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2014年10月

ブログデザイン変更

最近すっかり忘れていました。

たまにはブログデザインを変更してみましょう。

気分チェンジして新展開があるかも?

いやっ、最近のブログに対する情熱の加減から言って新展開はないでしょう。

中身は相変わらずでも見た目が変われば気分も変わります。

新デザイン、よろしくお願い申し上げます。

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”パクリ”もアリだと思います。

前の記事の最後にあげたP-MODELの《Zebra》。
コメント欄にこんなものがありました。

「P-MODEL、久しぶりに聞くけど度最高! 当時、Plasticsと人気を二分してたけど、P-MODELの方がテクニックも含め上行ってるよ。 Plasticsは今聞くとB-52'sを真似してたかも。」

何なにPlasticsはB-52'sを真似してたかも?
私、当時はP-MODELよりPlasticsの方が好きでした。
前に彼らのファーストアルバム『ウェルカム・プラスチックス』について書いてます。
オリジナルだとばかり思っていたのに。
こうなると気になってしょうがない。YouTubeを検索してみました。すると・・・。

まずはプラスチックスの《トップ・シークレット・マン》(1980年)。

このコミカルでポップな感じが好きです。

ではB-52'sの《ロック・ロブスター》(1978年)。

これは似てるでしょ。
B-52'sの方が1年早くアルバムデビュー。
プラスチックスの全てがこういう曲ではありませんが参考にしたと思われます。
当時プラスチックスはB-52'sと共演もしているらしいです。
私がもし当時B-52'sを知っていたらアルバムを買ったかもしれません。

さて今度はJ-POPの名曲。杏里の《悲しみが止まらない》(1983年)。

共演しているギタリスト角松敏生の曲ではありませんよ。
で、気になるコメント。

「これぞ林哲司マジック!Stylisticsの「愛がすべて」のサビとSupremesの"Stop!in the name of love"のAメロをくっつけたらこの曲が出来ちゃいました!」

そうです。林哲司さんの作曲です。
《愛がすべて》《ストップ!・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ》。
どちらも好きな曲だけに気になります。では比較してみましょう。

スタイリスティックスの《愛がすべて》

サビの”せつね~”感じが最高ですよね。好きな曲です。

次はシュープリームスの《ストップ!・イン・ザ・ネーム・オブ・ラブ》

これも良い曲だと思います。

もちろんメロディーをそっくりそのまま使っているわけではないですが、
フィーリングはかなり似ています。
上記のコメントは言い得て妙。
こんな具合で、知らないうちにJ-POPに取り込まれたブラックミュージックに
慣れ親しんでいるところがあるかもしれません。

林哲司はたくさんJ-POPの曲を作っています。
最も有名な曲は中森明菜の《北ウイング》でしょうか。
私が好きなのは松田聖子のアルバムに収録されている《銀色のオートバイ》

こんなのしかありませんね。
歌はさておくとして、この”胸キュン”メロディーは最高です(笑)。
松本隆の歌詞も良いです。

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この歌も好きです。

前の記事の最後にあげた中島愛のこの歌も好きです。
《Sunshine Girl》(2010年)。

元気ハツラツなまめぐがカワイイ。井上あさひアナに似てますよね。
こういうストレートなロックも好きです。

これを聴いていて浮かんできた曲がこれ。
BOOWYの《MARIONETTE》(1987年)。

この路線の現代版が《Sunshine Girl》。
当時BOOWYが特に好きだったわけではありません。
でもこの曲は好きです。

この曲には懐かしい思い出があります。
私のカラオケレパートリーとして練習しました(笑)。
社会人になった頃(1986年)カラオケが大ブレイク。
多分レーザーカラオケの普及とリンクしていると思います。
学生の時は人前で歌うのが恥ずかしくてカラオケなんて絶対しなかった私。
でも社会人になり、研修期間中に同期の友達とよくスナックへ行き。
そうなるとカラオケということになるわけでして、酔った勢いもあって歌うことに。
で歌ってみるとなかなか気分が良いのです。
そこでカラオケなんて自分が気持ち良ければそれで良いと悟った次第。

当時会社の飲み会の2次会、3次会ともなればカラオケは必須。
上司から歌えと言われれば(パワハラというほどではない)、
まあ歌うことになるわけでして、でもどうせ歌うなら好きな歌を歌おうと。
この曲とか色々レパートリーを増やしたのです。
私は声が高い割に音域が狭いので、上手く歌える曲がなくて苦労しました。
会社の飲み会のカラオケなんて単なる社交ツールと割り切れば問題なし。
実はカラオケ好きの上司とグループ飲み会で歌いまくったりしたことも(笑)。
カラオケが嫌いではなくなっていた私。
同僚や先輩や後輩と女性も誘ってカラオケしに行ったりもしましたよ。

話を戻しまして。
これは最近Music Japanを見て気に入った大森靖子の《きゅるきゅる》(2014年)。

パンクロックとテクノポップの融合感が好きです。
歌詞がぶっ飛んでるのが良いです。アバンギャルドなのが良い。
歌い方はジュディマリのYuki似ですね。

これを聴いていて浮かんできた曲がこれ。
P-MODELの《美術館で会った人だろ》(1979年)。

大森靖子の曲はメジャーデビューということで装飾されているけれど、
装飾を削ぎ落せばこういう音楽だと思います。
ちなみにメジャーデビュー前の大森靖子はP-MODELのようなアングラ感です。

P-MODELは当時テクノ御三家と言われていました。
私は結構気に入っていました。
オタクの先駆けかも?
このアングラ感満載のP-MODELが1991年には凄い進化を遂げていてビックリ!
YouTubeを見て初めて知りました。
《Zebra》(1991年)。

この頃はバブル期なのでライブが大掛かりになっているのもあるのでしょうけど、
音楽スケールの増大とパワーは凄いと思います。
平沢進の歌が自信に満ち溢れていてカッコイイ!
他にもたくさんYouTubeにあるので見てみて下さい。
この人はほんと鬼才だと思います。

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この歌が気に入りました。

TVのザッピングをしていたら、Music Japanで河西智美が歌っていました。
うっ、これは! 好きな曲です。 《今さらさら》(2014年)。

毎度のことで済みませんが、”せつね~”な感じが好きです。
トライアングルの”チンチン”がいいですね~。
”ポンポコ”パーカッションやカッティングギターや”キュルキュル”オケもいい。
でっ、2箇所の転調が最高(笑)!
AKBを卒業した後、河西智美がソロ歌手をやっていたのは知りませんでした。
前に出した曲も私好みです。

《今さらさら》を聴いていたらこの曲が浮かんできました。
稲垣潤一の《1969の片思い》(1989年)。

どことなく似た感じがしますよね。曲の展開の仕方とか。この曲好きです。
歌詞も好きなのですが、《今さらさら》と同様に秋元康の作詞でした。
男の切ない恋心を歌っているというのも同じ。「バス」から話が始まるのも同じ。
《今さらさら》の実らぬ恋が20年後には《1969の片思い》のような展開になるかも?
四半世紀隔てた一致が面白い。

この曲も浮かんできました。広瀬香美の《ゲレンデがとけるほど恋したい》(1995年)

テンポは違うけれどグルーヴの感じが似ているような。
サビの部分のメロディーなんかも似たような感じです。ちょっと強引かな?

スキーブームが続いていた頃の冬の定番曲ですね。
こんなのをかけながらスキー場へ行きました。
当時の若者は多くがゲレンデへ行っていたと思います。
とにかくスキー場は大混雑でリフトの待ち時間の長いことと言ったら。
まだ多様化が顕著ではなかった頃なので皆同じようなことをやっていました。

もう少し最近では中島愛の《Sorairo Love Letter》(2010年)も同系かな。

またこの人ですか? だって好きなんだもん(笑)。
さすがにもう《星間飛行》は貼りません。

似ているとか似ていないとかよりも、単に私が好きな曲を並べただけかも。
まあつまりこの手の正統ニューミュージック歌謡?が好きなのです。

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こういうジャズが好きです。

アントニオ・サンチェスの新譜紹介です。この人のアルバムはセカンドアルバムからフォローしています。今回は面白い趣向のアルバムで4作目です。

P186_2アントニオ・サンチェス『スリー・タイムズ・スリー』(2014年rec. CAM JAZZ)です。メンバーは、アントニオ・サンチェス(ds)、ブラッド・メルドー(p)、マット・ブリューワー(ac-b)、ジョン・スコフィールド(g)、クリスチャン・マクブライド(el-b,ac-b)、ジョー・ロバーノ(ts)、ジョン・パティトゥッチ(ac-b)です。アルバムタイトルどおりで、メンバーを変えて3組のトリオ演奏が収録されています。余談ですが、マッコイ・タイナーのアルバムに『4×4』というのがありまして、同様の趣向で4組のカルテット演奏が収録されています。

さて、本アルバムはメルドーのトリオ、ジョンスコのトリオ、ロバーノのトリオの演奏が3曲ずつという、3に拘った構成になっています。3曲の内訳はジャスマン・オリジナル1曲にサンチェス作の2曲。この曲構成がなかなか面白いです。CD2枚組。

まずはメルドーのトリオから。1曲目はマイルスの《ナーディス》。この曲の持つ美的感覚とメルドーの美意識が見事にマッチ。普通とはちょっと違う、メルドーならではの演奏が展開していきます。この1曲を聴いただけで私はこのアルバムが気に入ってしまいました。2曲目はサンチェスの《コンステレーションズ》。これを最初に聴いた時、メルドーの曲だと思ったくらいメルドー節。サンチェスの作曲才能は侮れません。これぞメルドー・トリオといった演奏です。3曲目も同様の演奏。ブリューワーのベースは21世紀型のアート・ベース。このトリオ演奏は21世紀型ジャズの模範みたいなものです。

続いてジョンスコのトリオ。1曲目はショーターの《フォール》。この浮遊感のある曲を21世紀型浮遊感とはちょっと異なるジョンスコ節で演奏。とは言っても21世紀へとつながる浮遊感は既にジョンスコの80年代から始まっていたと気付くでしょう。2曲目はサンチェスの《ノックス・アンド・クラニーズ》。これがやはりジョンスコの曲に聴こえます。相手にピッタリの曲が書けるサンチェスってさすがですよね。3曲目もジョンスコ節全開。マクブライドのベースは他の2人より大きい音で入っています。ファットなベースが心地よいです。こういうブルージーなグルーヴはマクブライドに弾かせるのが◎。

ラストはロバーノのトリオ。こちらはサンチェス作《リヴァイアサン》から。私はロバーノをあまり聴いていないので、この曲がロバーノにマッチしているのかよく分かりません。ただロバーノは気持ちよさそうに吹いています。相変わらずの”フガフガ”テナーに、喉が詰まったようなフリークトーン。苦手です。でもこれがロバーノの個性。2曲目もロバーノらしいバラード。ラストはモンクの《アイ・ミーン・ユー》。いきなりのフリークトーンでスタート。テンポを自在に変えながら演奏が進みます。こういう自由な演奏こそがジャズの良さ。パティトゥッチは職人ベーシスト。ロバーノのちょっと引っ込み加減のテナーに主張を合わせてジャジーなベースを弾いています。

そうそう、リーダーのサンチェスに触れておかないとまずいですよね。手数が多すぎるとか同じようなグルーヴだとか色々なご意見があるでしょうが、私はダイナミックと繊細が両立しつつドラマチックな流れを作るサンチェスのドラミングが好きですし良いと思います。ドラミングでこの人と分かる個性も評価しています。こういう企画性のあるアルバムをきちんと作れるプロデュース力も含め、現代屈指のドラマーであることは間違いないと思います。

メルドー・トリオの美意識から始まって、ロバーノ・トリオの自由な演奏で終わるまで、ジャズの魅力がいっぱい詰まった好アルバムです。推薦!!

最後にちょっと。ジャケット内にそれぞれのトリオメンバーのポートレートがあります。ニューヨークの街角でサンチェスを真ん中に挟んで3人並んでパチリ。これがとても格好良く撮れていて、CAM JAZZレーベルのアートセンスの良さを感じます。このレーベルのアルバムってそういうセンスに溢れているので好きです。

アルバム名:『Three Times Three』
メンバー:
Antonio Sanchez(ds)
Brad Mehldau(p)
Matt Brewer(ac-b)
John Scofield(g)
Christian McBride(el-b, ac-b)
Joe Lovano(ts)
John Patitucci(ac-b)

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シカゴの黒くて熱いジャズ

以前聴いて気に入ったグループのアルバムが久しぶりに出たので買いました。熱いグルーヴに熱いアドリブ、ジャズの基本はこれなのですよ。

P184エスニック・ヘリテイジ・アンサンブル『ブラック・イズ・バック』(2014年rec. Katalyst Entertainmennt)です。メンバーは、カヒル・エルザバー(ds,per)、アーネスト・カビーア・ドーキンス(as,per)、コーリー・ウィルクス(tp,per)です。パーカッションとトランペットとアルトサックスのシンプルなトリオで黒い~アフリカンなジャズをストレートに表現。シカゴの地に根付いたジャズを聴かせてくてます。

ジャズ喫茶「いーぐる」の年末ベスト盤大会でこのグループのファーストアルバムを聴いてすっかり気に入ってしまった私。その時の事は以下のとおりです。
これは黒いです。そしてシカゴは熱いのだ!

kenさんからコメントをいただいたのですが、81年にもこのグループがあってアルバムを出しているのだそうです。ビックリ!! ただしリーダーのエルザバー以外はメンバーが異なっています。そのアルバムについては kenさんのブログ をご覧下さい。

前アルバムはライブ録音でしたが今回もライブ的な録音です。ライブ的というのはスタジオではなくシカゴのCoLab Spaceでのセッションを録音しているから。ただしお客さんはいない模様。セッションの様子はジャケット内の写真のとおり。

P185

シカゴの日常の一部みたいな感じが良いです。この雰囲気がまんまCDにパッケージングされています。ニューヨークのジャズも良いのですが、シカゴの街のこんなジャズに私は惹かれます。

エルザバーは曲によって主に奏でる楽器を使い分けています。カリンバを弾いている曲ではエスニックな匂いを漂わせながらゆったりと時が流れていきます。カリンバを弾きながら口ずさむ鼻歌が何とも心地良いです。アースドラムを叩いている曲では広大なアフリカの大地が目の前いに広がります。素朴であるが故の力強さが良いです。ドラムスを叩いている曲ではモダンな熱いジャズがほとばしります。ザックリとラフなドラミングでフロント2人を煽るのが快感です。

ドーキンスとウィルクスはストレートにアドリブを展開。何の仕掛けもないアドリブですが、ジャズってそれで良いのではないでしょうか。理屈をこねなくても、聴けばジャズ好きには分かってもらえる良さがあるはず。曲によっては相手がアドリブしている時にさりげなくパーカッションを叩いていて隠し味になっています。エルザバーが歌い、それに合わせて2人の掛け声がある曲は楽しい雰囲気です。

ディジ・ガレスピーの《ビ・バップ》以外の曲はエルザバーの作曲で全7曲収録。どれもアフリカの匂いが漂う逞しさがある曲です。シンプルなグルーヴに乗ってフロント2人が力強いアドリブを繰り広げるだけ、それが何とも快感です。

シカゴに息づく黒くてアフリカンで素朴で力強いジャズ。カッコイイです。

アルバム名:『BLACK IS BACK』
メンバー:
Ethnic Heritage Ensemble:
Kahil Elzabar(ds, per)
Ernest Khabeer Dawkins(as, per)
Corey Wilkes(tp, per)

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トム・ハレルの新譜は安心して聴けます。

ジャズブログを名乗っていながら、もう1ヶ月あまりジャズの事を書いていないのでそろそろ書きます。トム・ハレルの新譜紹介です。ハレルの新譜は買ったり買わなかったり。昨年のアルバムはどう間違えてこういうことになったのか謎のままですが、Amazonで新品を21円で買えました(笑)。

P183_2トム・ハレル『トリップ』(2014年rec. HIGHNOTE RECORDINGS)です。メンバーは、トム・ハレル(tp,flh)、マーク・ターナー(ts)、ウゴナ・オケグォ(b)、アダム・クルーズ(ds)です。今回はマーク・ターナーとのピアノレス・カルテットということなので聴いてみたいと思いました。ECMから出たマーク・ターナーの新譜が同じ編成(メンバーは異なる)ということで比較する楽しみもありました。

硬派な演奏ですが聴くのに緊張を強いられるような内容にはなっていません。これもひとえにハレルの作る曲があまり抽象的ではなく、メロディーを口ずさめるようなものだからだろうと思います。当然メロディーに沿ったアドリブなのでアドリブ内容が素直に聴きとれます。途中に挟まる組曲の存在がそれをよく表しています。全12曲ハレルが作曲。

3曲目から8曲目は組曲《ザ・アドベンチャー・オブ・ア・クイクサティク・キャラクター》なので編曲を重視しているところがあり、アドリブ一発で聴かせるわけではないのが聴きやすさにつながっていると思います。この組曲タイトル《ドンキホーテ的性格のキャラクターの冒険》のとおりの雰囲気は、時にスリリングな事もありながら聴く人をゆったりした旅心地にさせてくれる良さがあります。ただ逆にアドリブ一発の緊張感を聴きたい派にはちょっと緩い内容に感じられるかもしれません。

ハレルはいつものハレルで特に奇をてらうこともなく、安定したトランペット/フリューゲルホーンを聴かせてくれるので安心して聴いていられます。意外性のある人選のターナー、これが実に上手い具合にハレルと絡んでくれています。いつものターナーらしいクールな雰囲気でターナー節のフレージングをしていながら、ハレルとの温度感/距離感を絶妙に融和させているのはさすがだと思います。最近のターナーの充実ぶりには関心しきり。この2人が奏でる厚みのある暖かいアンサンブルは心地よいです。

話はちょっとそれますが、ターナー自身のECM新譜の方はレーベルカラーに沿った緊張感を感じさせるものになっていて、これはこれでまた良さがありました。ECM的低体温症が苦手な人にはダメかもしれませんけれど。詳しくは後ほど。

オケグォのベースが全編に渡って効いています。冒頭の曲から分かるとおり”グゥオン・グゥオン”響いて力強いです。この人は名前の持つ響きがそのまんまベース音になっているようで面白いです。クルーズは8ビートから4ビートまで、ジャズビートを安定して供給。凄くパワフルとか、切れ味鋭いとか、新しいビート感覚とかはありませんが、このカルテットにマッチしたグルーヴを出しています。

ハレルの意図の下にメンバーが一体となって、安定感のあるジャズを聴かせてくれる好アルバムだと思います。ピアノがいないジャズは苦手だけれど、そういうのも聴いてみたいと思っているようなジャズ初心者には是非お薦めしたいです。

アルバム名:『TRIP』
メンバー:
Tom Harrell(tp, flh)
Mark Turner(ts)
Ugonna Okegwo(b)
Adam Cruz(ds)

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ヤフオクを利用するには物を見る目が必要です。

最近ヤフオクにカートリッジF-8系が頻繁に出品されます。多分高値で落札されるからだろうと思います。たくさん出るのは良いのですが、中には怪しげな物があるので要注意。今オークションに出ているものにも怪しげなものがあります。

カンチレバーがかなり反っているものがあります。これは普通のレコードはトレースできるでしょうけれど、トレースできないものがあるはずです。前に私が書いたこれらのレコードはまずトレースできないと思います。
これらのレコードが役立っています。
先日も同じような状態の物がそれなりの高額で落札されていましたよ。

カンチレバーがかなり沈んでいるものがあります。これではレコードとのクリアランスがぎりぎりだろうと思います。反りがあるレコードでは底打ちしてしまうのではないかと心配です。多分ダンパーがへたっているのでしょう。

動作確認済みというのですが交換針のノブがきちんと奥まで入っていないものがあります。これ以上押し込めないのだとしたら、金属スリープ部分が錆びている可能性があります。シールドケースの部分にも錆がかなり目立つので、そういう環境に保管されていたものだろうと推測します。カートリッジの中もかなり錆びているかも?怖っ・・・。

以前にもカンチレバーに窪みがある(F-8L)のに竸ったあげく高値で落札されたものがありました。実はこの時竸っていた人が(別の商品で)落札価格を自己吊り上げしていたのではないかという疑惑が、最近徘徊しているオーディオブログに書かれていました。ただしIDの頭3文字しか分からないので同一人物かどうか断定できません。

少し前にはカンチレバーが(左右水平方向に)僅かに傾いている(微妙な湾曲)のに、これも竸ったあげく結構高値で落札されたものがありました。この程度なら普通に音が出るでしょうから、精神衛生上の問題だとは思いますが。ただ私なら出しても相場の半額までですね。

まっ、お金がたくさんある人は粗悪品を掴まされても問題ないでしょうけれど、私は基本ケチなので粗悪品を掴まされると例え安く落札してもムカつきます(笑)。またウォッチングだけして、アホな人が高値落札するのを見ては呆れています。「素人だから/専門的知識がないから詳しいことが分かりません。」と言いながら、「こいつは確信犯だよね。」という出品者がいますので、ヤフオクを利用する人は気をつけてください。

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私のプア(貧乏)オーディオの現状

ジャズ新譜紹介を書く気にならず困ったものです。相変わらずジャズは聴いていますよ。嫌いになったわけではありません。ただしカートリッジの音を聴きたいからレコードを聴くことになり、CD(ジャズ新譜)を聴く頻度が落ちていることは確かです。

今日もオーディオ話になってしまいます。私のプア(貧乏)オーディオの現状を紹介しておきます。こんな安いオーディオ装置でオーディオを語っているので、私が書いていることは適当に読み流していただければ幸いです。

P182

レコードプレーヤー: パイオニア PL-380×2台 ヤフオク入手メンテ
カートリッジ: Z-1E、MP-150、F-8L、C-550Ⅱ、M95HE、AT150E ヤフオク入手
ディスクスタビライザー: オーディオテクニカ AT-618、MB RECORD-PUCK
フォノイコライザー: 自作(真空管式)
プリアンプ: 自作(FET式)
ヘッドホンアンプ: 自作(FET/TR式)
チュナー: ケンウッド KT-1010F ヤフオク入手
CDプレーヤー: ティアック CD-H750 新品購入
カセットデッキ: ソニー TC-RX711 ヤフオク入手
パワーアンプ(使用): オンキョー A-705DC(パワーアンプ部) ヤフオク入手メンテ
パワーアンプ(予備): ビクター JA-S75(パワーアンプ部) ヤフオク入手メンテ改造
スピーカー: ダイヤトーン DS-200Z ヤフオク入手メンテ
ヘッドホン: AKG K501 新品購入
RCAコード: オーディオクエスト、オヤイデ、パイオニア
スピーカーコード: S/A LAB SP-2020A
電源コード: S/A LAB自作、ベルデン自作、オヤイデ
スピーカースタンド: タオック SST-40H(鋳鉄製)
オーディオラック: ターゲットオーディオ AERⅡ-4T

・ヤフオク入手品は全て1万円以下。
・ヤフオク入手品で機能に問題があったものは自分でメンテナンスしました。
・機器のメーカーは全て異なっています。メーカーに拘りはありません。
・自作アンプは全てぺるけさんのホームページで紹介されているものです。
・特にヘッドホンアンプは秀逸で、これ以外の物に興味がなくなりました。
・CDプレーヤーは新品購入。デジタルは最新が良いのです。
・CD-H750は2013年に発売したのにもう生産中止。
・最下段のアンプは左側のみ使用。右側は置いてあるだけ。
・カセットデッキ以外の機器の上にはTGメタル/鉛インゴットを乗せています。
・ラックの棚板が弱いのでデュポンコーリアンのオーディオボードを入れています。
・レコードプレーヤーは脚で水平調整ができないので、ラック棚板の支持スパイクの高さ調整で水平をとっています。水準器でチェック。
・私のオーディオで最も高価な物はラックです(笑)。
・スピーカー/重し/スタンド/コンクリートどぶ板で総重量30数kg(1本)です。
・ラックとスピーカースタンドにはきちんとした物を使う主義。

使いこなしの要所はきちんと押さえているつもりです。オーディオは使いこなしが肝心ですからね。こんなんでも意外とまともな音で鳴っていると思います。

ぺるけさんのホームページはこちら⇒「情熱の真空管」
ぺるけさんのヘッドホンアンプの本は以下。

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オーディオテクニカAT150Eの比較試聴

これをやらないと気が済みません。いつもの比較試聴です。2枚のリー・リトナー『オン・ザ・ライン』(ダイレクトカットディスク)を2台のレコードプレーヤーで同時にかけて、自作フォノイコライザーの入力セレクタで瞬時切替試聴。比較の相手はリファレンスZ-1E。

左 : ビクター Z-1E(針:アーピス現行楕円針DT-Z1E)
右 : オーディオテクニカ AT150E(針:純正楕円針ATN150E)

P181

出力はAT150Eのほうが少し小さいです。意外や似た感じの音で鳴ります。このシリーズの最上位機種なのでもっとハイファイ指向の音だと思っていましたが違いました。一言で言えば元気が良い音です。帯域バランス的には高域寄り。Z-1Eの華やかな部分を僅かに抑えた感じに聴こえます。高音はAT150Eの方が出るのですが、華やかさが僅かに抑えられているので耳障りにはなりません(う~む、やっぱり高音が”シャキシャキ”し過ぎて気になるかも、高音過多)。しっかりした高音です。中音の押し出しが良く低音も不足なく出ます。古いジャズも問題なく聴ける音です。松田聖子のサ行は優秀でチェックレコードのトレースも問題なし。

シュアーのベリリウムカンチレバーが繊細できれいな音だったのでそういう音なのかと思ったら、きれいだけれど芯のあるしっかりした高音が特徴でした。シュアーの極薄パイプ(筒)とロッド(棒)の差なのだろうと思います。軽くて硬い素材ならではの高音の伸びは同じでも、形状の違いにより音の質感は違うのだということを再認識。ハイファイで繊細過ぎる音は好みではないので、シリーズ最上位機種に躊躇していた私は何だったのでしょう。もっと早く入手すればよかったと思います。AT150Eの音が気に入りました(と書いたのですが・・・、何度か聴くうちに高音過剰なところが気になりつつあります)。

廉価MM型カートリッジ探求の中で、オーディオテクニカのカートリッジはこれまで8個聴いて、あまり好みの音が出なかったので諦めようと思っていたのですが、今回9個目にしてやっと満足できるものに出会えました。AT150Eは手元に残したいカートリッジです。やれやれ、カートリッジがまた1個増えてしまいました。

聴き込んでみると手元に残すかどうか微妙な風向きになってきました。どうやら私はオーディオテクニカと相性が悪いみたいです。オーディオテクニカのMM型はもうこれ以上探求しないことにします。 2014/10/6
速攻リサイクルとなりました。もう手元にありません(笑)。 2014/10/14

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とうとうオーディオテクニカAT150Eを入手

グレースF-8Lがかなり気に入ってしまったおかげで、またカートリッジを減らしたい気持ちが起きました。手放す対象となったのはAT150Ti(針ATN130E)です。だっていくつかの針を聴いてみたものの満足できる音は出ず、ATN150MLX投入の踏ん切りもつかないままだったからです。で、早速処分してしまいました。

手放した矢先のことです。気になるAT150Eがヤフオクに出たのでウォッチリストに登録して様子を見ていました。これがなかなか値上がりしません。終了15分前、どうせ高値更新されるだろうというこで(最近は10分を切ったあたりから値上がりすることが多いので)入札してみました。するとそのまま競ることなく落札。これにはビックリ!

腐食したヘッドシェルに取付けられていたからでしょうか? カンチレバーに吹き出物があることが分かる針先の写真があったからでしょうか? ケースも付いていたんですけどね~。稀にこういうことがあるんですよね。思わぬ低価格で落札になってしまうことが。出品者は損をしたことでしょう。多分相場の半額以下です。AT150Ti(針ATN130E)を手放したばかりだというのに、今度はAT150Eが私のもとにやって来てしまいました。これも運命。

P178

まずは腐食したヘッドシェルに付いた状態(入手したままの状態)で一度試聴して動作確認。問題ありませんでした。それを確認して腐食したヘッドシェルからカートリッジを外しました。カートリッジ自体には気になるほどの汚れはありません。手持ちのヘッドシェルに再取付け。

P179

やはり金と黒の組み合わせの方が落ち着いた雰囲気です。このカートリッジは何と言ってもベリリウムカンチレバーが特徴。ベリリウムでないと出ない音があるということです。私としては過去にヤマハMC-505(ベリリウムテーパードパイプカンチレバー)とシュアーML140HE(極薄ベリリウムパイプカンチレバー)でベリリウムの音は聴いたことがあります。

MC-505を聴いたのはかなり前なので音は覚えていません。シュアーはベリリウムパイプカンチレバーN140HEとアルミパイプカンチレバーN120HEを聴き比べて、N140HEの繊細微粒子高音と女性ボーカルの柔らかいニュアンスに関心しました。一方でN120HEのストレートな鳴り方にも魅力はありました。ちなみに針N140HEはV15typeⅤ、針N120HEはV15typeⅣ相当です。

N140HE、N120HEについては以前書いた記事を参照。
希少!シュアーのアメリカ製針

P180

AT150Eのベリリウムカンチレバーがどんな音を聴かせてくれるのか楽しみでした。これはなかなか良い感じです。今度は満足できそうです。もう少し慣らし運転をしてからいつもの比較試聴の結果を報告します。

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