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ソニーXL-15の比較試聴

ソニーXL-15の比較試聴をしました。シェルリード線はPCOCCに変更。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : ソニー XL-15(針:純正丸針ND-15G)

P159

出力レベルはXL-15の方がかなり小さいです。音量を合わせながら比較すれば、鳴り方は両者良く似ていて明るくて元気でカラッとした音。XL-15は丸針なのでZ-1Eより高音が少し弱いです。低音の出方は同じくらい。そしてXL-15の方がほんの少し元気さ控えめで、これは経年劣化を考慮すべきものだろうと思います。新しければZ-1E、M44-7/M44G、2M Redとほぼ同じ元気さで鳴ることでしょう。私が好きな音です。松田聖子のサ行はほどほどに良好。チェックレコードのトレースは問題ありませんでした。

疑ってごめんなさい。例のサイトに書いてある「明るく、朗らか、高らかに鳴る音が特徴。しかし、深みに欠けるきらいがあるにしてもアメリカンサウンドと言ってしまえば、それはそれなりに聴かせるものを持っている。」のとおりの音でした。そうだとすれば(私が聴く限り)同じような音のM44G(ただしサ行歪が気になる)を褒めておいて、XL-15を同等に扱わないのは不公平。そこにブランド崇拝の影が見え隠れします。出力レベルについては、M44G/M44-7とXL-15は大きく違うので注意が必要。

XL-15は上位機種XL-25Aと鳴り方を変えていたことが分かりました。私はXL-25Aのような”なんちゃってハイファイな音”(笑)より、XL-15のような元気な鳴り方の方が好きです。こういう音でレコードを聴くと楽しいですから。まあ、私の場合はクラシックの弦の繊細な響きを聴くわけではないのでそうなるわけで、クラシックをハイファイに聴きたい人にこのカートリッジをお薦めしません。

P160

さて、XL-15がZ-1Eと似た音色ということになると、持っていても仕方がないことになりますね。出力レベルが低いことも私にとっては不利に働きます。このカートリッジのヘッドシェルを含めたデザインは、メタリックなデザインのPL-380Aにお似合いなんですけれど、そのうちリサイクルでしょうかね。

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