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オンキョーIntegra A-7を入手しました。

やっぱり今年もオーディオ記事の方が多くなってしまいそうです。プア(貧乏)オーディオライフのあれこれ。今度はオンキョーのアンプIntegra A-7を入手しました。今使っているオンキョーIntegra A-705DCの前の機種です。

最近控えアンプのビクターJA-S75に通電しようということで常用機だったA-705DCに替えてみると、JA-S75の厚みのある鳴り方の方が聴いていて気持ち良いことが分かりました。A-705DCはDCアンプらしくタイトな低音で少し高音寄りであることを再認識。タイトな低音はスピーカーDS-200Zにはいまいち合わないのではないかと思いました。

そこで次なるアンプを探すことに。で、A-7が目に入ったのです。同じオンキョーなので同じような音なのかもしれませんが、基本的な部分ではA-705DCの音が気に入っていたので、ACアンプのA-7なら上手く低音を緩めて厚みを出してくれるのではないかという思惑です。

ヤフオクで通電のみ確認の2200円也。偶然にもA-705DCを入手した時と同じ落札価格になりました。届いたものはそこそこきれいでした。ただしRCAコネクタは全体的に錆が多めです。

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このアンプ。内部コンストラクションはA-705DCに似ています。目立つのは電源用電解コンデンサで異様にデカイです。高域特性に優れる特注品。電源供給配線も太いものが使われていて好感が持てます。ボリュームやトーンコントロール用可変抵抗も良いものが使われています。電源トランスはA-705DCより気持ち小さいくらいのしっかりしたもの。ゆったりした実装なので抜けの良い音が出そうです。前に掃除したことがあるようでほこりはそれほどありませんでした。

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出力トランジスタは東芝2SB557と2SD427のコンプリメンタリペア。トリオKA-7100DやテクニクスSE-9060などと同じものでPc=80Wの中出力用です。トランジスタに錆は出ていますが動作は問題なし。放熱用シリコングリスは硬化していないのでこのままで大丈夫でしょう。

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出力オフセット電圧のみ確認してテスト用スピーカーに接続して鳴らしてみると、ボリュームをかなり上げないと音が出ないという、スピーカー保護リレーの接触不良が顕著な状態でした。一応音は問題なく出るみたいです。

次にパワーアンプのみの確認ということで常用プリアンプからメインインに入力してみると凄いノイズが発生。最初は何かと思ったのですが、しばらく考えてメインインコネクタの接触不良(テスト用に使ったRCAコードのコネクタが緩めだったせいもある)によりグランドが浮いているものと判断。

まずはスピーカー保護リレーの交換から取りかかりました。私はリレーの接点をクリーニングするのはその場しのぎの処置と考えているので、新品に交換をすることにしています。基板実装用のリレー、最近は秋葉原まで買いに行く気がないので通販で入手できないものがと検索してみると、まだありますね。左が今回入手したリレーで右が取り外したリレー。

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シャーシ下面が開くようになっているのでリレー交換作業はやりやすいです。スピーカー保護リレーはフォノイコライザー、プリアンプ、プリアンプ用定電圧電源などと一緒に1枚の基板に実装されています。過去に人の手は入っていないようです。

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リレー上部にシールド板が被さっていますが薄いので、少し持ち上げればリレー交換の隙間は確保できます。

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リレーだけ交換して音出ししてみることにしました。プリメインアンプとしての音出しです。今度は問題なく音が出ます。各種機能は問題なくボリューム関連のガリもないのですが、しばらくすると右チャンネルから連続してノイズが出ます。プリアンプとパワーアンプを切り離すとノイズは出なくなったのでプリアンプ部のノイズです。多分プリアンプ部のトランジスタを交換すれば治るでしょう。特殊なトランジスタは使っていないし片チャンネル3個しか使っていないのでそのうち手持ち品と交換します。フォノイコライザー部はノイズなど出ていないので多分O.K.だと思います。

私の使用方法はパワーアンプなので今のところこのままにしておきます。で、常用プリアンプの出力をメインイン端子に接続します。当然メインインコネクタは錆を落として導通を確認しておきました。今度は爆音ノイズが出ません。パワーアンプ部はノイズも発生せず良い感じで鳴ります。続いて出力オフセット電圧とアイドリング電流を確認。アイドリング電流は少なくなっていたので30mAほどに設定(室温が低いので低めにしました)。出力オフセット電圧は片チャンネルのみ5mVくらいだったので1mV以下に再調整。

ここまで確認してからスピーカー端子をいつものようにバナナプラグが挿せるものに交換。今回は黒色塗装せずピカールで磨くのみにしました。端子の取り付け位置が傾いたりばらついたりしているのは作業がいい加減だからです(笑)。

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フロントパネルは掃除したらなかなかきれいです。上部が厚さ5mmで下部が厚さ3mmという分厚さ。ノブはメラミンスポンジ「激落ちくん」で掃除したらピカピカになりました。厚手のアルミノブです。写真では分かりにくいと思いますが独特な光沢が重厚な雰囲気を醸し出しています。レバースイッチがなく全てプッシュスイッチというのはこの当時としては珍しい部類かも。

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音は今のところ良い感じのように思います。低音は適度に緩くて厚みがあるので思惑は当たりました。中高音は最初もやもやしていましたがしばらくするとクリヤでメリハリが出てきました。まあしばらく使ってみないと本当の音は分かりませんね。A-705DCの上品なデザインとは好対照のA-7の重厚なデザインが気に入りました。

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コメント

ご無沙汰しております、不知火もなれです。

なかなかいい面構えのアンプですね~w
それに比較的簡単なメンテで復活出来て良かったですねw

私の「LUXMAN L-10」も自分で電解コンデンサからSP端子、リレーに調整ボリュームなど自分でできるメンテはやりました(ぉ)

自分でメンテすれば安いですし、何より愛着がわきますしねw

投稿: 不知火もなれ | 2015年2月13日 (金) 20時10分

不知火もなれさん
こんばんは。
A-7、いい面構えですよね。ふてぶてしい感じw
はい、簡単復活できて良かったです。
LUXMAN L-10、渋いですね~。
薄型で左右別電源トランス、好きなデザインです。
一度聴いてみたいアンプ。
そうですね。自分でメンテすると愛着が湧きます。

投稿: いっき | 2015年2月13日 (金) 22時41分

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