私が改造したプレーヤーがヤフオクに!
驚きました!
10年ほど前に私が改造した後ヤフオクで売ったレコードプレーヤーPL-50が今ヤフオクに出品されています。
トーンアームをマイクロのMA-202に乗せ替えた物です。なぜトーンアームを乗せ替えたかというとトーンアームにガタがあったからです。このシリーズのトーンアームはしっかりした作りなのですが、経年変化でガタが生じやすいみたいです。数年前に落札したPL-30のトーンアームにもガタがありました。
私は基本的にトーンアームがガタついているものは、きちんとした再生ができないものと思っているので使いたくありません。なので今私が使っているPL-380とPL-380Aはトーンアームのガタつきはほぼないものです。
ヤフオクでレコードプレーヤーをかれこれ30台くらい落札しましたが、ほとんどのものにトーンアームのガタつきがありました。まあ多くのものが保管状態が悪いジャンク品というのもあるでしょうけれど、経年劣化の上に振動が多い状態で輸送したらそういう結果になるのでしょう。
このPL-50については6年ほど前にブログに書いています。
私、メカフェチなんです。
当時20000円で落札したものを、その落札業者が速攻でヤフオクに30000円で出品して売りさばいたものです(笑)。呆れました。今の出品者がそれを落札した主なのかどうかは不明。
今回ジャンク品として出品されています。ジャンクの理由は左チャンネルから音が出ないということ。トーンアームコードが断線してしまったのでしょうか? 意外とヘッドシェルとの接続コネクタが酸化したくらいで、そこをクリーニングすれば治ってしまうのかもしれません。まあ修理できないほどの致命的な故障ではないでしょう。
私が売った時にはトーンアームの元箱(取説などが入っている)を付けて売ったのですが、今回それは付いていないようです。オーバハング値やインサイドフォースキャンセラーを正確に働かせるためのトーンアーム位置(角度)合わせのテンプレートがないと、トーンアームの性能をきちんと発揮させられませんね。トーンアームの位置は私が調整したままなら問題ないですけれど。
今はレコードプレーヤーをきちんと使いこなせる人が本当に減ってしまたようなので、宝の持ち腐れになっていることが大多数な気がします。ブログを見てもヤフオクを見ても、オーディオファンの質は下落してしまっているようなのでとても残念です。
今回いくらで落札されるのでしょうね。最近は外国系の業者が暗躍していたり、訳の分からないメンテナンス業者やそれに準ずる人達が活躍していたりして、機器の実力や出品物の状態ではなく、世間の単なる評判(これがいい加減)や外観(単にクリーニングしてきれい)だけで落札価格が高騰しているので呆れて見ています。
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