レコードプレーヤーのトーンアームを交換しました。
まだまだオーディオ病進行中(笑)! 今度はレコードプレーヤーのトーンアームを交換してしまいました。ターンテーブルDP-3000を中心としたプレーヤーの方です。
これまでマイクロのMA-202という古いトーンアームを使ってきました。カートリッジ交換時の調整はやりやすく、見た目も美しく、音についても特に不満はありませんでした。まあそれでもいくつか気になる部分がないわけではなく、オーディオなんてものは何かしら満足できない部分を残しながら、色々試行錯誤してやっていくのが楽しいのですからそれで良いのです。
で、前から気になっていたトーンアームにビクターのUA-5045/7045があります。もう1台のレコードプレーヤーとして使っていたQL-7Rにはその廉価版が乗っていて、これをDP-3000の方にも使ってみたかったのです。しかしこれらのトーンアームはヤフオクでも結構な値が付きます。今の私はいかに廉価にシステムを組むかがテーマなので、なかなか入手できない状況でした。
でも最近、相当品トーンアームが乗ったレコードプレーヤーJL-B61Rのジャンク品がヤフオクに出てきました。気配としてそれほど値が上がらなそうだったので、思い切って落札してみることに。ジャンク品なのでトーンアームにガタがあって使えない可能性も考えた上での落札です。
JL-B61Rを出品していたのは、ヤフオクにジャンク品をたくさん出している有名なお店。私は今回初めて利用しました。結構丁寧に梱包して送ってくれたのは意外でした。届いたものはジャンク相応の汚れです。早速トーンアームのガタつきをチェック。大丈夫そうです。よくよく確認すると水平に回転する部分がほんの少し上下するのですが、まあこのくらいなら良いということで、まずはトーンアームをクリーニング。それから移植作業へ。
今回は10cm角2mm厚のアルミ板をベースにして取付けました。こうすれば取付け穴周辺に開いたいくつかのネジ穴とかボロを隠せます。なかなかしっかり取り付けることができました。見た目もそれほどおかしくはないです。
トーンアームは頑張ってクリーニングしたのでかなりきれいになったと思います。この機種にありがちなバランスウエイトの垂れ下がりはほとんどないです。不具合点はアームリフターが速攻で降りてしまうこと。ここは手動でゆっくり降ろすしかありませんね。
肝心の音なのですが、高音にキラキラしたところがあります。ピアノの強打に付帯音のような音が乗る感じもします。何か明るく楽しい音。振動をダンピングせずそのまんま鳴らしちゃえみたいな音に聴こえます。と最初は思ったのですが、その後もう1台のレコードプレーヤーと比較して特に問題は感じませんでした。当分このトーンアームを使ってみることにします。
JL-B61Rに乗っているターンテーブルTT-61の方はと言うと、33回転は安定して回転しているようなのですが45回転は不安定。一応裏返して蓋を開けてみましたが、ダメそうなトランジスタや電解コンデンサーは無さそうです。今はトランジスタと電解コンデンサを交換する気にならないので当面保管。そのうち修理するかもしれませんし、ヤフオクにジャンク品として出品するかかもしれません。下の写真はクリーニング後。プラッターの錆は取りきれないです。
JL-B61Rのキャビネットは脚が1個欠品で、ダストカバーは傷だらけ。こいつらはいつものガレキ行きでしょうね。
アナログっていじるところがたくさんあって楽しいですよね。
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