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SV-40Xの比較試聴

サンスイのカートリッジSV-40Xを比較試聴してみました。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : サンスイ SV-40X(針:純正シバタ針40X)

P77

SV-40Xはやはり出力がかなり小さいです。昨年入手したシバタ針のオットーMG-40Xと同レベル。Z-1Eのようなメリハリはなく自然で端正な音です。接合ダイヤ針なのに他の接合ダイヤ針にみられがちな粗さはありません。高音はZ-1Eのような華やぎはないものの上までよく伸びていて繊細微粒子。中音と低音もしっかり出ています。余分な音が出ずモニター調な音です。でも音に旨味があります。音質もMG-40Xと似ていると思います。松田聖子のサ行は優秀。チェックレコードのトレースはほんの少しクリティカルな感じ。なかなか良い音だと思います。

互換性があるJICOの針88-100Qに交換して比較してみました。純正針とは音が違います。出力は純正針より少し大き目です。こちらもZ-1Eのようなメリハリはありません。高音は上まで出ているようですが微妙に接合ダイヤ針の粗さがあってその割に控えめに鳴ります。全体的にはZ-1Eより低音寄りのバランスで安定した音。純正針とは微妙な違いなのにその違いが音の魅力を削いでいるように感じられてしまいます。シバタ針の良さが十分発揮されていないような気もします。音に色気がないのかな~? 松田聖子のサ行は良好。チェックレコードのトレースはこれもほんの少しクリティカルな感じ。

う~む、交換針88-100Qは良いのか悪いのか?消化不良です。もっとエージングしたら良くなるのでしょうか? まあ比較せず単独で聴けばなかなか良い感じではあります。やはり針の違いは大きいと再認識しました。

さて、SV-40X純正針の音はオーディオテクニカのAT150MLXの音に近い雰囲気だと感じたので比較試聴してみました。

左 : オーディオテクニカ AT150E(針:現行マイクロリニア針ATN-150MLX)
右 : サンスイ SV-40X(針:純正シバタ針40X)

P78

出力はAT150MLXの方が大きいです。音の雰囲気はやはり似ていました。余分な音が出ずモニター調の鳴り方は共通しています。ただしAT150MLXの方が高音がよく出て少し元気があります。そのためSV-40Xの方が低音寄りのバランスで安定した音に聴こえます。私はAT150MLXの音の方が好きです。それにしても価格差を考えればSV-40Xは大健闘です。十分にハイファイな音。この針に関しては昔の物は良いと認めます。

SV-40Xの音は気に入ったのですが、私の自作真空管式フォノイコライザーのSN比だと、ヘッドホンでの大音量試聴時に少しバルブノイズが気になります。針を新しいAT10Gの本体に取付ければ出力もアップして、高音がもう少し出るようになるのではないかと思ったりします。試してみたいです。いまいち魅力不足の交換針88-100Qはどうしましょう?いつものリサイクルでしょうかね。⇒ ヤマハCG-6500と組み合わせるとグッドになりました!

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