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私の”プア(貧乏)”オーディオ(笑)

私のオーディオシステムのグレードダウンはかなり進みました。オーディオというと普及品から入門して、徐々に高級品にグレードアップするのが普通の楽しみ方。でもそんなのありきたりで面白くありません。なので私はグレードダウンで行ってみようと(笑)。どれだけ安いシステムで満足できる音を出せるのか?面白いじゃありませんか。

これがグレードダウンした現状のオーディオシステム。

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実は昨年中にスピーカーをクォードの12L2からダイヤトーンのDS-200Zに交換してあります。たまたまヤフオクで落札してしまったのがきっかけです。安く入手できるなら聴いておいても良いかなという安易な思い付きでした。5050円で落札。オーディオ評論家の故長岡鉄男さんも推薦していた機種なのになぜこんなに安いのか。落札してしまった後で理由が分かりました。

ネット検索するとダイヤトーンのこの頃のスピーカーはウーファーのエッジが硬化しているのだそうです。アチャーッ、皆さんそれをご存知なんですね。ヤフオクの出品コメントでは一応音が出ているということでした。ということはエッジが硬化しているのを暗に示唆しているのでしょう。これではエッジを交換する費用がかかってしまいます。

でも更にネット検索するとウーファーエッジを軟化させる方法が多数ひっかかりました。皆さん同じようなことをやっていたのです。ネット上には今やこういう情報がたくさんあってとても便利。いくつかの方法がある中から簡単で失敗が少なそうなものを実行してみることにしました。

さて届いたスピーカーを確認すると、やはりエッジはカチカチでウーファーが動かないのでした。当然低音は出ません。中高音が”カーカー”鳴っています。ヨッシャーッ!ウーファーエッジ軟化作戦を発動。ブレーキフルードをエッジに浸透させて軟化させます。近所のホームセンターで売っている一番安いブレーキフルードを買いました。

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ネット上にスピーカーの改造をたくさん公開しているサイト(この方は改造したスピーカーをヤフオクに出品している有名な方)があり、ウーファーの取り外し方から詳しく記載されています。それを参考にしてウーファーを取り外しました。

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鉄フレームですけれどなかなかしっかりしたウーファーです。キャンセリングマグネット付の防磁型。このウーファーはローパスフィルターを介せずに接続してあり、高音はウーファーの自然な減衰に任せてあります。ツイーターはU-CON1個のハイパスフィルターで接続。信号をシンプルかつストレートにスピーカーユニットに入れる設計がこのスピーカーの特徴。

エッジの裏側はブレーキフルードを綿棒に付けてダンピング材を拭い取ります。ブレーキフルードを浸透させてダンピング材を軟化させつつ何度も拭いました。ついでにエッジの表側にもブレーキフルードを何度か塗り、エッジはかなり軟化できました。再度組み立てて音を確認すると低音もしっかり出てきます。この作業は一ヵ月ほど経った後に再度実施しています。

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特に目立つ傷もなく外観はなかなかきれいです。このDS-200Zは12L2とは全然音が異なります。何と言っても中音が勢い良く出てきます。なのでサックスとかトランペットの音が気持ち良くてしょうがありません。12L2は中音が控えめのヨーロッパトーンだったのだと改めて実感。ジャズを聴くのには必ずしも適していなかったのです。なるほど、ジャズはDS-200Zのような音で聴いた方が楽しいですね。例のサイトにも書いてありました。ジャズを聴くならJBLかダイヤトーンなのだそうです。納得。

ハイッ、ここでスピーカーを交換することをキッパリ決意。ダイヤトーンDS-66EXの後、タンノイSystem8MkⅡ、タンノイスターリングTWW、クォード12L2と続いた私のメインスピーカーは、またダイヤトーンに戻ることになってしまいました。イギリスの名門スピーカー達よ、これまでありがとう。さようなら!! DS-200Zは低音があまり出ないという意見もありますが、私にはこれで十分。かくしてスピーカーは15分の1以下の価格にグレードダウンしてしまったのであります(笑)。

20年くらい続けた真空管アンプ製作も一旦休止。持っていた真空管パワーアンプを全て処分してしまいました。良く考えたら上記のイギリス製スピーカーを使っていた時期は真空管アンプ自作期と重なることになります。今は自作プリアンプとメンテナンスした古いプリメインアンプをパワーアンプとして使う状態。フォノイコライザーアンプは自作の真空管式。ヘッドホンアンプも自作品。

更にCDプレーヤーもグレードダウンしました。オンキョーのC-7070にオンキョーのDAコンバーター(USB DAC)DAC-1000は、熟慮の上の好選択だと我ながら思っていたのですが・・・。システム的にグレードが合わないだろうということに。

まずハイレゾ音源を聴く機会はあんまりないんです。ハイレゾ用PCがあるわけではなく、ハイレゾを聴く時だけPCをつなぐのがめんどくさいです。更に聴きたい音源があまりないのも痛い。私が聴くのは基本新譜ジャズなのですが、これはもうほとんどCDしか入手できません。MP3配信がありますが、MP3を長く聴くと私は疲れるのでMP3配信はN.G.。古いジャズはレコードを聴いてますし。ということで達した結論はDAコンバータの撤去!

そしてCDプレーヤーC-7070の音が地味で面白くありません。ならばということで、CDプレーヤーも買い換えようと決心。ついでに一連の流れに沿ってグレードダウンしてしまうことにしました。しかしデジタルの世界は最新型が良いのです。音を決めるDAC ICは最新型ほど音が良いというのが電気エンジニアとしての私の持論。ということでAmazonの評価がやたら良かったティアックのCD-H750にしました。

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独特のデザインが気に入っています。買って聴いてみるとお気に入りのアルバム中島美嘉の『トゥルー』が・・・。C-7070ではとてもきれいに聴こえていた声がCD-H750ではそうでもないのです。ストリングスもなんか粗いです。音に元気はあるんですけどね~。C-7070は地味だけれど美音だったのです。品があります。値段が高いだけのことはあるのです。う~む、弱りました。CD-H750、どうしましょうか?

男が一旦決めたこと。もう後戻りしません。キッパリ! CD-H750でイケーッ!(笑) エージングすれば中島美嘉はもう少し何とかなるでしょう。私の耳もこの音に慣れるはず(笑)。昨年末に交換したのでもう4か月過ぎます。エージングが進み、今はそこそこきれいな音でかつ元気よく鳴っているので良しとしています。飾り気がないストレートな鳴り方は廉価カートリッジと共通。今の私のオーディオの方向性にマッチしているのです。

カラッとあっけらかん!音源に入っている音をまんま出しっ放し!それが今の私の”プア”オーディオの音です。潔し(笑)。

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コメント

いっきさん、こんばんは。

いいね!プア・オーディオ。
オレもず〜っとプア・オーディオだよ。
パワード・スピーカー+サブウーハーにMac Miniのみだからね。まぁ、これといったオーディオ機器がない分けよ。
CDプレーヤーは外付けのパソコン用の物。
DAコンバーターもFOSTEXの安いボリュームコントローラーね。
んで、基本PCオーディオなんだけど、オレはPCオーディオだとは思っていないんだよね。MP3音源はゼッタイ聴かない。

今は角が立ち過ぎているFOSTEXサウンドだと思うけど、
徐々にJBLサウンドに差し替えていく予定だよ。
併せてJBLパワードスピーカー+D-130のサブウーハーも自作するよ。もう、全てパワードスピーカーにします。

投稿: tommy | 2014年4月21日 (月) 03時44分

tommyさん

こんばんは。
いいでしょう。プア・オーディオ(笑)。
tommyさんも個性的なオーディオを展開していますね。
ありきたりのオーディオではなく、オーディオにも色々な形態があることを提案していけば良いと思います。
MP3音源は年寄りの耳には会いませんよね(笑)。
tommyさんの新型JBLサウンドが完成したら聴いてみたいです。
パワードスピーカーはプロっぽくて良いですね。
音的には良いと思うのですが、メカフェチな私としては機器数が減ってしまうという点で採用できません。

投稿: いっき | 2014年4月21日 (月) 20時43分

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