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2015年7月

今度は1200円のプレーヤーです。

今度は1200円のレコードプレーヤーを落札しました。送料は1400円だったので計2600円。もちろんレコードプレーヤーがお目当てではなく、カートリッジというわけでもなくヘッドシェルです。カートリッジには針が付いていたので、カートリッジを売ればヘッドシェルがかなりお安く手に入ることになります。落札したレコードプレーヤーはパイオニアのPL-38Sです。

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出品者が掃除しているのできれいです。ベルトドライブですがベルトがないので動きません。届いた時、アームレストのロック金具が外れてトーンアームがアームレストからずれていたので、針が折れてしまっていないかと冷や冷やものでした。でも今回は大丈夫でした。トーンアームにバランスウェイトを付けたままの輸送で、バランスウェイトを入れる軸が斜めに垂れてしまっていましたが、エイヤッと持ち上げたらまっすぐになりました(笑)。意外やトーンアームには全くガタつきがありません。

私は出品写真を見てAT130Eだと勘違いしていたのですがAT120Eでした。だからほとんど競らずに落札できたのでしょう。さらに狙っていたヘッドシェルはMS-9ではなくてLS-12でした。型式が表すように重量が12gなのでちょっと重いのですが良しとしましょう。AT120EとLS-12は純正組み合わせなので、型式としてはヘッドシェル付でAT120E/Gということになります。

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スタイラスの周辺にはゴミが付着していたりしますがスタイラスそのものは無事です。カンチレバーも少々腐食ぎみ。全体的に汚れは少ないほうだと思います。

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このヘッドシェルがお目当て、今持っているAT120Eaをこれに取付けようという魂胆です。オーディオテクニカのカートリッジにはオーディオテクニカのヘッドシェルが似合いますからね。

スタイラスは異常ないのでこのまま聴いてみることに。もちろんスタイラスのクリーニングは怠りなくしています。ちなみにスタイラスは接合ダイヤです。AT120Eaが無垢ダイヤなのでこれもそうなのかと思ったら違うんですね。

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なかなか良い感じで鳴ってくれます。十分実用品。この後の金ピカ塗装より黒色の方がシックな感じで良いと思います。現行のAT120Ebなどはまた黒色ボディに戻っています。

少々慣らし運転をした後、勢いに乗って比較試聴をしてみました。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : オーディオテクニカ AT120E(針:純正楕円針ATN120E)

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出力は両者ほぼ同じかAT120Eの方が極僅か大きい感じです。AT120Eはなかなか元気な鳴りっぷり。両者良く似た音です。ということは私が好きな音。前述のとおり出力も大きいので文句なしです。似ているけれど僅かに違いはあり、AT120Eの方が高音がほんの少し強めです。低音の出方は同じくらいですが高音が少し強いので、Z-1Eをちょっぴり細マッチョにした感じになります。そう言えばしばらく前に聴いたオルトフォンの2M Redがこんな鳴り方でした。

松田聖子のサ行は良好でチェックレコードのトレースも全く問題なし。今部屋が暑いのでダンパゴムは柔らかく、大振幅トレースは容易なのでしょう。これはこれで気に入ってしまいました。AT120Eは良いカートリッジですね。このまま(シェルリード線だけはPCOCCに交換)針だけATN120Ea、ATN100Eと交換して楽しめば良い気がしてきました。

レコードプレーヤーPL-38Sを修理するとなると、新品ゴムベルトは2000円くらいしますし、これにそこまで出費する気にはならないので、せっかく掃除してきれいになっているけれどガレキ行きですね。ゴメンナサイ。

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私が改造したプレーヤーがヤフオクに!

驚きました!
10年ほど前に私が改造した後ヤフオクで売ったレコードプレーヤーPL-50が今ヤフオクに出品されています。

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トーンアームをマイクロのMA-202に乗せ替えた物です。なぜトーンアームを乗せ替えたかというとトーンアームにガタがあったからです。このシリーズのトーンアームはしっかりした作りなのですが、経年変化でガタが生じやすいみたいです。数年前に落札したPL-30のトーンアームにもガタがありました。

私は基本的にトーンアームがガタついているものは、きちんとした再生ができないものと思っているので使いたくありません。なので今私が使っているPL-380とPL-380Aはトーンアームのガタつきはほぼないものです。

ヤフオクでレコードプレーヤーをかれこれ30台くらい落札しましたが、ほとんどのものにトーンアームのガタつきがありました。まあ多くのものが保管状態が悪いジャンク品というのもあるでしょうけれど、経年劣化の上に振動が多い状態で輸送したらそういう結果になるのでしょう。

このPL-50については6年ほど前にブログに書いています。
私、メカフェチなんです。

当時20000円で落札したものを、その落札業者が速攻でヤフオクに30000円で出品して売りさばいたものです(笑)。呆れました。今の出品者がそれを落札した主なのかどうかは不明。

今回ジャンク品として出品されています。ジャンクの理由は左チャンネルから音が出ないということ。トーンアームコードが断線してしまったのでしょうか? 意外とヘッドシェルとの接続コネクタが酸化したくらいで、そこをクリーニングすれば治ってしまうのかもしれません。まあ修理できないほどの致命的な故障ではないでしょう。

私が売った時にはトーンアームの元箱(取説などが入っている)を付けて売ったのですが、今回それは付いていないようです。オーバハング値やインサイドフォースキャンセラーを正確に働かせるためのトーンアーム位置(角度)合わせのテンプレートがないと、トーンアームの性能をきちんと発揮させられませんね。トーンアームの位置は私が調整したままなら問題ないですけれど。

今はレコードプレーヤーをきちんと使いこなせる人が本当に減ってしまたようなので、宝の持ち腐れになっていることが大多数な気がします。ブログを見てもヤフオクを見ても、オーディオファンの質は下落してしまっているようなのでとても残念です。

今回いくらで落札されるのでしょうね。最近は外国系の業者が暗躍していたり、訳の分からないメンテナンス業者やそれに準ずる人達が活躍していたりして、機器の実力や出品物の状態ではなく、世間の単なる評判(これがいい加減)や外観(単にクリーニングしてきれい)だけで落札価格が高騰しているので呆れて見ています。

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昨日はコルトレーンの命日だったらしい

今年出たアルバムの紹介が溜まりに溜まっているのに半年が過ぎてしまいました(笑)。今年出たアルバムの紹介はまだクリポタの1枚のみ。いい加減紹介していかないといけないのですが・・・、今日も別件について書きます。

昨日はジョン・コルトレーンの命日だったらしいですね。まあ私は誰それの命日だから誰それを聴くとかしない人なので、単にそういうのがめんどくさいだけなんですが。何事も気まま思いつくままにやるのが好きなだけです。だから今回突然こんな記事を書いたりしております。急にこのアルバムについて書きたくなりました。

P191ジョン・コルトレーン『至上の愛』(1964年rec. Impulse)です。メンバーは、ジョン・コルトレーン(ts)、マッコイ・タイナー(p)、ジミー・ギャリソン(b)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)です。ジャズを聴き始めてしばらく経った頃、コルトレーンのアルバムとして聴いておかないとまずいだろうという事で買った1枚。今でもその時買ったレコードを聴いています。好きなアルバムです。

1曲目《パート1、承認》、これはエルヴィンのポリリズミックなドラミングが好きです。私、エルヴィンのドラミングが大好きなのですが、そんな中でもこの曲のグルーヴ感はエルヴィンにしか出せないエルヴィン節で、特に気に入っています。そんなグルーヴに乗って、コルトレーンのソロのバックでアクセントを付けるマッコイのピアノが好きです。和音の響きに独特の色気を感じます。この曲は後半のコーラスが何とも。男どもが「ラ~ヴ スプリン ラ~ヴ スプリン ラ~ヴ スプリン ア ラ~ヴ スプリン ~」とかまったり歌っているのを聴くと、「女性にこのアルバムはいいよ。」と薦め難くなります(笑)。

2曲目《パート2、決意》、私はこのアルバムの中でこの曲が一番好き。特に1曲目が終わってこの曲の始まるところがカッコイイと思います。この曲は《決意》というだけあって、聴いていると前向きな気持ちにさせてくれる曲想が良いのです。マッコイのピアノソロは典型的なマッコイ節で、このフレージングはワンパターンと言えばワンパターンなのですが、私は先に書いたようにこのフレージングの持つ色気が好き。続くコルトレーンのソロ、カッコイイですよね~。これも典型的なコルトレーン節だと思いますが、カッコイイとしか言いようがないです。これを聴いているとマイケル・ブレッカーがコルトレーンのフレージングを研究したくなった気持ちが分かるような気がします。

その数年後、この曲をカッコイイと思う人達がいたということを知る出来事が起こりました。マーク・ジョンソン・ベース・デザイアーズのファーストアルバムにこの曲が収録されていたのです。あの出だしと曲調がまんま再現されています。アルバム2曲目に入っている辺りにも意識したところがあると思います。「そうだよね~。カッコイイよね~。」と、ジョンソン、ジョンスコ、フリゼール、アースキンに大共感しました。80年代の新感覚ジャズをやる人達にも私と同じ感覚を持つ人達がいたんだと分かり、ジャズを聴いて良かったと思いました。

レコードなのでこの2曲でA面終了。1曲目のコーラスは何ともなのですが、2曲目が好きなのでどちらかと言えばA面を聴くことが多いこのアルバムです。次はレコードをひっくりかえしてB面へ。

3曲目《パート3、追求》、これはコルトレーンの怒涛のソロが最高。ソロで先行するのはマッコイのピアノなのですが、前座、露払いと言った感じ。続いてエルヴィンの煽り立てる高速4ビートに乗ってコルトレーンのソロが登場。前え前えと音を次から次へと並べて行きます。フリーキーなトーンを交えながら疾走するコルトレーン。こういうソロが聴きけるのがジャズの醍醐味なのです。コルトレーンってやっぱスゲーよ! エルヴィンの煽りに煽るドラミングがカッコイイ。で、急速調にソロが萎み、エルヴィンの短いソロに続くギャリソンの力強く素朴なベースソロは、あなたがバックで支えてくれていたことを改めて気づかせてくれます。

4曲目《パート4、賛美》、エルヴィンのマレットによるドラミングが荘厳さを漂わせるスピリチュアルなバラード曲です。私にとってのスピリチュアルなジャズの典型がここにあります。神の前に祈りを捧げるコルトレーン。その響きには日頃の反省が込められているようでもあり、このあたりがコルトレーンという人の本質を表しているような気がしてなりません。マッコイのピアノも重くのしかかり、重厚な感じは鬱陶しいくらいです(笑)。でもこの鬱陶しさがいいんですよね~。

ということで、私にとってはそれぞれに聴きどころがある4曲が詰まったこのアルバムが好きです。同じ頃『バラード』も買っていますが、私は圧倒的に『至上の愛』の方を聴いていました。ついでなので紹介しておきますか、これも。

P192ジョン・コルトレーン『バラード』(1961,2年rec. Impulse)です。メンバーは上記のアルバムと同じ。このアルバムも当時買ったレコードを今でも聴いています。タイトルどおりコルトレーンのバラード演奏を集めて収録したアルバム。当時からイケイケな私は、バラード演奏よりイケイケ演奏が好きで、自ずとこのアルバムを聴く機会は減りました。30年以上ジャズを聴いていますが、このアルバムは10数回くらいしか聴いていないと思います。

80年代、当時の「スイングジャーナル」誌には対決企画があり、「コルトレーンの本音は『至上の愛』か『バラード』か?」とかのタイトルで、それぞれのアルバムを支持するジャズ評論家などの記事が併記されていました。もちろん私は『至上の愛』支持派に納得。他には「ジェームズ・ブラッド・ウルマーは下手なのか上手いのか」とか、「アート・ペッパーの本質は前期か後期か」とか、「ジョージ・ウィンストンはジャズなのかジャスではないのか」とかあったように記憶しています。今思えば誌上ディベートと言ったところでしょうか。

そんなわけでこのアルバムは好きではないのですが、今は特に批判的にならず聴き通せます。イケイケばかりでは疲れますからね。たまにはこういうのをゆっくり聴くのも悪くないです。そんな私もこのアルバムの中に好きな曲が1曲ありました。アルバム中唯一のノリの良い曲《のるかそるか》です。この曲のエルヴィンのポリリズミックな躍動的ドラミングが好きなんですよね。オイオイそこなんかいっ(笑)!

今日聴いて良いと思ったのはB面最初の《アイ・ウィッシュ・アイ・ニュー》。この曲の雰囲気が好き。このアルバムと言えば次の《ホワッツ・ニュー》が話題になることが多いと思いますが、私は特にこれがという演奏とは思えません。このアルバムの演奏ならば、曲の好き嫌いで判断すれば良いのではないでしょうか。

というわけで、気ままに綴らせてもらいました。

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残念ながら本当にジャンクでした(涙)。

とうとうオルトフォンのVMS20Eを入手しました。
聴きたかったMARKⅡではありませんがそれほど変わらないでしょう。
私が入手したということは安かったということです。
「動作の保証できないジャンク品」とのことでしたが、
カンチレバーに変形はなくスタイラスも付いていたので大丈夫だろうと判断。

届いた物はスタイラスカバーが外れて少し押し込まれていましたが
カンチレバーとスタイラスは無事でした。

P187_2

汚れはあるけれど音は出そうです。
ということで早速聴いてみると・・・、左チャンネルの音が出ません(涙)。
右チャンネルの音はなかなか良い感じなのですけれど。

もしかするとシェルリード線が接触不良なのかもしれないと思い、
カートリッジからシェルリード線を抜こうとすると・・・、
アララッ、いとも簡単に出力ピンの部分が外れてしまいました。
ご覧のとおりです。

P188

もちろん出力ピンにつながる内部の配線は一部断線。
たぶん過去にここを壊したんだと思います。
左チャンネルの音が出ないのは内部配線が断線していたからでしょう。

少し前に同じ目にあいました。FF15Eです。
あの時は出力ピンをクリーニングしようとして私が壊しました。
オルトフォンの古いカートリッジはここがウィークポイントですね。
慎重にシェルリード線を抜き挿ししないといけません。
ヤフオクの動作未確認オルトフォンVMS型には要注意!

ということで終了! 本当にジャンク品でした(涙)。
救いは針が異常ないことです。
カートリッジの肝心要はこの部分ですからね。
無垢ダイヤモンドスタイラス。

P189

針折れ品の本体を安く落札できる日を気長に待つことにします。

前回のDL-109Dが針折れ、今回のVMS20Eが断線と、
2回続けてジャンク品ということになってしまいました。
次こそは3度目の正直で、まともな物を入手して聴きたいです。

話は変わって、先日落札したレコードプレーヤーKP-F605MKⅡ。
クリーニングしてそこそこきれいになりました。

P190

フルオート動作は順調。
45回転は少し不安定ですが33回転は問題ないのでLP再生は良好。
普通にレコードを楽しむのならこれくらいでも十分な気がします。
ガレキとして捨てるのはもったいないのでリサイクル予定。

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久しぶりに1000円レコードプレーヤーを入手

ヤフオクで何か入手しないと気が済まない今日この頃。
久しぶりに1000円レコードプレーヤーを落札しました。
競合者なしで送料は安めでした。

入手したのはトリオのKP-F605MKⅡ
フルオートのレコードプレーヤーです。
程度はそこそこでターンテーブルとトーンアームが動くことのみ確認したもの。

P182_2

もちろんこのレコードプレーヤーが目当てではなく、付いているカートリッジです。
デンオンのDL-109D
このカートリッジは発売当時MC型のDL-103より高い価格でした。

P183

出品写真ではカンチレバーが付いていたのに・・・。
届いた物を見るとカンチレバーがありません(涙)。

梱包がいい加減なうえ佐川急便なので輸送中にターンテーブルシートが外れ、
中で暴れてカンチレバーを折ってしまったのかもしれません。
DL-109Dが安く入手できる予定だったのに、残念な結果になりました。

まあ安い物ですしクレームを入れるのが面倒なのでそのままです。
クリーニングしてヘッドシェル付で売れば針折れでも元は取れるでしょう。
現行針を付けて聴いてみることも考えられますがどうかな~。

これは10年くらい前にヤフオクで入手して持っていました。
当時特にこれでなければという感じではなかったのでしばらくして整理。
今回もう一度音を確認しようと思ったのですが叶わなくなりました。

一応レコードプレーヤーの方もチェックしてみることに。
中古レコードプレーヤーにはつきもののトーンアームのがたつきは?
垂直回転部ではなく水平回転部にやはり少しがたづきがあります。
気にする程ではないでしょう。
33回転は正常ですが、45回転は不安定。

P184

フルオート機能は大丈夫のようなのでカートリッジを付けて聴いてみました。
クリーニングしていないので汚れたまんま。

P185

フルオートで特に問題なく聴けました。
重量8kgでアームベース部他プラスチック製の廉価品ではありますが、
久しぶりにレコードを聴いてみようと思う人にはこれくらいからで良いかもね。

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