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日本のジャズを聴こう!

日本のジャズにも面白いものはたくさんあって、現在進行形で時代と共に流れているのです。来週は甲府 「桜座」 に高瀬アキさん、スガダイローさん、山下洋輔さん、フルデザインレコードの皆さんがやってきます。何なんでしょ!この怒涛の来県は。全部は観られないけれど、せめてスガダイロートリオだけは押さえておこうと思います。

今日紹介するのはそのフルデザインレコードから出た1枚です。これがフルデザインレコードのアルバムだとは知らずに買いました。

P120_3『トリオねじ×林栄一』(2012年rec. Fulldesign Records)です。メンバーは、トリオねじ:加藤崇之(el-g)、かわいしのぶ(el-b)、藤掛正隆(ds)、ゲスト:林栄一(as)です。ディスクユニオンJAZZ館のニューリリースを見て買いました。私が好きなジャズマンの林栄一さんと加藤崇之さんがいますからね。お2人のライブは「桜座」で何度か観ていますが最高でした。これはもう聴くしかないでしょ! もちろんAmazonで買いました。

浅草合羽橋における加藤さんの絵画個展週間でのトリオねじのライブに、林さんがゲストで加わった時の模様を中心に構成されているアルバムだそうです。林さんの奔放アルトサックスと加藤さんの異次元ギターが相まみえてガチンコ痛快フリージャズを展開。ロックリズムに乗ってエレクトリックでアバンギャルドな演奏を繰り広げます。林さんのアルトも加藤さんのギターも迫力十分。

ただ爆音で疾走するだけではなく、間には感性をくすぐるような音の交錯を交えながら緩急をつけて進んで行きます。曲の展開は70年代エレクトリック・マイルスのような感じなので私の大好きなパターン。フォーマット的にはもう古いのかもしれませんが、こういうのは新しいとか古いとかではなく、自由な空間でジャズマンが自分のサウンドをぶつけ合って絡んでいくのを楽しめば良いのです。ラスト曲《ズック》はどことなく80年代マイルスの曲に似ていたりする部分があって私的にはニンマリ。

いつもの抜けの良い音で自由気ままにアルトを咆哮させる林さん、エフェクターを駆使してギターから無限のサウンドを繰り出す加藤さん、アーティストであって職人気質を持っている方達だと思います。そんなお2人のぶつかり合いを小細工なしの太いグルーヴでグイグイ盛り上げるのがエレベのかわいさんとドラムの藤掛さん、パワフルです。バンドとしてのチームワークも良いですね。

できれば大きな音量で浴びるように聴きたいところです。私はこのアルバムがかなり気に入っています。

ちなみにこのアルバムに参加しているメンバー全員が来週「桜座」にやって来ます。

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