”パクリ”もアリだと思います。
前の記事の最後にあげたP-MODELの《Zebra》。
コメント欄にこんなものがありました。
「P-MODEL、久しぶりに聞くけど度最高! 当時、Plasticsと人気を二分してたけど、P-MODELの方がテクニックも含め上行ってるよ。 Plasticsは今聞くとB-52'sを真似してたかも。」
何なにPlasticsはB-52'sを真似してたかも?
私、当時はP-MODELよりPlasticsの方が好きでした。
前に彼らのファーストアルバム『ウェルカム・プラスチックス』について書いてます。
オリジナルだとばかり思っていたのに。
こうなると気になってしょうがない。YouTubeを検索してみました。すると・・・。
まずはプラスチックスの《トップ・シークレット・マン》(1980年)。
このコミカルでポップな感じが好きです。
ではB-52'sの《ロック・ロブスター》(1978年)。
これは似てるでしょ。
B-52'sの方が1年早くアルバムデビュー。
プラスチックスの全てがこういう曲ではありませんが参考にしたと思われます。
当時プラスチックスはB-52'sと共演もしているらしいです。
私がもし当時B-52'sを知っていたらアルバムを買ったかもしれません。
さて今度はJ-POPの名曲。杏里の《悲しみが止まらない》(1983年)。
共演しているギタリスト角松敏生の曲ではありませんよ。
で、気になるコメント。
「これぞ林哲司マジック!Stylisticsの「愛がすべて」のサビとSupremesの"Stop!in the name of love"のAメロをくっつけたらこの曲が出来ちゃいました!」
そうです。林哲司さんの作曲です。
《愛がすべて》《ストップ!・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ》。
どちらも好きな曲だけに気になります。では比較してみましょう。
スタイリスティックスの《愛がすべて》。
サビの”せつね~”感じが最高ですよね。好きな曲です。
次はシュープリームスの《ストップ!・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ》。
これも良い曲だと思います。
もちろんメロディーをそっくりそのまま使っているわけではないですが、
フィーリングはかなり似ています。
上記のコメントは言い得て妙。
こんな具合で、知らないうちにJ-POPに取り込まれたブラックミュージックに
慣れ親しんでいるところがあるかもしれません。
林哲司はたくさんJ-POPの曲を作っています。
最も有名な曲は中森明菜の《北ウイング》でしょうか。
私が好きなのは松田聖子のアルバムに収録されている《銀色のオートバイ》。
こんなのしかありませんね。
歌はさておくとして、この”胸キュン”メロディーは最高です(笑)。
松本隆の歌詞も良いです。
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