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オーディオテクニカATN100Eの比較試聴

先日入手したオーディオテクニカ交換針ATN100Eの比較試聴をしたので報告します。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : オーディオテクニカ AT120Ea(針:現行楕円針ATN100E)

P131

出力はAT100E(本体はAT120Eaですがほとんど針の音だと思いますのでAT100Eと表記)の方が少し小さいです。この2者は帯域バランスの違いだけではなく質感が少し異なります。AT100EはZ-1Eより更に高音が出てきめ細やかではあるものの僅かにシャリ感があります。この高音のために音場が広く感じます。そしてAT100EはZ-1Eより低音の押し出しが少し弱く、全体的には爽やかな印象。この音は前に聴いたAT-E30と似たところがあるように思います。

松田聖子のサ行は良好でチェックレコードのトレースは問題なし。前回と異なり今回トレースがそれほど悪くないのは気温が高いせいなのでしょうか? そのせいなのか前回聴いた時の明るくて元気溌剌というよりは少し品がある鳴り方に聴こえます。AT100Eは活発なのだけれどどこか品が漂う育ちの良い御嬢さんという感じ(笑)。Z-1Eの方が庶民的。前回聴いた時と若干印象が異なるのは、本体がAT150TiからAT120Eaに変わったせいもあるのでしょうか?

では続けて似ているかもしれないと思った2M Redとの直接比較です。

左 : オルトフォン 2M Red(針:純正現行楕円針2M Red)
右 : オーディオテクニカ AT120Ea(針:現行楕円針ATN100E)

P132

出力はAT100Eの方が少し小さいです。これはZ-1Eと2M Redがほぼ同じ出力レベルだったので当然の結果。この2者の帯域バランスはかなり似ていてZ-1Eよりは高音寄り。ただし2者の質感は異なります。きめ細やかな高音と少し押し出しが弱い低音と僅かに大人し目の中音のAT100E。Z-1Eと比較した時と同じ結果で、やはりAT100Eは品が良くてハイファイ寄りの音です。元気溌剌でちょっぴりがさつな部分がある2M Redに対して、活発なのだけれど品が漂うAT100E。

残念ながら2M Redの代わりに安いAT100Eをお薦めするということにはなりませんでした。キャラクターが少し異なるので、良い悪いではなく好みで選択することになると思います。AT100Eの音の方が好みと言う人は意外と多いんじゃないでしょうか? 皆さんはもうお分かりでしょうけれど、私は2M Redの方が好みです。

今回再度聴き直して良かったです。比較してみないと違いは分からないものですね。これで私の好奇心は満たされました(笑)。

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