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今手元にあるカートリッジはこの5個

カートリッジを入手してはリサイクルの繰り返しを続行中。今手元にあるカートリッジはこの5個です。たくさん持っていても結局使わないのでこのくらいの数に抑えています。

P54

写真前列左から
1.ナガオカ MP-150 (針:ナガオカ JN-P150 無垢楕円、JN-P110 接合楕円)
2.ビクター Z-1E (針:アーピス DT-Z1E 接合楕円)
3.オーディオテクニカ AT150E (針:オーディオテクニカ ATN-150MLX 無垢マイクロリニア)

写真後列左から
4.オーレックス C-500M (針:オーレックス N-550Ⅱ 無垢特殊楕円)
5.オルトフォン Omega (針:オルトフォン Omega 接合楕円)

基本的な考え方として現行針で満足できる音が出れば良いです。古いものをたくさん聴いてきましたが振動系に多かれ少なかれ劣化があるものをわざわざ使わなくても現行品で満足できることが分かりました。新古針のオーレックスだけは音やデザインが気に入っていて手放せずにいます。

前回手持ちカートリッジを報告してからリサイクルしたものは以下の4個。

シュアー M95HE
アメリカ製ならではの濃い目の音が出て面白いのですが、私はCDの音に通じるクリヤな音の方が好みだったりして、このカートリッジにご登場いただく機会があまりないので手放すことにしました。シュアーのHE(ハイパーエリプティカル)スタイラスは研磨が非常に美しく最早芸術品の域だと思いますが聴かないのでは宝の持ち腐れです。

グレース F-8L
バランスが良くて意外と楽しい音で気に入りましたが、現行針は実質なくてメーカー直接取引で入手できても高価だということで、それならば現行カートリッジを買えば良いと思いますし、ヤフオクの多少なりとも劣化した中古品を入手してまで聴き続ける気持ちはなくなりました。

三洋オットー MG-40X
元々シバタ針の音を聴いてみたくて入手。自然な音は気に入ったのですが出力が小さ過ぎるのが手放した理由。音の感触は意外とAT150MLXに似ていたので、現行品のこっちがあれば十分だと思いました。

オルトフォン Concord 20
音楽性溢れる楽しい音は非常に気に入ったのですが、軽すぎるため錘を追加しなければならず、他のカートリッジと比べて背が高いためトーンアームの調整が面倒です。結局使い勝手の悪さで手放しました。音以外の部分も意外と所有するかしないかに影響します。

全部入手時の価格より高くご落札いただきました。m(_ _)m

それからMP-150用のベスタクスヘッドシェルが前下がりというのが気になって、ジュエルトーンのヘッドシェルMg-704Jを入手しました。シェルリード線Cu-99Jリッツも付属していたのでそのまま使用。これで純正ナガオカの組み合わせになります。

P55

いい感じですね。写真は交換針JN-P110を装着中。これで十分楽しめます。接合ダイヤにアルミパイプカンチレバーの組み合わせはこれとZ-1Eがあれば私は十分。この種の古い国産カートリッジと針をいくつも所有する意味はないと思っています。音色の違いを楽しむほどの個性はなく音質はドングリの背比べだからです。

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