ちょっとした新発見!
私のレコードプレーヤーキャビネットDK-300は、ダストカバーが開いた状態で止まりにくい(止まらないわけではない)まま使ってきました。今回新たな発見によりその不満が解消されることに。
実は最近ヤフオクにDK-300の蝶番が出品されていて、それを見てあることに気付いたのです。DK-300の蝶番はバネのねじれでダストカバーを跳ね上げるのではなく、バネの伸縮で跳ね上げる仕組みです。これは以前から気が付いていました。下記写真(勝手に拝借させていただきました。ご容赦願います。)をご覧下さい。
バネの下方にネジがあるではありませんか。ハタと気付きましたね!! これはバネの反発力を調整するネジです。バネを圧縮するようにすれば反発力が増して、ダストカバーは落ちて来なくなるはずです。
で、早速このネジを目いっぱい締めてみました。やっぱりね。ダストカバーは開いた状態で固定できるようになりました。中間の位置でも止められるようになりました。
これくらいの開位置から止まります。あ~っ、このキャビネットを使いだしてからもう15年経ちます。これまでのわずらわしさは一体何だったのでしょうか。もっと早く気付きたかったです。今回の発見でこのキャビネットを更に長く使い続けたくなりました。同じお悩みをお持ちの方は試してみることをお薦めします。
それにしてもDENONはなかなかやりますよね。こんなところにまで凝った仕掛けを組み込んでいるなんて。TRIOなんかは蝶番をプラスチックで作っているので、プラスチックの劣化で蝶番が割れてバネが飛び出してしまう始末。もちろんダストカバーを開けて止めることはできなくなります。
工学系の私としてはこういう”ものつくり”に妙に感動してしまいます。ますますレコードを聴くのが楽しくなった今日この頃。めでたしめでたし(笑)!
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