こんなものを落札してしまいました。
ここのところジャズ新譜をしっかり聴き、紹介記事を書くのがすっかり億劫になってしまっています。レコード棚から適当にレコードを抜き、聴き流すくらいが今の気分に合っています。ジャズ新譜も買ってはいるんですけどね~。紹介記事を書かなければならないという衝動が起きないのです(涙)。
で、相変わらずヤフオクでジャンクを入手して遊んでいます(笑)。今回入手したのはオーディオテクニカのAT120Eaです。前にも入手して音が気に入らなかったはずなのに。入手しようと思ったのはタイトルがATN-120Eaにもかかわらず、写真がオーディオテクニカのヘッドシェルAT-MS11だったからです。本当はこのヘッドシェルがほしかったのです。
出品者のタイトルや商品説明はかなりいい加減。タイトルは”ATN-120Ea”となっていましたが、これって交換針の名前。まあオーディオに詳しくない出品者ということです。タイトル/商品説明の物が届くのか?写真の物が届くのか?楽しみでした(笑)。出品中に質問すれば良かったのですが、たまにはこういうの楽しみ方もありかなと思いそのまま。落札価格は510円でしたからどっちが届いてもO.K.だったのです。
届いたものは純正ヘッドシェル付のAT120Ea/Gでした。出品者によると写真を間違えていたとのこと。ヘッドシェルはコネクタ部のロックピンが抜けていたので使えません。スタイラスガードもありませんでした。ヘッドシェルがダメだったので手持ちのヘッドシェルに取付けてシェルリード線も交換。
カンチレバーが僅かに偏っていますが問題ないレベル。スタイラスも問題なく、きちんと再生できています。
レコードを数面かけて慣らした後で早速比較試聴。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。
左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : オーディオテクニカ AT120Ea(針:純正楕円針ATN-120Ea)
AT120Eaの方が少し出力が小さいです。AT120Eaの高音は無垢ダイヤならではのきめ細やかさを持ちながら意外と元気に鳴ります。前に入手した時に感じた中音の張りの無さは今回感じません。中低音に厚みがあり少し緩いのですが、これも気にするほどではありません。Z-1Eの元気でカラッとした音と比較して、AT120Eaの少しふっくらした厚みがある音はそれほど悪くないです。う~む、前回聴いた時は少々辛口過ぎたかな~? 松田聖子のサ行は良好で、チェックレコードのトレースも問題なし。
510円でこの音が出るのなら何の文句もありせん(笑)。見た目は悪いですが当分このまま楽しんで、その後は現行針ATN120Eb、ATN440MLbを付けて楽しむのもありかな。
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