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クリポタ買いです。

昨年発売されたジャズアルバムのフォローです。クリス・ポッターが参加しているということで買いました。

P166ジョン・エスクリート『サボタージュ・アンド・セレブレーション』(2012年rec. ESCREET MUSIC)です。メンバーは、ジョン・エスクリート(p, fender rhodes, harpsichord)、デヴィッド・ビニー(as,ss)、クリス・ポッター(ts)、マット・ブリューワー(b)、ジム・ブラック(ds)、付加メンバー:アダム・ロジャース(g)5,7、ストリングス・セクション5名、ブラス・セクション2名です。私の興味はクリポタとビニーとブラック。そう言えばこの人の初リーダー・アルバムを買ったのに、今持っていないということはディスクユニオンに売ってしまったのか? そんな気がしてきました(笑)。

色々な種類のジャズをやって多彩な才能を見せています。全7曲エスクリートが作曲。オープナーは美しいストリングス・アンサンブルだけの演奏で2分少々。曲間なく続けて、少し捻ったメロディーではあるもののフュージョンチックで聴きやすいコンテンポラリーな曲へ。ビニーのアルト、エスクリートのピアノ、クリポタのテナー・ソロが楽しめます。

3曲目はピアノ独奏から静かに入っていきなりホーン群のフリーな咆哮で集団即興。続くピアノ・ソロはベタなフリー・ジャズ。後半は一転して力強いアップテンポのビートに乗って、ピアノ・ソロ、テナー・ソロが展開。前半が曲名の”サポタージュ”で、後半が曲名の”セレブレーション”ということで、イメージ的にはそのままの捻りなし。

4曲目はピアノ・トリオ演奏。前半は静かに空間多めのフリー・ジャズ。後半は強力なビートに乗ってフリー・ジャズ。ブラックらしいドラミングが良いです。5曲目はテーマにロジャースのギターが入ったコンテンポラリーな8ビート曲、エレピ、テナー、アルトのソロが楽しめれば良し。

6曲目は複雑なビート・チェンジがあるコンテンポラリー曲。こういうビートはブラックに叩かせるとツボに嵌ります。ブラック起用の意味がここにあるのです。ピアノ・ソロのあと、アルト・ソロ、テナー・ソロが交互に2回ずつ。ボケッと聴いているとクリポタとビニーのチェンジを聴き逃します。似たような節回しなのです。

ラストはまたテーマだけにギターが入るコンテンポラリー曲。テーマだけにロジャースを起用するなんて贅沢な! 前半はバラード調できれいなピアノ・ソロ、中盤にコーラスが少々入りスペイシーな雰囲気、後半はストリングスが入ってアップ・テンポに。ちょっと手拍子も入ったりして面白いです。ビニーのソプラノ・サックス・ソロ(クリポタに吹かせていないのが捻りか?)で盛り上がります。

エスクリートらしいバラエティーに富んだ作編曲だとは思いますが、ちょっと散漫な感じは否めません。表現手法としても特に新しくはないです。私としてはクリポタのテナーが楽しく聴けて、ブラックのドラミングがカッコ良かったので○。

アルバム名:『SABOTAGE AND CELEBRATION』
メンバー:
John Escreet(p, fender rhodes, harpsichord)
David Binny(as, ss t7)
Chris Potter(ts)
Matt Brewer(b)
Jim Black(ds)
ADDITIONAL PERSONNEL:
Adam Rogers(g) t5,t7
Louis Cole(vo), Genevieve Artadl(vo), Nina Geiger(vo) t7
STRING SECTION:
Fung Chern Hwei(violin)
Annettn Homann(violin)
Hannah Levinson(viola)
Mariel Roberts(cello)
Garth Stevenon(double bass)
BRASS SECTION:
Shane Endsley(tp)
Josh Roseman(tb)

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