オーディオライフあれこれ
昨年出たジャズアルバム紹介は小休止。
ヤフオクを利用したオーディオライフのあれこれを書きます。
付属したカートリッジがほしくて落札したパイオニアのPL-1100。
付属カートリッジはAT150E/Gでした。
送料を含めても5000円までいきませんでした。
AT150E/Gの音はどうも私の好みに合わずヤフオクにてリサイクル。
多分ロシア系の落札業者が高値でお買い上げ下さいました。
あちらではオーディオテクニカなど日本製に人気があるようです。
ダイレクトドライブ初期のものです。
一応動作品でレトロな感じが良いのでお掃除してみました。
33回転は問題ないですが、45回転は正規回転数に調整できません。
出品者は店舗にて試聴用に使用していて動作確認済みとのことでしたが、
LPレコードしか聴いたことがなかったようです。
ストロボランプが点灯しないとのことでしたが点灯しました。
ストロボランプが暗く、プラッターのストロボパターンが錆びて反射しなかったので
点灯しないと思ったのでしょう。
ストロボパターンをヤスリで磨いて何とか見えるようにしました。
トーンアームはガタガタです。
パイオニアのこれと同型のトーンアームは多分皆ダメだと思います。
ヤフオクの古いジャンクレコードプレーヤーはほぼトーンアームにガタあり。
垂直回転軸は良いのですが水平回転軸がダメ。
垂直回転ピポット軸受はそこそこ耐久性があるようです。
水平回転ベアリング軸受が耐久性不足。
ヤフオクではトーンアームのガタについて明記することはほとんどありません。
掃除した美品でも肝心のトーンアームがガタガタ/グラグラでは意味なし。
要注意!
この頃はまだ脚にインシュレーター機能がないものが多いです。
特に安いものはそうです。
プラスチックの小さな脚があるのみなのでハウリングに注意。
ダイレクトドライブ初期なのでモーターのトルクが弱いです。
アームリフターはゆっくり下がります。
トーンアームにガタがあっても普通に音が出ます。
音がまろやかです。レトロな雰囲気がある音です。
こういう音がレコードの音だと思っている人はいるでしょう。
たぶんトーンアームのガタで高音がきちんと拾えていないのではないかと。
全体的に剛性不足というのもあると思います。
カートリッジなしでこの状態では500円で売れるかどうか分かりません。
ヤフオクでリサイクルするのもめんどうなのでガレキ行きかな。
*
お次はパイオニアのPL-380。
パーツ取り用にまたまた確保してみました。
3台目です。どれだけこのレコードプレーヤーが好きなんでしょう(笑)。
通電のみ確認で脚が2個なかったので1回競って520円也。
純正付属カートリッジPC-200(比較的美品)も付いていました。
カンチレバーが曲がっていたけれど真っ直ぐにしてヤフオクへ。
カンチレバーがヨレヨレであることを明記して出品。
ヤフオクで買っては売りを繰り返している有名な方が3000円弱でご落札。
側面に少しへこみがあったのに新品と言って出品したのには呆れました。
それを高値で落札するバカ(笑)。
PC-200の音は廉価品の範疇で特に良いとは思えません。
でもヤフオクでは人気があります。
またしてもレコードプレーヤーはただで入手できたことになりました(笑)。
前回補修したPL-380用に4個確保した脚の残りで補修しました。
ダストカバーとアームレストを取って常用のPL-380に流用。
写真のダストカバーとアームレストは交換後の汚れたものと破損したものです。
掃除したらそこそこきれいになりました。
同軸サスペンションのゴムカップは劣化していたので除去しました。
スプリングは問題ないので使用可能。
3台目のこれも動作に大きな問題なし。
トーンアーム駆動用ゴムベルトも大丈夫でした。
トーンアーム駆動ギアの動作音が大きくトーンアームの移動がぎこちないので、
注油すれば静かでスムーズな動きになるでしょう。
トーンアームのガタは少しありますが問題にするほどではないでしょう。
PL-380はなかなかの信頼性。
パーツ取り用にするはずでしたが立派に使えます。
これはクリヤな音が出ます。
小型ですがしっかり物量投入(11kg)されています。
ジンバルサポート方式トーンアームは感度と安定性が両立。
フルオートで楽ちんです。
メタリックなデザインが気にならなければお薦め!
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