、単なるネームバリューに対するものなので注意が必要。

30数年ぶりに聴いたこのカートリッジ。昔はそれ程良さを感じていませんでした。その頃国産MCカートリッジブームがやってきたので私はさっさとその波に乗り、オーディオ評論家に評判が良かったオーディオテクニカのAT29Eに交換。アンプにはMCカートリッジ入力が標準装備されるようになっていたので簡単に乗り換えられたのです。その後はグレードアップしながらMCカートリッジを乗り継いで行きます。

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これは気に入ったので手元に残しておくことにします。オルトフォンのMM型カートリッジを色々聴いてきましたが、今の所私はこの音が一番気に入りました。

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コメント

このカートリッジ、とても良い音ですね。低音がズンズン出ますし、下手なMCより優秀だと思います。ところが、昨日断線させてしまったのです。リードを交換しようと本体側を引っ張ったら、端子の付いているところが取れてしまいました。前にVMS10てもやってしまいましたので、オルトフォンは取り扱い注意です。

投稿: サンセバスチャン | 2015年10月11日 (日) 13時26分

サンセバスチャンさん
こんばんは。
なかなか良い音ですよね。
リードを交換する際に端子のところが取れてしまう件。
私も2度体験しました。
FF15EとVMS20E(入手時片チャンネル断線)です。
そのことは以前ブログに書いていて取扱い注意を促しています。
今回はそれもあるのでシェルリード線を外していません。
貴重なものを壊してしまうのは悲しいですよね。

投稿: いっき | 2015年10月11日 (日) 20時53分

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