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TA-F222ESAの簡易メンテナンス

少し前にヤフオクで落札してほったらかしにしていたソニーのアンプTA-F222ESAを使えるようにしました。元々動作品なので使えるには使えたのですが、小音量にするとスピーカー保護リレーが接触不良を起こすので、夜に小音量で聴く必要があるため常用できなかったのです。

現行パワーリレーに同様形状のものはないようなので、パワーリレーを外して接点をクリーニングしました。リレーを外すにはそれなりに分解しなければならず、それが面倒だったからほったらかしにしていたというわけ。先日やっと重い腰を上げました。外すネジが多いから面倒なだけで、全てコネクタ接続のため分解作業はしやすいです。まあ分解する順序とかは気を付ける必要はありますが。

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ご覧のようにリヤパネルを外さないと、スピーカー保護リレーが搭載されている基板が外せません。ここまで分解すれば基板は簡単に取り外せます。

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このアンプはコネクタ接続でとても組み立て作業がしやすい設計がされています。これが80年代後半~90年代アンプの合理設計。70年代の職人技で組み立てるアンプとは別物です。パートのおばちゃんやおねーちゃんでもすぐに組み立てられます。人件費(組立工数)を削減するための徹底した設計が必要とされていた時代の産物。こういう簡単組立設計のノウハウがその後の中国生産とかに生かされるわけです。

取り外したリレー基板には大型電解コンデンサが取り付けられるスペースがあり、この基板が上位機種と共用の設計になっていることがわかります。上位機種ではここに電解コンデンサが実装されているはずです。スピーカー保護リレーはA系統とB系統にそれぞれ1個付いています。

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半田を吸取ってパワーリレーを外しました。このパワーリレーは接点がクリーニングしづらい構造です。紙に無水エタノールを染みこませて何度か接点をゴシゴシ。う~む、何ともクリーニングしづらいです。手持ちの未使用パワーリレーには、取付け穴ピッチが同じものがあった(ただし穴自体は少し広げる必要あり)のですが、まずは接点クリーニングで対処することに。上手くいかなければそのパワーリレーを取り付ければ良いでしょう。

再度組み立ててボンネットははずしたままチェックです。アレレッ、A系統にスピーカーをつなぐと左チャンネルから音が全く出ないではありませんか! アンプが壊れたのか?どこかのコネクタが接触不良なのか? 念のためB系統にスピーカーをつなぐと両チャンネルから音が出ます。どうやらA系統のパワーリレーをダメにしてしまったようです(涙)。もう一度分解するのが面倒なので、B系統にスピーカーをつないで使用することにします。B系統のスピーカー端子のほうがリレー基板には近いので音質的には有利のはずですしね。

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というわけでボンネットを取り付けてラックに収めました。シーリングパネル付のシンプルなデザインが良いです。ちなみに私はこのアンプをパワーアンプとして使用しますので、ダイレクトインプット端子(入力切替スイッチを通らない)に入れ、ソースダイレクトON(プリアンプ部を通さずリヤパネル付近のボリュームのみ経由してパワーアンプ部に入る)でボリュームマックスにしています。でもそれだとゲインが高過ぎるのでミューティングONにしました。ボリュームで落すよりは固定抵抗で落とすミューティングの方が音質上は有利なはず。

非常に明瞭で解像度が高い音に聴こえます。狭い部屋なので大パワーは不要。これくらいの規模のアンプが私にはお似合いだと思います。小音量にしても接触不良はなくなりました。当分これを常用機として楽しんでいきたいと思います。

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