C-210Mを入手してみたのですが・・・。
この前入手した交換針N-210C-EXを本来適合するカートリッジC-210Mに取付けて聴いてみました。
今回はジャンクプレーヤーごとC-210Mを入手。プレーヤーの送料を含めるとあまり良い買い物ではありませんでした。エアキャップシートで梱包するためにわざわざ100円を要求するわりに梱包はいい加減。縦にされて運ばれたせいでターンテーブルが外れて中でガタガタしていたり、気遣いができないダメ業者でした(涙)。
カートリッジの状態もあまり良くありませんでした。カンチレバーはあっち向いてます。本体の銘板がなくなっていました。
カンチレバーを真っ直ぐにして聴いてみようとしましたが、スタイラスが上手く垂直にならずトレースできませんでした。元々針は必要ないのでまあそれで良いです。
本題のN-210C-EXを取付けて聴いてみると(ヘッドシェルが軽くてバランスが取れないので鉛シートを貼っています)、予想に反して出力は大きくなりません。ORT-1Dに取付けた時より僅かに少ないくらいです。これではわざわざC-210Mにした意味がありません。ORT-1Dで聴けば十分です。
ORT-1Dに取付けた時、N-210C-EXのスリーブが短いためにマグネットと磁気回路が離れて出力が小さくなっていると思ったのですが、そうではなかったようです。がっかり・・・。ヘッドシェルを付け替えてまで聴く気がおきなくなりました。
更にN-210C-EXをORT-1Dに取付けた場合の問題点を発見。
左がC-210Mに取付けた場合で右がORT-1Dに取付けた場合です。ご覧のとおりスリーブの挿入角度が異なるため、カンチレバーのバーチカルアングルが異なってしまいます。まあこれでも再生はできますが、厳密には正確なトレースはできなくなるでしょう。ORT-1D用針とN-210C-EX(C-210M用針)は互換ではないことが分かりました。
というわけで、交換針N-210C-EXへの興味はすっかり薄れてしまいました。元々私にとって特に魅力的な音を奏でてくれる針ではありませんしね。終了~! ウルトラC針もウルトラEX針も私にとっては不要。
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