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今度はこんなものを入手。

いつまでやるんでしょうね。廉価MM型カートリッジ探究。一度凝るとなかなか抜け出せない私の悪い性分です。こんなものを入手してみました。

1つ目はパイオニアのPC-330/Ⅱです。ジャンク品。でもちゃんと音が出ました。特に保護なく送られてきたのに、カンチレバーは変形していませんでした。渋い色合いの武骨なカートリッジですけれど、私はこのデザインが気に入りました。

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なんでこれがほしかったのかというと、カンチレバーがチタン製だからです。これまでチタンパイプカンチレバーの音は一度も聴いたことがなかったので聴いてみたかったのです。

お気に入りポイントは? 1.ベース部分がアルミダイキャストでしっかりしていること。 2.針ノブが厚みのあるプラスチックでしっかりしていること。 3.カンチレバーがサスペンションワイヤーによってワンポイントサポートされていること。いずれも剛性が高いということで、しっかりした音を出しそうです。私はこういうのが好きなんですよね。

ヘッドシェルはパイオニア純正のアルミプレス。シェルリード線はLC-OFC線が付いていました。針はなんてことはない接合型丸針。軽く聴いた感じではなかなか良さそうでした。これからじっくり聴いてみたいと思います。

2つ目はシュアーのM95HEです。シュアーのHE針(ハイパーエリプティカル針:超楕円針)はV15typeⅣML140HEML120HEM97HEで聴いていますが、ここでもう一度音を再確認しておこうという魂胆です。それら手放してしまった4つは、もう入手困難だったり価格高騰だったりということでこれ。これだって安くはないです。

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デザインはいまいちだと思います。スタイラスガードが一番上でなく、少し下がってこの位置で止まってしまうのが野暮ったさを増しているような気がします。でもこいつはデザイン云々ではなく音が目的なのでO.K.。今の針がダメになったらJICOのS楕円針を付けて聴こうと思います。ネットをググったら、1982年夏のステレオサウンド誌で菅野さんが2星で推薦しているとのこと。それも気に入りました。

まだあまり聴いていませんが、これでしか出ない音があるような気がします。やっぱりシュアーは一目置かれるだけのことはあるかも。以前「今の私はシュアーである必要はない。」なんて書きましたが、結局はここに戻ったりして(笑)。

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